【2025年最新】Midjourneyの料金ガイド|4つの有料プランの違いについて徹底解説

Midjourney
読者さん
読者さん

Midjourneyの無料版を試してみたかったけどできない!有料版はいくらするんだろう…

実際に筆者でも、全プランを使い込んでみたところ、プラン選びを間違えると思わぬ落とし穴があることがわかりました。例えば、「安いからBasicプランにしたら月の途中でGPU時間が足りなくなった」「Standardプランで十分だと思ったら、生成した画像が全部公開されていた」といった失敗談もあったんです…。

そこで今回は、Midjourneyの料金体系について各有料プランの違いや選び方のポイントを詳しく解説していきます。プラン変更や解約方法についても紹介しますので、これからMidjourneyを始める方も、現在のプランに満足していない方も、ぜひ参考にしてみてください!

📖この記事のポイント

  • Midjourneyの料金プランは4種類で、月額10ドルから120ドルまで用途に応じて選択可能
  • 最大の違いはGPU時間の長さとステルスモードの有無。商用利用なら要注意
  • Basicプランは月200枚程度、Standardプラン以上なら低速モードで無制限生成が可能
  • プラン選びを間違えると月の途中でGPU時間切れや、意図しない画像公開のリスクがある
  • SHIFT AIの無料セミナーならAIのプロから無料で収入に直結するAIスキル習得から仕事獲得法まで学べる!
  • 今すぐ申し込めば、超有料級の12大特典も無料でもらえる!

\ 累計受講者10万人突破 /

無料AIセミナーを見てみる

※Midjourneyの基本的な使い方については、こちらの記事で登録方法から画像生成まで詳しく解説しています。

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Midjourneyの料金プランの概要

Midjourneyは以前、新規ユーザー向けに25枚まで無料で画像生成できるトライアル版を提供していました。しかし、ディープフェイクの悪用やサーバー負荷の増大を理由に、2023年3月28日をもって無料版は完全に廃止されています。

現在は「期間限定で無料トライアルを再開する可能性がある」と公式からアナウンスされているものの、2025年時点では具体的な復活予定は発表されていません。そのため、Midjourneyを利用するには必ず有料プランへの加入が必要となります!

【2025年現在】Midjourneyの4つの有料プラン

Midjourneyの料金体系はとってもシンプルで、Basic・Standard・Pro・Megaの4つのプランのみが用意されています。各プランで最も重要な違いは「Fast GPU Time」と呼ばれる高速生成可能時間の長さです。

プラン月額料金年額料金(月割)Fast GPU Time
Basic10ドル8ドル3.3時間(約200枚)
Standard30ドル24ドル15時間(約900枚)
Pro60ドル48ドル30時間(約1,800枚)
Mega120ドル96ドル60時間(約3,600枚)

年額払いを選択すると月額換算で20%オフになるため、継続利用を前提とする場合は年額契約がお得です。ただし、初めてMidjourneyを試す場合は、まず月額プランで使用感を確認してからの契約をおすすめします!

単純に安いプランを選べば良いというわけではなく、用途に応じた適切なプラン選択が重要です。特に商用利用を考えている方は、ステルスモード(生成画像の非公開機能)の有無が決定的な違いになるため、Pro プラン以上の検討が必要になります。

Midjourneyの各有料プランの比較と実際の使用感

Midjourneyは料金だけでなく実際の使い勝手も重要なポイントなので、筆者が各プランを実際に使って感じたリアルな使用感をお伝えしていきます!

Basic Plan(月額10ドル):初心者には最適だが制約も多い

最も手頃なBasicプランは、Midjourneyを初めて試したい方には良いスタートラインです。月3.3時間のFast GPU Time(約200枚分)が提供され、基本的な画像生成機能はすべて利用できます。

ただし、筆者が実際に使ってみると想像以上に制限を感じる場面が多くありました。特に問題なのは、GPU時間を使い切った後の対処法が限られることです。Standardプラン以上で使える「Relaxモード」が利用できないため、追加のFast Hours購入(1時間4ドル)か翌月まで待つしか選択肢がありません。

また、生成した画像やプロンプトがすべて公開されるため、プライベートな用途でも他のユーザーから丸見えになってしまう点にも注意が必要です!

※限られたGPU時間を効率的に活用するためのコツや、画像生成のテクニックについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

Standard Plan(月額30ドル):ベストバランスなプラン

筆者の中で最も評価が高かったのがStandardプランです。Fast GPU Timeが15時間(約900枚)に増加するのに加え、「Relaxモード」という低速だが無制限の生成機能が使えるようになります。

Relaxモードは生成に5〜10分かかりますが、GPU時間を消費せずに好きなだけ画像を作れるため、時間に余裕があるときの実験や大量生成にはとっても便利です。実際に使ってみると、急ぎでない作業はRelaxモードに回すことで、貴重なFast GPU Timeを効率的に活用できることがわかりました。

価格も月額30ドルとBasicの3倍ですが、機能面での向上を考えると十分納得できる設定です!

