Affinityって何ができる?新しい神機能とAdobeとの違い

AIツール

「Affinityって最近よく聞くけど、実際に何ができるの?」
「Adobe製品の代わりになるって本当?」

そんな疑問を抱えていませんか。

これまで、デザインソフトを探している方にとって、Adobe製品のサブスク費用は大きな負担でした。しかし、同等の機能を持つデザインソフトはなかなかなく、多くの人が選択肢を制限されているのが現状があります。

そこで注目されているのが2024年にCanvaに統合され無料となったAffinityです。

この記事では、Affinityで具体的にどんな制作物が作れるのか、各スタジオの得意分野、Adobe製品との違い、初心者でも使いこなせるのかを徹底解説します。

内容をまとめると…

  • Affinityは2024年のCanva統合でベクターデザイン・写真編集・印刷物まで無料で作れるようになった
  • ベクタースタジオでロゴやイラスト、ピクセルスタジオで写真加工、レイアウトスタジオでカタログ制作とタブの切り替えだけで使い分けて制作できる
  • 初心者でも公式チュートリアルやYouTube動画で学べて、簡単なデザインであればすぐに作ることが可能
  • Affinityで基本的なデザインスキルを身につけたら、次はAIを使った効率化を学んで副業収入を本格的に伸ばしていこう!

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監修者_SD以外
監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Affinityについて1分で理解

Affinityは、イギリスのSerif社が開発したプロフェッショナル向けのデザインソフトウェアです。 プロのデザイナーから初心者まで、ロゴ制作、写真加工、チラシやカタログのレイアウトなど、さまざまな制作シーンで活用できます。

Canva統合後、基本機能は無料に

2024年3月にCanvaがSerif社を買収したことで、Affinityの基本機能が完全無料化されました。これまで買い切り型で提供されていた高機能デザインツールが、誰でも無料で使えるようになったのです。

無料版でも商用利用が認められており、制作した作品を販売したり、クライアントワークに使用したりできます。AI機能のみCanva Proプラン(月額1,180円)への課金が必要です。

Affinityで使える3つのスタジオ

Affinityは制作目的に応じた3つのスタジオ(作業環境)を用意

ベクタースタジオはロゴやイラストなどのベクター画像制作に、ピクセルスタジオは写真編集やレタッチに、レイアウトスタジオは冊子やカタログなどの複数ページ制作に最適化されています。

一つのプロジェクト内で3つのスタジオを行き来できるため、ロゴをベクタースタジオで作成し、ピクセルスタジオで写真と合成し、レイアウトスタジオでチラシに配置する、といった統合的な制作が可能です。

Adobe製品との位置づけ

Affinityは「Adobe製品の低価格代替ツール」として開発されました。

プロのデザイナーも業務で使用できる水準の機能を備えており、実際に多くのクリエイティブ現場で採用されています。Adobe製品ほどの拡張性や業界標準としての互換性はありませんが、基本的なデザイン制作には十分な性能を持っていることで人気です。

現在は無料化によって、Adobeから移行する個人クリエイターや中小企業も増えています。

Affinityで何ができる?各スタジオの得意分野

Affinityの3つのスタジオは、それぞれ異なる制作分野に特化した機能を持っています。自分の制作目的に合わせて適切なスタジオを選ぶことで、効率的な作業が可能です。

ロゴ・イラスト・バナー制作なら「ベクタースタジオ」

ベクタースタジオ(旧Designer)は、拡大縮小しても画質が劣化しないベクター画像を制作できます。 企業ロゴ、アイコン、イラスト、Webバナーなど、サイズ変更が必要なデザインに最適です。

Adobe Illustratorと同様の機能を備え、ペンツールやシェイプツールを使って自由に図形を描画し、色やグラデーション、効果の追加も可能です。

※ベクタースタジオ(旧Designer)の使い方について詳しくはこちら

写真編集・レタッチ・合成なら「ピクセルスタジオ」

ピクセルスタジオ(旧Photo)は、写真の補正や加工、合成に特化した環境です。 明るさやコントラストの調整、色補正、不要物の除去、背景の切り抜きなど、写真編集に必要な機能がそろっています。

