「Midjourneyで画像生成をしたいけど、Discord版とWeb版どちらを使えばいいのかわからない…」「Discord版の方が便利って聞くけど、使い方が複雑そう」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
Discord版のMidjourneyは、Web版にはない大きなメリットがあります。自分専用のプライベートサーバーを作成することで、他のユーザーに作品を見られることなく、ジャンル別にチャンネルを分けて効率的に画像管理ができるんです!
今回は、Discord版Midjourneyの基本的な始め方から、プライベートサーバーの作成方法、効率的な画像生成のコツまでを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。この記事を読めば、Discord版Midjourneyを使いこなして、思い通りのAI画像を生成できるようになりますよ!
📖この記事のポイント
- Discord版Midjourneyの始め方から高品質画像生成のコツまで完全マスター
- プライベートサーバー作成で他人に見られない安全な作業環境を構築
- 効率的なチャンネル管理術で過去作品を素早く見つけられる
- パラメータとスタイル指定の使い分けでプロレベルの画像を生成
- SHIFT AIの無料セミナーならAIのプロから無料で収入に直結するAIスキル習得から仕事獲得法まで学べる!
- 今すぐ申し込めば、超有料級の12大特典も無料でもらえる!
\ 累計受講者10万人突破 /
無料AIセミナーを見てみるDiscord版Midjourneyとは?Web版との違いを解説

Midjourneyは、テキストから高品質な画像を生成するAI画像生成サービスで、現在は「Discord版」と「Web版」の2つの方法で利用することができます。
Midjourneyの基本概要

Midjourneyは2022年にリリースされた画像生成AIで、プロンプト(指示文)を入力するだけでリアルな写真からイラスト調の画像まで、幅広いスタイルの画像を生成できるのが特徴です。
当初はDiscordでのみ利用可能でしたが、2024年からはWeb版も提供開始され、ユーザーの用途に応じて選択できるようになりました。
Discord版とWeb版の主な違い
実際に両方を使い比べた結果、以下のような違いがあることがわかりました!
Discord版のメリット | ・プライベートサーバーを作成して他人に見られずに作業できる ・チャンネル分けで作品をジャンル別に整理しやすい ・複数人でのコラボレーション作業に適している ・生成履歴が流れにくく、過去作品を見つけやすい ・モバイル・デスクトップ両方で快適に利用可能 |
Web版のメリット | ・ブラウザから直接アクセスでき、Discordアカウントが不要 ・初心者にとって操作画面がわかりやすい ・画像の編集機能が充実している |
特に本格的にMidjourneyを活用したい方には、Discord版をおすすめします!

その理由は、「プライベート空間での作業」ができるからです。公式サーバーでは世界中のユーザーの投稿が絶え間なく流れるため、自分の作品を見返すのも一苦労ですが、プライベートサーバーなら自分のペースで作業に集中できます。
また、制作過程を他人に見られたくないクリエイティブワークや、企業での利用においても、Discord版のプライバシー機能は大きなメリットとなるんです。
このように、用途によって使い分けることで、Midjourneyをより効率的に活用することができますよ!
Discord版Midjourneyを始めるための準備
Discord版Midjourneyを利用するには、事前に3つの準備が必要です。順番に進めていけば、初心者の方でも簡単に始められますよ。
手順①:Discordアカウントの作成
まずはDiscordのアカウントを作成しましょう。すでにお持ちの方はこのステップをスキップして大丈夫です。
①Discord公式サイトにアクセスし、右上の「Open Discord」をクリック

②メールアドレス、ユーザー名、パスワード、生年月日を入力

③登録したメールアドレスに届く認証メールを確認し、「Verify Email」をクリックして認証完了
ここで注意したいのは、ユーザー名は後から変更できないことです。Midjourneyで生成した画像には作成者として表示されるため、公開されても問題ない名前を選んでおくことをおすすめします。
手順②:Midjourneyサブスクリプションへの登録
2023年3月以降、Midjourneyは完全に有料化されておいるので、無料での利用はできません。まずは最も手頃なBasic Plan(月額10ドル)から始めるのが良いですよ。
- Basic Plan(10ドル/月):約200回の画像生成、商用利用可能
- Standard Plan(30ドル/月):15時間の高速生成+無制限のスロー生成
- Pro Plan(60ドル/月):30時間の高速生成+ステルスモード対応
筆者の経験上、初めての方はBasic Planで十分です。使い慣れてから上位プランへのアップグレードを検討しましょう!
※Midjourneyの料金プランにつていは、下記記事で詳しく解説しています!
手順③:Midjourney公式Discordサーバーへの参加
サブスクリプション登録後、以下の手順で公式サーバーに参加できます。
①Midjourney公式サイトにアクセス
②「Sign Up」をクリック

③「Go To Discord」を選択

③Discordでの表示名を設定
参加が完了すると、Discord左側のサーバー一覧に「Midjourney」のアイコン(ヨットのマーク)が表示されます。

これで準備完了です!
Discord版Midjourneyの基本的な使い方
いよいよ実際にMidjourneyで画像生成を行ってみましょう!基本操作はとてもシンプルで、慣れてしまえば数秒で画像生成を開始できます。
/imagineコマンドの使用方法
画像生成の基本となるのが「/imagine」コマンドです。使い方は以下の通りです。
①「NEWCOMER ROOMS」内の「newbies-○○」チャンネルを選択
②メッセージ入力欄に「/imagine
」と入力(スラッシュから始めることがポイント)
候補が表示されたら「/imagine」を選択するか、Tabキーを押しましょう!

