同じキャラクターを何度も描こうとすると、「正面の顔は気に入っているのに、横向きや後ろ姿になると別人みたいになってしまう…」と感じることはありませんか?
SNSアイコン用のキャラや、創作物のオリジナルキャラクター、立ち絵コレクションなどを作っていると、どの角度から見ても「同じ子」に見えるかどうかが気になってきます。
そんなときに役に立つのが、正面・横・後ろの3方向をそろえた「三面図(Character Turnaround)」です。
三面図が1枚あるだけで、あとからポーズ違いや表情差分、服装バリエーションを作るときにも、キャラのイメージをブレずに保ちやすくなります。
プロンプトを工夫するだけで、同じキャラクターの三面図を、かなり手軽に用意できるようになります。
この記事では、基本から、Midjourneyで三面図を作るためのプロンプト例、キャラクター参照機能を使った調整テクニックまで、初心者の方でも真似しやすい形でまとめて解説します。
「お気に入りのキャラを、どの角度から見ても同じにしたい」と思ったら、その第一歩として三面図づくりに挑戦してみてください。
📖この記事のポイント
- 三面図はfront・side・backの3方向をそろえたキャラの設計図
- プロンプトは「キャラ属性+三面図指示+背景指定」で組み立てると安定しやすい
- ワンショット生成や表情・服装差分のプロンプトを用意しておくと制作効率が上がる
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まず「三面図」とは、1人のキャラクターを
- 正面(front view)
- 横(side view)
- 後ろ(back view)
の3方向から並べて描いた設定資料のことです。
英語では「Character Turnaround(キャラクターターンアラウンド)」とも呼ばれます。
三面図は、ブレを防いでくれる、いわば“キャラの設計図”のようなもので、どの角度から見ても同じキャラクターとして描きやすくなります。
プロのアニメ・漫画・ゲーム制作では、キャラクターデザインが決まったあと、必ずと言っていいほど三面図が作られます。
これは作画担当が変わっても、キャラクターの印象を一定に保つためです。
個人の創作でも同じで、
- 立ち絵を何パターンも描きたい
- 表情差分や服装違いを量産したい
- あとで3DモデルやLive2Dに起こすかもしれない
といった場面では、三面図があると後の作業がぐっとスムーズになります。
とはいえ、手描きで三面図を一から用意するのはなかなか大変です。
そこで活躍するのがMidjourneyです。
- プロンプトを1回入力するだけで、三方向のイラストをまとめて生成できる
- キャラクターの雰囲気を変えずに、何度でも描き直し・バリエーション追加がしやすい
- 気に入った三面図をベースに、ポーズ違いや服装違いの画像も展開しやすい
これらのメリットがあり、「キャラの設計図づくり」をかなり時短できます。
例えば、次のようなプロンプトで「学生服の女の子の三面図」を一気に作ることができます。
anime character turnaround sheet, front view side view back view,
teenage girl with long pink hair, school uniform, white background,
character design reference sheet --ar 16:9 --niji 6
Midjourneyで三面図を作るのが難しい理由
三面図用の画像をMidjourneyだけで一発でそろえようとすると、意外とうまくいかないことも多いです。
理由はシンプルで、AIは「同じキャラクターを別角度から描く」ことよりも、「それっぽい別キャラを量産する」ことのほうが得意だからです。
よくある失敗パターンとしては、次のようなものがあります。
- 角度が変わると顔の特徴が別人っぽくなってしまう
- 服装やアクセサリーの細部(ボタンの数、リボンの形など)が一致しない
- 髪型が視点によって極端に変化してしまう
- 体型や顔の比率が、正面・横・後ろでバラバラになる
どれも「一枚のイラストとしては成立しているけれど、三面図として並べると違和感が出る」というパターンです。