非破壊編集が可能で、フィルターやブラシツールも豊富に用意。RAW現像にも対応しているため、一眼カメラで撮影した写真を高品質に仕上げることができます。

※ベクタースタジオ(旧Photo)の使い方について詳しくはこちら

チラシ・冊子・雑誌レイアウトなら「レイアウトスタジオ」

レイアウトスタジオ(旧Publisher)は、複数ページの印刷物やデジタル文書を制作する環境です。 カタログ、パンフレット、雑誌、電子書籍など、ページ数の多い制作物に対応しています。

マスターページ機能で統一されたデザインを複数ページに適用でき、テキストフローで長文を自動的に複数ページに流し込むことも可能です。見開きレイアウトや段組み、表の作成など、DTP制作に必要な機能が充実しています。

※レイアウトスタジオ(旧Publisher)の使い方について詳しくはこちら

AI画像生成も可能!「Canva AI」

Canva統合により、Affinity内でCanvaのAI機能も利用できるようになりました。 テキストプロンプトから画像を生成したり、既存画像を編集したりする機能が追加されています。

Affinityの精密な編集機能とCanvaのAI機能を組み合わせることで、より幅広い表現が実現できます。ただし、AI機能を使用するには有料プランへの課金が必要なので、注意してください。

※AffinityのAI機能について詳しくはこちら

その他Affinity3.0を代表する機能

Affinity3.0には、作業効率を大幅に向上させる新機能も多数搭載されました。これらの機能を使いこなすことで、より高度で洗練された制作物を短時間で仕上げられます。

ここでは、注目すべき機能についてもみていきます。

Canvaとの連携

AffinityとCanvaは、両ツールの長所を組み合わせた制作が可能です。 Canvaで作成したデザインをAffinityで編集したり、Affinityで制作した素材をCanvaのテンプレートに組み込んだりできます。

Canvaの豊富なテンプレートとAffinityの高度な編集機能を使い分けることで、効率的な制作フローが実現します。

※詳しい連携方法や具体的な活用例についてはこちら

ノンデストラクティブ(非破壊的)編集

ノンデストラクティブ編集は、元の画像データを保持したまま編集できる機能です。 調整レイヤーやライブフィルターを使用することで、いつでも編集内容を変更したり元に戻したりできます。

色補正や効果の適用後も、元の画像は損なわれないため、何度でも試行錯誤が可能です。クライアントからの修正依頼にも柔軟に対応でき、仕事で使用する際には欠かせない機能といえます。

※詳しい使い方や実践テクニックについてはこちら

画像トレース機能

画像トレース機能を使えば、写真やイラストを自動的にベクターデータに変換できます。 手書きのスケッチをデジタル化したり、ロゴの画像データをベクター化して自由に編集したりします。

ベクター化することで、拡大縮小しても画質が劣化しない素材になりますよ。

※詳細な設定方法や活用事例についてはこちら

フィルターブラシツール

フィルターブラシツールは、ブラシで塗るように部分的にフィルター効果を適用できる機能です。 ぼかしや明るさ調整、色調補正などを、画像の特定の部分だけに適用できます。

通常のフィルターは画像全体に効果がかかりますが、フィルターブラシを使えば顔だけをシャープにしたり、背景だけをぼかしたりといった細かい調整が可能です。写真のレタッチや合成作業で、よりリアルで自然な仕上がりを実現します。

Adobe製品との機能比較と乗り換え判断のポイント

続いて、Adobe製品からの乗り換えを検討している方向けに、機能の違いと判断基準を解説します。

Affinityで代替できる用途

基本的なデザイン制作や写真編集であれば、Affinityで十分です。 ロゴやバナーの制作、商品写真の加工、チラシやカタログのレイアウトなど、一般的な制作物はAffinityで問題なく作成できます。