③「prompt:」の後にプロンプト(指示文)を入力
beautiful landscape, mountains, sunset, cinematic lighting --ar 16:9

④Enterキーで送信
1分程度で画像がチャット欄に生成されます!

Discord版Midjourneyのプロンプト入力のコツ
筆者が検証した結果、効果的なプロンプトには以下の特徴があります。
- 主要な被写体:何を描くかを明確に
- スタイル指定:realistic(リアル)、anime(アニメ調)など
- 画質向上ワード:beautiful、high quality、detailed
- パラメータ:
--ar 16:9
(アスペクト比)、--s 100
(スタイル強度)
下記プロンプト例で作ってみましょう。
cute cat sitting on wooden table, soft natural lighting, photograph style, high detail --ar 4:3

数十秒でできたとは思えないクオリティーですね…!
※より詳しいプロンプトの書き方やテクニックについては、こちらの記事もご参照ください。
U1、V1などのボタンの意味と使い分け
生成された4枚の画像下に表示されるボタンの意味を理解することで、より効率的に理想の画像を作成できます!
Upscale(U)ボタン

- U1~U4:対応する画像(1=左上、2=右上、3=左下、4=右下)の解像度を向上
- 選択した1枚を高画質化したい時に使用
Variation(V)ボタン

- V1~V4:選択した画像をベースに新たな4パターンを生成
- 気に入った画像の別バリエーションが欲しい時に使用
再生成ボタン(🔄)

- 同じプロンプトで全く新しい4枚を生成
- 結果に満足できない場合に使用
実際の使い分けとしては、「まずVボタンでバリエーションを試し、最終的に気に入ったものをUボタンで高画質化」という流れが効率的です!
プライベートサーバーを作成するメリットと手順
公式サーバーでの画像生成に慣れてきたら、次はプライベートサーバーの作成をおすすめします。これがDiscord版Midjourneyの真骨頂と言えると思いますよ!
【メリット】なぜプライベートサーバーが必要なのか?
Discord版Midjourneyのプライベートサーバーには以下のメリットがあります。

①プライバシーの確保:公式サーバーでは世界中のユーザーがリアルタイムで画像生成を行っているため、あなたのプロンプトや作品も他の人に見られてしまいます。企業での利用や、制作過程を秘密にしておきたいクリエイティブワークでは、この点が大きな問題となります。
②作業効率の大幅向上:公式サーバーでは他のユーザーの投稿が次々と流れるため、せっかく生成した画像を見失ってしまうことが頻繁にあります。プライベートサーバーなら自分の作品だけが表示されるため、過去の作品を簡単に振り返ることができます。
③柔軟なプロジェクト管理:後述しますが、ジャンル別にチャンネルを分けることで「キャラクターデザイン」「風景画」「ロゴ制作」などテーマごとに作品を整理できます。
自分専用Discordサーバーの作成方法
手順は思っているより簡単です!
①Discord画面左側の「+(サーバーを追加)」アイコンをクリック

②「オリジナルの作成」を選択

③「自分と友達のため」をクリック

④サーバー名を入力(例:「My Midjourney Studio」)

⑤「新規作成」で完了
設定完了後は、他人に邪魔されることなく、自分のペースでじっくりと画像生成に取り組むことができます。この環境があることで、Midjourneyの活用幅が大きく広がること間違いなしです!
Discord版Midjourneyで使えるコツ5選!
基本操作に慣れたら、次は生成される画像のクオリティを向上させるテクニックを身につけましょう。筆者が数千枚の画像生成を通じて発見したコツを紹介します!
コツ①:DMへの画像送信機能の活用
特に重要な作品は、DMに送信しておくと安全です。
①保存したい画像のメッセージ右上「✉ボタン」をクリック

②自動的にDMに画像が送信される

この機能により、サーバーを整理する際に誤って削除してしまうリスクを避けられます。
※より高度なプライバシー設定については、プライベートモードの詳細解説もご参考ください。
コツ②:効果的なプロンプトの書き方
Midjourneyで高品質な画像を生成するためには、プロンプトの構造を理解することが重要です。
まずは、こちらの基本的なプロンプト構造に則って作ってみると良いですよ!
[主要被写体] [詳細描写] [スタイル指定] [品質向上ワード] [パラメータ]
実践例
portrait of elegant woman, soft natural lighting, professional photography style, high detail, sharp focus --ar 3:4 --s 100

- 品質向上:high quality, detailed, sharp, crisp, professional
- ライティング:soft lighting, golden hour, dramatic lighting, natural light
- カメラ設定:shot on 35mm, shallow depth of field, bokeh
- スタイル:cinematic, photorealistic, hyperrealistic, artistic
※より効果的なプロンプトの書き方やテクニックについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
コツ③:パラメータの使い分け(アスペクト比、品質設定など)
パラメータを適切に使用することで、より目的に適した画像を生成できます。