こちらは上記の「学生服の女の子の三面図」で使用したプロンプトで生成された失敗例です。
髪の毛や制服などおおまかな雰囲気は同じものの、靴下の色が変わってしまっています。
Midjourneyで三面図を生成する基本プロンプトの書き方
ここでは、三面図を生成する基本となるプロンプトの書き方について整理していきます。
基本的なプロンプト構成
三面図を安定して出すときは、プロンプトを「何となくそれっぽく」書くよりも、パーツに分けて組み立てると失敗が減ります。
おすすめの基本構成は、次の3ブロックです。
- キャラクター属性
- 三面図であることの指示
- 背景の指定
それぞれの役割と、よく使う英語キーワードをまとめるとこんなイメージです。
- 役割:どんなキャラクターかを具体的に伝える部分
- 内容:性別、年齢、雰囲気、髪型・髪色、服装、持ち物 など
- 英語の例:young wizard boy, teenage girl with long pink hair, cyberpunk hacker girl
- 役割:「同じキャラを3方向から並べる」ことをMidjourneyに伝える部分
- 内容:三面図・ターンアラウンド・3方向であること
- 必須キーワード例:character turnaround sheet / character design sheet / three sided view / front view, side view, back view
役割:キャラの形が分かりやすく、後処理もしやすい背景にするための指定
内容:無地背景・シンプル背景を明示する
おすすめキーワード:white background / simple background
例えば、魔法使いの少年キャラで三面図を作りたい場合は、次のようなプロンプトになります。
character design sheet, young wizard boy with messy brown hair,
blue robe and pointed hat, three sided view, front view side view back view,
full body, white background, character turnaround --ar 16:9 --niji 6
まずはこの型どおりに書いてみて、そこから髪型や服装などのディテールを足していくと、安定した三面図を作りやすくなります。
キャラクターの詳細を指定するコツ
三面図を安定させる一番のポイントは、「同じキャラクターだと分かる情報」をプロンプト内でしっかり固定しておくことです。
ふわっとした雰囲気だけを書いてしまうと、角度が変わるたびに別人になりやすくなります。
まずは、次のような要素を一つずつ決めて英語で書き出していきます。
- 髪型:long straight hair, bob cut, twin tails, ponytail など
- 髪色:blonde hair, silver hair, pink hair, dark brown hair など
- 目の色・形:blue eyes, purple eyes, big round eyes など
- 服装:school uniform, black leather jacket, white t-shirt, hoodie など
- アクセサリー:red ribbon, glasses, earrings, hair clip など
- 靴や小物:sneakers, loafers, boots, backpack, smartphone など
「かっこいい服」「かわいい感じ」のような抽象的な表現よりも、black leather jacket, white t-shirt, blue jeansのように、具体的なアイテムを書いた方が三面図の各カットでブレにくくなります。
イメージとしては、日本語でキャラ設定を書き出してから、それを短い英語フレーズに分解してカンマ区切りで並べていく感じです。
character design reference, teenage girl, 18 years old,
long silver hair in ponytail, purple eyes, black leather jacket,
white t-shirt, blue jeans, red sneakers, character turnaround sheet,
front side back view, full body, simple white background --ar 16:9 --niji 6
このように「年齢」「髪型・髪色」「目の色」「服装」「靴」まで一通りそろえておくと、正面・横・後ろのどの角度でも同じキャラクターとして認識されやすくなります。
まずは自分のキャラ設定を、英単語の箇条書きにしてからプロンプトに流し込んでみてください。
アスペクト比(–ar)の設定について
三面図では、3つのビューを横一列に並べて表示することが多いため、画像の横幅に少し余裕を持たせておくとレイアウトがきれいになります。
そのときに重要なのが、Midjourneyのアスペクト比パラメーター「–ar」です。
三面図に向いている横長の比率は、–ar 16:9または–ar 3:1です。
–arを指定しないと、正面・横・後ろが窮屈に詰まり、キャラが小さくなりやすく、場合によっては一部が切れてしまうこともあります。
- –ar 16:9(一般的な横長)
- もっと横に長くしたい場合は –ar 3:1
Midjourneyのキャラクター参照機能(–cref)を使った三面図作成方法
気に入った1枚のキャラと同じ見た目のまま、向きだけ変えたカットを作りたいときに使用するのが、キャラクター参照機能の –cref です。
ここでは、その–crefを使って三面図を組み立てる基本的な使い方と、安定させるためのコツを紹介します。
–crefとは?基本的な使い方
キャラクター参照機能「–cref」は、すでに生成した画像を「この子と同じキャラで描いてね」とMidjourneyに伝えるオプションです。
「髪型や服装はそのままに、角度だけ変えたい」「ポーズ違いや表情差分を作りたい」ときにとても便利な機能です。
基本の流れは次の2ステップです。
1.まずベースとなるキャラクター画像をつくります。
anime girl, short blue hair, green eyes, casual outfit --niji 6
2.この画像のURLをつかって以下のプロンプトを使用し、三面図を生成します。
character design reference, character turnaround, three sided view, front view, side view, back view
full body, white background --cref [画像URL] --cw 100 --niji 6 --ar 16:9
このようにキャラクター参照機能「–cref」を使うことで、元画像と近しいキャラクターの三面図を作成することができます。

