プレゼン資料の作成、いつも時間がかかって困っていませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、AIプレゼンテーションツール「Gamma(ガンマ)」です。テキストを入力するだけで、AIが自動的にプロフェッショナルなデザインのスライドを作ってくれます。さらに、最近では日本語にも対応し、無料プランでも十分な機能を使えるようになっています。
この記事では、Gammaの基本的な機能や料金プラン、具体的な使い方まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。プレゼン資料作成の負担を減らし、本来の業務に集中できる環境を整えていきましょう。
※Gamma以外にも、資料作成AIツールはたくさんあります。興味のある方は、下記記事も是非ご覧ください!
Gammaとは?
Gammaは、AIを活用してプレゼンテーション資料を自動で作成できるWebツールです。2022年にリリースされ、PowerPointやGoogleスライドに代わる次世代のプレゼンツールとして注目を集めています。
Gammaの最大の特徴は、AIによる自動生成機能です。テキストを入力するだけで、プロフェッショナルなデザインのスライドを数分で作成できます。また、既存の文書やURLからスライドを自動生成することも可能です。
さらに、以下のような特徴があります。
- 日本語での入力・生成に対応
- クラウドベースで、インストール不要
- 豊富なテンプレートとAI編集機能
- チームでの共同編集が可能
Gammaでできること
Gammaでできることには、以下のようなものがあります。
- プレゼンテーション資料の作成
- AIによる自動生成
- テンプレートからの作成
- 既存文書からの変換
- ドキュメント作成:WordやGoogleドキュメントのような文書も作成可能で、プレゼン資料と連携できます。
- Webページ作成:入力した内容を、見やすいWebページとして公開することもできます。
Gammaを使うメリット
Gammaを使うメリットには、以下の4つがあります。
①作業時間の大幅削減:従来は数時間かかっていたプレゼン資料作成が、数分で完了します。デザインの知識がなくても、見栄えの良い資料を作れます。
②直感的な操作性:NotionやGoogleドキュメントに似た操作感で、初めての方でも使いやすい設計になっています。
③コスト削減:無料プランでも十分な機能があり、小規模なチームや個人でも気軽に始められます。AI機能は400クレジットまで無料で利用できます。
④柔軟な編集・共有:作成した資料は、PDFやPowerPoint形式でエクスポート可能。チームでの共同編集やコメント機能も充実しています。
このように、Gammaは従来のプレゼンツールの課題を解決し、効率的な資料作成を可能にする画期的なサービスです。特に、プレゼン資料作成に時間をかけたくない方や、デザインに自信のない方におすすめです!
Gammaの料金プラン
プラン | 料金 | 主な特徴 |
---|---|---|
Free | 無料 | •AIクレジット400(初回) • 最大10枚のスライド • 基本機能の利用 • エクスポート時にGammaロゴ付き |
Plus | 1,200円/月 (年契約で20%オフ) | •無制限のAIクレジット • 最大15枚のスライド • ロゴなしエクスポート • 優先サポート |
Pro | 2,250円/月 (年契約で25%オフ) | •無制限のAIクレジット • 最大30枚のスライド • カスタムフォント対応 • 詳細な分析機能 • パスワード保護 |
クレジットとは、GammaのAI機能を利用するために必要なポイントのようなものです。クレジットの消費は以下のようになります。
- 新規スライド自動生成:40クレジット
- AI編集・修正:10クレジット
- アカウント作成時:400クレジット付与
- 友達紹介:1人につき200クレジット付与
無料プランでは初回400クレジットが付与されますが、使い切ると追加購入が必要です。一方、有料プランではクレジットを気にせず無制限にAI機能を利用できます。
初めてGammaを使う方は、まず無料プランで機能を試してみることをおすすめします。AI機能をよく使う場合や、ロゴなしでエクスポートしたい場合は、月額1,200円のPlusプランが費用対効果の高い選択肢となります。
デザインのカスタマイズや分析機能が必要な企業利用の場合は、Proプランの導入を検討してください。
Gammaの登録方法と基本的な使い方
それでは早速、Gammaの登録方法と基本的な使い方について詳しく解説していきます!
アカウント登録手順
①Gamma公式サイト(gamma.app)にアクセス
②「無料会員登録」をクリック
③Googleアカウントまたはメールアドレスで登録
④簡単なアンケートに回答する
⑤ワークスペースを選ぶ
プレゼン資料の作り方
Gammaでプレゼン資料を作成する方法は、
- AIで自動生成する方法
- テンプレートから作成する方法
- 文書から変換する方法
この2種類があります。ここでは、それぞれ解説していきます!
①AIで自動生成する方法
①「新規作成 AI」をクリック
②どんなプレゼンテーションを作成するか選択
今回は人気の「生成」を試してみます。
③テーマやトピックを入力
今回はプレゼン資料を、「ブログやYouTubeチャンネルのコンテンツ戦略の立案と実行」というプロンプトを入力して生成してもらいます。
④希望の出力言語を選択(日本語)
⑤ページの枚数やスタイルを選択
⑥「概要を作成」をクリックして生成開始
⑦アウトラインを確認する
必要に応じて「カードを追加」したり、削除したりしてください。
⑧カード当たりの文字の量・画像のソース(AI画像/WEB画像など)・画像生成のモデルを選択
完了したら「続ける」をクリックしましょう。
⑨テーマを選ぶ
決定したら「生成」をクリックしましょう。
完成したプレゼン資料がこちら↓です。
テンプレートから作成する方法
①「空白のGammaから新規作成」を選択
②右メニューから「カードテンプレート」を開く
③業種や用途に合わせたテンプレートを選択
④必要に応じてテキストや画像を編集
⑤デザインテーマの変更も可能
文書から変換する方法
①「インポート」を選択
②以下のいずれかを選択
- AIでインポート/プレインインポート→WordやPDFファイルをアップロード
- テーマの輸入:テーマのデザインをインポート
③ファイルをインポートする
④ここから、通常通りテンプレートやAIを使いながらプレゼンテーションを作成していく
プレゼン資料は作成後も自由に編集可能で、AIによる追加編集や画像の挿入なども簡単に行えます。また、作成したスライドはPDFやPowerPoint形式でエクスポートできます。
Gammaの基本機能
基本的な使い方が分かったところで、続いてはGammaで使えるその他4つの機能について見ていきましょう!