--ar 1:1
:SNS投稿、プロフィール画像--ar 16:9
:YouTube サムネイル、プレゼンテーション--ar 3:4
:ポートレート、雑誌表紙--ar 9:16
:Instagram ストーリー、スマホ壁紙

--s 100
:スタイル強度(0-1000、デフォルト100)--chaos 50
:ランダム性の調整(0-100)--q 1
:品質設定(0.25, 0.5, 1)
リアルな写真を求める場合は--s 50
程度で抑え、アート作品なら--s 200-300
で個性を強調するのがおすすめです。
※アスペクト比の詳細な設定方法や用途別の使い分けについては、こちらで詳しく解説しています。
コツ④:スタイル指定で理想の画像に近づける方法
スタイル指定は画像の印象を大きく左右します。用途に応じて適切なスタイルを選択しましょう!

photography, shot on Canon 5D
:一眼レフ風film photography, vintage
:フィルム風professional headshot
:ビジネス写真風

digital art, concept art
:デジタルアート風watercolor painting
:水彩画風anime style, manga
:アニメ・マンガ風

oil painting, renaissance style
:古典絵画風minimalist design
:ミニマルデザインcyberpunk aesthetic
:サイバーパンク風
コツ⑤:リミックス・バリエーション機能の活用
生成された画像をベースに、さらに理想に近づけるテクニックです。
①Vary (Region) 機能の活用:画像の特定部分だけを変更したい場合にとても有効です。例えば「目の色だけを変えたい」「背景だけを差し替えたい」といった細かな調整が可能になります。
まずアップスケールをして、「Vary(Region)」ボタンをクリックします。

変更したい部分を選択します。

どう変更するかをプロンプト欄に入力して、送信(→)しましょう。

すると、こんな感じで指定した部分だけ雰囲気を少し変えることができます!

②プロンプトの改良方法: 思った通りの結果が得られない場合は、以下の方法で段階的に改善していきます。
- ネガティブプロンプトの追加(避けたい要素の明記)
- より具体的な描写への変更
- 参考となるアーティスト名の追加
これらのテクニックを組み合わせることで、初心者でも短期間でクオリティの高い画像生成ができるようになります。重要なのは、様々なパラメータを試しながら自分なりのパターンを見つけることです!
※生成結果の品質向上に効果的なネガティブプロンプトの活用法については、こちらをご覧ください。
【FAQ】Discord版Midjourneyでよくあるトラブルと対処法
Discord版Midjourneyを利用していると、様々なトラブルに遭遇することがあります。最後に、よくある問題と解決策をまとめました。
- Q「招待リンクが無効です」と表示される
- A
以下の手順で解決できます。
- Discordアプリを最新版にアップデート
- 公式サイトから正しい招待リンクを再取得
- ブラウザのキャッシュをクリアしてから再試行
- QMidjourneyサーバーが満員で入れない
- A
アクセス集中時に発生します。時間を空けて再度試すか、Discord公式のアナウンスメントチャンネルで状況を確認してください。
- Qコマンドを送信しても画像生成が始まらない
- A
よくある原因と対策はこちらです。
- 権限不足:サーバー管理者にBot権限を確認してもらう
- サーバー負荷:少し時間を置いて再実行
- Bot再起動:プライベートサーバーからBotを一度削除して再追加
- Q生成された画像が真っ黒になる
- A
コンテンツフィルターが作動した可能性があります。プロンプトをより具体的かつ適切な表現に変更してください。
- Qサブスクリプションの解約方法がわからない
- A
Midjourney公式サイトのアカウントページから「Cancel Plan」で解約できます。Discordからの解約はできないので注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Discord版Midjourneyの始め方から高品質な画像生成のコツ、プライベートサーバーの作成方法まで詳しくご紹介しました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- Discord版とWeb版の特徴を理解して適切に使い分ける
- プライベートサーバーを作成して効率的な作業環境を構築する
- ジャンル別チャンネルで作品を体系的に管理する
- 効果的なプロンプト構造とパラメータを活用して高品質な画像を生成する
- よくあるトラブルの対処法を把握してスムーズに運用する
「Midjourneyを使ってみたいけど操作が複雑そう」「作品管理がうまくいかない」と悩んでいる方や、Discord版の本格的な活用方法を知りたいという方にとって、実践的で役立つ情報だったのではないでしょうか?
ぜひ、この記事で紹介したテクニックを活用して、Discord版Midjourneyで理想のAI画像生成を実現してください!
romptn aiが提携する「SHIFT AI」では、AIの勉強法に不安を感じている方に向けて無料オンラインセミナーを開催しています。
AIを使った副業の始め方や、収入を得るまでのロードマップについて解説しているほか、受講者の方には、ここでしか手に入らないおすすめのプロンプト集などの特典もプレゼント中です。
AIについて効率的に学ぶ方法や、業務での活用に関心がある方は、ぜひご参加ください。
\累計受講者10万人突破/