- 画像の右上にある「三本線アイコン(︙)」をクリックします。
- 左側のメニューから「Copy」を選択します。
- 右側に表示されるサブメニューの中から「Image URL」をクリックすると、画像のURLがコピーされます。
–crefで三面図を作る実践テクニック
–crefを三面図づくりに使うときは、正面の立ち絵を基準にして、横と後ろをあとからそろえるという順番で進めると安定しやすくなります。
まずは通常のプロンプトで、正面向き・全身・白背景のキャラクター画像を作成し、その中から一番イメージに近い1枚を“基準キャラ”として選びます。
この1枚が三面図の土台になるので、髪型や服装のディテールがしっかり写っているものを選ぶのがポイントです。
基準キャラが決まったら、その画像URLを–crefで指定し、側面図と背面図を個別に生成していきます。
たとえば側面図なら、次のようなプロンプトになります。
side view, character standing sideways, full body,
white background --cref [元画像URL] --cw 80 --niji 6
背面図は、こちらです。
back view, character from behind, full body,
white background --cref [元画像URL] --cw 80 --niji 6
生成するときは、1回だけで決めてしまわず、同じプロンプトで何度かガチャを回し、正面図との相性が良いカットを選ぶ必要があります。
髪のボリュームや服のしわ、靴の形などが正面図と自然につながっているかどうかを意識して見比べてみてください。
それでも細かい部分が気になる場合は、Vary(Region)を併用します。
細部にだけ違和感がある場合に、その箇所だけを部分的に修正できる機能です。
「横顔だけ目の位置が気になる」「背面図だけジャケットの形が違う」といったときに、目の周りやジャケット部分だけを選択して描き直すイメージです。
–crefを付けたまま使えば、キャラクターの雰囲気を大きく崩さずに調整できます。
また、目を閉じたポーズや特定の表情を作りたいのに、–crefの影響でうまく変化してくれない場合もあります。
そのときは、cwの数値を少し下げつつ、プロンプト側で「closed eyes」「smiling gently」など具体的な表情の指示を足してみてください。
それでも難しい場合は、表情だけをVary(Region)で描き直すと、三面図全体の一貫性を保ったまま表情差分を作ることができます。
より高品質な三面図を作るための応用テクニック
ここまでの手順でも三面図は十分作れますが、「もう一段クオリティを上げたい」「資料としてそのまま使えるレベルにしたい」というときは、プロンプトの組み立て方を少し工夫すると効果的です。
このパートでは、ワンショット生成で三面図を一気に作る方法や、そこから表情差分・服装差分へと発展させるテクニック、さらに後処理を見越した背景の設定のコツを紹介していきます。
ワンショット生成で一貫性を高める
三面図を「正面・横・後ろで別々に作る」方法は調整しやすい一方で、その都度ガチャを回す必要があり、微妙な違いが出やすくなります。
その課題を最小限に減らす方法が、1回のプロンプトで3方向すべてを同時に生成する「ワンショット生成」です。
最初から front view・side view・back view をセットで描かせることで、キャラクターの顔立ちや体型、服のしわの入り方まで、1枚のシートの中で自然にそろいやすくなります。
特に「キャラの立ち姿をそのまま三面図にしたい」ときや、「まずはざっくり全体イメージを固めたい」ときに相性が良い方法です。
ハイブリッド型プロンプト例
full body character concept art of a brave knight with silver armor,
red cape, blonde hair, character sheet of three sided view,
front view, side view, back view, white background --ar 16:9 --niji 6
繰り返し強調型プロンプト例
character design sheet of a cyberpunk hacker girl, neon blue hair,
tech goggles, black outfit, concept art, full body, character sheet,
three sided view, front view, side view, back view,
white background --ar 16:9 --niji 6
表情差分や服装差分の作り方
三面図が一枚完成したら、それを「キャラ設定のベース」として、表情差分や服装差分を増やしていくと一気に世界観が広がります。
ここで意識したいのは、「キャラの情報は–crefで固定して、変えたい部分だけをプロンプトやVary(Region)で指定する」という役割分担です。
三面図の中から一番バランスの良い正面ビューを選び、その画像URLを–crefで参照に指定します。そのうえで、happy, sad, angry, surprised など、欲しい感情を英語で並べておくと、一枚のシートに複数の表情をまとめて描いてくれます。
あとから細かく直したい場合は、顔の周りだけをVary(Region)で指定し、目や口元の形だけ調整すると手早く仕上げられます。
