【おすすめ】Webデザインの自動生成AI8選|活用術・プロンプトも大公開

用途別おすすめAI

「AIを使えばもっと効率的にデザインできるはず」「でも、具体的にどう活用すればいいのか分からない」——そんな悩みを抱えていませんか?

デザインのアイデア出しに時間がかかりすぎる、納期に追われて細部まで作り込めない、コーディング作業で創造的な時間が削られる。Webデザイナーとして働く中で、こうした課題を感じている方は多いでしょう。実は、AIツールを正しく活用することで、これらの悩みは劇的に改善できます。

本記事では、Webデザインの現場で実際に使えるAIツール8選を厳選し、具体的なプロンプト例や他のデザイナーの活用アイデアを詳しく紹介します。

「ワイヤーフレーム作成が10分の1の時間で完了」「デザイン案を5パターン瞬時に比較検討」「コーディング時間を70%削減」こうした実践例をもとに、あなたのワークフローに今日から取り入れられる方法をお伝えします。

内容をまとめると…

  • WebデザインAIツールは、ワイヤーフレーム作成・画像生成などの領域で劇的な効率化を実現し、数時間かかっていた作業が数分で完了する

  • AIに「美容サロンのLP、ファーストビューに予約ボタン、ターゲットは30-40代女性」のように具体的に指示すると、期待通りの高品質なデザインが生成される

  • AIの出力をそのまま納品するのはNG!デザイナーの目で細部を調整し、クライアントの要件に合わせて磨き上げることがプロの仕事

  • WebデザインでAIツールを使えるだけでは差別化できない時代へ。これからは「AIを使いこなして戦略的な提案ができる」デザイナーが重宝される

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監修者_SD以外
監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

WebデザインにAIを活用するメリット

AIツールは、既にWebデザイン制作のさまざまな工程で活躍しています。特に効果を発揮するのが以下の3つの領域です。

ワイヤーフレーム・レイアウト生成の時短
これまで数時間かけていた初期案の作成が数分で完了します。クライアントの要件をAIに伝えるだけで、複数のレイアウトパターンを瞬時に生成。その中から最適なものを選び、細部を調整するだけで済むため、デザイン検討の時間を大幅に短縮できます。

画像・ビジュアル素材の生成:
バナー用の背景画像やアイキャッチビジュアル、アイコンなど、従来はストックフォトを探したり外部発注していた素材を、AIが数秒で生成。イメージに合わなければ何度でも生成し直せるため、素材探しのストレスから解放されます。

コーディング作業の自動化・支援:
デザインカンプからのHTML/CSS生成や、JavaScriptの実装支援が可能です。特に繰り返しの多いコーディング作業を効率化することで、デザイナーは本来の創造的な作業により多くの時間を使えるようになります。

AIでできること・できないことの明確な線引き

AIの活用を最大化するには、得意・不得意を理解することが重要です。

AIが得意なこと

大量の選択肢を短時間で生成する作業

  • レイアウトパターンの提案
  • カラーバリエーションの作成
  • コードの骨組み生成 など

AIが苦手なこと

経験と感性を必要とする作業

  • 潜在的ニーズを引き出すヒアリング
  • ブランド戦略に基づいたデザイン判断
  • 細かなピクセル単位での調整作業 など

つまり、AIは「たたき台を素早く作る」ことに長けているため、デザイナーはAIを活用することで「その中から最適なものを選び、磨き上げる」ことに専念できるのです。この役割分担を理解することが、AI時代のデザイナーとして成功する鍵となります!

【用途別】WebデザインAIツールおすすめ10選

WebデザインAIツールおすすめ10選

数あるAIツールの中から、Webデザイン業務で実際に使える10のツールを厳選しました。無料で試せるものから本格的な有料ツールまで、用途別に紹介していきます。

デザイン素材・画像を生成できるAIツール

まずは、バナー画像や背景素材など、デザインに必要なビジュアル要素をAIが生成してくれるツールです。ストックフォトを探す時間を削減し、オリジナリティのある素材を短時間で用意できるのは非常に魅力的ですね。

Adobe Firefly(無料お試しあり/日本語対応◎)

Adobeが提供する画像生成AIで、商用利用が明確に許可されている点が最大の強みです。テキストプロンプトから高品質な画像を生成でき、Photoshopとの連携も強力。特にバナーやWebサイトのヒーロー画像作成に威力を発揮します。

