「ジブリ風みたいな、あの温かい空気感のイラストを作ってみたい。」
そう思ってMidjourneyを触ってみたものの、いざ生成すると
「思ったよりアニメっぽくならない」「色が強すぎて雰囲気が違う」「背景は良いのに人物が崩れる」
など、あと一歩で止まってしまうことって多いですよね。
この記事では、Midjourneyで“ジブリ風っぽい”やさしい手描きアニメ調の表現に近づけるための考え方と、すぐ使えるプロンプト例をシーン別にまとめて紹介します。
さらに、生成した画像を公開・商用利用する前に知っておきたい著作権まわりの注意点も、難しい言葉を避けてわかりやすく整理します。
※本記事では特定作品そのものを再現する目的ではなく、「手描きアニメ映画のような温かいトーン」を参考にした表現作りとして解説します。
安心して楽しむための作り方と注意点を、順番に見ていきましょう。
📖この記事のポイント
- ジブリ風は「情景+光+色+手描き感」を揃えると安定する
- 色は warm colors/pastel tones で“やさしく”寄せやすい
- 公開・商用は固有名詞を避け、誤解されない出し方を意識する
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無料特典を今すぐ受け取るMidjourneyでジブリ風イラストを生成する基本
ジブリ風の“それっぽさ”は、実はキャラの顔立ちよりも先に「空気感」を作れるかで決まりやすいです。
Midjourneyは、世界観の軸が決まるほど出力が安定し、狙った雰囲気に寄せやすくなります。
ここでは基本を3つに分けて押さえます。
まず決めるのは“何を描くか”ではなく、“どんな気配の世界か”です。
たとえば「夕暮れの田舎」「静かな森」「海辺の町」といった場面を一言で固定し、次に朝・夕方・曇りなどの光を指定します。
ここが曖昧だと、同じプロンプトでも毎回仕上がりがブレやすいので、最初に世界観の軸を置くのが大切です。
ジブリ風に寄せたいときは、「studio ghibli style」「anime style」「hand-drawn」などのキーワードが入口として便利です。
ただし、キーワードだけに頼ると“それっぽいけど違う”になりがちなので、質感や描写の言葉で支えると安定します。
たとえば「hand-drawn animation feel(手描きアニメっぽい質感)」「watercolor background(水彩背景)」「soft shading(柔らかい陰影)」のように、見た目の特徴を具体的に添えるのがコツです。
色合いは鮮やかすぎるとゲームっぽくなりやすいので、warm colors(暖色)、pastel tones(淡い色)、muted colors(落ち着いた色)で少し抑えると雰囲気がまとまりやすいです。
雰囲気は nostalgic(懐かしい)、peaceful(穏やか)、cozy(居心地がいい)など短い言葉で方向づけるとブレが減ります。
構図は最初は人物アップより「引きの風景+人物は小さめ」が成功しやすく、背景の空気感が出てから人物を詰める流れが作りやすいです。
ジブリ風に仕上げるための基本プロンプト
プロンプトを安定させる一番のコツは、書く順番を固定することです。
- 場所/被写体(何がある風景か)
- 時間帯/光(朝・夕方・曇り、やわらかい光など)
- 空気感(穏やか、懐かしい、静けさ など)
- 色の方向性(warm colors / pastel tones / muted colors)
- 手描き表現(watercolor background / soft shading / subtle linework など)
- 仕上げ(必要なら:film grain、haze など)
- 縦横比(–ar)
- モデル指定(例:–niji 6)
この順番をベースにしておくと、同じ世界観のまま「時間帯だけ変える」「色だけ変える」といった微調整がしやすくなります。
まずはこの型で土台を作り、違和感が出たところだけを差し替える感覚で整えていくのがおすすめです。
そのうえで、仕上がりの方向性を軽く固定したいときに便利なのが、「studio ghibli style」「anime style」「hand-drawn」のようなスタイル系キーワードです。
これらは補助として使い、質感・光の言葉とセットで入れると、完成が自然になりやすいです。
また、公開や商用利用を考えるなら、固有名詞よりも nostalgic、peaceful、cozy といった雰囲気語で寄せるほうが安心で、仕上がりも柔らかくまとまりやすいです。

