「自分や家族の写真を、アニメ風のかわいい似顔絵にできたらいいのに」と思ったことはありませんか?
Midjourneyなら、難しいイラストスキルがなくても、写真を元に似顔絵を作ることができます。
コマンドを組み合わせれば、「写真の雰囲気は残しつつ、理想のキャラっぽく仕上げる」といった細かい調整も可能です。
この記事では、Midjourneyを使って「写真→アニメ風の似顔絵」を作成するための具体的な手順や、うまくいくプロンプトの工夫、よくある失敗例とその対処法まで徹底的に解説します。
誰でも実践できるように丁寧に解説しているので、ぜひ最後まで読んで理想の似顔絵を手に入れてください!
内容をまとめると…
写真から特徴を抽出する
/describe→ アニメイラスト化する/imagine→ 合成で仕上げる/blendという段階構成が理解しやすいアニメ調に仕上げるためには「anime style」「clean line art」「cel shading」などキーワードをプロンプトに加えることが重要
似なさ・崩れ・スタイルズレといった失敗には、写真の質・プロンプトの精度・パラメーターの見直しが効果的
商用利用や他人の写真使用時には著作権・肖像権を確認することが大切
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【実例】Midjourneyで似顔絵を生成してみた
ここでは、実際に1枚のビジネスポートレート写真から2種類のスタイルで似顔絵を生成した結果を紹介します。同じ人物の写真でも、プロンプトの画風指定を変えるだけでまったく異なる印象の似顔絵が出来上がることがわかります。
今回使用した元写真は、以下のような女性の画像です。



2つのスタイルを比較してわかること:
- 人物の説明部分(髪型・瞳の色・服装など)は両方とも同じ記述を使用している
- 違いはスタイル指定のキーワードだけ → 画風の指定を変えるだけで、ここまで印象が変わる
- 水彩風は柔らかさ・温かみが強く、アニメ風はインパクト・キャッチーさが強い
- どちらの場合も、元写真にある「まとめ髪」「ブルーグレーの瞳」「黒ジャケット×白シャツ」という特徴はしっかり反映されている
以下では、具体的な生成方法について解説していきます。
Midjourneyで似顔絵を作る前に知っておきたい基礎知識
まず、Midjourneyで似顔絵を作る際に押さえておくべき基本機能は次の4つです。
| 機能/コマンド | 主な役割 | 似顔絵での使いどころ |
|---|---|---|
| imagine | テキストから画像を生成 | 好みのテイスト・構図のベースイラストを作る |
| describe | 写真をプロンプトに変換 | 顔立ちや服装を英語化し、本人らしさをAIに伝える |
| blend | 複数の画像を合成 | 写真と作例をミックスして、「本人+理想の絵柄」に近づける |
| モデル –niji 6 | アニメ風イラストに特化したモデル | 日本アニメ風・かわいらしい似顔絵を作りたいときに便利 |
Midjourneyでは、初期設定のまま使うと生成画像が「公開サーバー」に投稿されてしまい、誰でも閲覧できる状態になることがあります。
とくに似顔絵では実在の人物の顔写真を扱うため、プライバシーと安全性の確保がとても重要です。
事前に以下のような環境を整えておくことで、安心して作業できます。
- 顔写真は不特定多数がいる公式サーバーに投稿しない
- 自分専用のDiscordサーバーを作ってBotを招待する
- またはMidjourney BotとのDMを活用する
- 公開設定を誤ると、個人情報がWebギャラリーに残る可能性あり
Midjourneyで似顔絵を作るための準備
似顔絵づくりをスムーズに進めるためには、Midjourneyの環境を整え、使う写真をきちんと選ぶことがとても重要です。
特に、写真のクオリティによって、出来上がるイラストの精度も大きく左右されます。
似顔絵に使用する写真の選び方
次のようなポイントを意識して選ぶと、より「本人らしい」仕上がりになりやすくなります。
おすすめの写真の条件
- 正面、もしくはやや斜めの角度で撮影されたもの
- 明るく、顔全体がしっかり見える
- 髪型や表情など、その人の特徴がわかる構図
- 眼鏡や服装などの個性が写っているもの
避けたほうがいい写真の例
- 暗すぎて顔が判別しづらい
- 横顔や後ろ姿で、目・鼻・口がほとんど見えない
- 複数人が写っていて、誰を似顔絵にしたいのか曖昧
- 極端にぼやけている、または重いフィルターがかかっている
【方法①】describeとblendを使った似顔絵作成方法
この章では、Midjourneyの/describe・/blendの2つの機能を使って、写真から自然な似顔絵を作る手順を解説します。
「写真の特徴を文章に変換し、イラスト化し、合成する」という流れを、ステップごとにわかりやすく紹介していきます。
ここでは、Discord版の使い方を説明します。
Step①:/describeコマンドで写真を解析する
describe機能を使うことで、顔立ち・髪型・服装などを文章化したプロンプトが自動で得られます。
今回は以下のAIで生成した写真画像を使用しています。

