Midjourneyで水彩画風のイラストを作ろうとして、「watercolorって入れたのにデジタルっぽい」
「にじみや紙の質感が出ない」と感じたことはありませんか。
水彩表現は雰囲気が出やすい反面、狙った透明感や筆致を出すには“キーワードの選び方”が大事になります。
この記事では、Midjourneyで水彩画風を安定して作るために、プロンプトの基本構造、透明水彩と不透明水彩の使い分けなどをプロンプト例つきで紹介します。
「なんとなく水彩っぽい」から一歩進んで、「この雰囲気を狙って出せる」状態を目指していきましょう。
📖この記事のポイント
- watercolorで水彩の方向性を固定する
- 紙感はpaper texture/watercolor paper、輪郭の柔らかさはsoft edgesで作れる
- –stylizeで“盛り具合”、–arで構図を調整すると完成度が安定する
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Midjourneyで水彩画風に寄せたいときは、まずwatercolorを入れるだけでも全体のタッチがやわらかくなりやすいです。
被写体 + watercolor + 雰囲気(soft colorsなど) + パラメータ(–arなど)」の順で組み立てる
紙の質感やにじみを強めたい場合は、次の章で紹介するキーワードを追加して仕上げましょう。
風景

a serene japanese garden with cherry blossoms, watercolor painting, soft colors, gentle brushstrokes --ar 16:9
人物

portrait of a young woman with flowing hair, watercolor style, delicate features, pastel tones --ar 2:3
透明水彩と不透明水彩の違いとは?
透明水彩(watercolor)
透明水彩はwatercolor / transparent watercolorのように指定します。
薄い重なりや透け感、淡いグラデーションを出したいときに向きます。

landscape with mountains and lake, transparent watercolor, light and airy, soft washes of color --ar 16:9
不透明水彩(opaque watercolor/gouache)
不透明水彩はopaque watercolor / gouacheのように指定します。
発色が強く、マットでしっかり塗ったような見え方になりやすく、イラスト寄りに整えたいときに便利です。

botanical illustration of roses, opaque watercolor, rich pigments, detailed petals, matte finish --ar 2:3
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水彩画の質感を高める!プロンプトに追加すべきキーワード
watercolorだけでも雰囲気は出ますが、「紙に描いた感じ」「筆のかすれ」「色がにじむ感じ」まで近づけたいなら、質感を表すキーワードを足すのが近道です。
ポイントは、抽象的に“水彩っぽく”と言うより、何が起きている絵なのかを具体語で指定することです。
よく効くのは次の3系統です。
- 筆致:soft brushstrokes、textured strokes、dry brush technique(かすれ)
- 紙:paper texture、rough watercolor paper、cold press paper(紙目)
- にじみ:color bleeding、wet-on-wet technique、soft washes(にじみ・ぼかし)
入れすぎると情報がケンカするので、最初は「紙+にじみ」か「紙+かすれ」みたいに2つに絞ると安定します。
紙目+にじみ

field of wildflowers, watercolor painting, visible paper texture, wet-on-wet technique, colors bleeding together naturally --ar 16:9
紙目+乾いた筆

old european street, watercolor illustration, rough watercolor paper, dry brush technique, textured strokes --ar 16:9
色の滲みと透明感を再現するプロンプトテクニック
Midjourneyで「水彩のにじみ」と「透明感」を出したいときは、感覚の説明よりも、キーワードを“セットで固定”するのが一番早いです。
にじみを出したいときは、soft edges(境界が柔らかい)やcolors flowing into each other(色が流れ合う)を入れます。
透明感はtransparent layers(透明な重なり)やgradient washes(薄いグラデーション塗り)を足すと、ベタ塗り感が減って軽さが出ます。
以下のプロンプトは、にじみ寄りの空気感を soft edges と colors flowing into each other 、透明感はtransparent layersを組み合わせたものです。
にじみ+透明レイヤー

