ChatGPTを使用していて、業務に関連するチャットがどんどん増えてしまい、管理が難しくなってきたという人は多いのではないでしょうか。そういった人におすすめなのがChatGPTのプロジェクト機能です。
プロジェクト機能とは、プロジェクト内に関連するチャットを集約できるワークスペースです。この記事では、ChatGPTのプロジェクト機能の概要や活用シーン、メリットなどについて解説しています。
また、具体的な使い方についても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
内容をまとめると…
新機能「プロジェクト」を使えば、関連する会話を一つのワークスペースにまとめてスッキリ整理できる!
プロジェクトごとに「あなたはプロの編集者です」みたいなカスタム指示を固定できるから、毎回同じプロンプトを入力する手間が省けて超効率的!
さらに、PDFなどの参照ファイルをアップロードしておけば、プロジェクト内の全てのチャットがその内容を学習してくれるから、AIが専門家みたいになる!
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ChatGPTのプロジェクト機能とは?

ChatGPTのプロジェクト機能とは、ChatGPT内で作成した関連する全てのチャットを1箇所にまとめられるワークスペースのことです。
チャットのグループ化に加え、プロジェクト内のチャットに対するカスタム指示の追加や参照ファイルのアップロードにも対応するなど、効率よく作業を進めることが可能です。
通常のチャットとの違い
従来のChatGPTでは、チャットを作成するとそれぞれが使用した順に並べられていました。
しかし、このような状態では必要なチャットがどこにあるのかがわかりにくくなり、たくさんのチャットの中に埋もれてしまう恐れがあります。
プロジェクト機能では、プロジェクトを作成するとそこに関連するチャットを集約させられるため、すぐに参照することが可能です。
コンテンツの執筆、計画立案、調査など、チャットによって目的や内容を使い分けている人は多いと思われますが、そういった各チャットの情報が分散することなく一箇所に集約できる点が通常のチャットとプロジェクト機能の大きな違いです。
プロジェクトの活用シーン
プロジェクトの活用シーンは、執筆、調査、計画など複数の作業を繰り返し行う際などに適しています。
例えば、記事コンテンツの執筆プロジェクトを立てた場合、1つのチャットでは情報収集を行い、別のチャットでは構成作成を、そして別のチャットで執筆をしてもらうといったことが可能です。
また、カスタム指示として「この記事は●●というサイトに掲載します」など掲載先の情報やペルソナを伝えておけば、それに沿って情報収集や構成作成、記事執筆を行ってくれます。
そのほかにも、ビジネスにおいて、複数のタスクから構成される案件を担当する際にプロジェクトを作成し、タスクごとにチャットを行うといったことも可能です。
ChatGPTプロジェクト機能と料金プラン

ChatGPTのプロジェクト機能は、2024年12月に有料プラン向けにリリースされました。その後、2025年9月3日のアップデートにより、無料プランを含むすべてのユーザーに開放されています。