- ステップ1「/describe」コマンドを入力する
- ステップ2「Image」を選択し、画像をアップロードする


- ステップ3生成されたプロンプトを確認する
4つのプロンプト候補が生成されるので、良さそうなものを選択します。

Step②:にじジャーニーでイラストを生成する
次に、先ほど得たプロンプトを使って、/imagineコマンドを使って、アニメ調の似顔絵イラストを生成します。
ここでは、Midjourneyのアニメ特化モデルである–niji 6を使います。
イラスト化を安定させ、リアル感を弱めるために「anime style portrait」、「clean line art」、「cel shading」をプロンプトに加えます。
(上記のプロンプトで一つのみ記入した場合、イラスト化で生成される確率が低かったです。)
また、3番のプロンプトを選択しましたが、「this is a portrait photograph with a shallow depth of field and warm tones」が、写真要素が強いので消去したプロンプトで生成しました。

a beautiful korean woman with long hair in loose waves, smiling and looking at the camera. she is wearing an oversized sweater with a cable knit pattern, sitting on a chair at a table. the background is a colorful abstract painting, with soft lighting. giving it a natural look. anime style portrait.clean line art.cel shading. --ar 85:128 --niji 6
Step③:/blendコマンドで写真とイラストを合成する
最後に、元の顔写真とStep②で生成したイラストをblendで合成します。
/blendコマンドを入力し、元の写真とStep2で選んだイラストをアップロードするだけです。

この作業により、アニメテイスト化しすぎない仕上がりになります。

【方法②】写真URLとプロンプトを組み合わせた似顔絵作成方法
Midjourneyでは、画像URLを直接プロンプト内に含めることで、より正確に人物の特徴を反映したイラストを生成できます。
このセクションでは、写真のURLとプロンプトを組み合わせて似顔絵を作成する方法について説明します。
Step①:写真をアップロードしてURLを取得する

入力欄の左にある「+」マークから「ファイルをアップロード」を選択し、使用したい写真をアップロードします。

アップロードができるとこのような画面になるので、右上の「…」から「リンクをコピー」を選択し、取得ができます。
Step②:プロンプトを3つのブロックに分けて作成する
/imagineコマンドを立ち上げ、プロンプトにはまず画像のURLを入力します。
その次に、人物の説明(髪型、服装、表情など)を入力します。
例:「a woman with long wavy hair, wearing a cream-colored knit sweater, smiling gently」
最後に、画風やスタイルの指定を盛り込みます。
例:「anime style portrait, clean line art, soft lighting」
この段階でもこのような画像を生成できます。

- 第1ブロック:画像URL
- 第2ブロック:人物の説明(髪型、服装、表情など)
- 第3ブロック:画風やスタイルの指定
Step③:パラメーターを追加して生成する
Step②で作成したプロンプトに加えて、以下のようなパロメーターを必要に応じて加えます。
| パラメーター | 役割 | 推奨設定(似顔絵向け) |
|---|---|---|
--niji 6 | アニメ・マンガ風のモデルを指定 | ー |
--style expressive | 表現が豊かなタッチに変える | ー |
--ar | 画像のアスペクト比を指定 | --ar 2:3(縦長ポートレート向き) |
--s | 芸術性(スタイライズ)の度合いを調整 | --s 500~1000(試行推奨) |

