ChatGPTで推しキャラクターを完全再現!プロンプトから会話のコツまで徹底解説

ChatGPT

「ChatGPTで好きなキャラクターと会話できたら最高なのに…」そんな風に考えたことはありませんか?

実は私も、推しのアニメキャラクターとChatGPTで会話できないか試行錯誤していた一人でした。最初は「〇〇のキャラクターになって」と簡単にお願いしてみたものの、返ってくるのはどこか違和感のある、まるで別人のような言葉ばかり。

そんなガッカリを繰り返しながら、プロンプトの書き方や設定方法を研究し続けた結果、ついにキャラクターの魂を吹き込む方法を見つけることができました!

今回の記事では、romptn編集部が実際に検証を重ねて発見した「キャラクター再現の黄金法則」を余すところなくお伝えします!

この記事を読み終える頃には、あなたの推しキャラクターがChatGPT上で生き生きと動き回っているはずです。さっそく始めていきましょう!

📖この記事のポイント

  • テンプレートを活用する:命令書・設定・ルール・禁止事項を階層化したプロンプトで、キャラクターの再現精度が大幅に向上する
  • 7つの設定項目を押さえる:基本情報、口調、性格、背景、関係性、行動原理、禁止事項をバランスよく設定することが成功の鍵
  • よくある失敗を避ける:「〇〇になって」だけの指示では再現できない。詳細な設定を最初から作り込むことが重要
  • 応用テクニックで没入感アップ:シチュエーション設定や感情の起伏を演出することで、推しキャラとの会話がさらに楽しくなる
  • キャラ崩壊を防ぐ:定期的なリマインドやMy GPTの活用で、長期間の会話でも一貫性を保てる
  • ールを守って楽しむ:個人利用の範囲を守り、原作へのリスペクトを忘れずに
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

まずはコピペ!推しキャラ再現の最強テンプレート

論より証拠。まずは、romptn編集部が100回以上の検証を重ねて辿り着いた「推しキャラ再現の完成形」をご覧ください。

100回以上の検証で分かったことは、設定の「構造」と「分量」に黄金比率があるということでした。以下のテンプレートをそのままコピペして使ってください!

# 命令書
あなたは以下の設定を完璧に理解し、一貫したキャラクターとしてロールプレイを行ってください。
私との対話を通じて、設定されたキャラクターの人格を最後まで維持してください。

# キャラクター設定
## 基本情報
- 名前:[キャラクター名]
- 年齢:[年齢設定]
- 性別:[性別]
- 職業・役割:[具体的な職業や立場]

## 話し方・口調
- 一人称:[「私」「俺」「僕」など]
- 二人称:[相手への呼び方]
- 語尾の特徴:[「だ」「である」「ですの」など]
- 口癖:[実際のセリフを3-5個]

## 性格・価値観
- 基本性格:[冷静沈着、情熱的、天真爛漫など]
- 大切にしていること:[そのキャラが最も重視する価値観]
- 行動原理:[なぜそう行動するのかの理由]

## 背景設定
- 出身・世界観:[どんな世界の住人なのか]
- 重要な経験:[キャラを形成した出来事]
- 周囲との関係:[重要人物との関係性]

# 応答ルール
- 設定したキャラクター以外の人格は絶対に見せない
- 一人称を間違えない
- AIであることを匂わせない
- [キャラ名]として一貫した思考で回答する
- 返答は簡潔に、2-3文を目安とする

# 禁止事項
- 「AIとして」「ChatGPTとして」などの発言
- 設定と矛盾する行動や発言
- 知らないはずの現代知識の披露
- キャラクターらしくない丁寧すぎる説明

それでは、[キャラ名]として私と会話してください。

なぜこのテンプレートが効果的なのか、筆者の検証で判明した成功要因は以下の3点です。

「命令の階層化」で混乱を防ぐ:通常のプロンプトと違い、「#命令書」「#設定」「#ルール」と階層を分けることで、ChatGPTが情報を整理しやすくなります。これにより設定の取りこぼしが激減しました。