Adobe Fireflyをより効果的に使う方法はこちら

Canva AI(無料プランあり/日本語対応◎)

テキストから画像を生成する機能や、既存画像の背景を瞬時に削除する機能(有料)などが充実。特にSNS投稿用のバナーやサムネイル作成が得意で、豊富なテンプレートとAI機能の組み合わせにより、短時間でクオリティの高いビジュアルが作れます。

Canva AIをより効果的に使う方法はこちら

Midjourney(有料/英語)

高品質なイラストやアート作品を生成できるAIツールとして人気です。独特の美しい画風が特徴で、Webサイトのキービジュアルやコンセプトアート作成に向いています。月額10ドルから利用でき、商用利用も可能です。

Midjourneyをより効果的に使う方法はこちら

レイアウト・ワイヤーフレーム設計を支援するAIツール

デザインの骨組みとなるワイヤーフレームやレイアウト設計の段階でAIを活用すると、アイデア出しやプロトタイピングが驚くほどスピードアップします。

Figma AI(有料/日本語対応

デザインツールのスタンダードであるFigmaに統合されたAI機能です。テキスト指示からUIを自動生成する機能、ワンクリックでプロトタイプを作成する機能、一括でレイヤー名を整理してくれる機能などデザイナーの便利機能が充実。Figma Professionalプラン(月額750円)以上で利用可能です。

Uizard(無料プランあり/英語)

手書きスケッチをデジタルデザインに変換する、スクリーンショットからイメージに近いデザインを制作する面白いAIツールです。紙に描いたラフなワイヤーフレームをスマホで撮影するだけなので、初期段階のデザインを加速させます。無料プランでは制限があるため、必要に応じてProプラン(月額$12〜)も検討してください。

文章生成・コーディングを効率化するAIツール

文章生成やコーディング作業も、AIの力で大幅に効率化できます。文章作成の時間を削減したい方やコーディングが苦手なデザイナーにとって特に価値の高いツールです。

ChatGPT(無料プランあり/日本語対応◎)

対話型AIの代表格で、文章生成やコーディング支援で威力を発揮します。Webサイトのキャッチコピー、ボディコピー、ボタンテキストなどの文章を瞬時に生成。さらに、デザインの要件を伝えるだけでHTML/CSSコードを生成し、レスポンシブ対応やアニメーション実装も可能です。

Gemini(無料プランあり/日本語対応◎)

Googleが提供する対話型AIで、ChatGPTと同様に文章生成とコーディング支援に優れています。SEOを意識したコピーライティングも得意。Googleアカウントがあれば無料で利用できる始めやすさもおすすめのポイントです。

その他のおすすめAI文章生成ツールはこちら

Webサイト全体を自動生成できるAIツール

最後に、AIが自動的にWebサイト全体を構築してくれるツールです。こちらはデザイナーの作業を効率化するものではなく、サービスのサイトが欲しいがお金はかけたくない企業・個人をサポートするツールとしておすすめです。

Wix(無料プランあり/日本語対応◎)

希望を伝えるだけで、AIがサイト全体を瞬時に自動生成。細かいデザインやテキスト、レイアウトなどはチャット形式で修正を依頼します。クオリティとしては高くありませんが、必要なコンテンツなどをテキストで伝えるだけでサイトができるのは知識のない初心者にとって非常に便利です。

WebデザインAIツールの選び方|3つの重要ポイント

WebデザインAIツールの選び方

Webデザインに活用できるAIはさまざまありますが、ツールを選ぶ際に見るべきポイントがあります。それぞれ見ていきましょう。

無料 vs 有料|コストと機能のバランス

AIツール選びでまず検討すべきは予算です。初めてAIを導入する場合は、無料プランのあるツールから試すことをおすすめします。Canva AIやChatGPT、Wix ADIなどは無料で基本機能を体験でき、実務での効果を確認してから有料プランへ移行できます。

一方、クライアントワークで本格的に活用する場合は、商用利用が明確に許可されている有料ツールを選ぶべきです。業務量や案件の性質に応じて、適切な投資判断を行いましょう。

日本語対応の重要性

日本語対応の有無は、使いやすさに直結します。特にプロンプト(AIへの指示文)を日本語で書ける場合、細かなニュアンスを伝えやすく、期待通りの出力を得やすくなります。

Adobe FireflyやCanva AI、ChatGPTは日本語インターフェースとプロンプト入力に対応しており、日本人デザイナーにとって使いやすい選択肢です。一方、MidjourneyやFigma AIは英語ベースですが、翻訳ツールを併用することで日本語でのアイデアを英語プロンプトに変換できます。