画像URL a woman with long wavy hair, wearing a cream-colored knit sweater, smiling gently. anime style portrait, clean line art, soft lighting. --niji 6 --style expressive --ar 2:3 --s 500
Step②とはまた違った画風で生成されます。
似顔絵をより本人に似せるためのコツとテクニック
Midjourneyで似顔絵を作ってみると、「雰囲気はなんとなく近いけど、もう少し本人に寄せたい…」と感じる場面は少なくありません。
実際、写真をそのまま読み込ませるだけでは、AIが特徴をうまく拾いきれないことも多いです。似顔絵の完成度を左右するのは、次の2点です。
- プロンプトにどれだけ「その人らしさ」を盛り込めるか
- 目指す画風に合ったスタイル設定ができるか
ここでは、似顔絵の精度をワンランク上げるための具体的なテクニックを、3つのポイントに分けて解説します。
プロンプトに入れるべき重要な要素
Midjourneyは写真から顔の大まかな輪郭や配色は読み取れますが、「この人ならではの特徴」まで自動で拾ってくれるとは限りません。だからこそ、プロンプトで本人の特徴を言葉にして補足することが大切です。
具体的には、以下の4つのカテゴリを意識してプロンプトに盛り込みましょう。
① 髪型の特徴
- 色・長さ・質感・スタイルを具体的に書く
- ❌「long hair」だけでは情報不足
- ⭕「long wavy dark brown hair with side-swept bangs」のように詳しく指定
② 顔の特徴的なパーツ
- その人を見たときに真っ先に目に入る要素を入れる
- 例:丸メガネ、ヒゲ、そばかす、ほくろ、えくぼ など
- 記述例:「round glasses, short beard, dimples」
- これがあるかないかで「似ている度」が大きく変わる
③ 服装やアクセサリー
- 普段その人が身につけているものを加える
- 例:スーツ、パーカー、イヤリング、帽子 など
- 見た人が「あ、この人だ」と直感的に認識しやすくなる
④ 表情や雰囲気
- 穏やかな笑顔 →「gentle smile」
- 知的でクールな印象 →「serious expression with calm eyes」
- 顔のパーツだけでなく「雰囲気」まで伝えることで、より本人らしい仕上がりに
プロンプト例:
a young woman with long wavy dark brown hair and soft bangs, clear round glasses, small gold hoop earrings, wearing a cream-colored cable knit sweater, gentle warm smile, soft natural lighting, simple beige background. anime style portrait, clean line art, cel shading --ar 2:3 --niji 6