個人のクリエイターや小規模事業者が行う制作の大半は、Affinityの機能でカバー可能。ファイル形式もPSD、AI、PDFなどの主要形式に対応しており、クライアントとのデータのやり取りもスムーズです。

Adobeが必要な用途

大規模なプロジェクトや業界標準のワークフローが必要な場合は、Adobe製品が適しています。 多人数でのチーム制作、Adobe Creative Cloudの他ツールとの連携、豊富なプラグインの利用が必要な環境では、Adobeの優位性が際立ちます。

また、印刷会社や広告代理店など、業界標準としてAdobe製品を指定される環境では、互換性の観点からAdobe製品が必要です。

※AffinityとAdobe製品の徹底比較について詳しくはこちら

初心者でも使いこなせる?学習難易度と活用例

Affinityを初めて使う方が気になる学習のハードルと、実際の活用方法も紹介します。

Adobe未経験者の学習ハードルは?

Affinityは直感的なインターフェースを持ち、初心者でも比較的学習しやすいツールです。

基本的な操作は数時間のチュートリアルで習得でき、簡単なデザインであれば初日から作成できます。Adobe経験者であれば、類似した操作方法が多いため、スムーズに移行できるでしょう。

ただし、プロレベルの作品を作るには継続的な学習と実践が必要です。基礎から段階的に学んでいけば、確実にスキルアップできます。

おすすめの学習方法・チュートリアル

公式のチュートリアル動画やオンライン学習サイトを活用すると効率的です。

Affinity公式サイトには無料のチュートリアルが用意されており、基本操作から応用テクニックまで学べます。近年はYouTubeにも日本語の解説動画が増えており、実際の制作過程を見ながら学習するのもおすすめ。

小さなプロジェクトから始めて、徐々に難易度を上げていきましょう。

副業・収益化での活用事例

実際に、Affinityを使って副業収入を得ている人増えています。

ロゴデザイン、名刺やチラシの制作、SNS用画像の作成など、クラウドソーシングサイトで需要のあるデザイン案件に対応できるほか、ECサイト用の商品画像加工や、YouTubeサムネイルの制作なども人気の副業分野です。

スキルが上がれば、企業のブランディングデザインやカタログ制作など、単価の高い案件も受注可能になります。

無料で使えるツールなので初期投資が不要で、すぐに副業を始められる点が大きなメリット。継続的に案件をこなしながらスキルを磨けば、安定した収入源になるでしょう。

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Affinityに関するよくある質問と解決策

最後に、Affinityに関するよくある質問をまとめます。

Q
iPad版はいつリリースされますか?
A

2026年1月現在、iPad版のリリースは未定となっています。公式サイトを確認し、発表を待ちましょう。

Q
完全無料で商用利用できますか?
A

Affinity3.0の基本機能は無料で商用利用が可能です。作成した作品を販売したり、クライアントワークに使用したりできます。ただし、AI機能については有料プランへの課金が必要です。

Q
Adobe製品のファイルは開けますか?
A

PSD(Photoshop)、AI(Illustrator)、PDF形式のファイルは開けます。ただし、複雑なレイヤー構造や特殊効果は完全に再現されない場合があります。互換性は高いものの、重要なプロジェクトでは事前にテストすることをおすすめします。

まとめ

本記事では、Affinityでは何ができる?という疑問について解説しました。ポイントは以下の通りです。

  • Affinityは、ベクターデザイン、写真編集、レイアウト制作の3つの機能を統合した、プロフェッショナル向けのデザインツール
  • Canva統合により無料化され、誰でも高度なデザイン制作を始められるようになった
  • ロゴやイラスト、写真加工、印刷物のレイアウトなど、幅広い制作シーンで活用できる
  • Adobe製品の代替としても十分な性能を持っている
  • 初心者でも学習しやすく、副業や収益化にも活用しやすい

まずは無料でダウンロードして、実際に触れてみましょう!3つのスタジオを使い分けながら、自分に合った使い方を見つけてくださいね。

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