【2025年最新】Midjourneyは無料で使えない?廃止理由と代替AI5選を徹底比較

Midjourney

Midjourneyの美しい画像生成に魅力を感じて「無料で使えないかな?」と検索している方も多いのではないでしょうか?

残念ながら、Midjourneyは2023年3月に無料版の提供を完全に停止しており、現在は有料プランへの加入が必須となっています。

実は筆者も、無料版が使えていた頃からMidjourneyを愛用していたのですが、突然の無料プラン廃止には正直驚きました。当時は「25枚まで無料で生成できる」というお得感もあって、多くのクリエイターが気軽に試していたんですよね。

でも、諦める必要はありません!

この記事では、Midjourneyが無料版を廃止した本当の理由を詳しく解説するとともに、編集部が実際に試して「これなら代替できる!」と感じた無料の画像生成AIを5つご紹介します。

それぞれのツールを数週間使い込んで分かったリアルな使用感や、Midjourneyとの画質比較も交えながら、あなたにぴったりの代替ツールを見つけるお手伝いをしていきますね。

📖この記事のポイント

  • Midjourneyの無料版は2023年3月に完全廃止!でも代替となる無料AI画像生成ツールが5つもある!
  • 「romptn Image Generator」なら日本語プロンプトで高品質画像が制限なしで作れるから、英語が苦手でも安心!
  • ChatGPTのDALL-E3やGoogleのNano Bananaなど、それぞれ得意分野が違うから用途に合わせて使い分けよう!
  • 画像生成・写真加工のようなAI活用は、もはや当たり前!これからは「AIに仕事をさせる側」になるための知識が重要!
  • SHIFT AIの無料セミナーならAIのプロから無料で収入に直結するAIスキル習得から仕事獲得法まで学べる!
  • 今すぐ申し込めば、超有料級の12大特典も無料でもらえる!

\ 累計受講者10万人突破 /

無料AIセミナーを見てみる

※Midjourneyの基本的な使い方を詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

【結論】Midjourneyの無料版は完全廃止!

結論からお伝えすると、Midjourneyの無料版は2023年3月28日をもって完全に廃止されており、現在は有料プランへの加入が必須となっています。

以前は「25枚まで無料で画像生成できる」というお得なトライアル期間があったため、「まだ無料で使えるのでは?」と期待している方も多いようですが、残念ながら現在は一切の無料利用ができない状況です。

実は2024年8月には、Web版のリリースを記念して期間限定の無料トライアルが復活したことがありました。このときは多くのユーザーが「ついに無料版が戻ってきた!」と喜んだのですが、わずか1週間ほどで再び終了してしまいました…。

現在のMidjourney公式サイトでも「No free trial is currently available(現在、無料トライアルは提供していません)」と明記されており、無料復活の予定についても一切言及されていません。

niji・journey限定で期間限定トライアルは利用できます!

Midjourneyの現在の料金体系

現在利用可能なプランは以下の4つのみとなっています。

プラン月額料金年額料金(月割)Fast GPU Time
Basic10ドル
(約1,500円)
8ドル
(約14,400円)
3.3時間(約200枚)
Standard30ドル
(約4,500円)
24ドル
(約43,200円)
15時間(約900枚)
Pro60ドル
(約9,000円)
48ドル
(約86,400円)
30時間(約1,800枚)
Mega120ドル
(約18,000円)
96ドル
(約172,800円)
60時間(約3,600枚)

最も安いBasicプランでも月額1,500円程度かかるため、「ちょっと試してみたい」という気軽な利用は難しくなっているのが現状です。

※Midjourneyの詳しい料金プランについて詳しくはこちらをご覧ください!

Midjourney無料版廃止の3つの理由

「なぜMidjourneyは無料版を廃止したの?」という疑問について、公式発表や業界の動向を詳しく調査してみました!