ポイントは、「初めてその人に会った人にも伝わるくらい具体的に書く」 ことです。曖昧な表現よりも、視覚的にイメージできる描写を心がけましょう。
画風・スタイルの選び方
同じ人物でも、選ぶ画風によって似顔絵の印象はまったく異なります。用途やイメージに合わせてスタイルを選ぶことが重要です。
Midjourneyで指定できる主なスタイルと、それぞれの特徴は以下の通りです。
anime style(+--niji 6) → 日本のアニメに近いタッチ。目が大きく色鮮やか。SNSアイコンやカジュアルな用途向き。manga style→ 白黒ベースの線画調。コミック的な雰囲気。モノクロのプロフィール画像に。watercolor→ 淡い色のにじみが美しく、柔らかく温かみのある仕上がり。プレゼントやメッセージカードに。--style expressive→ 色のコントラストが強く、ダイナミックで印象的。個性的なイラストにしたいときに。--style cute→ 輪郭が丸く、ふんわりと可愛らしい絵柄。お子さんやペットの似顔絵にも。- 海外アニメ風(
Disney style/Pixar styleなど) → 立体感のある3Dっぽい仕上がり。万人受けしやすいが、特定作品に寄せすぎると著作権上のリスクがあるため注意。
迷ったときのおすすめ: まず「anime style」と「–style expressive」の2パターンで生成してみて、好みの方向性を確かめてから微調整していくのが効率的です。
試行錯誤を繰り返す重要性
Midjourneyでの似顔絵作成は、一発で完璧な結果が出ることはほとんどありません。同じプロンプトでも生成するたびに構図や細部が微妙に変わるため、「何度か試して、ベストを選ぶ」 という前提で取り組むのがコツです。
効率よく理想に近づけるために、以下の機能を活用しましょう。
- V1〜V4ボタン → 生成された4枚からバリエーションをさらに展開。「方向性は合っているけど、もう少し違うパターンも見たい」ときに。
- Vary(Strong) → 構図や表情などを大胆に変えた別バージョンを生成。「もっと違うアプローチを試したい」ときに。
- Vary(Region) → 画像の一部分だけを指定して再生成。「全体はいいけど、目元だけ直したい」「髪の色だけ変えたい」などピンポイント修正に最適。
1つの似顔絵を仕上げる目安として、3〜5回程度の生成・調整サイクルを繰り返すと、満足度の高い結果にたどり着きやすくなります。焦らず、少しずつ理想に近づけていきましょう。
Midjourneyで似顔絵作成をする時に使えるプロンプトテンプレート
ここまで紹介したコツやテクニックを踏まえて、そのままコピペして使えるプロンプトテンプレートをスタイル別にまとめました。自分の写真に合わせて、太字の部分を書き換えるだけで使えます。
基本テンプレート(アニメ風似顔絵)
最も汎用性が高く、初めての方におすすめのテンプレートです。にじジャーニーモデル(--niji 6)を使うことで、日本のアニメに近い色鮮やかなタッチに仕上がります。
**a young woman/man** with **long wavy dark brown hair and soft bangs**, **clear round glasses**, **small gold hoop earrings**, wearing **a cream-colored cable knit sweater**, **gentle warm smile**, soft natural lighting, simple background. anime style portrait, clean line art, cel shading --ar 2:3 --niji 6
太字の部分を自分の写真の特徴に書き換えて使いましょう。書き換えるときは、先ほど解説した4カテゴリ(髪型・顔のパーツ・服装・表情)を意識するのがポイントです。--ar 2:3 は縦長のポートレート向きの比率ですが、正方形にしたい場合は --ar 1:1 に変更してください。
表現豊かなタッチに仕上げるテンプレート(expressive)
色のコントラストが強く、ダイナミックで目を引くイラストにしたい場合はこちらを使いましょう。SNSのアイコンやサムネイルなど、小さく表示されても存在感が出る仕上がりになります。
**a young woman/man** with **long wavy dark brown hair and soft bangs**, **clear round glasses**, wearing **a cream-colored cable knit sweater**, **gentle warm smile**, soft lighting, simple background. anime style portrait, clean line art, cel shading --ar 2:3 --niji 6 --style expressive --s 500
--style expressive を加えることで、通常のアニメ調よりも筆のタッチや色彩が大胆になります。--s 500 はスタイライズの強さを指定するパラメーターで、値を上げると芸術性が増しますが、似顔絵としての正確さが下がる傾向があります。まずは500前後で試し、好みに合わせて300〜800の範囲で調整するのがおすすめです。
