Midjourneyで画像を制作していると、「もっと雰囲気を出したいのに、なぜか普通に見えてしまう」
「構図は悪くないはずなのに、印象に残らない」と感じることはありませんか?
実は、こうした差は“アングル指定”で大きく変わります。
同じ被写体・同じ服装・同じライティングでも、ローアングルなのか俯瞰なのか、寄るのか引くのか
カメラの角度・距離が変わるだけで、写真(画像)の説得力は別物になります。
しかし実際には、「どの角度を指定すればいいのか毎回調べている」、「英語の呼び方がパッと出てこない」このような場面も多いと思います。
そこで本記事では、Midjourneyでそのままコピペで使える “カメラアングル40種類” を一つにまとめました。
迷った時にすぐ引ける「角度辞典」のような使い方ができるようにまとめています。
📖この記事のポイント
- アングルは “世界観をコントロールする” ための土台になる
- –arは「キャンバスの比率」なのでアングルと合わないと反映しにくい
- カメラアングル系は特に“前方配置”の影響を受けやすい
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無料AIセミナーを見てみるMidjourneyのカメラアングルとは?基本を理解しよう
- 画角を変えるだけで「同じ被写体でも全く違う印象」を作れる
- 主役を強調したり、背景を見せたり、伝えたい要素の“優先度”をコントロールできる
- dramatic / cinematic / SNS映え など、狙いたい世界観に一瞬で寄せられる
- 撮影の“意図”をプロ級で付与できる(商品 → 上から、人物 → ローアングル etc)
- ミステリアス・スタイリッシュ・可愛い…などの「雰囲気づけ」もアングルだけで調整可能
- Midjourneyでは「こう写したい」をそのままキーワード列挙していく
- キーワードは “文章っぽく” 書いても “タグ的にカンマ区切り” にしてもOK
- 書く場所のルールを気にしすぎなくてOK(順番が多少前後しても機能することがほとんど)
- まずは
①被写体
②距離(アップ or 全身)
③アングル
④仕上げ(lighting / color / 写真/イラスト etc)
の順に、思いついたものから足していく感覚で書けば形になる
使い方のコツについては、以下の記事でも取り上げていますのでぜひ参考にしてください!
【基本編】被写体との距離を調整するプロンプト
被写体のサイズ(全身/半身/顔寄り など)をコントロールしたい時に使える「距離指定」の一覧です。
人物がどれくらい大きく写るかを調整したい時は、ここから選んでプロンプトに加えます。
| 種類 | プロンプト | 意味 |
|---|---|---|
| 全身 | Full Body Shot | 足先まで写る全身構図 |
| 上半身 | Medium Shot | 胸〜腰までのミディアム距離 |
| バストアップ | Bust Shot | 肩〜胸上まで |
| 顔寄り | Close-Up | 表情が中心になる寄り構図 |
| 超寄り | Extreme Close-Up | 目・口などパーツレベルで寄る |
| ワイド | Wide Shot / Long Shot | 引き気味で背景やシーンを強調 |
| 超ワイド | Extreme Long Shot | 人物が“点“に近いレベルで遠景 |
【角度編】上下のアングルを変えるプロンプト
被写体は同じでも、カメラを上から/下から向けるだけで “印象” がガラッと変わります。
ローアングルは迫力や存在感、ハイアングルは可愛さや弱さの演出に繋がることも多いです。
ここでは “上下の角度を変えたい時” に使うプロンプトを一覧化しました。
| 種類 | プロンプト | 意味 |
|---|---|---|
| ローアングル | Low Angle Shot | 下から見上げる構図(迫力・威圧・ヒロイック) |
| ローアングル全身 | Low Angle Full Body Shot | 下から見上げつつ体全体が入る構図 |
| エクストリームローアングル | Extreme Low Angle Shot | 足元近くからの極端な見上げ |
| ワームズアイビュー | Worm’s Eye View | 地面すれすれから覗き込む視点 |
| ハイアングル | High Angle Shot | 上から見下ろす構図(かわいさ/弱さ) |
| ハイアングル全身 | High Angle Full Body Shot | 上から見下ろしつつ全身が入る構図 |
| エクストリームハイアングル | Extreme High Angle Shot | ドローン視点に近い極端な俯瞰 |
| 目線レベル | Eye Level Shot | 被写体とカメラの目線が同じ高さ |
| ダッチアングル | Dutch Angle | 傾きのあるアングルで動き・緊張感を出す |
【視点編】カメラの高さ・位置を変えるプロンプト
カメラの高さや位置を変えるだけでも、写真の意味は大きく変わります。
真上・真下・衛星視点など、普段の視線では見ない角度は “非日常感” を演出しやすく、ドラマ性を強める時にも有効です。
ここでは “視点(カメラの高さ・位置)を変えたい時” に使うプロンプトを一覧化しました。
| 種類 | プロンプト | 意味 |
|---|---|---|
| 鳥瞰 | Bird’s Eye View | 高い場所から斜めに俯瞰した視点 |
| オーバーヘッド | Overhead Shot | 真上から垂直に見下ろす視点 |
| ドローン / 空撮 | Drone Shot / Aerial Shot | 空中からの俯瞰(広い構図向き) |
| 衛星写真 | Satellite Photo | さらに高所から見下ろす “地図的” 視点 |
| グラウンドレベル | Ground Level Shot | 地面すれすれの低い位置から見た視点 |
| トップダウン | Top-Down Shot | 真上から真下だけを見る “真俯瞰” |
【方向編】被写体の向きを指定するプロンプト
正面/横/後ろ/ななめ…と見る位置を変えるだけで“誰視点の絵なのか”が強く定義されます。
ここでは “見る方向を指定したい時” に使えるプロンプトを一覧化しました。
| 種類 | プロンプト | 意味 |
|---|---|---|
| 正面 | Front View | カメラが被写体の正面にある視点 |
| 横 | Side View | 横から被写体を捉える視点 |
| 後ろ姿 | Back View | 背後側から人物や物を見る視点 |