服装バリエーションも考え方は同じです。
キャラクター自体は–crefで固定しつつ、着せたい服をプロンプトで列挙しておくと、「同じ子が違う服を着ている」シートをまとめて作ることができます。
撮り直しのたびにキャラがブレてしまう問題を避けつつ、差分だけ効率よく増やしたいときに便利なやり方です。
元画像は「–crefとは?基本的な使い方」で登場したキャラクターを使用します。
表情差分プロンプト例
character expression sheet, same anime girl,
multiple emotions (happy, sad, angry, surprised),
white background --cref [元画像URL] --cw 100 --niji 6
服装差分プロンプト例
character outfit variations, same girl in different clothes,
casual wear, formal dress, school uniform,
character design sheet --cref [元画像URL] --cw 5 --niji 6
背景を単色にするコツ
三面図や差分シートを「あとで切り抜いて使う」「デザインに組み込みたい」という場合、背景は最初から単色にしておくと圧倒的に扱いやすくなります。
プロンプトに white background や simple background を入れておくだけで、キャラの輪郭がはっきり分かり、後処理の時間を大きく節約できます。
それでも背景がごちゃついてしまうときは、キャラ側の情報を少し減らしてプロンプトをシンプルにしつつ、背景に関するキーワードを強めに入れてみてください。
まずは白背景やごくシンプルな単色背景を基本形にしておき、必要に応じて別レイヤーで背景を差し替える、という運用を意識してみてください。
Midjourneyで三面図を作る際のよくある失敗と対処法
三面図づくりに慣れてきても、「なぜか後ろ姿だけうまく出ない」「目を閉じてほしいのにずっと開いている」「角度が変わると服や小物が別物になる」といった細かなつまずきは起こりやすいです。
どれもMidjourney側の“解釈のクセ”が原因なので、プロンプトの書き方やオプションのかけ方を少し変えるだけで、かなり改善できることが多いです。
ここでは、特に相談の多いケースと、そのとき試してほしい対処法をまとめておきます。
後ろ姿が上手く生成されない
背面ビューはやや苦手領域で、「back view」とだけ書くと中途半端な斜め後ろになりがちです。
その場合は、「後ろからしっかり見せる」ことをテキストで強調します。
- back view に加えて「character from behind」「showing back of head and outfit」などを足す
- 髪型や服の“後ろから見える情報”を具体的に書く。例:long ponytail hair, backpack, jacket with hood など
このように、「後ろ姿であること」と「何が見えていてほしいか」をセットで指定すると、ぐっと安定しやすくなります。
背面特化プロンプト例
back view of anime character, showing back of head and outfit,
long ponytail hair, backpack, full body standing,
white background --niji 6
目を閉じた表情が出ない
–crefを使っていると、元画像の表情に引っ張られて closed eyes を指定しても目を閉じてくれないことがあります。
そのときは、参照の強さと表情の指示を同時に調整します。
- cwの数値を少し下げて、表情だけ変えやすくする(100 → 70〜80など)
- プロンプトに「closed eyes」「eyes closed」「gentle smile」など具体的な表情ワードを入れる
それでも難しい場合は、Vary(Region)で「目の周辺だけ」を選択して描き直します。
「顔全体」ではなく「目元だけ」を修正するイメージで触ると、キャラの雰囲気を崩さずに自然な“目を閉じた表情”に変えやすくなります。
服装や小物が視点間で変わってしまう
三面図で地味に困るのが、「正面では付いているアクセサリーが横・後ろで消える」「ロゴやボタンの数が角度で違う」という問題です。
細かい装飾が多いほどブレやすくなるので、最初はできるだけシンプルな服装から始めるのが安全です。
- 三面図の初期段階では、装飾を少なめにして「形」をそろえることを優先する
- どうしても入れたい小物だけ厳選し、プロンプトに明示する
- same outfit, consistent design など「同じ服装でいてほしい」ワードを足す
- –cref使用時は、服装がブレる場合に限り cw を少し上げて参照を強める
「全部100%一致させる」より、「パッと見で同じ服に見えるか」を基準に調整すると、実用的な三面図に落とし込みやすくなります。
用途別!Midjourneyの三面図プロンプト集
用途別のプロンプト集では、「理屈は分かったけど、とりあえず今すぐ使える形が欲しい」という方向けに、ジャンルごとのサンプルをまとめています。
ここに載せているプロンプトは、すべて三面図向けに調整してあるので、そのままコピペして試しつつ、髪型・服装・雰囲気などのキャラクター部分だけを自分好みに書き換えて使ってください。
例①:アニメ風キャラクター
魔法少女