既存ワークフローとの統合性

新しいツールを導入する際は、現在使っているツールとの連携を考慮しましょう。Figmaを日常的に使っている場合、Figma AIを選ぶことでワークフローを変えずにAI機能を追加できます。

また、Adobe製品を複数使っているなら、Adobe Fireflyを選ぶことでPhotoshopやIllustratorとのシームレスな連携が可能です。新しいツールの学習コストを最小限に抑えながら、効率化の恩恵を受けられる選択をすることが重要です。

WebデザインAI活用術|効果的なプロンプトと使い方

AIツールを導入しても、使い方次第で成果は大きく変わります。ここでは実際の現場で使える具体的なプロンプト例と、他のデザイナーが実践している効果的な活用パターンを紹介します。

そのまま使うだけでなく、自分の案件に合わせてカスタマイズすることで、さらに高い効果が得られますよ。

ワイヤーフレーム生成の実践プロンプト例

AIにワイヤーフレームを生成させる際、具体的で構造化された指示が成果を左右します。プロンプトは「何を作りたいか」だけでなく、「誰のために」「どんな目的で」作るのかまで含めることで、より精度の高い出力が得られます。

効果的なプロンプト例1(LP向け)

美容サロンのランディングページを作成してください。ファーストビューに予約ボタンを配置し、その下に施術メニューを3つ掲載。お客様の声セクション、料金表、店舗へのアクセス情報を含むシングルページ構成でお願いします。ターゲットは30-40代女性です。

効果的なプロンプト例2(コーポレートサイト)

IT企業のコーポレートサイトのトップページを作成してください。ヘッダーにロゴとグローバルナビゲーション、ヒーローセクションには会社のビジョンを表す画像とキャッチコピー、事業内容を3カラムで紹介、実績紹介、ニュース一覧、採用情報へのCTA、フッターという構成でお願いします。

プロンプトのコツは、必要な要素を漏れなくリストアップすることと、ターゲットユーザーを明示することです。「30代女性向け」「BtoB企業向け」など、誰に向けたデザインかを伝えることで、AIはより適切なレイアウトを提案してくれます。

デザイン素材生成の実践プロンプト例

画像生成AIでは、具体的なビジュアルイメージを言葉で表現する力が求められます。色調、雰囲気、構図を明確に指定することで、イメージに近い素材を最初の数回の試行で得られる確率が高まります。

効果的なプロンプト例1(バナー背景)

オンライン講座のバナー背景画像。明るく清潔感のあるオフィス空間、自然光が差し込む窓際、ノートパソコンとコーヒーカップがデスクに置かれている。温かみのある雰囲気、高解像度、プロフェッショナルな写真風。

効果的なプロンプト例2(ヒーロー画像)

テクノロジー企業のWebサイト用ヒーロー画像。抽象的なデジタルネットワーク、青とグレーのグラデーション、粒子が流れるようなエフェクト、未来的で洗練された印象、16:9のワイド比率。

効果的なプロンプト例3(アイコン)

3Dスタイルのアイコンセット。カレンダー、チャット、グラフ、ファイルの4種類。柔らかいグラデーション、パステルカラー、統一感のあるデザイン、背景透過PNG形式

画像生成では、スタイル(写真風/イラスト風)、色調、構図、雰囲気を具体的に指定することがポイント。また、複数回生成を試して、最も要件に近いものを選ぶ姿勢も重要です。

WebデザインAI活用の注意点|やってはいけないこと

WebデザインAI活用の注意点

AIツールは強力ですが、使い方を誤ると思わぬトラブルにつながることも。特に著作権問題やクオリティ管理、情報セキュリティはリスクを理解した上で安全にAIを活用しましょう。

著作権・商用利用の確認は必須

AIツールを業務で使う前に、必ず利用規約を確認しましょう。特に注意すべきは商用利用の可否と、生成物の権利帰属です。

クライアントワークで使用する場合は特に慎重に。契約トラブルを避けるため、商用利用が明記されているツールを選ぶか、不明な場合は必ず運営元に確認してください。

また、AIが学習したデータに著作権で保護された作品が含まれている可能性もあるため、生成物が既存作品と酷似していないかのチェックも欠かせません

AIの出力をそのまま納品しない

AIが生成したデザインは、あくまで「たたき台」です。そのまま納品することは、プロとして避けるべきです。AIは効率的に作業を進めるためのツールであり、デザイナーの判断力や調整力を置き換えるものではありません。

