Midjourneyを使って人物やキャラクターのポーズを思い通りに指定したいのに、なかなか理想の形にならず困ったことはありませんか。
「立ち姿を自然にしたい」「手の形が崩れる」「特定のアクションポーズが出ない」など、ポーズ指定は一見シンプルに見えて意外と奥深い作業です。
しかし、Midjourneyの最新版では、キャラクターリファレンス(–cref)、seed値など多彩な機能が使え以前よりもはるかに精密なポーズ生成が可能になりました。
この記事では、初心者でも再現しやすい基本の指定方法から、ポーズ精度を高めるコツ、応用テクニック、よくある失敗の対処法まで、実例つきでわかりやすく紹介します。
今日からあなたも「ポーズの自由度が一気に上がる」Midjourney活用ができるようになります。
📖この記事のポイント
- ポーズ指定は「standing」「arms crossed」など英語キーワードで行うのが基本
- Midjourneyのポーズ指定は「英語プロンプト」「参考画像」「–cref/seed値」の3本柱で考える
- 参考画像は背景がシンプルでポーズがはっきり分かるものを選ぶと結果が安定する
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Midjourneyでは、ポーズを指定するために使える手段が3つあります。
目的や再現したい精度によって使い分けると、狙った姿勢をより確実に再現できます。
- プロンプトで直接指定する方法
最も手軽でスピードも速い基本の方法です。standing や arms crossed など、英語の動作キーワードを使って姿勢を細かく調整できます。 - 参考画像をアップロードする方法
自分で撮影した写真やフリー素材を使って「このポーズを真似して」と指示する方法です。複雑な腕の動きやヨガポーズなど、プロンプトだけでは難しい姿勢に有効です。 - キャラクターリファレンス機能を使う方法
–cref パラメータを使って、キャラクターの外見を維持したままポーズだけ変更する高度な手法です。同じキャラクターで複数のアクションポーズを作りたい時に最適です。
【基本編】プロンプトでポーズを指定する方法
ポーズ指定の基本は、英語の動作キーワードを組み合わせて書くことです。
Midjourneyは日本語でもプロンプトを理解しますが、特にポーズや動作の指定は英語キーワードの方がより正確に反映されやすい傾向があります。
よく使う基本ポーズのプロンプト一覧
以下にカテゴリ別の代表的なポーズプロンプトと、その意味を一覧でまとめました。
| カテゴリ | 英語キーワード | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 立ち・座り系 | standing | 立つ |
| sitting | 座る | |
| kneeling | ひざまずく | |
| crouching | しゃがむ | |
| lying down | 横になる | |
| 腕・手の動作系 | arms crossed | 腕を組む |
| hands in pockets | ポケットに手を入れる | |
| waving | 手を振る | |
| pointing | 指をさす | |
| hands on lap | 手をひざに置く | |
| 動作・アクション系 | walking | 歩く |
| running | 走る | |
| jumping | 跳ぶ | |
| dancing | 踊る | |
| stretching | ストレッチする | |
| 表情・視線系 | looking up | 上を見る |
| looking down | 下を見る | |
| looking sideways | 横を見る | |
| head tilted | 頭をかしげる | |
| smiling | 微笑む |

a young woman, standing confidently, arms crossed, modern office background, professional lighting, photorealistic --ar 2:3
a cute cat character, sitting on a cushion, hands on lap, cozy room interior, soft warm lighting, illustration style --ar 1:1
a businessman, walking forward with purpose, carrying briefcase, city street background, dynamic angle, realistic --ar 16:9ポーズ指定を成功させるコツ
ポーズの再現性を高めるには、以下の4つのテクニックを取り入れるのが効果的です。
- 複数の動作を組み合わせる
standing + arms crossed + looking sideways のように、姿勢・手の動き・視線をセットで指定すると自然な構図になります。 - アスペクト比を縦長にする
–ar 2:3 や –ar 3:4 を使うと、全身をフレーム内に収めやすくなり、ポーズが途切れにくくなります。 - カメラアングルを指定する
from below(下から)、bird’s eye view(俯瞰視点)などを使うと、ポーズに動きや迫力を加えられます。 - 具体的な状況を加える
sitting on a chair よりも sitting on a wooden chair in a cafe のように、場所や背景を補足するとより自然になります。