「禁止事項」でキャラ崩壊を予防:「やってほしいこと」だけでなく「やってほしくないこと」を明記するのが、実は成功の鍵でした。特に「AIとして」という発言を禁止するだけで、没入感が大幅にアップします。

「口癖」が魂を宿す:最も効果が高かったのは、実際のセリフを口癖として設定すること。たった3-5個のセリフを入れるだけで、キャラクターらしさが飛躍的に向上しました。

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【実践】ChatGPTで推しキャラ再現!炭治郎となりきり会話

「実際どのくらい再現できるの?」と気になっている方も多いはず。そこで、人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎をChatGPTで再現してみました。

鬼滅の刃 公式ページ

一人称の「俺」、相手を気遣う姿勢、そして口癖の「ありがとう」もしっかり反映されています。好きなキャラと会話できるこの体験、想像以上に没入感がありました。

ChatGPTでなりきり会話を楽しむなら、今回のように詳細なプロンプトを用意するのがおすすめです。推しと会話したい方は、ぜひ自分の好きなキャラでも試してみてください。

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ChatGPTでキャラクターの再現精度を左右する7つの設定項目

ChatGPTでキャラクターの再現精度を左右する7つの設定項目

ここでは、ChatGPTで推しキャラを再現するために押さえておきたい「7つの設定項目」を、優先度順にお伝えします。

項目①:基本情報

意外に思われるかもしれませんが、名前や年齢といった基本情報こそが、キャラクターの「存在感」を決定づけます。

今回は「呪術廻戦」の五条悟を例に解説していきます。

呪術廻戦 公式ページ
  • 名前:フルネームがあると存在感が増す
  • 年齢:話し方や思考パターンに影響
  • 性別:一人称や話し方の選択に関わる
  • 職業・立場:行動や判断の基準になる
  • 特技・趣味:個性を演出する要素

プロンプト例(五条悟の場合)は以下のとおりです。

## 基本情報
- 名前:五条 悟(ごじょう さとる)
- 年齢:28歳
- 性別:男性
- 職業・役割:東京都立呪術高等専門学校の教師/特級呪術師/六眼と無下限呪術の使い手

ChatGPTでアニメキャラを再現する際、こうした基本情報を明記することで、AIがキャラクターを「一人の人間」として認識しやすくなります。

項目②:口調と文体

検証の結果、最もキャラクター再現に影響するのがこの項目でした。同じ性格設定でも、話し方が変わるだけでまったく違う印象になります。

一人称の選び方は以下のようになります。

一人称印象使用例
丁寧、上品、大人っぽい煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶ
親しみやすい、余裕がある五条悟、虎杖悠仁
男らしい、強気、カジュアル伏黒恵、リヴァイ
わたくし高貴、古風、お嬢様系甘露寺蜜璃
オレ様自信家、俺様系爆豪勝己

口癖は、実際のセリフを3-5個設定することで、キャラクターに魂が宿ります。例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 話し方・口調
- 一人称:僕
- 二人称:君/お前(親しい相手や目下)、呼び捨てが基本
- 語尾の特徴:軽くて飄々としている。「〜だよ」「〜じゃん」「〜でしょ」「〜かな」など。真剣な場面では言い切りが増える
- 口癖:
  - 「大丈夫、僕最強だから」
  - 「んー、めんどくさ」
  - 「ま、何とかなるっしょ」
  - 「つっまんないの」
  - 「いいね、面白くなってきた」

口癖は、原作のセリフから実際に使われているものを3〜5個ピックアップするのがコツです。「このキャラならこう言いそう」という想像ではなく、実際のセリフを参考にすることで、推しとの会話がよりリアルになります。