a peaceful japanese countryside at sunset, rolling hills, small wooden house, Studio Ghibli style, warm colors, hand-drawn animation --ar 16:9 --niji 6
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【シーン別】ジブリ風イラストのプロンプト例
ここからは、シーンごとにそのまま使えるジブリ風プロンプト例を紹介します。
各プロンプトはコピペして使ってOKです。
まずは気になるシーンをそのまま生成し、次に「季節」「時間帯」「色(warm / pastel / muted)」の3点だけを入れ替えてみてください。
同じ世界観のまま、自分の好みのジブリ風に寄せやすくなります。
ジブリ風の自然・風景を生成するプロンプト
森

ancient forest with giant trees, sunlight filtering through leaves, moss-covered stones, small shrine in distance, Studio Ghibli atmosphere, vibrant green tones, peaceful mood --ar 16:9 --niji 6
海辺

seaside town on a cliff, blue ocean waves, white clouds in sky, red-roofed houses, Studio Ghibli style, summer afternoon light, nostalgic feeling --ar 16:9 --niji 6
田園

rural rice fields in golden hour, winding path, distant mountains, traditional farmhouse, Studio Ghibli aesthetic, warm sunset colors, tranquil atmosphere --ar 16:9 --niji 6
ジブリ風の街並み・建物を生成するプロンプト
商店街

nostalgic Japanese shopping street, retro storefronts, hanging lanterns, bicycles parked outside, Studio Ghibli style, warm afternoon light, detailed architecture --ar 16:9 --niji 6
ヨーロッパ風の街

European-style town with cobblestone streets, colorful buildings, flower boxes on windows, bakery and cafe, Studio Ghibli atmosphere, soft pastel colors, charming details --ar 16:9 --niji 6
ジブリ風の室内・インテリアを生成するプロンプト
カフェ

cozy cafe interior, wooden furniture, plants by window, warm afternoon sunlight streaming in, coffee cups on table, bookshelves, Studio Ghibli style, inviting atmosphere --ar 16:9 --niji 6
図書館

old library with tall bookshelves, ladder, reading desk by window, dust particles in sunlight, antique furniture, Studio Ghibli aesthetic, quiet peaceful mood --ar 16:9 --niji 6
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Midjourneyでジブリ風キャラクターを生成するコツ
風景はいい感じなのに、人物だけ“AIっぽく”見えてしまうことはよくあります。
ジブリ風の人物づくりでつまずきやすいのは、顔を細かく作り込みすぎて、やさしい空気感が崩れてしまうケースです。
ここからは、年齢や雰囲気ごとに安定しやすいプロンプトの考え方と、すぐ使える例文を紹介していきます。
ジブリ風の人物イラストを作るプロンプト
人物を安定させるには、年齢・雰囲気・服装をまずシンプルに固定し、顔は「優しい目」「控えめな鼻と口」「穏やかな表情」のように、特徴を少数だけ指定するのがコツです。
髪型も複雑にしすぎると崩れやすいので、短髪・ボブ・シンプルな前髪など“形がわかりやすい”ものから入ると成功率が上がります。
ポイントは以下の通りです。
- 年齢と性別は最初に決めて、ぶらさない
少女/少年/大人/老人などを最初に固定すると、顔立ちや体格が安定します。 - 顔は「やさしさ」を言葉で指定する
gentle smile(優しい笑顔)、soft eyes(柔らかい目)、calm expression(落ち着いた表情)など、感情の方向を揃えると“それっぽさ”が出ます。 - 質感は必ず添える
soft watercolor feel(水彩っぽさ)、soft shading(柔らかい陰影)、subtle linework(控えめな線)を入れると、人物が浮きにくくなります。 - 構図は最初は寄りすぎない
アップは難易度が上がるので、最初はバストアップ〜全身、または人物小さめ+背景ありの構図が安定します。
少女

young girl with short brown hair, wearing simple dress, gentle smile, standing in flower field, Studio Ghibli character style, soft watercolor feel, innocent expression --ar 2:3 --niji 6
老人

