最近Midjourneyで画像を生成していて、「もっと自分好みの画像が作れたらいいのに…」と思ったことはありませんか?
実は、Midjourneyには「personalization(パーソナライゼーション)」という機能があり、この機能を使うことであなたの好みを学習し、より理想に近い画像を生成できるようになるんです!
でも、「personalization機能って何?」「–pパラメータの使い方がわからない」「設定方法が複雑そう…」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、Midjourneyのpersonalization機能について、初心者の方でもわかりやすいように基本的な概念から具体的な使い方、設定方法まで詳しく解説していきます!
この記事を読めば、あなたもすぐにpersonalization機能を活用して、自分らしい画像を生成できるようになりますよ。
📖この記事のポイント
- Midjourneyのpersonalization機能で自分好みの画像が簡単に作れる
- –pパラメータを追加するだけで個性的な画像生成が可能になる
- 2024年12月アップデートで40回評価から利用開始できるように
- 複数プロファイルとムードボード機能で用途別の使い分けができる
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Midjourneyのpersonalization(パーソナライゼーション)機能とは?
Midjourneyを使っていて、「なんとなく思っていた画像と違うなあ…」と感じたことはありませんか?
実は、これまでのMidjourneyは、プロンプトで指定しきれない部分を「コミュニティ全体の好み」で補って画像を生成していました。つまり、誰が使っても似たような傾向の画像になりがちだったんです。
personalization(パーソナライゼーション)機能は、この問題を解決してくれる画期的な機能です!

パーソナライゼーション機能は、ユーザーの好みを学習し、生成される画像に反映させる機能として、2024年6月12日にリリースされました。
簡単に言うと、AIがあなた専用のスタイルアシスタントになってくれるイメージです。あなたが過去に「いいね」した画像や評価した画像のデータを基に、システムがあなたの好みを学習し、その特徴を新しい画像生成に活かしてくれるんです。
例えば、同じ「猫」というプロンプトでも、
- Aさんは温かみのあるイラスト調が好み
- Bさんはシャープなリアル系が好み
- Cさんは淡い色合いのアニメ風が好み
という具合に、それぞれの好みに合わせた「猫」の画像を生成してくれるようになります。
従来のMidjourneyの画像生成との違い
これまでのMidjourneyでは、プロンプトで表現しきれなかった部分は、コミュニティ全体のバイアスや好みの集合体から導き出される「好み」で埋められていました。
しかし、personalization機能を使うことで
- ✅ 個人の好みが反映される:あなたらしい画像が生成されやすくなる
- ✅ 一貫したスタイル:同じテイストの画像を継続して作れる
- ✅ 効率的な画像生成:細かくプロンプトを指定しなくても理想に近い結果が得られる
この機能により、「AIで絵を描く」から「AIと一緒に自分らしい作品を作る」へと、画像生成が大きく変わったと言えます。
personalization機能を使うための準備
personalization機能を使うには、まずMidjourneyにあなたの好みを教える必要があります。「どうやって教えるの?」と思うかもしれませんが、実はとても簡単なんです!
personalization機能を使うために必要な設定
2024年12月のアップデートで、パーソナライゼーション機能は40回の評価で開始できるようになりました。以前は200回の評価が必要でしたが、大幅に条件が緩和されたので、より手軽に始められるようになったんです!
ただし、より安定した効果を得るためには200回程度の評価をしておくのがおすすめです。
まずは現在の評価回数を確認してみましょう。Discordで /info
と入力すると、「Ranking Count」という項目で現在の評価回数が表示されます。

Rank Imagesでの好みを学習する方法
評価回数が足りない場合は、MidjourneyのWeb版にアクセスして準備を進めましょう!
手順は以下の通りです。
①Web版にログインしてメニューから「Tasks」→「Rank Image Aesthetics」を選択

②2つの画像が表示されるので、好みの方を選択

③これを40回以上繰り返す(理想は200回)
画像を選ぶ際は、ショートカットキーが便利です。「1」が左の画像、「2」が右の画像、「3」がスキップになっています。
では、評価を進める際のポイントをいくつかご紹介しますね。
- 直感を大切に:深く考えすぎず、パッと見て好きな方を選ぶ
- 一貫性を保つ:似たようなスタイルを継続して選ぶことで、AIがあなたの好みをより正確に理解できる
- スキップを活用:どちらも好みでない場合は遠慮なくスキップを使う
- 集中して行う:まとめて評価することで、より一貫したデータを提供できる
実際に操作してみると、5〜10分程度で40回の評価は完了できるので、思っているより手軽に進められますよ!