a young woman, standing, arms crossed, looking sideways confidently, studio portrait, dramatic lighting --ar 2:3
a fantasy warrior, full body shot, dynamic fighting stance, holding sword, epic battlefield background --ar 2:3プロンプトだけでは難しいポーズもある
Midjourneyではプロンプトだけでさまざまなポーズが指定できますが、以下のような複雑なポーズはうまく再現されにくいことがあります。
- 複雑な手のポーズ(特定の指の形など)
ピースサインや指を1本だけ立てるなど、細かい指の動きは崩れやすく、正確に描写されないことがよくあります。 - 特殊なヨガポーズや体操の動き
身体を大きくねじる、片足でバランスを取るといった複雑な動きは、プロンプトだけでは不自然な形になりやすいです。 - 複数人の絡んだポーズ
2人以上の人物が接触するポーズ(握手、抱き合う、向かい合ってポーズを取るなど)は関係性のバランスが崩れがちです。 - 細かい角度調整が必要なポーズ
微妙に顔の向きを変える、体の傾きを調整するなど、繊細な角度操作が必要な構図も難度が高くなります。
【応用編】参考画像を使ってポーズを指定する方法
参考画像を使ったポーズ指定は、プロンプトだけでは再現しにくい姿勢を細かくコントロールしたいときに便利な方法です。
ここでは、自分で撮影した写真やフリー素材、以前Midjourneyで生成した画像などを使って、参考画像をアップロードするまでの基本手順を順番に紹介します。
参考画像をアップロードする基本手順
参考画像を使ったポーズ指定は、プロンプトだけでは再現しにくい姿勢をコントロールしたいときに便利です。
まずは希望するポーズの参考画像を用意します。
自分で撮影した写真はもちろん、フリー素材サイトや、以前Midjourneyで生成した画像を再利用してもOKです。
画像のアップロード方法は2つあり、以下の通りです。

- プロンプト横にある「+」アイコン①をクリックする
- 「Images」タブ②を選ぶ
- 下のアップロードエリア③に画像をドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選択する

使用したい画像を選択すると上記のような画面が表示されます。
- URLを取得したい画像の右上にある「≡」アイコン①をクリックする
- メニューから「Copy」を選択②する
- 表示された項目の中から「Image URL」をクリック③して、画像URLをコピーする
- 以下のプロンプトのようにペーストする
[画像URL] a young woman in the same pose, wearing modern casual clothes, urban cafe background --ar 2:3
画像の影響を強くしたい場合は、プロンプトの末尾に「–iw 1.5」のように –iw パラメーターを追加します。
値を上げるほど参考画像のポーズに近づき、下げるほどテキストプロンプトの指示が優先されます。
参考画像の選び方とポイント
どんな画像でも参考にできるわけではなく、「ポーズが読み取りやすい画像」を選ぶほど結果が安定します。
迷ったときは次のポイントを意識してみてください。
- 背景がシンプルな画像を選ぶ
無地の壁やボケた背景など、人物のシルエットがくっきり見える画像の方が、ポーズを正確に読み取ってもらいやすくなります。 - ポーズがはっきり分かる画像を選ぶ
腕や足の位置、体のひねりが一目で分かる写真を選びます。逆光や暗すぎる写真、被写体が小さすぎる画像は避けるのが無難です。 - 必要に応じて複数の参考画像を使う
1枚で理想のポーズが表現できないときは、「上半身用」「足元用」など役割を分けて複数の画像を用意するとイメージを伝えやすくなります。 - 著作権に問題のない画像だけを使う
他人の作品を無断で参考画像に使うのは避け、自分で撮影した写真や、利用が許可されているフリー素材など、権利面がクリアな画像だけを使うようにしましょう。
クローズアップから広げる高度テクニック
いきなり全身ポーズを決めようとすると、バランスが崩れたり、どこか不自然な印象になってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、耳や足先、あごのラインなど「見せたいパーツ」のクローズアップから作り始めて、少しずつ構図を広げていく方法です。
まずは部分アップで質感や角度をしっかり作り込み、その後エディター機能で周囲の体や背景を足していくことで、自然な流れを持った全身ポーズに発展させることができます。
横顔、ジャンプ、見上げポーズなど、視線の方向や動きが重要なカットほど、このテクニックが活きてきます。