Pro Plan(月額60ドル):商用利用なら避けて通れないプラン

ステルスモード

Pro Planの最大の特徴は「ステルスモード」の搭載です。この機能により、生成した画像やプロンプトを完全に非公開にできるため、商用プロジェクトや機密性の高い作業には必須の機能といえます。

また、同時実行可能なジョブ数がFastモードで12件まで拡張されるため、作業効率が大幅に向上します。筆者も複数のプロンプトを並行実行できることで、アイデア出しから最終調整までのワークフローがスムーズになりました!

年間売上100万ドルを超える企業の商用利用には、このProプラン以上が必須となる点も覚えておきましょう。

※ステルスモード(プライベートモード)の詳しい設定方法や活用法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

Mega Plan(月額120ドル):本格的な大量生成向け

MegaプランはProプランの機能に加え、Fast GPU Timeが60時間(約3,600枚)まで拡張されます。ただし、単純にProプランの2倍の価格になるため、相当な大量生成が必要でない限りコストパフォーマンスは良いとは言えません!

デザイン事務所や広告代理店など、日常的に数100枚単位での画像生成が必要な場合にのみ、その価値を実感できるプランなのかな感じます。一般的な用途であれば、Proプランで十分事足りるというのが正直な感想です。

Midjourneyの料金選びで失敗しないためのコツ4選!

プラン選びで後悔しないためには、Midjourneyの料金システムの特徴をしっかり把握しておくことが大切です!

コツ①:GPU時間の概念を正しく理解する

Midjourneyで最も重要なのが「GPU時間」の概念です。これは画像生成にかかる処理時間のことで、他のサービスのように「月○枚まで」ではなく「月○時間まで」という制限になっています。

筆者の検証では、1枚の画像生成に約1分かかるため、Basicプランの3.3時間なら約200枚、Standardプランの15時間なら約900枚が目安となります。ただし、複雑なプロンプトや高解像度設定にすると時間が長くかかる場合もあるため、余裕を持った計算が必要です。

コツ②:ステルスモードの重要性を見極める

多くの方が見落としがちなのが「ステルスモード」の存在です。Pro・Megaプラン限定の機能ですが、これがないと生成した画像やプロンプトがすべてMidjourneyのギャラリーで公開されてしまいます。

Discordでの公開例

実際に試したところ、Discordの個人サーバーで生成した画像でも公開される仕様になっていました。商用利用はもちろん、プライベートな画像でも他人に見られたくない場合は、Proプラン以上が必須条件となります!

コツ③:同時生成数(ジョブ数)を知る

意外と重要なのが同時生成可能なジョブ数です。BasicとStandardプランでは3件まで、Pro・Megaプランでは最大12件まで同時に処理できます。

実際に使ってみると、複数のアイデアを並行して試したり、バリエーション生成を同時進行したりする際に、この差が作業効率に大きく影響することがわかりました。本格的にMidjourneyを活用したい場合は、この点も考慮に入れておきましょう!

コツ④:RelaxモードとFastモードの使い分け

Standardプラン以上で利用できる「Relaxモード」は、処理速度が遅い代わりにGPU時間を消費しない生成方法です。筆者は、急ぎでない実験的な生成はRelaxモード、クライアントワークなど期限のある作業はFastモードと使い分けることで、月額料金を大幅に節約できました!

ただし、Relaxモードは生成に5〜10分かかるため、リアルタイムでの調整が必要な場面では現実的ではありません。自分のワークフローに合った使い方を見つけることが重要ですね。

Midjourneyの有料プラン変更・解約方法と注意点

プラン変更や解約は思っているより簡単ですが、タイミングを間違えると損をしてしまうこともあります。

Webサイトからのプラン変更手順

プラン変更は意外と簡単で、Midjourney公式サイトのアカウントページから手続きできます。具体的には、ログイン後に左下のアカウントアイコンをクリックし、「Manage Subscription」を選択します。

変更画面では「Downgrade/Upgrade Plan」ボタンから希望のプランを選択できます!上位プランへの変更は日割り計算で差額が請求され、下位プランへの変更は次回更新日から適用される仕組みです。

Discordからの変更方法

Discord版を使っている場合は、チャット画面で「/subscribe」コマンドを入力することでも変更ページにアクセスできます。表示されるリンクをクリックすると、Web版と同じ管理画面に移動するため、操作方法は基本的に同じです。

ただし、このリンクは個人用なので、共有サーバーではなく必ずダイレクトメッセージで実行するよう注意してください!

Midjourney解約時の重要な注意点

解約手続きも「Manage Subscription」から「Cancel Plan」を選択することで簡単に行えます。しかし、いくつか知っておくべき注意点があります。

まず、解約はすぐ適用されるのではなく、現在の契約期間終了時に有効になります。つまり、月額プランなら次回更新日まで、年額プランなら契約終了まで通常通り利用できます

また、返金は基本的に有料プラン開始から20分以内の場合のみ可能で、それ以降の返金は受け付けていません。解約後も過去に生成した画像や履歴は保持されるため、データが消失する心配はありません!