ただし、プランによって利用できる範囲には明確な差があります。プロジェクトの作成数自体はどのプランでも無制限ですが、ファイルのアップロード上限やメモリの扱い、チームでの共有機能などに違いがあるため、自分の用途に合ったプランを選ぶことが重要です。
ここでは、プランごとのプロジェクト機能の対応状況を詳しく見ていきましょう。
無料プランでもプロジェクト機能は使える?
結論から言うと、無料プランでもプロジェクト機能は利用可能です。
2025年9月のアップデート以降、無料ユーザーでもプロジェクトの作成、チャットの整理、カスタム指示の設定といった基本機能が使えるようになりました。プロジェクトごとに色やアイコンを設定してビジュアル的に管理する機能も、無料プランで利用できます。
ただし、以下のような制限がある点には注意が必要です。
まず、プロジェクトあたりのファイルアップロード数は最大5件に制限されています。有料プランでは25〜40件までアップロードできるため、大量の資料を扱うプロジェクトには向きません。
また、無料プランではコンテキストウィンドウ(ChatGPTが一度に参照できる情報量)が16Kと小さく、長文のやり取りや複数ファイルを横断した回答の精度が有料プランより落ちる場合があります。ファイルをアップロードした際にチャットに時間制限がかかるケースも報告されています。
「まずはプロジェクト機能の使い勝手を試したい」「学習や個人的な情報整理に使いたい」といった用途であれば無料プランでも十分活用できますが、業務で本格的に使い込む場合は有料プランへのアップグレードを検討したほうがよいでしょう。
Plus・Pro・Team・Enterpriseプランごとの違い
プロジェクト機能に関連する主な違いを、プランごとに整理します。なお、旧「Team」プランは2025年8月に「Business」プランへ名称変更されています。
Plusプラン(月額20ドル/約3,000円)
- ファイルアップロード上限:25件/プロジェクト
- コンテキストウィンドウ:32K
- プロジェクト内の過去チャットを参照する「プロジェクトメモリ」に対応
- 応答速度が高速で、混雑時のアクセス制限なし
Proプラン(月額200ドル/約30,000円)
- ファイルアップロード上限:40件/プロジェクト
- コンテキストウィンドウ:128K(Plusの4倍)
- メッセージ数が実質無制限
- Deep Researchなどの高度な機能もフル活用可能
Businessプラン(旧Team/1ユーザーあたり月額25〜30ドル)
- ファイルアップロード上限:40件/プロジェクト
- コンテキストウィンドウ:32K
- プロジェクトの共有・チームでの閲覧が可能
- ビジネスデータはデフォルトでモデルの学習に使用されない
- ユーザー管理用の管理者コンソールを搭載
Enterpriseプラン(要問い合わせ/カスタム価格)
- コンテキストウィンドウ:128K、応答速度も最速クラス
- SAML SSO、ドメイン認証、SCIM連携に対応
- カスタムデータ保持ポリシーの設定が可能
- 管理者によるプロジェクトの利用可否・共有範囲のきめ細かな制御
- ロールベースのアクセス制御
| 項目 | 無料 | Plus | Pro | Business | Enterprise |
|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 約3,000円 | 約30,000円 | 約3,750〜4,500円/人 | 要問い合わせ |
| ファイル上限/プロジェクト | 5件 | 25件 | 40件 | 40件 | 40件 |
| コンテキストウィンドウ | 16K | 32K | 128K | 32K | 128K |
| プロジェクトメモリ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| プロジェクト共有 | × | × | × | ○ | ○ |
| データの学習利用 | 無効化可 | 無効化可 | 無効化可 | デフォルトで不使用 | デフォルトで不使用 |
個人利用であればPlusプランがコストパフォーマンスに優れた選択肢です。チームでの情報共有や進捗管理にプロジェクト機能を活用したい場合は、Businessプラン以上を検討しましょう。
プロジェクト機能でできること

ここでは、プロジェクト機能で具体的にできることを一つずつ解説します。
チャットをテーマごとにフォルダで整理できる
プロジェクト機能の最も基本的な役割は、関連するチャットをひとまとめに管理できる点です。
従来のChatGPTでは、すべてのチャットがサイドバーに時系列で並ぶだけで、「どのチャットでどんな話をしたか」を探すのに手間がかかっていました。プロジェクト機能を使えば、テーマや業務ごとにチャットを振り分けられるため、過去のやり取りへのアクセスが格段にスムーズになります。
チャットの追加方法は主に2つです。
- プロジェクト内で新規チャットを開始する
- 既存のチャットをドラッグ&ドロップ、またはメニューからプロジェクトに追加する
さらに、プロジェクトごとに色やアイコン(絵文字)を設定できるため、複数のプロジェクトを運用していても一目で区別がつきます。たとえば「営業案件はブルー」「社内企画はグリーン」のようにルールを決めておくと、視覚的な整理がしやすくなるでしょう。
ファイルをアップロードしてチャット全体で参照できる
プロジェクトには、PDF、Excel、Word、CSV、テキストファイル、画像など、さまざまな形式のファイルをアップロードできます。
通常のチャットでは、ファイルをアップロードしてもそのチャット内でしか参照されません。一方、プロジェクトにアップロードしたファイルは、プロジェクト内のすべてのチャットから参照されるという点が大きな違いです。
これにより、たとえば以下のような活用が可能になります。
- 会社の就業規則やマニュアルを登録し、いつでもAIに質問できる「社内辞書」として使う
- 商品リストやスペック表を登録し、比較・分析をチャットで依頼する
- 過去の議事録をまとめてアップロードし、前回の決定事項を踏まえた議論を進める
注意点として、ChatGPTが読み取れるのは基本的にテキストデータです。画像内の文字認識には対応していますが、複雑なレイアウトの図表や音声ファイルは正確に扱えない場合があります。
また、アップロードしたファイルはChatGPT上では閲覧専用となり、直接編集はできません。内容を更新したい場合は、ローカルで修正してから再アップロードする必要があります。
プロジェクトごとにカスタム指示を設定できる
プロジェクト機能では、プロジェクト単位でChatGPTへの「カスタム指示」を設定できます。これは、毎回のチャットで繰り返し伝えていた前提条件や出力ルールを、一度だけ設定すれば自動的に適用される仕組みです。
たとえば、以下のような指示が考えられます。
- 営業プロジェクト:「丁寧で簡潔なビジネス文書のトーンで出力すること」
- Web制作プロジェクト:「専門用語は初心者にもわかるように補足説明を添えること」
- 学習プロジェクト:「回答は箇条書きで要約し、重要なポイントには太字を使うこと」
- ブログ執筆プロジェクト:「SEOを意識し、見出し構成を含めた形で記事を作成すること」
カスタム指示を設定しておけば、プロジェクト内で新しいチャットを始めるたびに同じ条件が引き継がれます。ChatGPTがすでに「このプロジェクトでは何を求められているか」を理解した状態からスタートできるため、やり取りの手間が大幅に減り、出力の一貫性も保たれます。
設定はプロジェクト画面の「指示を編集」メニューからいつでも変更可能です。
プロジェクト単位でメモリが蓄積される
ChatGPTには、過去のやり取りからユーザーの情報を記憶する「メモリ機能」がありますが、プロジェクト機能ではこのメモリをプロジェクト単位で管理できます。
2025年6月のアップデートにより、プロジェクト内のやり取りもメモリに保存されるようになりました。これにより、以下のようなメリットがあります。
- プロジェクト内の過去チャットの内容を踏まえた、より文脈に沿った回答が得られる
- 毎回同じ前提条件を伝え直す必要がなくなる
- プロジェクトを長期的に使い込むほど、AIの回答精度が向上していく
メモリの適用範囲については、プロジェクト作成時に選択できます。プロジェクト内のメモリをそのプロジェクトだけに留めるか、他のチャットとも共有するかを設定可能です。ただし、この設定は後から変更できないため、作成時に慎重に選びましょう。
記憶させたくない情報がある場合は、「設定」>「パーソナライズ」>「保存されたメモリを参照する」をオフにすることで、一時的にメモリへの保存を停止できます。
プロジェクト機能を使う手順