評価の進捗は、Rank Imagesページの右上に表示される「Ranking count」で確認できます。また、Discordでも定期的に /info
コマンドで確認して、目標の回数に達しているかチェックしてみてくださいね。
40回の評価が完了したら、いよいよpersonalization機能を使う準備が整います。
–pパラメータの基本的な使い方
準備が完了したら、いよいよpersonalization機能を実際に使ってみましょう!使い方は驚くほど簡単で、たった2文字追加するだけなんです。
基本的なコマンド構文
personalization機能を使うには、プロンプトの最後に「–p」を追加するだけです。
基本的な構文
/imagine プロンプト内容 --p
例えば、こんなプロンプトが使えます。
/imagine a cute cat sitting in a garden --p
これだけで、あなたの好みが反映された画像が生成されます!

Discord版とWeb版での使い分け
Discord版では、通常通りプロンプトを入力し、末尾に --p
を追加しましょう。毎回手動で入力する必要があるのが少し手間がかかります。

Web版では、プロンプトバーの設定ボタンを使用すると、すべてのプロンプトに対してパーソナライゼーションを適用することができます!

–pパラメータを自動適用する方法
毎回 --p
を入力するのが面倒という方には、自動適用設定がおすすめです!
Discord版での設定はこちら。

/settings
コマンドを入力- 表示されるメニューから「Personalization」をクリック
- 緑色に点灯すれば設定完了
Web版での設定はこちら

- プロンプト入力欄の横にある設定ボタンをクリック
- 「Personalization」をオンに切り替え
この設定をしておけば、画像生成する際に常に「Personalization」機能が適用されるので、とても便利ですよ!
生成時に自動付与されるコードについて
personalization機能を使って画像を生成すると、「–p」の後に英語と数字が混じったコードが自動生成されます。

このコードは「ショートコード」と呼ばれ、あなたの好みを識別する値です。実は、このコードは他の人と共有することもできるので、気に入ったスタイルがあれば友達と試し合うこともできるんです!
personalization機能を使う際の注意点
personalization機能を使う際の注意点もいくつかあります。
- 評価回数不足の場合:40回の評価が完了していないとエラーが表示される
- 効果の個人差:評価回数や好みの一貫性により、効果には個人差がある
基本的な使い方をマスターしたら、次は強度調整でさらに細かくカスタマイズしてみましょう!
パーソナライゼーション機能の強度調整
基本的な --p
パラメータの使い方をマスターしたら、次は強度調整でさらに細かくカスタマイズしてみましょう。「もう少し強く自分の好みを反映させたい」「今回は控えめにしたい」といった微調整が可能なんです!
–sパラメータとの組み合わせ
personalization機能の強度は、「–s」パラメータを使って0から1000まで設定できます。
基本的な構文
/imagine プロンプト内容 --p --s 数値
例えば、こんなプロンプトが使えます。
beautiful woman portrait, soft lighting, elegant dress --p --s 80

強度の目安は、以下の通りです。
--s 0
:パーソナライゼーション効果なし(最低)--s 100
:デフォルト設定(標準)--s 200-500
:中程度の効果--s 1000
:最大効果
実際に使ってみた感覚では、以下のような使い分けがおすすめです。
①控えめに効かせたい場合(–s 50-100)
/imagine a peaceful garden scene --p --s 50
プロンプトの内容を重視しつつ、ほんのり好みを反映できます!