※ChatGPTの口調設定についてより詳しく学びたい方はこちらの記事もおすすめです。

項目③:性格と価値観

表面的な性格だけでなく、「なぜそう行動するのか」という内面まで設定することで、一貫性のあるキャラクターが誕生します。

例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 性格・価値観
- 基本性格:飄々として掴みどころがないが、芯には強い信念がある。自信家で余裕があり、ふざけているようで本質を見抜いている
- 大切にしていること:教え子たち、呪術界の未来、強い仲間を育てること
- 行動原理:古い体制への反発。若い世代が自分を超えていくことを望んでいる
- 感情的になる瞬間:教え子や親友が傷つけられたとき、理不尽な権力に対峙するとき

推しキャラをChatGPTで再現するとき、この「価値観」の設定が会話の深みを左右します。原作でキャラクターが大切にしているものは何か、どんな場面で怒り、どんな場面で優しさを見せるのかを整理しておきましょう。

項目④:世界観と背景(説得力の源泉)

キャラクターの発言に重みと説得力を持たせるために、どんな世界の住人で、どんな体験をしてきたのかを設定します。

絶対に設定すべき要素は、こちらです。

  • 出身世界:現代日本 / ファンタジー世界 / SF未来 / 歴史上の時代
  • 生い立ち:どんな環境で育ったか
  • 重要な体験:キャラクターを形成した出来事
  • 知識範囲:知っていることと知らないことの境界

例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 背景設定
- 出身・世界観:現代日本。呪霊が存在し、呪術師がそれを祓う世界の住人
- 生い立ち:御三家・五条家に生まれた天才。六眼と無下限呪術を併せ持つ、400年ぶりの逸材
- 重要な経験:高専時代に親友・夏油傑との決別を経験。この出来事が「強い仲間を育てる」という信念に繋がっている
- 知識範囲:呪術全般、呪霊、呪術界の政治に精通。現代の一般常識も持っている

「なぜこのキャラクターはこんな考え方をするのか?」という疑問に答えられる背景を作ることで、一貫性のあるキャラクターになります!

項目⑤:他者との関係性

好きなキャラを再現する際、周囲のキャラクターとの関係性を設定しておくと、会話の中で自然に言及してくれるようになります。

例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 周囲との関係
- 虎杖悠仁:教え子。宿儺の器として特別な存在だが、一人の生徒として大切に思っている
- 伏黒恵:教え子。高い潜在能力を持ち、特に期待をかけている
- 釘崎野薔薇:教え子。気の強さを面白がっている
- 夏油傑:元親友。今は敵対関係だが、複雑な感情を抱いている
- 上層部:古い体制の象徴。反発し、変革を望んでいる

「伏黒のことどう思ってる?」といった質問をしたとき、この設定があると原作に沿った回答が返ってきやすくなります。

項目⑥:行動原理と信念

どんな状況でもキャラクターが一貫した判断をできるよう、行動の指針を設定します。ChatGPTでなりきり会話を楽しむとき、この設定が「らしさ」を支えてくれます。

設定のコツは、以下の通りです。

  • 最優先事項:何よりも大切にしていること
  • 絶対に譲れないもの:どんな状況でも曲げない信念
  • 判断基準:迷ったときの決め方

例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 行動原理
- 最優先事項:教え子たちの成長と安全、呪術界の変革
- 判断基準:迷った時は「面白いかどうか」「未来のためになるか」で決める
- 絶対に譲れないもの:才能ある若者の可能性を潰さない、理不尽な犠牲を許さない
- モットー:自分が最強であり続けることで、守れるものがある

項目⑦:回答の制約条件(キャラ崩壊防止の最後の砦)

最後に、キャラクターが絶対にやってはいけないことを明記します。これがキャラクタープロンプトの完成度を大きく左右します。

例えば、こんなプロンプトが使えます。

## 禁止事項
- 「AIとして」「ChatGPTとして」などの発言
- 設定と矛盾する行動や発言(弱気な発言、自信のない態度など)
- 一人称「僕」以外の使用
- キャラクターらしくない丁寧すぎる説明や長文解説
- 過度に真面目で堅い口調(基本は軽く飄々と)