ここでは、ChatGPTのプロジェクト機能を初めて使う方に向けて、作成から運用までの流れをステップごとに解説します。基本的な操作はPC(ブラウザ版)・スマホアプリのどちらからでも行えます。
Step1:プロジェクトを新規作成する
ChatGPTの画面左側にあるサイドバーの「プロジェクト」セクションから、「+」ボタン(プロジェクトを新規作成)をクリックします。

プロジェクト名の入力画面が表示されるので、目的がわかる名前をつけましょう。

プロジェクト名は、後から見返したときに内容がすぐに判別できるよう具体的につけるのがポイントです。「プロジェクト1」のような汎用的な名前ではなく、「2025年度採用活動」「ブログ記事制作」のように目的を明示するのがおすすめです。
作成後は、必要に応じてアイコン(絵文字)とカラーも設定できます。必須ではありませんが、プロジェクトが増えてきたときに視覚的に区別しやすくなります。「営業関連はブルー」「社内企画はグリーン」のようにルールを決めておくと管理が楽になるでしょう。

Step2:カスタム指示でAIの振る舞いを設定する
プロジェクトを作成したら、次にカスタム指示を設定します。プロジェクト画面の「…」メニューから「指示を編集」を選択し、ChatGPTへの前提条件や出力ルールをテキストで入力すれば完了です。


この工程を先に済ませておくことで、以降のチャットすべてに一貫したルールが自動適用されます。カスタム指示に盛り込むと効果的な内容は、たとえば以下のようなものです。
- 回答のトーン:「ですます調で丁寧に」「カジュアルな口語体で」など
- 出力フォーマット:「箇条書きで要点を整理する」「見出し付きの構成で出力する」など
- 前提知識:「私はWebマーケティング担当で、BtoB SaaS企業に勤務している」など
- 禁止事項:「専門用語をそのまま使わず、必ず補足説明を入れる」など
カスタム指示は後からいつでも編集できるため、最初は簡潔に設定しておき、使いながら調整していくのがおすすめです。
Step3:参照ファイルをアップロードする
プロジェクトで参照したい資料がある場合は、ファイルをアップロードしましょう。プロジェクト画面の「ファイルを追加する」をクリックし、対象ファイルを選択するだけで完了です。