ふんわりかわいい系テンプレート(cute)
輪郭が丸く、全体的に柔らかい印象の似顔絵にしたいときに最適なテンプレートです。お子さんの似顔絵や、親しみやすいプロフィールアイコンを作りたい場面で活躍します。
画像URL **a young woman/man** with **long wavy dark brown hair and soft bangs**, **clear round glasses**, wearing **a cream-colored cable knit sweater**, **gentle warm smile**, soft pastel lighting, simple background. anime style portrait, clean line art --ar 1:1 --niji 6 --style cute
--style cute を指定すると、目が大きく、頭身が低めの可愛らしいデフォルメが入りやすくなります。アスペクト比は --ar 1:1 の正方形がアイコン用途に向いています。注意点として、cuteスタイルはデフォルメが強いぶん、本人との似度はやや下がる傾向があります。似せたい場合は、髪型やメガネなど特徴的なパーツをプロンプトに詳しく書くことで補いましょう。
水彩・手描き風テンプレート(watercolor)
淡い色のにじみや筆のタッチが美しい、温かみのあるイラストに仕上がるテンプレートです。プレゼント用のメッセージカードや、ブログのヘッダー画像など、優しい雰囲気を演出したい場面にぴったりです。
画像URL **a young woman/man** with **long wavy dark brown hair and soft bangs**, **clear round glasses**, wearing **a cream-colored cable knit sweater**, **gentle warm smile**, soft natural lighting. watercolor illustration, delicate brushstrokes, pastel tones, white background --ar 2:3 --niji 6
水彩風に仕上げるポイントは、スタイル指定に「watercolor illustration」だけでなく「delicate brushstrokes」(繊細な筆使い)や「pastel tones」(パステルカラー)を追加することです。背景は white background にしておくと、水彩のにじみが映えて透明感のある仕上がりになります。逆に背景色を指定しすぎると水彩感が薄れるので、シンプルに留めるのがコツです。
/blendで仕上げる場合の補足テンプレート
上記のテンプレートで生成したイラストと元の写真を /blend で合成すると、アニメ感を保ちつつ本人の顔立ちにより近づけることができます。blendにはプロンプトの入力欄がないため、テンプレートは不要で、以下の手順だけ押さえておけばOKです。
/blend → 画像1:元の顔写真 → 画像2:生成したイラスト
blendのコツは、合成する2枚の構図やアングルをできるだけ揃えることです。元の写真が正面向きなら、イラストも正面向きで生成しておくと自然に合成されやすくなります。また、blendの結果が写真寄りになりすぎる場合は、イラスト側のスタイルを強め(--s の値を上げる、--style expressive を追加するなど)に調整してから再度blendすると、バランスが取りやすくなります。
似顔絵作成でよくある失敗と対処法
全然似ていない」「顔が崩れる」「思ったスタイルにならない」といったトラブルは多くの人が経験するものです。ここでは、よくある失敗パターンとその対処法をタイプ別にまとめました。
本人に全然似ない場合
せっかく顔写真を使っているのに、似ても似つかないイラストが出てくることがあります。その原因と対策は以下の通りです。
- 写真の質を見直す
暗い・斜めすぎる・表情がわかりにくい写真は避けるのが鉄則です。 - プロンプトに特徴をしっかり入れる
髪型、メガネ、ヒゲ、ほくろなどの要素を文章で補足します。 - /blendを複数回試す
元画像と生成イラストのバランスを何度か変えてみると、似るケースが増えます。 - –sパラメーター(スタイライズ)を調整する
値が高すぎると芸術性が優先され、似顔絵としての精度が下がることがあります。
顔のパーツが崩れる・おかしくなる
Midjourneyでは、目が3つあったり鼻の位置がズレたりといった「顔の崩壊」が起きることも珍しくありません。
- 「ultra-detailed face」などを追加する