まず、クライアントの要件との整合性を必ずチェックしましょう。AIは一般的なパターンを提案しますが、そのクライアント固有のブランドガイドラインや細かな要望までは反映できません

色使い、フォント選定、余白の取り方など、細部をデザイナーの目で調整することで、初めてクオリティの高い成果物になります。

機密情報・個人情報の入力禁止

ChatGPTなどのAIツールに、クライアントの機密情報や個人情報を入力することは厳禁です。多くのAIサービスは、入力されたデータをモデルの学習に使用する可能性があります。情報漏洩は信頼関係を損なうだけでなく、法的な問題に発展する可能性もあります。

デザイン制作でAIを使う際は、実際のクライアント名やサービス名を伏せて一般的な表現に置き換えるか、ダミーデータを使用しましょう。

「A社の新製品発表サイト」ではなく「IT企業の製品紹介サイト」といった形で要件を伝えることで、情報漏洩のリスクを回避できます。

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WebデザイナーはAIに仕事を奪われるのか?現状と未来

AIの進化により、Webデザイナーの役割は確かに変化しています。しかし、「仕事が奪われる」という一面的な見方ではなく、「仕事の質が進化する」と捉えるべきでしょう。

ここでは、AIによって何が変わり、何が変わらないのか、そしてこれからのWebデザイナーに求められる価値について、現実的な視点から解説します。

AIに代替される業務・されない業務

AIの台頭により、Webデザイナーの仕事は確かに変化しています。どの業務がAIに置き換わりやすく、どの業務が人間にしかできないのかを理解することで、自分の強みを活かす方向性が見えてきます。

代替されやすい業務:

  • テンプレート的なレイアウト作業(LP、名刺、バナーなど定型パターン)
  • 素材探し・ストックフォト検索
  • 基本的なHTML/CSSコーディング
  • 色のバリエーション作成や簡単な画像編集

代替されにくい業務:

  • クライアントの潜在ニーズを引き出すヒアリング
  • ブランド戦略に基づいた一貫性のあるデザイン判断
  • ターゲットユーザーの心理を考慮したUX設計
  • プロジェクト全体のディレクション

今後もデザイナーの経験、感性、そして人間としてのコミュニケーション能力が不可です。AIはツールであり、それを使いこなす人間の判断力こそが価値を生み出します。

Webデザイナーは「一生続けられる仕事」なのか

結論から言えば、AI時代においてもWebデザイナーは「一生続けられる仕事」です。ただし、その役割は進化します。技術の変化に適応し続ける柔軟性と、人間にしかできない価値を磨き続ける姿勢があれば、むしろAI時代こそがチャンスとなります。

これからのWebデザイナーに求められるのは、AIが生成した複数の選択肢から最適なものを見極め、磨き上げる審美眼を持つことです。

AIによって単純作業から解放されることで、デザイナーは本来の創造的な仕事により多くの時間を使えるようになります。これは大きなチャンスと捉えるべきでしょう。

「Webデザイナー やめとけ」は本当か?

「Webデザイナー やめとけ」という言葉をネットで見かけたことがある方も多いかもしれません。この背景には、低単価競争の激化、長時間労働、クライアントとのトラブルなど、業界の厳しい現実があります。しかし、この状況は実はAIの登場以前から存在していた問題です。

実はこれらは、AI時代だからこそ打破できる可能性が。AIを活用することで、これまで10時間かかっていた作業が2時間で終われば、同じ報酬でも時給換算では大幅に向上します。あるいは、浮いた時間で案件数を増やし、収入アップを実現することも可能になるでしょう。

まとめ

本記事では、WebデザインにおすすめのAIツールをご紹介しました。ポイントは以下の通りです。

  • AIツールを活用すると、ワイヤーフレーム作成や画像生成などさまざまな工程で効率化が可能
  • デザインにおけるAIは具体的なプロンプトで最大限に力を引き出せる
  • 著作権、クオリティ管理、情報セキュリティのリスクを回避して安全に使用することが大切
  • これからのデザイナーはプロンプト力、編集力、提案力を磨くことで市場価値を高められる

AIは、あなたのデザイナーとしての可能性を奪うものではなく、大きく広げてくれるパートナーです。単純作業から解放され、本当に創造的な仕事に集中できる時代がきています。

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