Gemini 3の制限をプラン別に整理|無料回数やAPIの料金まで徹底解説

Gemini

Gemini 3の登場にあわせて、Web版/アプリ版の標準モデルが Gemini 3 Flash(Fast/高速モード)中心にアップデートされました。

ただし、いざ仕事や副業で使い始めると「無料でどこまでいける?」「思考モードや Pro は何回まで?」と、回数制限が見えづらいのが正直なところです。

Gemini 3 は高性能ですが、利用するモード(高速モード / 思考モード / Pro)と契約プランによって、1日あたりの上限や使える機能が大きく変わります。回数制限を把握せずに使うと、重要な場面で上限に達してしまい、思考/Proモードが使えなくなることがあります。

この記事では、Gemini 3 の回数制限の結論から、プラン別の制限、AI Studio / API の制限・料金までまとめて整理します。

情報更新履歴
  • 2025/12/28
    Gemini 3 Flashの制限を追加しました。
  • 2025/12/28
    Gemini 3 Pro(思考モード)の制限を整理しました。

※本記事は公開時点の情報を整理したものです。上限・提供地域・機能は予告なく変わるため、重要な判断の前に公式ヘルプもあわせて確認してください。

📖この記事のポイント

  • Gemini 3 は 高速モード(Fast) / 思考モード(Thinking) / Pro の3つが軸。思考モードと Pro は 同じ1日上限(プロンプト数)を共有だが、Proの方が枠を消費しやすい。
  • Geminiアプリでは 無料=基本アクセス(上限は変動)、Google AI Pro=最大100、Ultra=最大500プロンプト/日が目安。
  • 思考(Thinking)/Proモードの上限に達しても 同じチャットを高速モード(Fast)で継続できる。
  • API料金は、gemini-3-flash-previewは入力 $0.50 / 出力 $3.00。gemini-3-pro-previewは入力 $2.00 / 出力 $12.00​(〜200k) /
    入力 $4.00 / 出力 $18.00(200k超)。
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Gemini 3の回数制限の結論

Gemini 3の紹介画面

Gemini 3 の回数制限はモード(高速モード / 思考モード / Pro)とプランで分かれます。

  • 高速モード(Fast):日常タスク向け。Gemini 3 Flash が中心
  • 思考モード(Thinking):推論が必要なタスク向け。
  • Pro:数学・コード・複雑な分析向け。(Thinking と枠を共有)
モード無料プランGoogle AI ProGoogle AI Ultra
Fast(= Gemini 3 Flash)一般的なアクセス(具体的な数値は非公開)一般的なアクセス(具体的な数値は非公開)一般的なアクセス(具体的な数値は非公開)
Thinking + Pro
(1日の上限は共通枠)
基本アクセス(数値非公開・混雑/利用状況で変動)最大100回/日最大500回/日
※上限は回数だけで固定されるわけではなく、プロンプトの長さ・複雑さ、ファイルのサイズ/数、会話の長さなどで変わる可能性があります。

思考モードとProモードは同じ日次枠を共有します。ただし、Proモードの方が上限に到達しやすい(=思考モードの方が多く送れる)ため、重い作業は思考→整形は高速で使い分けるのが無難です。

思考モードとProモードの上限に達しても、同じチャットで高速モード(Fast / Gemini 3 Flash)に切り替えて会話を続けられます。また、上限に近づくとGeminiアプリに通知が表示され、上限に達すると通知の内容が変わってリセットのタイミング(いつ再開できるか)が表示されます

仕様は頻繁に更新されるため、最終判断の前に必ず最新のGemini アプリの上限(公式ヘルプ)を確認してください。

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プラン別に見る主な制限

プランごとに異なるのは、Gemini 3を使える回数だけではありません。ビジネス用途で見るべきなのは、コンテキスト(一度に扱える量)や使える機能などの複数の制限の組み合わせと料金のバランスです。