表面的な理由だけでなく、その背景にある本当の事情を3つのポイントに分けて解説します。

理由①:急激なユーザー増加でサーバーがパンク状態に

最も大きな要因は、想定を遥かに超えるユーザー数の急増でした。

無料版が提供されていた2022年~2023年初頭は、ChatGPTブームと重なってAI技術への注目が爆発的に高まった時期です。Midjourneyの美しい画像生成能力がSNSで話題になると、世界中から一気にユーザーが押し寄せました。

特に問題だったのが、複数アカウントを作成する「悪質な使い回し」の横行です。25枚の無料枠を使い切ったユーザーが、新しいメールアドレスで何度もアカウントを作り直すパターンが続出しました。

筆者が調べたところ、当時のDiscordサーバーでは画像生成の待ち時間が数時間に及ぶこともあり、有料ユーザーからも「お金を払っているのに使えない」という不満の声が多数上がっていたそうです…。

理由②:悪用・フェイク画像問題が深刻化

2つ目の理由は、生成画像の悪用問題の深刻化です。

無料で高品質な画像が作れることから、残念ながら以下のような問題が相次いで発生しました。

  • フェイクニュース用の偽造画像の大量生成
  • 詐欺や悪質商法での無断利用
  • 著作権侵害の可能性がある画像の商用転用
  • 不適切なコンテンツの生成とSNS拡散

実際に、Midjourneyで生成された画像が政治的なフェイクニュースに使われたり、実在しない商品の広告画像として悪用されたりするケースが報告されています。

無料ユーザーの場合、アカウント管理や追跡が困難で、悪用が発覚しても対処が追いつかない状況だったと推測されます。

※AI画像生成の危険性やリスクについて詳しくはこちらをご覧ください!

理由③:ビジネスモデルの転換期だった

3つ目は、サービス運営の持続可能性を考えた戦略的判断です。

高性能なGPUサーバーの運用には莫大なコストがかかります。無料ユーザーが急増すればするほど、運営コストだけが膨らんで収益が追いつかない状況になってしまいます…!

Midjourneyは2022年7月のリリース当初から「将来的には有料化を予定している」と発表していましたが、予想以上に早くその転換点が訪れたということですね。

実際に有料化後のMidjourneyは、安定性やアップデート頻度が大幅に改善されており、ユーザー満足度も向上しています!

※Midjourneyの最新版V7の機能について詳しく知りたい方はこちら!

【徹底比較】Midjourneyの代わりに使える無料AI5選

Midjourneyが有料化された今、「無料で高品質な画像生成を続けたい」という声にお応えして、数十種類の代替ツールを実際に検証してみました!

その中から本当におすすめできる5つのツールを厳選して、リアルな使用感をお伝えします。

①romptn Image Generator

料金完全無料
生成枚数制限なし
特徴日本語プロンプト対応、スタイル選択機能
URLhttps://romptn.com/create-image

まず最初にご紹介するのは、「romptn Image Generator」です。

「手前味噌で恐縮ですが…」と言いたいところですが、実際に使っていただければ分かる通り、日本語プロンプトの理解力と生成品質の高さは他の無料ツールを上回っています。

「美しい日本庭園にたたずむ女性(A woman standing in a beautiful Japanese garden)」という日本語プロンプトで生成したところ、細部まで美しく再現された画像が生成されました。特に着物の質感や日本庭園の情緒ある雰囲気の表現力は、英語プロンプトが必要な他ツールと比べて圧倒的に自然です!

メリット・デメリット

✅ 完全無料で制限なし

✅ 日本語プロンプトに完全対応

✅ 豊富なスタイル選択(アニメ、写実、イラスト等)

✅ 直感的で使いやすいUI

❌ 知名度がまだ低い

❌ 一部の複雑な構図は苦手

②ChatGPT(DALL-E 3)

料金無料プランあり
生成枚数制限あり
特徴ChatGPTとの会話で画像生成、自動プロンプト最適化
URLhttps://chatgpt.com/?locale=ja-JP

最大の魅力は、ChatGPTが「もっと詳細にプロンプトを書き直してくれる」ことです。「猫の画像を作って」と簡単に伝えただけで、AIが自動で「A close-up photo captures a domestic short-haired tabby resting on a smooth, light beige surface, its amber eyes fixed intently on the camera. The cat’s fur blends shades of brown, black, and cream in striking patterns, with its expressive face, erect ears, and delicate whiskers illuminated by soft, natural lighting.」といった詳細なプロンプトに変換してくれます。

ChatGPTは画像の再現性や指示への理解力がとても高く、特にアート系やクリエイティブな表現で真価を発揮してくれます!

メリット・デメリット

✅ プロンプト作成をAIがサポート

✅ 高い画像品質と再現性

✅ サイズ指定(16:9、1:1、9:16)可能

✅ Seed値で同じ画像を再生成可能

❌ 生成回数に制限あり

※DALL-E 3の詳しい使い方については、下記記事で解説しています!

③Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)

料金Google AI Studio経由で無料
生成枚数制限あり
特徴会話形式での画像編集、一貫性のあるキャラクター生成
URLhttps://aistudio.google.com/prompts/new_chat?model=gemini-2.5-flash-image-preview

これは正直、筆者が1番驚いたツールです。「この女性の服装をカジュアルに変えて」「背景を夜景にして」といった自然な会話で画像を編集できる機能は、他のツールにはない大きな強みです。

特に同じキャラクターで複数のバリエーションを作りたい場合の一貫性は、Midjourneyを超えているかもしれません。

メリット・デメリット

✅ 会話形式での直感的な編集

✅ キャラクターの一貫性が優秀

✅ Google AI Studioで無料利用可

❌ 生成画像にウォーターマーク付き

❌ まだベータ版で安定性に課題

※Nano Bananaの詳しい使い方については、下記記事で解説しています!

④Bing Image Creator(Microsoft Copilot)

料金完全無料
生成枚数回数制限なし(速度制限あり)
特徴Microsoftアカウントで即利用、DALL-Eベース
URLhttps://www.bing.com/images/create

「とりあえず画像生成を試してみたい」という方には最適です。Microsoftアカウントがあればすぐに始められる手軽さは魅力的ですが、検証ではアジア系の人物生成がやや苦手という傾向が見られました。

風景や動物、ファンタジー系のイラストは比較的得意で、特に「お任せで探す」機能で自動生成されるプロンプトのアイデアは参考になります。

メリット・デメリット

✅ 即座に利用開始可能

✅ 自動プロンプト生成機能

✅ Copilotチャットからも呼び出し可能

❌ 英語プロンプトのみ対応

❌ アジア系人物の生成が苦手

❌ 商用利用不可

※Bing Image Creatorの詳しい使い方については、下記記事で解説しています!

⑤Canva AI

料金無料版あり(月50枚まで)、有料版で大幅拡張
生成枚数4つのAIツールで異なる
特徴デザイン編集との連携、4種類のAI搭載
URLhttps://www.canva.com/

Canva AIの最大の強みは、生成した画像をそのままデザインに組み込めることです。編集部でプレゼン資料を作成する際に重宝しており、「DALL-E」「Imagen」「Magic Media」「Mojo AI」の4つから用途に応じて選べるのも便利です。

特にMojo AIの「QRコード付きアート」機能は他にない独自性があり、マーケティング用途で活用しています。

メリット・デメリット

✅ 4種類のAIツールを選択可能

✅ そのままデザイン編集に組み込める

✅ QRコード付きアート生成可能

✅ 日本語プロンプト対応(一部)

❌ 無料版は月間制限あり

❌ 外部利用時はAI生成明示が必要

※Canva AIの詳しい使い方については、下記記事で解説しています!

【結論】用途別おすすめ画像生成AIツール

これまでの結果をまとめると、用途に応じた使い分けがおすすめです!

  • 日本語で手軽に高品質画像を作りたい → romptn Image Generator
  • プロンプト作成も含めてAIにお任せしたい → ChatGPT(DALL-E 3)
  • 同じキャラクターで複数バリエーションが欲しい → Nano Banana
  • 今すぐ無料で試してみたい → Bing Image Creator
  • デザイン作業と連携させたい → Canva AI

どのツールも一長一短ありますが、Midjourneyの代替として十分なクオリティーが保証できます。まずは無料のツールから試してみて、ご自身の用途に最適なものを見つけてくださいね!

それでもMidjourneyを使いたい方へ|有料プランは本当に価値がある?

Midjourneyに代わる無料の画像生成ツールをご紹介してきましたが、「やっぱりMidjourneyの独特な画風が好き」「プロジェクトでどうしてもMidjourneyが必要」という方もいらっしゃることかと思います!

そこで、Midjourneyの有料プランが本当にコストに見合う価値があるのかを、実際に使い込んで検証してみました。

最安Basicプラン(月額1,500円)でできることを検証

まずは最も手頃な「Basicプラン」で、どこまでできるのかを調べてみました!