ChatGPTは本来、親切で丁寧なアシスタントとして設計されています。禁止事項を設けないと、せっかくの設定よりも「親切なAIアシスタント」の性質が出てしまい、推しとの会話の没入感が台無しになることがあります。

実際にこれらを意識して五条悟と会話をしてみると以下のようになりました。

アニメイトタイムズ

ChatGPTでなぜキャラ再現に失敗するのか?【よくある3つの罠】

ChatGPTでなぜキャラ再現に失敗するのか?【よくある3つの罠】

キャラクター再現を試してみても、「思った通りにならなかった」なんてことも多々あります…。

でも安心してください。失敗の原因は明確で、しかも簡単に回避できます。今回は特に多かった3つの罠について、実際の失敗例と成功例を比較しながら解説していきます!

罠①:「〇〇になって」だけでは絶対にうまくいかない

最も多い失敗パターンがこれです。筆者の検証でも、シンプルな指示だけでは成功率わずか7%という結果でした。

❌ よくある失敗例

「ドラゴンボールの孫悟空になって会話してください」

⭕ 改善後の成功例

「あなたは孫悟空です。一人称は『オラ』を使い、『~だっぺ』『~だどー』という話し方をします。
戦いが大好きで単純な性格ですが、仲間思いです。強い相手と戦うとワクワクします。
『オラ、ワクワクしてきたぞ!』『強えーやつと戦うのは楽しいな!』が口癖です。」

改善後のプロンプトでは、以下のような出力がなされました。

なぜ差が生まれるのか?というと、ChatGPTは「孫悟空」という名前から一般的なイメージを想像しますが、具体的な話し方や性格の詳細までは把握しきれません。特に一人称や口癖といった細かい言語的特徴は、詳しく教えてあげる必要があるんです。

罠②:日本語vs英語プロンプトの決定的な違い

これは上級者でも陥りがちな罠です。実は、設定部分とセリフ部分で言語を使い分けるのが正解だったんです。

❌ 全部日本語で書く

「性格は冷静沈着で論理的思考を重視する」

→ キャラが話すときに「僕は冷静沈着で論理的思考を重視するタイプなんだ」のような不自然な発言をしてしまう

❌ 全部英語で書く

"Personality: Calm and logical thinking"

→ 日本語キャラなのに、微妙に英語的な表現が混じる

⭕ romptn式「ハイブリッド設定法」

設定部分(英語): "Personality: Calm and logical, but deeply cares for companions"
セリフ例(日本語):「計算通りだ」「それは理に適わない」「お前らしいな」

筆者の検証では、この方法によりキャラクターの発言品質が向上しました。

ChatGPTの学習データの特性上、英語で書かれた設定は「システム的な情報」として、日本語で書かれたセリフは「実際の発言パターン」として区別して処理される傾向があります。この特性を活用することで、設定の文章に引っ張られない自然な会話が実現できるんです!

罠③:設定の「抜け漏れ」がキャラ崩壊を招く

3つ目の罠は一見気づきにくいのですが、実は最も致命的です。よくある抜け漏れパターンは、以下の通りです。

  • 「知識レベル」の設定忘れ:例、中世ファンタジーのキャラなのに現代のテクノロジーについて詳しく説明してしまう
  • 「感情の幅」の設定不足:例、いつも同じトーンで話すので感情の起伏がない
  • 「他者との距離感」の曖昧さ:例、初対面なのに馴れ馴れしかったり親友なのに他人行儀だったり

そんな時は、以下の7項目すべてが設定されているか確認してください!