①テキスト編集機能
テキストを選択すると上側に編集メニューが表示され、以下の操作が可能です。
- フォントサイズの変更(Title~Small text)
- 文字の装飾(太字・斜体・下線)
- 文字色の変更
- 配置の調整(左寄せ・中央・右寄せ)
②画像・動画の追加
画面右側のツールバーから以下のコンテンツを追加できます。
画像の場合
①直接アップロード
②WEB画像検索
③AI画像生成
④アイコン/QRコード/アクセント画像など
動画の場合
①直接アップロード
②Loomの録画
③YouTube/Vimeo/Wistia/Tiktok/Spotifyの動画
③レイアウト調整のポイント
カード(スライド)の編集
①右上の「Card styling」から背景色や画像を設定
②レイアウトテンプレートの選択
③余白やアライメントの調整
コンテンツの配置
①ドラッグ&ドロップで要素を移動
②グリッドシステムで整列
③折りたたみ機能で情報を整理
④AIを使った編集方法
基本的な使い方
①編集したい箇所を選択
②AIアイコンをクリック
③編集内容を指示(日本語可)
「より簡潔に書き換えて」
「専門用語を平易な言葉に」
「箇条書きに変換して」
「英語から日本語に翻訳」
これらの機能を組み合わせることで、プロフェッショナルな資料を効率的に作成できます。AIの支援を上手く活用しながら、オリジナリティのある資料作りを心がけましょう。
Gammaの商用利用について
Gammaは無料プランでも商用利用が可能です。ただし、以下の制限があります。
- エクスポート時にGammaロゴが付与される
- AIクレジットが400までに制限
- スライド枚数が最大10枚まで
さらに、商用利用時は以下の点を注意しましょう。
①ブランディングの制限
無料プランではGammaロゴの削除ができないため、クライアントへの提出物など重要な資料の場合は有料プランへの移行を検討してください。
②権利関係の確認
以下の点について特に注意が必要です。
項目 | 注意点 |
---|---|
画像利用 | Unsplashは商用可、Bing検索は要確認 |
フォント | 商用利用可能なフォントのみ使用 |
AIコンテンツ | 生成された文章の事実確認が必要 |
③著作権に関する注意事項
- コンテンツの権利
- AIが生成した内容は、利用者に権利が帰属
- テンプレートは商用利用可能
- 第三者の著作物は適切な権利処理が必要
- 画像素材の使用
- Unsplash:クレジット表記不要で商用利用可
- GIPHY:利用規約の確認が必要
- Bing画像検索:個別に権利確認が必要
- データの取り扱い
- 機密情報の入力は避ける
- 個人情報の取り扱いに注意
- 必要に応じてNDAの締結を検討
商用利用の際は、これらの点に留意しながら、必要に応じて有料プランへのアップグレードを検討することをお勧めします。
Gammaに関するよくある質問(FAQ)
- Qクレジットを追加するにはどうすればいいですか?
- A
クレジットを追加する方法は以下の通りです。
- 友達招待(1人につき200クレジット付与)
- 有料プランへのアップグレード(無制限のクレジット)
※無料プランでの購入機能は現在提供されていません。
- Qスマートフォンでも利用できますか?
- A
はい、スマートフォンのブラウザからアクセスして利用できます。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- 専用アプリはありません
- 画面が小さいため、編集作業はPCを推奨
- 閲覧や簡単な編集は問題なく可能
- Qオフラインでも使えますか?
- A
いいえ、Gammaはクラウドベースのサービスのため、インターネット接続が必要です。ただし、以下の作業は可能です。
- 作成済みのPDFやPowerPointファイルはオフラインで閲覧可能
- エクスポートしたファイルはローカルで保存可能
- Qデータのエクスポート方法を教えてください。
- A
「PDF」と「PowerPoint(.pptx)」の形式でエクスポートできます。
PowerPoint(.pptx) エクスポート手順は、以下の通りです。
- 画面右上の「Share」をクリック
- 「Export」タブを選択
- 希望のファイル形式を選択 ※無料プランではGammaロゴが付きます
まとめ
GammaはAIを活用した次世代のプレゼンテーションツールとして、資料作成の効率を大幅に向上させます。無料プランでも十分な機能があり、デザインの知識がなくても高品質な資料が作成できます。
特に以下の点が魅力です。
- AIによる自動生成で時間を大幅削減
- 日本語対応で直感的な操作が可能
- 商用利用も可能な充実した機能
まずは無料プランから始めて、必要に応じて有料プランへのアップグレードを検討することをお勧めします。Gammaを活用して、プレゼン資料作成の負担を減らし、本来の業務に集中できる環境を整えていきましょう。
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