機能・制限無料プランGoogle AI ProGoogle AI Ultra
月額料金0円2,900円 36,400円
コンテキスト(一度に扱える量)最大 32,000 トークン最大 100万トークン最大 100万トークン
Deep Research最大 5 レポート / 月
(Thinking を使用)
最大 20 レポート / 日
(Pro を使用)
最大 200 レポート / 日
(Pro を使用)
Deep Think最大 10 プロンプト / 日
(192k コンテキスト)
画像生成
(Nano Banana
Nano Banana Pro)
Nano Banana:最大100枚/日/Nano Banana Pro:最大3枚/日 Nano Banana:最大1,000枚/日/Nano Banana Pro:最大100枚/日Nano Banana:最大1,000枚/日/Nano Banana Pro:最大1,000枚/日
動画生成(Geminiアプリ内)最大 3 本/日
(Veo 3.1 Fast / プレビュー)
最大 5 本/日
(Veo 3.1 / プレビュー)
Flow / Whisk 用 AIクレジット
(Geminiアプリ外の動画生成枠)
100 クレジット / 月1,000 クレジット / 月25,000 クレジット / 月
上限は予告なく変わることがあります。表は現時点の公式ヘルプに記載の最大を基準にしています。

テキスト中心の業務(要約・文章作成・軽い壁打ち・簡単なコード相談)なら、無料でも 高速モード(Gemini 3 Flash)で相当カバーできます。一方で、Deep Research を毎日回す / 長大な資料を一気に読ませる / 画像・動画を量産するなら、上限がボトルネックになりやすいです。

※画像生成モデル(Nano Banana / Nano Banana Pro)に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

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Google AI Pro/Ultraに課金すべき?(思考/Proモードの上限で判断)

同じ上限でも、困るかどうかは使い方次第です。ここでは、仕事・副業でよくある利用パターン別に、課金ラインを整理します。

無料で十分な人(Fast中心)

次の用途が中心なら、まずは無料でOKです。

  • 調べもの、下書き、要約、議事録の整形
  • 短いメール文・提案文・SNS文案の作成
  • 軽いコード相談、エラー原因の切り分け(小規模)

高速モード(Gemini 3 Flash)は速いだけではなく、日常〜ビジネスの軽中量タスクに十分強いです。困ったときだけ 思考/Proモード を使う運用で、無料でも戦えます。

Google AI Proが向く人

次に当てはまるなら、Proを検討する価値が高いです。

  • 思考/Proモードを毎日ガッツリ使う(最大100プロンプト/日が効く)
  • 長めの資料・複数ファイルを扱う(100万トークンのコンテキストが効く)
  • Deep Research を日次で回したい
  • Geminiアプリ内の動画生成を試したい(3本/日が目安)

無料で回していたけど、あと一歩の推論や長文処理で止まるという人に一番フィットしやすいのが Google AI Pro です。

Google AI Ultraが向く人

Ultra はGoogle AI Proでも上限を感じる人向けのプランです。

  • 思考/Proモードを毎日数百回規模で回す(最大500プロンプト/日)
  • Deep Research を大量に回す(最大200/日)
  • 動画生成を毎日使う/Flow・Whiskのクレジットを大量消費する
  • Deep Think など、上位専用機能が刺さる(提供地域/言語に注意)

価格が高いので、業務においてGemini3が不可欠でない限りは、まず Google AI Pro で詰まるかを見てからでも遅くありません。

まとめると、高速モード(Gemini 3 Flash)で困っていないなら、Gemini 3 のために焦って課金する必要はありません。一方で上限が原因で仕事が止まるなら、その時点で Google AI Proプラン(または Ultra)を検討するのが合理的です。

Gemini 3の思考/Proモードの利用を節約する方法

無料・有料に関わらず、繁忙期や重いタスクが続くと上限に当たります。制限になるべく達しないように、思考/Proの利用回数を節約する方法は次のとおりです。

1回で聞く量を減らし、分割して高速モードで回す

長文やファイルを一気に読み込ませて思考/Proモードで回すのではなく、章ごと・論点ごと・テーブルごとに分割して、できるだけ高速モードで処理しましょう。できるだけタスクを簡単にすることで、高速モードでも高精度の回答を得ることができます。

思考/Proモードで分析させてから高速モードで質問

すべての作業を思考/Proモードで処理するのではなく、
① 思考/Proモードでファイルを一気に分析 → ② 高速モードに切り替えて質問・整形
の順にすると、少ない消費で深い答えを得ることができます。