Basicプランの内容
  • GPU高速時間:3.3時間/月(約200枚相当)
  • リラックスモード:利用不可
  • 同時ジョブ数:最大3つ
  • ステルスモード:利用不可

実際に使ってみると、月200枚程度なら趣味利用には十分でした。ただ、複数のアイデアを試したり、細かい調整を繰り返したりしていると、意外とあっという間に上限に達してしまいます。

編集部の1人が個人ブログ用の画像生成に使ったところ、月の半分ぐらいで上限に到達して「もう少し調整したい」と思っても我慢する場面が多かったそうです。

Midjourneyと他画像生成AIとのコスパ比較

月額1,500円で200枚という数字を他の有料画像生成サービスと比較すると、

  • ChatGPT Plus(月額3,000円): DALL-E 3で月間数百枚生成可能
  • Adobe Firefly(月額680円〜): 月間1,000枚まで無料、有料プランでさらに拡張
  • Leonardo AI(月額1,200円〜): 月間15,000枚まで生成可能

純粋なコストパフォーマンスで考えると、Midjourneyはかなり割高と言わざるを得ません…。

とはいえ、様々なツールを比較検証した結果、Midjourneyにしか出せない独特の画風や表現力は確実にあります

Midjourneyが圧倒的に優秀なポイントは、こちらです。

  • 幻想的・アーティスティックな表現: ファンタジーや抽象的なアート作品
  • 色彩とライティングの美しさ: 他ツールとは一線を画す完成度
  • 構図の巧みさ: バランス感覚に優れた自然な配置
  • プロンプトの解釈力: 曖昧な指示でもイメージを汲み取る能力

Midjourneyを商用利用する際の注意点

Midjourneyの有料プランは基本的に商用利用が可能ですが、年商100万ドル(約1億5,000万円)以上の企業の場合は、ProプランまたはMegaプランへの加入が必要です。

また、生成した画像は基本的にMidjourneyのギャラリーで公開されるため、企業利用では「ステルスモード」が使えるProプラン以上をおすすめします!

詳しい商用利用の条件については、以下の記事で詳しく解説していますので、ビジネス利用を検討している方はぜひチェックしてみてください。

【結論】用途次第ではMidjourneyは価値あり!

検証を踏まえた筆者の率直な結論は、「用途と予算に応じて判断すべき」です。

おすすめする人・アーティスティックな作品制作が目的
・独特の画風にこだわりがある
・月200枚程度の利用で十分
・コストよりも品質を重視
おすすめしない人・コストパフォーマンスを重視
・大量の画像生成が必要
・日本語プロンプトで手軽に使いたい
・まずは無料で試してみたい

「Midjourneyじゃないとダメ」という明確な理由がある場合は、月額1,500円という投資価値は十分あります。 しかし、「なんとなく有名だから」という理由だけなら、まずは無料の画像生成AIツールから始めることをおすすめします!

どちらを選ぶにしても、まずは無料ツールで画像生成に慣れてから判断するのが賢明ですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Midjourneyの無料版廃止の背景から、代替となる5つの無料AI画像生成ツール、さらにはMidjourneyの有料プランの価値まで詳しくご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • Midjourneyの無料版は2023年3月に完全廃止され、現在は有料プランのみ利用可能
  • 廃止理由は「サーバー負荷」「悪用問題」「ビジネスモデル転換」の3つが主な要因
  • 代替ツールとして「romptn Image Generator」「ChatGPT(DALL-E3)」「Nano Banana」「Bing Image Creator」「Canva AI」が優秀
  • 用途に応じた使い分けが重要で、日本語対応重視なら「romptn Image Generator」、プロンプト作成支援なら「ChatGPT」がおすすめ
  • Midjourneyの有料プランは独特の画風に価値があるものの、コスパは他ツールに劣る

「無料でMidjourneyが使えなくなって困っている」「代替ツールを探しているけど何を選べばいいか分からない」という方にとって、かなり役立つ情報だったのではないでしょうか?

無料の画像生成AIは日々進化しており、Midjourneyに匹敵する品質のツールも続々と登場しています。まずは今回ご紹介した無料ツールから試してみて、ご自身の用途や好みに合った最適な画像生成AIを見つけてみてくださいね!

romptn aiが提携する「SHIFT AI」では、AIの勉強法に不安を感じている方に向けて無料オンラインセミナーを開催しています。

AIを使った副業の始め方や、収入を得るまでのロードマップについて解説しているほか、受講者の方には、ここでしか手に入らないおすすめのプロンプト集などの特典もプレゼント中です。

AIについて効率的に学ぶ方法や、業務での活用に関心がある方は、ぜひご参加ください。

\累計受講者10万人突破/