extreme close-up of human ear, side view, realistic skin texture, soft lighting --ar 1:1
close-up of feet in mid-air, jumping motion, athletic shoes, dynamic angle --ar 1:1
close-up of chin and neck, looking upward, natural skin, soft dramatic lighting --ar 1:1同じキャラクターで異なるポーズを作る方法
同じキャラクターでさまざまなポーズを作りたい場合は、「–cref」「seed値」「Multi poses」などの機能を使うと便利です。
ここではそれぞれの使い方と違いをわかりやすく紹介します。
キャラクターリファレンス機能(–cref)を使う方法
–cref は、ある画像のキャラクターをベースにして、別のポーズやシーンで同じキャラを再現するための機能です。
使い方はかんたんで、画像のURLをコピーして --cref [画像URL] をプロンプトの最後につけるか、アップロードするだけです。
この機能を使えば、髪型や服装などのキャラクーターの特徴は同じで、“ポーズだけ変える”ことができます。
また、–cwを使えば“どれくらい似せるか”を調整できます。
–cw は、キャラの特徴をどのくらい強く反映させるかを決めるパラメータです。
--cw 100 にすれば元のキャラにかなり近くなり、--cw 50 にすると少し似てるくらいに調整できます。
基本キャラ

a cheerful anime girl with blue eyes and long pink hair, wearing a white dress, standing, full body --ar 2:3 --niji 6座らせる

[基本キャラのURL] the same character, sitting on a bench, relaxed pose --cref [基本キャラのURL] --ar 2:3 --niji 6ジャンプ

[基本キャラのURL] the same character, jumping happily, dynamic pose --cref [基本キャラのURL] --ar 2:3 --niji 6詳しいキャラクターリファレンス機能(–cref)については、以下の記事を参考にしてください。
seed値を活用して似たキャラクターを作る
同じようなキャラクターを何度も再現したい場合は、「seed値(シード値)」を使うのが便利です。
これは画像生成の元になる“数値のタネ”のようなもので、同じseedを使えば、見た目や雰囲気が似たキャラクターを再び生成できます。

- 使用したい画像の右にある「≡(三本線)」アイコンをクリック
- 表示されたメニューから「Copy(コピー)」を選択
- 「Seed」をクリックすると、seed値がコピーできます
コピーしたseed値は、プロンプトの最後に --seed 数値 をつけるだけで簡単に再利用できます。
seed値を使うと、見た目や雰囲気が似たキャラクターを再生成できますが、ポーズは自由に変更できます。
外見はそのままで、動きや構図だけを変えたいときにとても便利な方法です。
立つ

a friendly robot character, standing, full body, sci-fi setting --seed [ ] --ar 2:3座る

a friendly robot character, sitting and reading, cozy library --seed [] --ar 2:3手を振る

a friendly robot character, waving hello, cheerful expression --seed [] --ar 2:3以下の記事では、Discord版のseed値取得方法について説明していますので、参考にしてください。
「Multi poses and expressions」で一度に複数パターンを作る
「Multi poses and expressions」は、1回の生成で複数のポーズや表情を同時に出力できる便利なテクニックです。
時間効率が良く、キャラクターシートや設定資料に最適です。
プロンプトでは、「standing」「sitting」「jumping」「smiling」など複数の動作や表情を英語で列挙することで、それぞれのバリエーションがまとめて生成されます。
完成した画像からは、必要に応じて個別のカットを切り出して使うことも可能です。
- 画像編集ソフトを使う
Canva や Photoshop、無料の Photopea などを使って画像を開きます。 - 必要な部分を選択
切り出したいキャラクターやポーズ部分を選択ツールで囲みます。 - トリミングして保存
選択範囲をコピーして新規ファイルとして保存するか、そのままトリミングして1枚の画像として保存します。

