「Sora 2」は日本語で使える?初心者向けかんたんガイド

ChatGPT

「Soraって日本語で使えるの?」「日本語で指示しても動画は作れる?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

OpenAIが開発した動画生成AI「Sora 2」は、日本からでも利用可能です。ただし、日本語対応の範囲やプロンプトの精度、料金体系など、初心者が知っておくべきポイントがいくつかあります。

この記事では、Sora 2の日本語対応状況から具体的な使い方、つまずきやすいポイントまで、初心者向けにわかりやすく解説します。

📖この記事のポイント

  • アプリ版なら日本語UIで使える一方で、Web版は英語表示のみ(しかし直感的操作で使えるから心配なし)
  • 日本語プロンプトで生成できるが、英語の方が精度が高いためChatGPTでの翻訳がおすすめ
  • 日本語の音声や字幕も生成可能だが、違和感のある場合も
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「Sora 2」についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください!

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

日本語で「できること/できないこと」

Sora 2は基本的に日本語環境でも利用できますが、項目によって自身での設定が必要なものもあり対応状況が異なります。ここでは、日本語で何ができて何ができないのか、3つのポイントに分けて詳しく見ていきましょう。

アプリや画面の日本語対応

ブラウザ版のSora2は現時点で日本語への言語切り替え機能がなく、英語表示のみとなっています。一方、アプリ版では、デバイスの言語設定が日本語になっていれば、アプリのUIも自動的に日本語表示されます。つまり、日本語で快適に操作したい場合は、アプリ版の利用がおすすめです。

一方で、上位モデルである「Sora 2 Pro」はまだアプリ版では使えないなどの制限も(公開時点)。英語がわからなくてもブラウザ版で直感的に作業できるので、使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

日本語プロンプトでもOK

Sora 2は日本語でのプロンプト入力に対応しており、指示を理解した動画が生成されます。

ただし、AIの学習データは主に英語で構成されているため、概念の理解精度は英語のほうが高い傾向があります。例えば「猫」よりも「cat」、「公園」よりも「park」と入力したほうが、より意図に近い映像が生成されるのです。

英語が苦手な方は、ChatGPTなどの翻訳機能を活用しましょう。日本語でざっくりとした指示を入力し、それを英語の詳細プロンプトに変換してもらえば、より高品質な動画を生成できます。Sora2だけではなく、プロンプト作成自体も生成AIに任せるのがクオリティを上げるコツです。

「Sora 2」の効果的なプロンプトについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をチェック!

日本語の音声・字幕・テロップの生成

Sora 2は日本語の音声や字幕を生成でき、自然な日本語出力も可能です。発音やイントネーションも比較的自然で、実用レベルに達しています。

ただし、完璧ではありません。一定の確率で発音のアクセントに違和感があったり、字幕の表示が崩れたりすることがあります。また、日本語に限らず、リップシンク(口の動きと音声の同期)があまり得意ではありません。

日本から使える?必要な条件や料金

現在、Sora2は段階的に公開が進められており、誰でもすぐに使えるわけではありません。用には招待コードが必要で、順次アクセス権が配布されています。

料金体系は以下の通りです。

モデル/サービス料金主な機能・特徴制限・注意点
Sora2無料・10秒の動画生成生成回数は30回/24時間のローリング方式
Sora2 Pro月額200ドル・15秒の動画生成
・解像度の選択が可能
・プロンプト忠実度が向上
ChatGPT Proプラン加入者のみ
無制限に生成可能
ブラウザ版のみ
SNSアプリ「Sora」無料・10秒の動画生成
・投稿機能
・Cameo機能
・リミックス機能
将来的に課金制になる可能性あり
Proには対応していない

特に注目すべきは、最新の高性能モデル「Sora 2 Pro」を使うにはChatGPT Proプランへの加入が必須という点です。

また、SNSアプリの「Sora」はSora2の動画生成に加え、Cameo機能(自分の顔を他の動画に合成)やリミックス機能(他人の動画を再編集)などが楽しめます。

招待コードの入手方法について詳しく知りたい方は下記の記事をチェック!

「Sora 2 Pro」についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をチェック!