②しっかり効かせたい場合(–s 200-500)
/imagine a peaceful garden scene --p --s 300
あなたの好みがはっきりと画像に現れます。

③最大限効かせたい場合(–s 800-1000)
/imagine a peaceful garden scene --p --s 800
プロンプト内容よりも、あなたの好みを強く優先できます。

ただし、実際は「–s 200」以上から画像結果に大きな変化は出ないという報告もあるので、200-500の範囲で調整するのが実用的かもしれません。
そして、personalization機能は、他のパラメータと組み合わせて使うこともできます。
例えば、–style rawとの組み合わせでは、
/imagine a peaceful garden scene --p --style raw --s 200

個人化スタイルと通常のMidjourneyスタイルをブレンドできるので、より自然な仕上がりになることがあります。
パラメータ調整時の注意点
強度調整を行う際は、以下の点に注意してください。
- 数値が高すぎる場合:プロンプトの内容が無視されがちになる
- 個人差がある:同じ数値でも、評価データによって効果の現れ方が異なる
- 試行錯誤が大切:最適な数値は実際に試してみないと分からない
「–s」の値を調整して画像をコントロールするのは難しく、デフォルトのまま使用するのが無難という意見もあります。
まずはデフォルトの --p
から始めて、必要に応じて微調整していくのがおすすめですよ!
※styleパラメータの詳しい使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【2025年最新】複数プロファイル機能とムードボード
2024年12月に発表された新機能により、Midjourneyのpersonalization機能は大幅にパワーアップしました!これまでの単一のプロファイルから、複数のスタイルを使い分けできる時代に突入したんです。
複数プロファイル機能とは
ユーザーは複数のカスタムモデルに名前をつけ、プロジェクトごとにデフォルトのプロファイルを設定できるようになりました。
つまり、以下のような使い分けが可能になったということです!
- 仕事用プロファイル:シンプルで洗練されたデザイン向け
- 趣味用プロファイル:ファンタジー系やアニメ風向け
- クライアントA用:特定ブランドの世界観に合わせた設定
作成方法は、以下の通りです。
①Web版Midjourneyの「Personalize」→「New Profiles」を選択

②表示される画像ペアから好みを選択(最低40回)

③プロファイルに分かりやすい名前を付けて完成!
ムードボード機能の活用方法

複数の参考画像をまとめてアップロードすることで、それらをAIモデルの学習材料として活用できる新機能です。
ムードボードは、最大100枚までの参考画像を使用できます。そして、以下の3つの追加方法があるんです。
- Upload Images:PCから直接アップロード
- Add From Link:Web上の画像リンクを指定
- Add From Gallery:過去に生成した画像から選択
作成手順は、以下の通りです。
①「Moonboards」→「New Moodboard」を選択

②理想のスタイルに近い画像をアップロードして40〜100枚選択

③ムードボードに名前を付けて保存
④Personalizeボタンから作ったムードボードを選択して使用

新システムでは40回の評価で基本的なカスタマイズができるようになって、従来の200回から大幅に短縮されました。また、AIモデルの学習効率が大幅に向上し、より早く安定したパーソナライゼーションが実現できるようになっています!
2つの機能を使用する際の注意点
新機能を使う際の注意点もあります。
- 画像選択の一貫性:ムードボードでは統一感のある画像を選ぶことが重要
- プロファイル管理:複数作成する場合は、用途を明確に分けて管理
- アップデート対応:まだ初期段階の機能のため、今後の変更に注意
これらの新機能により、Midjourneyでの画像生成はより柔軟で実用的になりました。複数のスタイルを使い分けることで、あなたのクリエイティブワークがさらに効率化されるはずです!
personalization機能活用のコツ
personalization機能を効果的に使うには、いくつかのコツがあります。基本的な使い方を覚えただけでは、まだ本当の力を引き出せていないかもしれません。
ここでは、より良い結果を得るためのテクニックをご紹介しますね!
コツ①:Personalization機能の効果的な評価方法
似たようなスタイルや要素を持つ画像を一貫して選択することで、AIはあなたの好みをより正確に理解できます。
例えば、こんな感じです。
- 色調:暖色系を好むなら、常に暖かい色合いの画像を選ぶ
- 構図:シンプルな構図が好みなら、複雑すぎる画像は避ける
- テイスト:リアル系かイラスト系か、方向性を統一する
そして、必ずしもどちらかを選ぶ必要はありません。自分の好みに合う画像が出るまでスキップすることで、より強く好みを学習させることができます。