複数ファイルの選択も可能ですが、一度にアップロードできるのは10ファイルまでとなっています。
アップロードしたファイルは、プロジェクト内のすべてのチャットで自動的に参照されます。チャットごとに同じファイルを添付し直す必要がないのが大きなメリットです。
対応している主なファイル形式は以下のとおりです。
- PDF(.pdf)
- Excel(.xlsx)
- Word(.docx)
- テキスト(.txt)
- CSV(.csv)
- 画像ファイル(.png、.jpgなど)
あわせて、以下の注意点も確認しておきましょう。
- 上限数はプランにより異なる:無料プランは5件、Plusは25件、Pro・Business・Enterpriseは40件
- 読み取り専用:ChatGPT上でファイルを直接編集することはできない。更新時はローカルで修正して再アップロードが必要
- テキストデータが基本:ChatGPTが正確に読み取れるのは文字情報が中心。複雑なレイアウトの図表や音声ファイルは対応しきれない場合がある
Step4:プロジェクト内でチャットを開始する
カスタム指示とファイルの準備ができたら、プロジェクト画面で「新しいチャット」をクリックし、実際に作業を始めてみましょう。

プロジェクト内で開始したチャットには、Step2で設定したカスタム指示とStep3でアップロードしたファイルが自動的に適用されます。毎回の指示出しやファイル添付が不要になるため、すぐに本題に入れるのが大きな利点です。
たとえば、営業プロジェクトに商品カタログをアップロードしておけば、「A社向けの提案書のたたき台を作って」と一言指示するだけで、商品情報を踏まえたドラフトが生成されます。
プロジェクト内のチャットは複数作成できるため、テーマやタスクごとにチャットを分けて運用するのがおすすめです。
- 「企画ブレスト用」「ドラフト作成用」「レビュー・修正用」のように工程で分ける
- 「A社向け」「B社向け」のように対象ごとに分ける
チャットを分けても、プロジェクト内のファイルやカスタム指示はすべてのチャットに共通で適用されるため、文脈がバラバラになる心配はありません。
Step5:既存のチャットをプロジェクトにまとめる
プロジェクト機能を使い始める前に行ったチャットも、後からプロジェクトに追加できます。過去の情報資産を整理し直したいときに便利です。
追加の方法は主に2つあります。
- ドラッグ&ドロップ:サイドバー上のチャットを、追加したいプロジェクトのフォルダへ直接ドラッグする
- メニューから操作:チャット名の右側にある「…」メニューをクリックし、「プロジェクトに追加する」を選択する
複数のチャットをまとめて移動したい場合は、ドラッグ&ドロップのほうが効率的です。
なお、プロジェクトに追加したチャットは、プロジェクトから外してメインの会話リストに戻すことも可能です。誤って追加してしまった場合でも簡単に修正できるため、気軽に整理を進めてみてください。
カスタムGPTsとの違いは?
ChatGPTのプロジェクト機能とカスタムGPTsは、どちらも「AIに事前の文脈や指示を与えて、目的に合った回答を得る」ための仕組みです。一見似ているため混同されがちですが、設計思想や得意な領域は大きく異なります。
プロジェクト機能は「作業スペース」、カスタムGPTsは「専用AIエージェント」と捉えるとわかりやすいでしょう。それぞれの特徴と使い分けのポイントを解説します。
プロジェクトとGPTsはどう使い分ける?

