【完全版】Midjourneyのカメラアングル40選!プロンプト付きで徹底解説

Midjourney

Midjourneyで画像を制作していると、「もっと雰囲気を出したいのに、なぜか普通に見えてしまう」

「構図は悪くないはずなのに、印象に残らない」と感じることはありませんか?

実は、こうした差は“アングル指定”で大きく変わります。

同じ被写体・同じ服装・同じライティングでも、ローアングルなのか俯瞰なのか、寄るのか引くのか

カメラの角度・距離が変わるだけで、写真(画像)の説得力は別物になります。

しかし実際には、「どの角度を指定すればいいのか毎回調べている」、「英語の呼び方がパッと出てこない」このような場面も多いと思います。

そこで本記事では、Midjourneyでそのままコピペで使える “カメラアングル40種類” を一つにまとめました。

迷った時にすぐ引ける「角度辞典」のような使い方ができるようにまとめています。

📖この記事のポイント

  • アングルは “世界観をコントロールする” ための土台になる
  • –arは「キャンバスの比率」なのでアングルと合わないと反映しにくい
  • カメラアングル系は特に“前方配置”の影響を受けやすい
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Midjourneyのカメラアングルとは?基本を理解しよう

カメラアングル指定でできること
  • 画角を変えるだけで「同じ被写体でも全く違う印象」を作れる
  • 主役を強調したり、背景を見せたり、伝えたい要素の“優先度”をコントロールできる
  • dramatic / cinematic / SNS映え など、狙いたい世界観に一瞬で寄せられる
  • 撮影の“意図”をプロ級で付与できる(商品 → 上から、人物 → ローアングル etc)
  • ミステリアス・スタイリッシュ・可愛い…などの「雰囲気づけ」もアングルだけで調整可能
プロンプトの基本的な使い方
  • Midjourneyでは「こう写したい」をそのままキーワード列挙していく
  • キーワードは “文章っぽく” 書いても “タグ的にカンマ区切り” にしてもOK
  • 書く場所のルールを気にしすぎなくてOK(順番が多少前後しても機能することがほとんど)
  • まずは
     ①被写体
     ②距離(アップ or 全身)
     ③アングル
     ④仕上げ(lighting / color / 写真/イラスト etc)
     の順に、思いついたものから足していく感覚で書けば形になる

使い方のコツについては、以下の記事でも取り上げていますのでぜひ参考にしてください!

【基本編】被写体との距離を調整するプロンプト

被写体のサイズ(全身/半身/顔寄り など)をコントロールしたい時に使える「距離指定」の一覧です。

人物がどれくらい大きく写るかを調整したい時は、ここから選んでプロンプトに加えます。

種類プロンプト意味
全身Full Body Shot足先まで写る全身構図
上半身Medium Shot胸〜腰までのミディアム距離
バストアップBust Shot肩〜胸上まで
顔寄りClose-Up表情が中心になる寄り構図
超寄りExtreme Close-Up目・口などパーツレベルで寄る
ワイドWide Shot / Long Shot引き気味で背景やシーンを強調
超ワイドExtreme Long Shot人物が“点“に近いレベルで遠景

【角度編】上下のアングルを変えるプロンプト

被写体は同じでも、カメラを上から/下から向けるだけで “印象” がガラッと変わります。

ローアングルは迫力や存在感、ハイアングルは可愛さや弱さの演出に繋がることも多いです。

ここでは “上下の角度を変えたい時” に使うプロンプトを一覧化しました。

種類プロンプト意味
ローアングルLow Angle Shot下から見上げる構図(迫力・威圧・ヒロイック)
ローアングル全身Low Angle Full Body Shot下から見上げつつ体全体が入る構図
エクストリームローアングルExtreme Low Angle Shot足元近くからの極端な見上げ
ワームズアイビューWorm’s Eye View地面すれすれから覗き込む視点
ハイアングルHigh Angle Shot上から見下ろす構図(かわいさ/弱さ)
ハイアングル全身High Angle Full Body Shot上から見下ろしつつ全身が入る構図
エクストリームハイアングルExtreme High Angle Shotドローン視点に近い極端な俯瞰
目線レベルEye Level Shot被写体とカメラの目線が同じ高さ
ダッチアングルDutch Angle傾きのあるアングルで動き・緊張感を出す

【視点編】カメラの高さ・位置を変えるプロンプト

カメラの高さや位置を変えるだけでも、写真の意味は大きく変わります。

真上・真下・衛星視点など、普段の視線では見ない角度は “非日常感” を演出しやすく、ドラマ性を強める時にも有効です。

ここでは “視点(カメラの高さ・位置)を変えたい時” に使うプロンプトを一覧化しました。

種類プロンプト意味
鳥瞰Bird’s Eye View高い場所から斜めに俯瞰した視点
オーバーヘッドOverhead Shot真上から垂直に見下ろす視点
ドローン / 空撮Drone Shot / Aerial Shot空中からの俯瞰(広い構図向き)
衛星写真Satellite Photoさらに高所から見下ろす “地図的” 視点
グラウンドレベルGround Level Shot地面すれすれの低い位置から見た視点
トップダウンTop-Down Shot真上から真下だけを見る “真俯瞰”