magical girl character turnaround, cute anime style,
pink hair with ribbons, frilly dress, magic wand,
three sided view front side back, full body,
white background --niji 6 --ar 16:9学生キャラ

high school student character design sheet,
anime boy with glasses, school uniform, backpack,
three view drawing, full body, simple background --niji 6 --ar 16:9例②:ファンタジー系キャラクター
エルフ

elf warrior character turnaround sheet, pointed ears,
long blonde hair, green tunic, bow and arrows,
character design, three sided view, full body,
white background --ar 16:9 --niji 6魔法使い

wizard character concept art, elderly man with long beard,
purple robes, wooden staff, pointed hat,
three view drawing front side back, full body --niji 6 --ar 16:9例③:現代風・リアル系キャラクター
カジュアル

modern character design, young woman in casual clothes,
jeans and hoodie, sneakers, character turnaround,
three sided view, full body, white background --niji 6 --ar 16:9ビジネス

professional character sheet, businessman in suit,
tie and briefcase, three view drawing,
full body standing pose, simple background --style raw --ar 16:9例④:チビキャラ・SD(スーパーデフォルメ)

chibi character turnaround, cute anime girl,
2-head-tall proportions, big eyes, simple outfit,
three sided view front side back,
white background --niji 6 --ar 1:1Midjourneyで三面図を作る際の商用利用について
Midjourneyで作った三面図を商用利用する際にチェックしたいポイントは、大きく分けて次の2つです。
①Midjourneyの利用規約まわり
まず前提として、現行のMidjourneyの利用規約では、有料プランで生成した画像・動画(Assets)は原則としてユーザーのものとされており、商用利用も可能です。
有料プランを解約したあとも、その時点までに作った画像は引き続き使える、と明記されています。
一方で、そのまま何でもOKというわけではなく、実務上は次のような点に注意が必要です。
- 他人が作った画像をアップスケールした場合、その画像の権利は元の作者に帰属するため、自分の作品として商用利用はできない
- 年商が一定以上(おおむね100万ドル超)の企業で使う場合は、上位プラン(Pro/Megaなど)が必要になる
- 規約やプラン内容は変更される可能性があるため、実際に商用利用する前に公式ドキュメントと最新の利用規約を一度確認しておく
② キャラクターデザインの著作権について
もう一つ重要なのが、「キャラクターデザインそのものの著作権」に関する部分です。
Midjourneyで生成した三面図が完全にオリジナルなら比較的シンプルですが、以下のようなケースではトラブルのリスクが高くなります。
「商用利用して大丈夫か」を確認するためのチェックリストとして、当てはまらないかどうかを見てみてください。
- 既存アニメやゲームのキャラクター名、作品名、ブランド名などをそのままプロンプトに入れている
- 実在の人物(俳優、VTuber、インフルエンサーなど)に酷似したビジュアルを、そのまま商用素材として使う
- 明らかに他人のイラストを「参考画像」として読み込ませ、その世界観やポーズ・構図を強く真似している
商用利用を前提にするなら、上記の注意点を必ず意識して使用しましょう。
まとめ
三面図は、キャラクターを「どの角度から見ても同じ子」にするための設計図のような存在です
Midjourneyを使えば、本来かなり手間のかかる三面図づくりも、プロンプトの組み立てと–cref・Vary(Region)の使い方さえ押さえれば、かなり短時間で形にできます。
最初から完璧な三面図を狙う必要はありません。
まずはお気に入りのキャラクターを一人決めて、この記事のプロンプト例をベースに1セットだけ三面図を作ってみてください!
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