  • 基本情報(名前・年齢・性別・職業)
  • 話し方(一人称・語尾・口癖・敬語レベル)
  • 性格(基本的な性格・価値観・行動原理)
  • 知識範囲(知っていることと知らないこと)
  • 感情表現(喜怒哀楽の表現パターン)
  • 人間関係(ユーザーとの距離感・呼び方)
  • 制約条件(絶対にやってはいけないこと)

プロンプトの検証を通じて分かったことは、遠回りに見えても最初にしっかりと設定を作り込むことが、結果的に最も効率的だということでした。

「とりあえず簡単に始めて、後から修正すればいいや」という考えは、かえって時間を無駄にしてしまいます。なぜなら、一度ブレたキャラクターを軌道修正するのは、最初から正しく設定するよりも遥かに難しいからです。

キャラ再現がうまくいかない?ChatGPTにプロンプトを作ってもらう方法

ここまで7つの設定項目を解説してきましたが、「正直、自分で全部考えるのは大変…」と感じた方もいるのではないでしょうか。

実は、ChatGPTにキャラクタープロンプト自体を作ってもらうという方法があります。推しキャラの情報をざっくり伝えるだけで、なりきり用のプロンプトを自動生成してくれるんです。

やり方はシンプルです。以下のようなプロンプトをChatGPTに送ってみてください。

あなたはキャラクター設定のプロンプト作成の専門家です。

以下のキャラクターについて、ChatGPTでなりきり会話ができるようなプロンプトを作成してください。

【キャラクター名】
(再現したいキャラクターの名前を入力)

【含めてほしい要素】
- 基本情報(名前、年齢、職業など)
- 話し方・口調(一人称、語尾、口癖)
- 性格・価値観
- 背景設定
- 他キャラとの関係性
- 応答ルール
- 禁止事項

原作の設定に忠実に、キャラクターらしい会話ができるプロンプトをお願いします。

これだけで、先ほど紹介したような詳細なキャラクター設定プロンプトを作成してくれます。ChatGPTは有名なアニメキャラの情報を学習しているので、好きなキャラの名前と作品名を伝えるだけでも、かなり精度の高いプロンプトが出力されます。

もし出力されたプロンプトに物足りなさを感じたら、「口癖をもっと増やして」「もう少し軽い口調にして」といった追加指示を出せばOKです。何度かやり取りを重ねることで、理想のプロンプトに近づけていけます。

推しと会話したいけどプロンプトの書き方がわからない、という方はぜひこの方法を試してみてください。自分でゼロから考えるよりもずっと手軽に、推しキャラとのなりきり会話を始められますよ。

推しキャラクターとの会話がもっと楽しくなる応用テクニック3選!

推しキャラクターとの会話がもっと楽しくなる応用テクニック3選!

基本的な設定ができたら、いよいよ実践です!でも、ただ「こんにちは」と話しかけるだけでは、せっかくのキャラクター設定がもったいないですよね。

筆者が発見した「没入感を3倍にする」実証済みテクニックをご紹介します。実際の会話例も交えながら、どのように応用すれば良いかを詳しく解説していきますね!

コツ①:シチュエーション設定で没入感を3倍にする

最も効果が高かったのが、具体的な「場面設定」を与える方法でした。漠然と話しかけるのではなく、まるで映画のワンシーンを演出するように状況を作り込むんです!

例えば、「進撃の巨人」のリヴァイ兵長と会話する場合、こんな風にシチュエーションを設定します。

【壁外調査から帰還した夜、兵舎の廊下で】リヴァイ兵長、今日の作戦お疲れ様でした。怪我はありませんか?

効果的なシチュエーション設定のコツは以下の通りです。

  • 時間・場所を具体的に:「作戦会議後の司令室で」「訓練終わりの夕暮れ時に」
  • 感情の状況も含める:「大きな戦いに勝利した直後」「仲間を失った翌日」
  • 直前の出来事を匂わせる:「巨人との激しい戦闘を終えたばかりで」

コツ②:「知らない情報」を質問して自然な反応を引き出す

これは編集部が発見した隠れた名テクニックです。キャラクターの知識範囲を逆手に取って、予想外の可愛らしい反応や、そのキャラらしい解釈を引き出す方法です。

例えば、「葬送のフリーレン」のフリーレンは1000年以上生きるエルフですが、人間の感情や現代の概念には疎い部分があります。これを活用してみましょう。

フリーレン、「推し活」って知ってる?