| 斜め(3/4) | Three-Quarter View | 正面と横の中間(表情と立体感を両立) |
| 肩越し視点 | Over-the-Shoulder Shot | キャラの肩越しに“相手”を見る視点 |
| 主観視点 | POV Shot / Point of View | カメラ=主人公の目線になる視点 |
【特殊編】ユニークな構図・撮影方法のプロンプト
個性的な表現や“ちょっと特別な見せ方”をしたい時に役立つアングルの一覧です。
自撮り・反射・魚眼レンズなど、世界観ごとガラッと変えられるので、作品の雰囲気を作り込みたい時に便利なカテゴリです。
| 種類 | プロンプト | 意味 |
|---|---|---|
| セルフィー(自撮り) | Selfie Shot | 自撮りのような視点で見せる構図 |
| ミラーショット(鏡越し) | Mirror Shot | 鏡越しに撮られた構図 |
| リフレクションショット(反射) | Reflected Shot | 水面/ガラスなど反射面で見せる構図 |
| 魚眼レンズ | Fish-Eye Shot | 魚眼レンズならではの極端な広がり |
| 広角レンズ | Wide-Angle Shot | 広角レンズのダイナミックな広がり |
| ティルトシフト | Tilt-Shift Shot | ミニチュア模型風の特殊レンズ効果 |
| シルエット撮影 | Silhouette Shot | 逆光で輪郭だけをくっきり見せる構図 |
| 長時間露光 | Long Exposure Shot | シャッタースピードを遅くして光跡などを残す構図 |
| マクロ撮影 | Macro Shot | 近距離で小物や質感を強調する構図 |
| パノラマ撮影 | Panorama Shot | 横長の広大な景色を一枚で見せる構図 |
【レイアウト編】複数の構図・分割表示のプロンプト
複数の構図を並べて見せたいとき、分割画面にしたいとき、情報の対比を作りたいときに使えるアングルです。
「一枚の画像で比較したい/二つ以上の視点を入れたい」時に役立ちます。
| 種類 | プロンプト | 説明 |
|---|---|---|
| 分割画面 | split view / split screen | 画面を2分割・3分割して見せる構図 |
| グリッド表示 | grid view / contact sheet | 複数の小コマ画像を並べて表示する構図 |
| アイソメトリック | isometric | 全体を斜め上から俯瞰した等角ビュー |
| 左右対称 | symmetry | 中央で左右を対称にしたレイアウト |
Midjourneyでアングル指定がうまくいかない時の対処法
カメラアングルの指示を入れても、意図と違う構図で出力されることがあります。
そんな時は、プロンプト内の位置や言葉の優先度・アスペクト比を調整することで改善できるケースが多いです。
対処法①:プロンプトの語順を調整する
Midjourneyは「すべての単語を平等に読む」ように見えて、実際は内部で“優先順位”をつけて解釈しています。
よって、同じ単語を使っていても後ろの方に書かれていると、優先度が低くなり、反映されづらくなることがあります。
特にカメラアングル系の指定は、その影響を強く受けやすいです。
以下の例のように「語順を前にずらすだけ」で、突然反映され始めるケースはよくあります。
✕ woman sitting in cafe, beautiful bokeh, low angle shot
→ 優先度低い
〇 low angle shot, woman sitting in cafe, beautiful bokeh
→ 反映されやすい
対処法②:アスペクト比(–ar)を調整する
アスペクト比は“構図を収める枠”なので、被写体や狙っているアングルに合っていないと、Midjourney側がうまく反映しづらい場合があります。
特にローアングル・俯瞰など高さを見せたいアングルは、横長のキャンバスより縦長のほうが収まりやすい傾向があります。
実際、同じプロンプトでも –ar だけ変更したら急にアングルが通る、というケースもよくあります。
【実践編】カメラアングルを組み合わせた活用例
ここからは、実際にアングルを組み合わせて“狙ったテイスト”へ寄せていく例を紹介します。
どんなジャンルでも応用できるので、自分の出したい雰囲気に合わせて使ってみてください!
例①:ファッション撮影風の画像を作る

fashion model wearing summer dress, full body shot, low angle shot,
studio lighting, white background, professional photography,
high detail, vibrant colors --ar 2:3例②:商品写真風の画像を作る

product photography, luxury watch, full body shot, overhead shot,
white background, studio lighting, high detail, commercial photography,
clean composition --ar 1:1例③:映画のワンシーン風の画像を作る

cinematic scene, hero standing on cliff, extreme low angle shot,
dramatic sky, epic lighting, film noir style, wide shot,
cinematic composition, 35mm film --ar 21:9例④:SNS映えする画像を作る

selfie, young woman with coffee, cafe background,
natural smile, soft natural lighting, instagram aesthetic,
casual fashion, trendy style, bokeh lights --ar 4:5まとめ
Midjourneyでは、同じ被写体や同じ服装・同じ構図であっても、カメラアングルを変えるだけで“受け取られる印象”は大きく変わります。
カメラの角度・高さ・距離・視点・向きなどを明確に言語化して指定することで、狙った世界観をより正確に反映させることができます。
本記事の一覧は、そのままコピペして差し込みできる “角度辞典” として使ってくださいね!
他にも使えるプロンプトを以下の記事でも紹介していますので、ぜひ組み合わせて使ってみてください!
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