モード切り替えの画面

これらの方法を試しても、制限に達してしまう人は、まずは数か月課金して実際の業務でどのくらい差が出るかを見てみるのがおすすめです。

【開発者向け】Gemini 3のAPI料金・制限

Gemini APIは、Gemini 3 を自社アプリや業務フローから呼び出すためのインターフェースです。

注意すべき点は、Geminiアプリ(チャット)での上限と、Gemini APIでの課金・レート制限は別であるという点です。アプリに課金していても、APIは従量課金+レート制限で動くため、実装前は必ずAPI側の条件で試算・確認してください。

代表的な Gemini 3 系モデルの価格(目安)は以下です(詳細は必ず公式価格表で確認してください)。

項目gemini-3-flash-previewgemini-3-pro-preview
モデルの特徴高速・低コスト向け Flash 系プレビュー高精度・長文対応の Pro 系プレビュー
Standard 料金の目安(1M tokens)入力 $0.50 / 出力 $3.00〜200k:入力 $2.00 / 出力 $12.00​ /
200k超:入力 $4.00 / 出力 $18.00
Batch 料金の目安(1M tokens)公式では Standard より割安な一括処理用として案内〜200k:入力 $1.00 / 出力 $6.00​ / 200k超:入力 $2.00 / 出力 $9.00
コンテキスト上限最大 100万トークン級(モデルにより異なるため個別ドキュメント参照)同左

Gemini APIには、RPM/TPM/RPDなどのレート制限があります。上限はモデル×プロジェクトの利用ティアで変わり、公式でも固定値は保証されません。まずはAI Studioで自分の上限を確認してから、必要ならティアを上げるのが安全です。

Google AI Studioのレート制限確認画面

Gemini 3の制限に関するよくある質問

最後に、本文だけだと誤解が出やすいポイントをQ&Aで補足します。

Q
思考/Proモードの上限は回数で固定ですか?
A

Pro/Ultraは「最大◯プロンプト/日」という上限が公開されていますが、必ずしも一定ではありません。プロンプトの長さ・複雑さ、ファイル添付の有無、会話の長さで、同じ枠でも減り方が変わるためです。無料は「基本アクセス」で、混雑などで上限が頻繁に変動します。

Q
上限に達したら、チャット履歴や入力は消えますか?
A

基本的には、上限に達しても過去の会話が即座に消えるわけではなく、「そのモデル(思考/Pro)がしばらく使えない」という挙動になります。上限に達した場合でも Fast で会話を継続できる設計です。

Q
上限(残り回数)やリセットのタイミングはどこで確認できますか?
A

上限に近づくとGeminiアプリに通知が表示されます。上限に達すると通知の内容が変わり、リセットのタイミング(再開できる目安)が表示されます。まずはアプリ内の通知を確認してください。

Q
Gemini 3の知識カットオフはいつですか?
A

モデルの知識カットオフは、モデルのドキュメントで確認できます。Gemini 3系はドキュメント上「2025年1月」と案内されていますが、更新される可能性があるため、最新情報はモデルページを参照してください。

Q
Gemini 3はどのプラットフォームで使えますか?
A

代表的には、Gemini アプリ(Web/モバイル)、Google検索の AI 機能(AI Mode など)、開発者向けの Gemini API(Google AI Studio経由)、エンタープライズ向けの Vertex AI などがあります。ただし、料金・上限・管理機能は入口ごとに別なので注意してください。

まとめ

Gemini 3 は、Fast(Gemini 3 Flash)だけでも日常や業務の多くをカバーできます。一方で、思考/Proモード、Deep Research、画像/動画生成は上限がプランごとに異なるので、自分の使い方に合わせたプランを選択することが重要です。

この記事のポイント
  • Gemini 3のモードは 高速モード / 思考モード / Pro の3つ。Thinking と Pro は同じ日次枠を共有し、無料は変動・Pro は最大100、Ultra は最大500が目安。
  • 上限に達しても、高速モード(Gemini 3 Flash)で会話を継続できる。
  • 画像生成・動画生成・Deep Research は、プランごとに制限が大きく異なる。
  • API(AI Studio / Gemini API)は、アプリ課金とは別の料金・レート制限。実装前に公式ドキュメントで確認必須。

仕様や提供状況は今後も変わるため、公式ヘルプとあわせて定期的にアップデートしながら、あなたにとって最適な使い方を見つけてみてください。

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