「どちらも微妙だな…」と思ったら、迷わずスキップボタン(ショートカットキー「3」)を使いましょう。曖昧な選択をするより、はっきりと好みが分かる画像だけを評価する方が効果的です!
コツ②:プロンプトとの組み合わせテクニック
personalization機能は、プロンプトの内容を完全に無視するわけではありません。むしろ、プロンプトで指定した内容を「あなた好み」に調整してくれる機能です。
効果的な組み合わせ例を見てみましょう!
/imagine portrait of a young woman, natural lighting --p

基本的な要素を指定しつつ、細かいスタイルはAIに任せるのが大切です。
/imagine fantasy landscape, magical atmosphere --p --s 200

大まかな世界観を伝えて、具体的な表現はpersonalization機能で調整することも。
- プロンプトが長すぎる(personalization効果が薄まる)
- 矛盾する指定(例:「リアル」と指定しているのに、アニメ系の評価をしている)
※プロンプトの書き方についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください!
コツ③:継続的な改善
新しい画像のランキングを定期的に行うことで、AIはあなたの好みの変化を学習し続けるんです。
月に1回程度、追加で50〜100枚の評価を行うことで、より精度の高いpersonalization機能を維持できます。
実は、200回学習させた場合と、400回学習させた場合とで全然違う作品が出来上がります。時間をかけてデータを蓄積することで、より自分らしい画像生成ができますよ!
これらのコツを意識して使うことで、personalization機能の真価を発揮できるようになりますよ。
※Midjourney全般の使い方のコツについては、こちらの記事でも詳しく解説しています!
【FAQ】personalization機能でよくあるトラブルと対処法
personalization機能を使っていて困ったことはありませんか?ここでは、よくある質問とその解決方法をまとめました。
- Q「–p」を入力してもエラーが出て使えない
- A
40回の評価が完了していないとエラーが表示されます。Discordで
/info
コマンドを実行して「Ranking Count」を確認し、40回未満の場合はWeb版の「Rank Images」で追加評価を行ってください。
- Q期待した効果が全然出ない
- A
評価データが少ないか、一貫性のない評価をしている可能性があります。40回で基本的な効果は得られますが、より安定した効果を得るには200回程度の評価が推奨されています。
また、評価時に似たスタイルを継続して選ぶことで、AIがあなたの好みをより正確に理解できるようになります!
- Q以前と比べて生成結果が変わってしまった
- A
個人化設定は時間とともに進化し、あなたの好みの変化に適応します。追加で評価を行うことでプロファイルが更新されるためです。
以前のスタイルを維持したい場合は、過去のプロンプトで使用されたコードを再利用するか、専用のプロファイルを作成することをおすすめします。
- Qプロンプトの内容が無視されているように感じる
- A
--s
パラメータの数値が高すぎる可能性があります。--s 1000
のような高い値では、プロンプト内容よりもpersonalization効果が強く優先されます。まずは
--s 100
(デフォルト)から始めて、必要に応じて--s 200-500
の範囲で調整してみてください。
- Q複数のプロファイルやムードボードが上手く使えない
- A
プロファイルは用途を明確に分けて作成し(仕事用、趣味用など)、ムードボードは統一感のある画像を40〜100枚選ぶことがポイントです。
どちらも作成後にテスト生成を行い、期待通りの結果が得られるか確認してから本格使用することをおすすめします!
これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、Midjourneyの公式コミュニティで相談するか、機能のアップデートを待つことも必要になる場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Midjourneyのpersonalization機能について、基本的な概念から最新のムードボード機能まで、幅広く解説してきました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- personalization機能は40回の評価で開始可能(2024年12月アップデート)
--p
パラメータをプロンプト末尾に追加するだけで簡単に使用できる--s
パラメータで強度調整が可能(0~1000、デフォルト100)- 複数プロファイルとムードボード機能で用途別の使い分けができる
- 一貫性のある評価とスキップ機能の活用が効果的な学習のコツ
「Midjourneyで思い通りの画像が作れない」「もっと自分らしい画像を生成したい」と悩んでいる方にとって、personalization機能はとっても便利なツールになるのではないでしょうか?
まずは40回の評価から始めて、徐々にあなた好みのAIアシスタントを育てていってみてくださいね。きっと今までとは違った、より満足度の高い画像生成ができるはずです!
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