日本語ではじめる手順(最短3ステップ)

SNSアプリ「Sora」を日本語環境で使い始めるのは、実はとても簡単です。ここでは、アプリのダウンロードから実際の動画生成まで、3ステップで解説します。

アプリ版(iOS)の始め方
  • Step1
    アプリをダウンロードする


    まずは公式アプリをダウンロードします。デバイスの言語設定が日本語になっていれば特別な設定は必要なく、インストール後のアプリUIも自動的に日本語表示されます。

    ◼︎アプリのインストール・Web版のアクセスは下記から可能です。
    アプリDL

  • Step2
    Step2:招待コード入力する

    アプリを起動すると、招待コードの入力画面が表示されます。事前に入手した招待コードを正確に入力しましょう。

  • Step3
    プロンプトを入力する

    招待コード認証が完了したら、いよいよ動画生成の画面に進みます。「どんな動画を作りたいか」を日本語または英語で入力しましょう。例えば「桜の木の下で笑顔の女性が歩く動画」のように、具体的に記述するほど精度が上がります。

  • 参考
    アルゴリズムの設定について


    「Sora」では好みに合わせて流れてくる動画のジャンルを設定することも可能です。

    タイムラインの「あなたへのおすすめ」から「気分を選ぶ」で入力欄が出てきます。こちらも日本語に対応しているため、「動物」や「日本人」のように設定して他の方が生成した動画もぜひ見てみてくださいね。


つまずきやすいポイントと直し方(Q&A)

Soraを使い始めると、いくつかの壁にぶつかることがあります。ここでは、初心者がつまずきやすい6つのポイントと、その解決方法をQ&A形式で紹介します。

Q
人物写真から動画を生成したいのですが…
A

Soraは、静止画像から動画を生成する機能(Image to Video)に制限があります。特に人物の顔写真をアップロードして動かそうとすると、プライバシーやディープフェイクのリスクから生成が拒否されることがあります。

アプリ版「Sora」ではCameo機能を活用でプライバシーを許可すると生成可能になります。

Q
日本語の字幕が文字化けしてしまいます…
A

日本語の文字化けはSoraだけでなく、生成AI全体で課題として挙げられています。

生成結果が崩れた場合は、何度か再生成してみてください。AIの出力はランダム性があるため、試行回数を増やすことで正常な結果が得られることもあります。また、AIでは文字を入れず、生成した動画を編集するのが確実な方法です。

Q
音声が日本語にならない/違和感があります…
A

音声が英語になってしまう場合は、プロンプトに「日本語で話す」「日本語のナレーション付き」と明記しましょう。

発音やアクセントについては現時点では完全な解決は難しく、複数回生成して最も自然なものを選ぶアプローチが現実的です。生成AIにさまざまなアプローチのプロンプトを考えてもらうところから試してみると良いでしょう。

Q
人物が日本人っぽい顔になりません…
A

Soraは英語圏の概念でデータを学習しているので、海外の方が想像する日本になりがちです。こちらも生成AIにプロンプトから考えてもらうのがおすすめ。「Japanese person」「アジア系の顔立ち」「黒髪」「日本人女性」のようにプロンプトを変えると結果も変わることがあります。

Q
ウォーターマークを外したいのですが…
A

Soraは無料版・上位モデルのProともにウォーターマークは外せません。外すためのツールがSNSで出回っていますが、公式で出しているものではないため、活用は控えましょう。

Q
思い通りの動画が作れません…
A

AIは指示の解釈にばらつきがあるため、一度で思い通りの結果が出ることは稀です。プロンプトエンジニアリングのスキルが向上しても完全な結果になることはありません

AIから出てくるアウトプットを楽しみ、そこからベストなものを探すことを楽しむくらいの気持ちがベストです。

まとめ

本記事ではSora2の日本語環境について解説しました。ポイントは以下の通りです。

  • アプリ版は日本語UIで操作できる一方で、Web版は英語のみ
  • どちらも日本語プロンプトにも対応しており、音声や字幕も日本語で生成可能(違和感のある場合あり)
  • プロンプトは英語のほうが精度が高い傾向
  • ChatGPTと組み合わせたプロンプト作成複数回の試行などの工夫をすれば、日本語環境でも高品質な動画を作成できる

まずは日本語で気軽にプロンプトを入力して、Soraの可能性を体験してみてください。この記事が、あなたのSora活用の第一歩になれば幸いです。

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