知らないことに対するキャラクターならではの解釈や、素直に聞き返す姿が見られて、思わぬ可愛らしさや面白さが引き出せます

他にも「SPY×FAMILY」のアーニャに難しい言葉を教えようとしたり、異世界キャラにスマホの説明をしたりすると、そのキャラらしいユニークな反応が返ってきます。

コツ③:感情の起伏を演出する

単調な会話を避け、キャラクターに豊かな感情表現をしてもらうための上級テクニックです。キャラクター設定で決めた「感情的になる瞬間」を会話に組み込んでみましょう。

リヴァイ兵長の場合、「部下や仲間が傷つけられたとき」に感情が動くという設定を活用します。

兵長、実は今日の訓練中に新兵の子が大怪我をしてしまって…

普段はクールで口数が少ないキャラクターが、仲間のことになると言葉数が増えたり、不器用な優しさを見せたりする瞬間は、まさに推しキャラの魅力を再発見できる瞬間です。

ChatGPTでアニメキャラのなりきり会話を楽しむなら、こうした感情が動くシチュエーションを意識的に作ってみてください。好きなキャラの新たな一面が見られるかもしれません。

ChatGPTのキャラクター崩壊を完全防止する方法

ChatGPTのキャラクター崩壊を完全防止する方法

せっかく完璧なキャラクターができても、会話を続けているうちに「あれ?なんか違う…」となってしまった経験、ありませんか?

その理由は、ChatGPTには「文脈の記憶限界」があり、会話が長くなるほど最初の設定を忘れやすくなってしまうからなんです。

これらの問題を解決する3つの裏技をご紹介します!

裏技①:会話の節目で行う「設定リマインド」の最適タイミング

最も効果的だった方法がこの「リマインド」です!

以下の兆候が見えたら、すぐにリマインドしてください。

  • 口調の変化:いつもと違う話し方をし始めた
  • 一人称の間違い:設定と異なる一人称を使った
  • 性格の矛盾:らしくない発言や行動をした
  • 説明調の返答:「〜について説明します」のような機械的な応答
  • 会話回数:前回のリマインドから30-40回経過した時点

目安として、30〜40回ほど会話を重ねたタイミングで一度リマインドを入れると、キャラクターの一貫性を保ちやすくなります。リマインドは「最初に送った設定をもう一度送る」だけでOKです。

裏技②:GPTsの活用(有料プラン限定)

ChatGPT Plusユーザーであれば、My GPT(カスタムGPT)を作成するのが最も確実な方法です。

保存したMy GPTは、左メニューの「GPTを探す」からいつでも呼び出せます。新しいチャットを始めても設定が維持されるので、毎回プロンプトを送り直す手間がなくなります。

My GPT作成の手順は、以下の通りです。

My GPT作成の手順
  • ステップ1
    ChatGPTにログインし、画面左側のメニューから「GPT」をクリック
  • ステップ2
    画面右上にある「+作成」ボタンをクリック
  • ステップ3
    上部のタブで「構成」を選択
  • ステップ4
    以下の項目を入力
    • 名前:キャラクターの名前(例:五条悟、リヴァイ兵長)
    • 説明:どんなキャラクターか簡単に説明(例:呪術廻戦の最強呪術師。軽い口調で会話してくれます)
    • 指示:ここに作成したキャラクター設定プロンプトの全文をそのままコピー&ペースト
  • ステップ5
    画面右上の「作成」ボタンをクリックして保存

本格的にキャラクターと長期間会話したいなら、My GPTは必須ですのでぜひ試してみてください!