両者の違いを端的にまとめると、以下のようになります。
| 比較項目 | プロジェクト機能 | カスタムGPTs |
|---|---|---|
| 主な役割 | チャット・ファイル・指示を一元管理する作業スペース | 特定の目的に特化したAIアシスタントの構築 |
| コンテキストの持ち方 | 使うほど蓄積される(メモリ・ファイル・チャット履歴) | 作成時に固定する(プロンプト・ナレッジ・アクション) |
| カスタマイズの深さ | カスタム指示+ファイルアップロード | プロンプト設計+外部API連携+ツールコール |
| 時間軸 | 長期的・継続的に進化する | 一度作ったら基本的に固定して運用する |
| 共有方法 | Business以上でチーム共有、共有リンクの発行 | GPTストアで公開・共有・販売が可能 |
| 利用モデル | プロジェクト内でモデルを自由に切り替え可能 | 作成時に設定したモデルで固定 |
最も大きな違いは「時間とともに変化するかどうか」です。
プロジェクト機能は、チャットを重ねるたびにファイルやメモリが蓄積され、AIの回答がプロジェクトの文脈に最適化されていきます。いわば「育てる」使い方に向いています。
一方、カスタムGPTsは、あらかじめ設計したプロンプトやナレッジに基づいて一貫した動作をするのが特徴です。「誰が使っても同じ品質のアウトプットを出す」ことに強みがあり、チームへの展開や外部公開に適しています。
もう一つの大きな違いとして、カスタムGPTsは外部APIとの連携(アクション機能)が可能です。たとえば、社内のデータベースから情報を取得したり、外部ツールに指示を送ったりする自動化ワークフローを構築できます。プロジェクト機能にはこうした外部連携の仕組みはありません。
それぞれが向いているケース
プロジェクト機能は、一人または少人数で継続的に取り組む作業に適しています。
- 長期間にわたるリサーチや論文執筆など、文脈の蓄積が重要な作業
- 複数の関連チャットを横断しながら進めるプロジェクト管理
- 「前回の続きから」「以前の結論を踏まえて」といった指示が頻繁に発生する業務
- カスタム指示を試行錯誤しながら調整していきたいケース
- 営業・マーケティングなど、案件ごとに資料やデータを切り替えて使う業務
一方、カスタムGPTsは、再現性と拡張性が求められるケースに向いています。
- 「議事録を所定のフォーマットで整形する」など、定型業務を誰でも同じ品質でこなせるようにしたいケース
- 社内の問い合わせ対応botなど、複数人が同じAIアシスタントを利用する場面
- 外部APIと連携して、データ取得や通知送信などを自動化したいケース
- GPTストアで公開・販売し、社外のユーザーにも提供したいケース
- 特定の業務に特化した「専門家AI」を一度作り込んで長期運用したい場合
なお、プロジェクト機能とカスタムGPTsは排他的な関係ではなく、併用も可能です。
たとえば、カスタムGPTsで定型作業を効率化しつつ、その成果物をプロジェクトに集約して長期的な管理に活用する、といった使い分けが考えられます。
迷った場合は、「文脈を育てながら進めたい作業」にはプロジェクト、「仕組み化して繰り返し使いたい作業」にはカスタムGPTsを選ぶと判断しやすいでしょう。
ChatGPTのプロジェクトを使う際の注意点

ここでは、ChatGPTのプロジェクト機能を使用するにあたって覚えておきたい注意点を紹介します。使用していて困らないためにも、こちらもチェックしてみてください。
表示されるプロジェクト数に制限がある
ChatGPTのアプリの場合、プロジェクトのチャットは20件までしかサイドバーに表示されないという報告もあります。
この場合、20件しかチャットを作成できないというわけではなく、表示されていないチャットも検索することで表示されますが、チャットすることはできません。
一種の読み取り専用モードのような状態となっているため、プロジェクト内で重要なチャットが埋もれないように注意してください。
カスタムの指示はプロジェクト内でのみ反映される
プロジェクト機能のメリットの1つであるカスタム指示ですが、こちらはプロジェクト内のみで反映されることを覚えておきましょう。
プロジェクトに含まれていないチャットにも同じ指示を反映させたい場合は、各チャットでその都度プロンプトを入力する必要があります。
プロジェクトと同じ指示を出したい場合、チャットをプロジェクトに移動させるのも1つの方法です。
他のユーザーとの共有はできない
以前までは他のユーザーとプロジェクトの共有はできませんでしたが、2025年6月に発表された情報で、今後のアップデートによって共有機能の追加を検討していることが明らかになりました。
プロジェクトからチャットのURLを作成して、共有するといった形になるそうです。プロジェクトの共有が可能になれば、業務効率もさらに高まることが予想されます。
クラウドストレージとの連携
ChatGPTでは、クラウドストレージと連携しておらず、Google DriveやMicrosoft OneDriveと言ったストレージサービスからのファイルのアップロードはサポートされていません。
そのため、自身のパソコンやスマートフォンなどのローカル環境からファイルをアップロードする必要があります。
まとめ
今回は、ChatGPTのプロジェクト機能について解説しました。
この記事のポイントは以下のとおりです。
- プロジェクト機能とは、ChatGPT内で作成した関連する全てのチャットを1箇所にまとめられるワークスペース
- カスタム指示を出すことで、プロジェクト内のチャットがその指示を反映した状態でアウトプットしてくれる
- 関連するチャットの集約・一元管理が可能となるほか、既存チャットのプロジェクトへの追加にも対応している
ChatGPTのプロジェクト機能は、カスタム指示やチャットの一元管理などに対応しており、業務効率化にも貢献してくれます。今回の内容を参考に、プロジェクト機能をどんどん活用してみてください。