実際に試してみてわかったのは、プラン変更のタイミングが重要だということです。上位プランへの変更は、GPU時間が不足する直前に行うのが最も効率的で、下位プランへの変更は契約更新日の直前に手続きするのがおすすめです!

年額契約の場合は途中解約による返金がないため、まずは月額プランで使用感を確認してから年額に切り替える方が安全といえるでしょう。

Midjourneyの商用利用時の注意点

ビジネスでMidjourneyを活用する場合、料金だけでなく利用規約や法的リスクについても正しく理解しておく必要があります!

注意点①:基本的にはすべてのプランで商用利用可能

Midjourneyで生成した画像は、有料プランに加入していれば基本的に商用利用が認められています。公式の利用規約でも「生成した画像の所有権はユーザーに帰属する」と明記されており、販売や広告素材としての利用も問題ありません。

ただし、詳しく調べたところ、いくつかの重要な制限があることがわかりました。特に企業規模によって利用可能なプランが制限される点は見落としがちなので注意が必要です!

注意点②:年間売上100万ドル超企業はProプラン以上が必須

最も重要な制限が、年間総収入100万ドル(約1.4億円)を超える企業の場合、ProプランまたはMegaプランの契約が必要になることです。つまり、大企業がBasicやStandardプランで商用利用することは規約違反となってしまいます!

この制限は個人事業主や小規模企業には適用されませんが、会社として利用する場合は事前に年間売上を確認しておくことが大切です。

注意点③:ステルスモードの商用利用における重要性

商用利用で特に注意したいのがステルスモードです。Pro・Megaプラン限定の機能ですが、これを使わないと生成した画像やプロンプトがすべて公開されてしまいます。

実際に確認しましたが、新商品のコンセプトデザインやロゴの検討など、競合他社に知られたくない内容を扱う場合、ステルスモードは必須の機能になります!

注意点④:著作権・肖像権に関する注意事項

Midjourneyが画像の所有権を認めているとはいえ、生成AIコンテンツの著作権については法的にグレーゾーンの部分もあります。特に注意すべきなのは、既存のキャラクターや実在人物に酷似した画像の商用利用です。

また、有名なアーティストの作風を模倣したプロンプトを使用した場合、著作権侵害を問われるリスクもゼロではありません。商用利用する際は、オリジナリティの高い画像を選択し、使用前に法的リスクを十分検討することをおすすめします!

※Midjourneyの商用利用について知りたい方は、こちらの記事で利用規約や注意点を詳しく解説しています。

【FAQ】Midjourneyの料金プランについてよくある質問

Q
GPU時間が足りなくなった場合はどうすればいい?
A

Fast Hoursを1時間4ドルで追加購入するか、Standardプラン以上ならRelaxモードで無制限生成が可能です。筆者は月末にGPU時間が不足することが多かったため、上位プランへの変更も検討してみてください。

Q
年間契約と月間契約、どちらがお得?
A

年間契約なら月額換算で20%オフになるため、1年以上の継続利用が確実なら年間契約がお得です。ただし途中解約時の返金はないため、初回は月間契約で試すことをおすすめします。

Q
他のAI画像生成ツールと比べて料金は高い?
A

DALL-Eは従量課金制、Stable Diffusionは基本無料ですが技術的知識が必要です。Midjourneyは固定料金で高品質な画像を安定して生成できるため、筆者としてはコストパフォーマンスは良いと感じています!

Q
無料でFast Hoursを獲得する方法はある?
A

公式サイトの「Tasks」から画像評価やアンケートに参加することで、追加のFast Hoursを無料で獲得できます。ただし、獲得したFast Hoursには30日間の使用期限があるので注意してください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Midjourneyの料金プランについて、各プランの特徴から選び方のコツ、商用利用時の注意点まで詳しくご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • Midjourneyは現在4つの有料プランのみで、月額10ドルから120ドルまで用途に応じて選択可能
  • 最も重要な違いはGPU時間の長さとステルスモードの有無(商用利用時は特に注意)
  • Standardプラン以上ならRelaxモードで無制限生成が可能だが、処理速度は遅くなる
  • 年間売上100万ドル超の企業はProプラン以上が必須、個人・小規模企業は全プラン利用可能
  • プラン変更は簡単だが、タイミングを間違えると損をする可能性がある

Midjourneyのプラン選びで迷っている方や、現在のプランに満足していない方にとって、参考になる情報だったのではないでしょうか?

ぜひ、この記事を参考にして自分の用途に最適なプランを見つけて、Midjourneyでの画像生成を思う存分楽しんでください!

※プランが決まったら、効果的なプロンプトの作り方もマスターしましょう。高品質な画像を生成するコツを詳しく解説しています。

romptn aiが提携する「SHIFT AI」では、AIの勉強法に不安を感じている方に向けて無料オンラインセミナーを開催しています。

AIを使った副業の始め方や、収入を得るまでのロードマップについて解説しているほか、受講者の方には、ここでしか手に入らないおすすめのプロンプト集などの特典もプレゼント中です。

AIについて効率的に学ぶ方法や、業務での活用に関心がある方は、ぜひご参加ください。

\累計受講者10万人突破/