【方向編】被写体の向きを指定するプロンプト

正面/横/後ろ/ななめ…と見る位置を変えるだけで“誰視点の絵なのか”が強く定義されます。

ここでは “見る方向を指定したい時” に使えるプロンプトを一覧化しました。

種類プロンプト意味
正面Front Viewカメラが被写体の正面にある視点
Side View横から被写体を捉える視点
後ろ姿Back View背後側から人物や物を見る視点
斜め(3/4)Three-Quarter View正面と横の中間(表情と立体感を両立)
肩越し視点Over-the-Shoulder Shotキャラの肩越しに“相手”を見る視点
主観視点POV Shot / Point of Viewカメラ=主人公の目線になる視点

【特殊編】ユニークな構図・撮影方法のプロンプト

個性的な表現や“ちょっと特別な見せ方”をしたい時に役立つアングルの一覧です。

自撮り・反射・魚眼レンズなど、世界観ごとガラッと変えられるので、作品の雰囲気を作り込みたい時に便利なカテゴリです。

種類プロンプト意味
セルフィー(自撮り)Selfie Shot自撮りのような視点で見せる構図
ミラーショット(鏡越し)Mirror Shot鏡越しに撮られた構図
リフレクションショット(反射)Reflected Shot水面/ガラスなど反射面で見せる構図
魚眼レンズFish-Eye Shot魚眼レンズならではの極端な広がり
広角レンズWide-Angle Shot広角レンズのダイナミックな広がり
ティルトシフトTilt-Shift Shotミニチュア模型風の特殊レンズ効果
シルエット撮影Silhouette Shot逆光で輪郭だけをくっきり見せる構図
長時間露光Long Exposure Shotシャッタースピードを遅くして光跡などを残す構図
マクロ撮影Macro Shot近距離で小物や質感を強調する構図
パノラマ撮影Panorama Shot横長の広大な景色を一枚で見せる構図

【レイアウト編】複数の構図・分割表示のプロンプト

複数の構図を並べて見せたいとき、分割画面にしたいとき、情報の対比を作りたいときに使えるアングルです。

「一枚の画像で比較したい/二つ以上の視点を入れたい」時に役立ちます。

種類プロンプト説明
分割画面split view / split screen画面を2分割・3分割して見せる構図
グリッド表示grid view / contact sheet複数の小コマ画像を並べて表示する構図
アイソメトリックisometric全体を斜め上から俯瞰した等角ビュー
左右対称symmetry中央で左右を対称にしたレイアウト

Midjourneyでアングル指定がうまくいかない時の対処法

カメラアングルの指示を入れても、意図と違う構図で出力されることがあります。

そんな時は、プロンプト内の位置や言葉の優先度・アスペクト比を調整することで改善できるケースが多いです。

対処法①:プロンプトの語順を調整する

Midjourneyは「すべての単語を平等に読む」ように見えて、実際は内部で“優先順位”をつけて解釈しています。

よって、同じ単語を使っていても後ろの方に書かれていると、優先度が低くなり、反映されづらくなることがあります。

特にカメラアングル系の指定は、その影響を強く受けやすいです。

以下の例のように「語順を前にずらすだけ」で、突然反映され始めるケースはよくあります。

✕ woman sitting in cafe, beautiful bokeh, low angle shot
→ 優先度低い
low angle shot, woman sitting in cafe, beautiful bokeh
→ 反映されやすい

まずは文章全体をいじる前に、語順だけ調整してみるのが一番負担が少なく、効果が出やすい対処法になります。

対処法②:アスペクト比(–ar)を調整する

アスペクト比は“構図を収める枠”なので、被写体や狙っているアングルに合っていないと、Midjourney側がうまく反映しづらい場合があります。

特にローアングル・俯瞰など高さを見せたいアングルは、横長のキャンバスより縦長のほうが収まりやすい傾向があります。

実際、同じプロンプトでも –ar だけ変更したら急にアングルが通る、というケースもよくあります。

アングルが反映しないときは「文章を書き換えるより先に、キャンバスの比率を変える」ほうが近道になることが多いです。

【実践編】カメラアングルを組み合わせた活用例

ここからは、実際にアングルを組み合わせて“狙ったテイスト”へ寄せていく例を紹介します。

どんなジャンルでも応用できるので、自分の出したい雰囲気に合わせて使ってみてください!

例①:ファッション撮影風の画像を作る

fashion model wearing summer dress, full body shot, low angle shot, 
studio lighting, white background, professional photography, 
high detail, vibrant colors --ar 2:3

例②:商品写真風の画像を作る

product photography, luxury watch, full body shot, overhead shot, 
white background, studio lighting, high detail, commercial photography, 
clean composition --ar 1:1

例③:映画のワンシーン風の画像を作る

cinematic scene, hero standing on cliff, extreme low angle shot, 
dramatic sky, epic lighting, film noir style, wide shot, 
cinematic composition, 35mm film --ar 21:9

例④:SNS映えする画像を作る

selfie, young woman with coffee, cafe background, 
natural smile, soft natural lighting, instagram aesthetic, 
casual fashion, trendy style, bokeh lights --ar 4:5

まとめ

Midjourneyでは、同じ被写体や同じ服装・同じ構図であっても、カメラアングルを変えるだけで“受け取られる印象”は大きく変わります。

カメラの角度・高さ・距離・視点・向きなどを明確に言語化して指定することで、狙った世界観をより正確に反映させることができます。

本記事の一覧は、そのままコピペして差し込みできる “角度辞典” として使ってくださいね!

他にも使えるプロンプトを以下の記事でも紹介していますので、ぜひ組み合わせて使ってみてください!

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