顔まわりの描写精度を高めるキーワードを加えると安定しやすくなります。 - アスペクト比を調整して解像度を確保
–ar 2:3 など縦長比率にすると顔が大きくなり、崩れにくくなります。 - Vary(Strong / Region)で微調整
完全なやり直しではなく、元の雰囲気を保ちつつ整えることができます。
指定した画風にならない
プロンプトに「anime style」や「Pixar風」と入れても、なぜか思ったような絵柄にならない…
そんなときは以下の点をチェックしてみてください。
- 写真の影響が強すぎるときは作例画像を追加する
同じテイストの作例を2〜3枚 blend で混ぜると、スタイルが強調されやすくなります。 - スタイル指定を繰り返す
anime style, anime style, anime styleのようにキーワードを2〜3回繰り返すと、AIが重視しやすくなります(やりすぎ注意)。
Midjourneyで作った似顔絵の著作権について
Midjourneyで似顔絵を作る際、著作権や肖像権のルールを知らずに使うとトラブルにつながる可能性があります。ここでは、安心して似顔絵を活用するために押さえておきたい権利まわりのポイントを整理します。
商用利用のルールと注意点
Midjourneyで生成した画像は、有料プランユーザーであれば原則として商用利用が可能です。ただし、いくつか注意すべきポイントがあります。
商用利用できる条件:
- Midjourneyの有料プラン(Basic・Standard・Pro・Mega)に加入していること
- 無料トライアルで生成した画像は商用利用不可
利用時の注意点:
- 利用規約は定期的に更新されるため、商用利用前に必ず最新の規約を確認する
- 年間収益が100万ドルを超える企業の場合、ProまたはMegaプランへの加入が必要
- 生成画像はMidjourneyのギャラリーに公開される場合がある(ステルスモードはPro以上で利用可能)
特に気をつけたいケース:
- 商品パッケージ、広告、販売物など利益に直結する用途で使う場合は、規約を慎重に確認する
- クライアントワークで使う場合は、AI生成画像であることを事前に共有しておくとトラブルを防げる
他人の写真を使うときの肖像権・プライバシー
似顔絵作成では実在の人物の顔写真を扱うため、著作権だけでなく肖像権やプライバシーへの配慮が不可欠です。
必ず守るべきルール:
- 他人の写真を使う場合は、本人の同意を必ず事前に得る
- 同意なく生成した似顔絵をSNSやWebサイトに公開すると、肖像権・プライバシー権の侵害にあたる可能性がある
- 子どもの写真を使う場合は、保護者の許可が必要
トラブルを防ぐためのポイント:
- 家族や友人の似顔絵でも、公開・配布・販売する場合は口頭だけでなく書面やメッセージで許可を記録しておくと安心
- Midjourneyの公開サーバーに顔写真を投稿すると誰でも閲覧できる状態になるため、自分専用のサーバーかDMで作業する
- 生成した似顔絵であっても、本人が特定できるレベルであれば肖像権の対象になりうる
画風の模倣と著作権のグレーゾーン
プロンプトで特定の作品やアーティストの画風を指定する場合、著作権上のリスクが発生する可能性があります。
リスクが高い例:
- 「ジブリ風」「ディズニー風」「ワンピース風」など、特定の作品名やスタジオ名を直接指定する
- 既存キャラクターに酷似した仕上がりになるプロンプトを意図的に使う
- 生成物が特定の作品と区別がつかないほど類似している場合
リスクを抑えるための対策:
- 特定の作品名ではなく、一般的なスタイル表現で指定する
- ❌「Studio Ghibli style」
- ⭕「soft watercolor anime style, warm color palette, gentle atmosphere」
- 出来上がった画像が既存作品に似すぎていないか、自分の目で確認する
- 販売・広告・商標登録など権利関係がシビアな用途で使う場合は、弁護士や専門家に相談するのが最も安全
現時点でのAI生成画像の著作権についての状況:
- AI生成画像の著作権については、各国で法整備が進行中であり、明確な判例が定まっていない部分も多い
- 日本では、AIが自律的に生成した画像には著作権が認められないとされる一方、人間が創作的な関与(プロンプトの工夫や選択など)を行った場合は著作物として認められる可能性がある
- 法律や判例は今後変わる可能性があるため、最新情報を定期的にチェックしておくことが重要
まとめ
Midjourneyを使えば、難しいイラストスキルがなくても、写真をもとに理想のキャラクターのような似顔絵を簡単に作成できます。
ただし、満足のいく仕上がりにするためには、プロンプトの調整やパラメーターの活用、そして写真の選び方が非常に重要です。
また、顔写真を扱う場合は、プライバシーやセキュリティにも十分配慮する必要があります。
安心して作業できる環境を整えた上で、Midjourneyの特性を理解しながら、理想の似顔絵づくりを楽しんでみてください!