kind elderly person with wrinkled face, traditional Japanese clothing, warm smile, sitting by window, Studio Ghibli character design, gentle wisdom in expression --ar 2:3 --niji 6
パラメータを調整してジブリらしさを強化する
人物の“ジブリ風らしさ”は、プロンプトだけでなくパラメータ調整でも整えられます。
ここは難しく考えず、まずは「ブレを減らす」「雰囲気を寄せる」の2目的で触るのがおすすめです。
stylizeを上げるほど、イラストとしての表現が強くなりやすい一方で、上げすぎると装飾的になったり、顔が崩れたりすることがあります。
人物はまず控えめ〜中くらいで安定させ、物足りないときに少しずつ上げる流れが失敗しにくいです。
chaosは結果の振れ幅を増やすパラメータです。
最初から高くすると当たり外れが大きくなるので、基本は低めで土台を作り、似た雰囲気の別案がほしいときに少し上げるのが使いやすいです。
構図や髪型の候補を探す段階では便利ですが、仕上げ段階は低めに戻すと安定します。
色合いや雰囲気を指定するプロンプトのコツ
「色」と「光(時間帯・天候)」を言葉で固定すると、よりジブリ風っぽさを安定させることができます。
色指定ワードは、狙う印象に合わせて使い分けるのがおすすめです。
- warm colors(温かい色合い)
- pastel tones(淡い色合い)
- muted colors(落ち着いた色合い)
- soft color palette(柔らかい配色)
- earthy tones(自然で素朴な色)
- vibrant colors(鮮やかな色)
色を淡くしたいなら pastel tones、映画っぽく落ち着かせたいなら muted colors が使いやすいです。
vibrant colors は発色を強めたいときに便利です。
また、時間帯や天候は“雰囲気の決定打”になります。
以下のワードを入れるだけで、陰影や色の出方が安定します。
迷ったら「夕方+暖色+柔らかい光」の組み合わせが最もジブリ風に寄せやすいです。
- golden hour lighting(夕方の光)
- soft morning light(朝の光)
- late afternoon light(午後の光)
- overcast light(曇りの光)
- misty atmosphere(薄い霧)
- sunlight filtering through leaves(木漏れ日)
ここまで紹介した「色指定ワード」と「時間帯・天候ワード」は、単体で入れるより“セット”で組み合わせると一気に雰囲気が安定します。
下の例は、warm colors(暖色)と golden hour lighting(夕方の光)を軸にして、cozy atmosphere(居心地の良さ)で空気感をまとめたプロンプトです。

countryside cottage surrounded by autumn trees, warm orange and yellow tones, golden hour lighting, Studio Ghibli style, cozy atmosphere --ar 16:9 --niji 6
Midjourneyでジブリ風イラストを生成する際の注意点
ジブリ風のような「特定の作品を連想させる表現」は楽しい一方で、公開や商用利用を考える場合は注意しておきたい点があります。
「ジブリ風」を狙うときに一番リスクが上がりやすいのが、作品名やキャラクター名などの固有名詞をそのまま入れることです。
固有名詞はモデルの連想を一気に強めるので、結果として「雰囲気が似ている」ではなく「その作品っぽい具体物が出てくる(=コピー寄りに見える)」状態になりやすいです。
- NG:作品名/キャラ名/作品固有の地名やアイテム名
- OK:固有名詞ではなく「光・色・質感・空気感」で寄せる(hand-drawn/watercolor など)
販売・広告・クライアント案件で使う場合は、Midjourney側の利用条件だけでなく、掲載先(媒体・EC・広告審査・クライアント社内ルール)も確認しておくと安心です。
特に「公式に見える表現」は差し戻しやトラブルの原因になりやすいです。
SNSでは作品の文脈を知らない人にも届くので、誤認を避ける一工夫があると安全です。
- おすすめ:AI生成であることが分かる一言を添える
- 避けたい:公式が作ったように見える書き方/公式素材のような見せ方
まとめ
Midjourneyでジブリ風イラストを作るときは、作品名に頼るのではなく「情景+光+色+手描き感」をセットで揃えるのがいちばん安定します。
プロンプトは“順番”を固定しておくと、森や海辺などシーンを変えても世界観が崩れにくく、人物も背景に馴染みやすくなります。
また、色合い(warm colors/pastel tones など)と時間帯(golden hour lighting など)を言葉で固定すると、狙った雰囲気を再現しやすくなります。
公開や商用利用を考える場合は、固有名詞を避けて「光・色・質感・空気感」で寄せる意識を持つと安心です。
まずは気になるシーンの例プロンプトをコピペして、時間帯や色だけを入れ替えるところから試してみてください!
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