misty morning landscape, watercolor art, soft edges, colors flowing into each other, transparent layers, dreamy atmosphere --ar 16:9
人物や建物など“形を崩したくない被写体”は、にじみ系キーワードを盛りすぎない方が破綻しにくいです。
逆に風景や花は、にじみを強めてもそれっぽく見えやすいので相性がいいです。
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【スタイル別】Midjourneyで再現できる水彩画の種類
水彩画風は「国・画風の方向性」を入れるだけでも雰囲気が変わります。
ここでは代表的な3パターンを押さえます。
日本の水彩画風イラストを作成する方法
余白感ややさしい色、静かな構図が合いやすいです。

traditional japanese landscape, watercolor painting, mount fuji in distance, delicate cherry blossoms, minimalist composition, soft pastel colors --ar 16:9

koi fish in pond, japanese watercolor style, flowing water, lily pads, gentle color gradients, zen-like atmosphere --ar 3:2
japaneseで方向性を固定し、mount fuji・cherry blossoms・koi fishが日本モチーフを決定づけます。
中国水墨画風イラストを作成する方法
水彩にink wash(墨のにじみ)を混ぜると、水墨寄りの表現になります。

bamboo grove in mist, chinese watercolor painting, ink wash technique, monochromatic tones, traditional brushwork --ar 2:3

crane standing in water, chinese watercolor art, ink wash technique, monochromatic tones, flowing lines, minimal color palette, elegant composition, traditional brushwork --ar 2:3
chineseで中国寄りに固定し、ink wash techniqueが“墨のにじみ”を作り、monochromatic tonesが色数を絞って“墨の濃淡”に寄せます。
西洋の水彩画風イラストを作成する方法
光や色の豊かさ、印象派っぽいムードが作りやすい方向です。

french countryside with lavender fields, watercolor painting, vibrant purple tones, warm sunlight, impressionist influence --ar 16:9

still life with fruits and flowers, western watercolor style, rich colors, dramatic lighting, classic composition --ar 3:2
国感を作るワードは「french countryside」「western watercolor style」です。
impressionist influenceやclassic compositionで西洋絵画っぽいムードを補強します。
モノクロからカラフルまで!色の指定で雰囲気を変える方法
水彩は色の選び方で印象が大きく変わります。
狙いに合わせて「色の方向性」を明示すると、完成イメージに近づきやすいです。
モノクロ水彩画を生成する方法

lonely lighthouse by the sea, monochrome watercolor, grayscale tones, dramatic sky, minimalist beauty --ar 2:3
monochrome watercolorで“モノクロ水彩”に固定し、grayscale tonesが黒〜グレーの階調を作ってモノクロ感を強めます。
パステルカラーの水彩画を生成する方法

dreamy meadow with butterflies, watercolor painting, pastel pink and lavender, soft sunlight filtering through, whimsical mood --ar 16:9
「pastel pink and lavender」で、パステルの配色を決め、「soft sunlight filtering through」で全体を柔らかく明るいトーンに整えます。
セピアカラーの水彩画を生成する方法

forest path in autumn, watercolor painting, monochromatic sepia tones, nostalgic atmosphere, subtle shading --ar 16:9
「monochromatic sepia tones」でセピア単色の階調調に寄せ、「nostalgic atmosphere」で古い写真のような懐かしさを足します。
シーン別!Midjourneyで描く水彩画のプロンプト例
ここでは、よく使うシーンごとに、そのままコピペできるプロンプト例をまとめました。
まずは自分の作りたいシーンに近い例を1つ選び、生成してみてください。
①自然風景の水彩画

misty mountains at dawn, watercolor landscape, soft gradients, atmospheric perspective, peaceful morning light --ar 16:9

quiet beach at sunset, watercolor seascape, gentle waves, warm golden hour colors, reflections on wet sand --ar 16:9
②人物ポートレートの水彩画

portrait of an elderly man with wise expression, watercolor painting, gentle wrinkles, soft lighting, warm earth tones --ar 2:3

young ballerina in graceful pose, watercolor art, flowing tutu, delicate features, dreamy pastel background --ar 2:3
③動物や植物の水彩画

majestic eagle soaring in sky, watercolor illustration, detailed feathers, dynamic pose, natural colors --ar 2:3