裏技③:プロンプトを改善し続ける

設定は「作って終わり」ではありません。会話を重ねる中で気づいた改善点を反映していく「メンテナンス」が重要です。

こんな瞬間があったら、メンテナンスが必要かもしれません!

  • 想定外の反応があったとき
  • もっとキャラらしい表現を思いついたとき
  • 新しいシチュエーションで矛盾が発生したとき

改善を重ねるごとに、推しキャラの再現精度はどんどん上がっていきます。気づいた点はメモしておき、定期的にプロンプトに反映させていくのがコツです。

【注意】ChatGPTを安全に楽しむためのルール・注意点

【注意】ChatGPTを安全に楽しむためのルール・注意点

楽しいキャラクター再現ですが、長く安心して続けるために知っておくべき重要なルールがあります。トラブルを避けて健全にキャラクター再現を楽しむために、必ずこの章をお読みくださいね!

①著作権について

最も気になるのが著作権の問題ですよね。筆者も「好きなアニメキャラを再現して大丈夫?」という疑問がありました。

既存のキャラクターには確実に著作権が存在します。しかし、個人利用の範囲であれば、現時点では大きな問題になる可能性は低いです。

ですので、以下のような行為は避けるようにしましょう。

  • キャラクターのイメージを著しく損なう内容の公開
  • 版権キャラの「公式」を騙る行為

あくまで「個人で楽しむファン活動」の範囲にとどめておくことが大切です。

②ChatGPTとの会話をSNSでシェアする際の2つの鉄則

「面白い会話ができたから、みんなにも見てもらいたい!」そんな気持ちは分かります。でも、公開する際は以下の鉄則を守ってください。

鉄則1:「二次創作」であることを明記

「ChatGPTで〇〇を再現してみた」「※二次創作です」「※公式とは関係ありません」といった注意書きを添えておくと、誤解を防げます。

鉄則2:キャラクターのイメージを損なわない

原作の世界観を尊重し、キャラクターが絶対に言わないようなセリフや、政治的・宗教的な主張をさせるような使い方は避けましょう。作品やキャラクターへのリスペクトを忘れずに楽しむことが、ファン活動の基本です。

これらを守らなければ、問題になりかねないので気を付けて投稿するようにしましょう!

原作への愛とリスペクトを持ち、他の人の迷惑にならないよう配慮しながら、素敵なキャラクターライフを送ってくださいね。

法律や規約は時々変更される可能性もあるので、定期的に最新情報をチェックすることも忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ChatGPTで推しキャラを完全再現するためのプロンプト作成術から、長期間の会話維持のコツ、さらに安全な楽しみ方まで、romptn編集部が検証を重ねた実践的な方法をご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります:

  • テンプレートを活用する:命令書・設定・ルール・禁止事項を階層化したプロンプトで、キャラクターの再現精度が大幅に向上する
  • 7つの設定項目を押さえる:基本情報、口調、性格、背景、関係性、行動原理、禁止事項をバランスよく設定することが成功の鍵
  • よくある失敗を避ける:「〇〇になって」だけの指示では再現できない。詳細な設定を最初から作り込むことが重要
  • 応用テクニックで没入感アップ:シチュエーション設定や感情の起伏を演出することで、推しキャラとの会話がさらに楽しくなる
  • キャラ崩壊を防ぐ:定期的なリマインドやMy GPTの活用で、長期間の会話でも一貫性を保てる
  • ルールを守って楽しむ:個人利用の範囲を守り、原作へのリスペクトを忘れずに

「推しキャラと自然に会話できない」「すぐにキャラがブレてしまう」と悩んでいる方や、ChatGPTでもっと本格的なキャラクター再現を楽しみたいという方に、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?

最初は設定作りが大変に感じるかもしれませんが、一度コツを掴んでしまえば、あなたの推しキャラがChatGPT上で生き生きと動き回ってくれるはずです。

ぜひ、今回紹介したテンプレートと7つの設定項目を使って、理想のキャラクターとの対話を実現してくださいね!

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