bouquet of peonies, watercolor painting, delicate petals, soft pink and white tones, loose brushstrokes --ar 2:3
Midjourneyのパラメータ設定で水彩画をより美しくする方法
プロンプトで「水彩っぽい方向性」が決まったら、最後にパラメータで“仕上がりの安定感”を上げます。
ここでは特に効きやすい–stylizeと–arだけに絞って、迷わない調整の考え方をまとめます。
–stylizeで水彩画の芸術性を調整する
–stylize(または–s)は、Midjourney側がどれくらい「いい感じに盛るか」を決めるつまみです。
水彩はこの影響を受けやすいので、まずは狙いを2パターンに分けると迷いません。
- プロンプトの指示が通りやすく、描写が落ち着きます
- 紙感やにじみをキーワードでコントロールしたい時に向きます
- 雰囲気が強く出て、絵として“映える”方向に寄りやすいです
- 意図しない装飾や誇張が入ることもあるので、狙いが固まった後の仕上げ向きです
使い分けのコツは、「まず低めで整えて、物足りなければ上げる」です。
水彩表現は盛りすぎると急に“デジタル絵っぽさ”が戻ることがあるので、上げ幅は少しずつが安全です。
アスペクト比(–ar)で構図を最適化する
–arは画像の縦横比を決める指定で、同じプロンプトでも“構図の組まれ方”が大きく変わります。
水彩は余白や空気感が大事なので、最初に–arを決めてから生成すると失敗が減ります。
- 横長(16:9):風景、サムネ、ヘッダー向き
- 縦長(2:3):人物ポートレート、立ち絵向き
- やや横長(3:2):写真っぽい自然な比率で、風景と人物どちらも扱いやすい
コツは、「主役が何か」で比率を決めることです。
人物が主役なら縦、景色が主役なら横にするだけで、同じプロンプトでも完成度が上がりやすくなります。
Midjourneyで水彩画を作る際によくある失敗とその対処法
水彩画風は「雰囲気が出やすい」反面、少しの違いでデジタル寄りになったり、色が沈んだりしやすいです。
ここでは、つまずきやすい2パターンだけに絞って、直し方をテンプレ化しておきます。
困ったら“該当するワードを足す/引く”だけでOKです。
デジタル感が強く出てしまう場合の対処法
原因はだいたい「紙の情報が足りない」「筆致が均一すぎる」「輪郭が硬い」のどれかです。
水彩の“アナログ要素”を言葉で足すと、手描き寄りに戻しやすくなります。
- traditional watercolor(伝統的な水彩・手描き寄り)
- hand-painted(手描き風)
- analog texture(アナログな質感)
- watercolor paper(水彩紙)
- paper texture(紙の質感・紙目)
- soft brushstrokes(柔らかい筆致)
- soft edges(輪郭をぼかす・境界を柔らかくする)
コツは、一気に盛らずに「paper texture」か「hand-painted」のどちらか1つを足して変化を見ることです。
足りなければ次を1語だけ追加、の順が崩れにくいです。
色が濁ったり暗くなりすぎる場合
水彩はムードを出そうとすると、全体がくすんだり沈んだりしがちです。
この場合は“明るさ・透明感・発色”を指定して、トーンを持ち上げます。
- bright colors(鮮やかな色)
- clear pigments(クリアな発色・濁りを減らす)
- luminous(発光感・明るさ)
- airy(空気感・軽さ)
- soft light(柔らかい光)
- light wash(薄塗り・淡い塗り)
- pastel tones(パステル調・やさしい色味)
コツは、「clear pigments」+「luminous」をまず入れて、それでも暗ければ「soft light」や「airy」を足す流れです。
水彩の透明感を残しながら、色だけ持ち上げやすくなります。
まとめ
水彩画風は、同じ被写体でも「にじみ強め」「透明感重視」「紙目しっかり」みたいに方向を変えるだけで、別作品みたいに表情が変わります。
結果が思った通りじゃなくても、意外とそのズレが“味”になることもあります。
気に入った雰囲気が出たら、そこを起点に少しずつ整えていけばOKです。
いろんな水彩の空気感を試しながら、自分の好きなタッチを見つけていきましょう!
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