character sheet, a young wizard boy, multiple poses and expressions, standing, sitting, jumping, smiling, surprised face, full body, white background, illustration style --ar 16:9 --niji 6
character turnaround, a cyberpunk girl character, various angles and poses, front view, side view, back view, action poses, character design --ar 16:9Midjourneyでの特殊なポーズの指定方法
ポーズ指定に慣れてくると、「もっとユニークな構図も作ってみたい」「Tポーズや戦闘ポーズなど、特定の姿勢をしっかり再現したい」と感じる方も多いはずです。
Midjourneyでは、基本ポーズだけでなく、Tポーズやヨガ、戦闘中のアクションなど、少し複雑なポーズもプロンプトでしっかり表現できます。
ここでは、そうした特殊なポーズをMidjourneyで指定する具体的な方法を、カテゴリ別に紹介します。
Tポーズを作る方法
3Dモデリングの基準ポーズとしてよく使われる「Tポーズ」は、Midjourneyでも再現可能です。
腕を真横に広げたこの姿勢は、キャラクターの全体構造を確認するために役立ちます。
“T-pose” や “arms spread horizontally” などのキーワードを使用すると精度が上がります。
背景を白に指定(white background)することで、キャラ単体で使いやすくなります。
資料用途では、ポーズの対称性やディテールを確認しながらプロンプトを調整しましょう。

a male character in T-pose, arms spread horizontally, standing straight, full body, white background, neutral expression, character reference --ar 2:3
a fantasy knight in T-pose, full armor, arms extended, white background, front view, character turnaround reference --ar 2:3ヨガ・ストレッチポーズを作る
ヨガやストレッチのポーズは、身体のバランスや柔軟性を強調できる構図です。
ヨガのポーズで使えるプロンプト例は以下の通りです。
| 英語プロンプト | 日本語訳 |
|---|---|
| lotus position | 蓮華座(座禅) |
| warrior pose | 戦士のポーズ |
| downward dog | 下向きの犬のポーズ |
| tree pose | 木のポーズ |
服装(yoga wear)や表情(relaxed face)、背景(outdoor nature setting, yoga studio)などを組み合わせると、雰囲気のある仕上がりになります。
また「soft natural lighting」や「sunlight through window」などの光の演出を加えると、より自然な空気感が生まれます。

a woman in lotus position yoga pose, meditation, peaceful expression, yoga studio, soft natural lighting --ar 2:3
a person in warrior pose, yoga mat, outdoor nature setting, sunrise lighting, athletic wear --ar 2:3アクション・戦闘ポーズを作る
戦闘中のポーズやアクションシーンは、ダイナミックで迫力のある表現が求められます。
以下に、よく使われるアクション・戦闘系のポーズを英語プロンプトと日本語訳で一覧にまとめました。
シーンに応じて使い分けてみましょう。
| 英語プロンプト | 日本語訳 |
|---|---|
| fighting stance | 戦闘ポーズ(構え) |
| superhero landing | スーパーヒーロー着地ポーズ |
| punching | パンチ動作 |
| sword slash motion | 剣で斬る動き |
| jumping attack | ジャンプ攻撃 |
| dodging | 回避動作 |
| kicking | キック動作 |
| dual wield pose | 二刀流の構え |
| charging forward | 突進動作 |
アクションポーズをより印象的に見せたいときは、動きや緊張感を演出するキーワードを追加するのが効果的です。
以下に、よく使われる「躍動感を加えるための演出プロンプト」とその日本語訳を一覧でまとめました。
| 英語プロンプト | 日本語訳 |
|---|---|
| dynamic angle | ダイナミックなアングル(斜め構図) |
| motion blur | 動きのブレ(モーションブラー) |
| speed lines | スピード線(動きを強調する線) |
| debris flying | 飛び散る破片 |
| epic battlefield | 壮大な戦場 |
| dramatic lighting | ドラマチックな照明 |
| tense expression | 緊張感のある表情 |
| dust particles | 舞い上がるホコリ |
| from below | 下からの視点 |
また、カメラアングルの指定も非常に効果的です。
以下に、よく使われるカメラアングルのプロンプトをまとめました。
| 英語プロンプト | 日本語訳 | 効果・使いどころ |
|---|---|---|
| dynamic angle | ダイナミックアングル | 動きの勢いや迫力を強調。アクション全般で汎用的に使える |
| from below | 下からの視点 | キャラに迫力・威圧感を与える |
| bird’s eye view | 俯瞰視点 | 全体の動きを広く見せてスピード感を演出 |
| over the shoulder | 肩越し視点 | 一人称的な臨場感を加える |
| low angle | ローアングル | アクションの勢いや跳躍を強調 |
| high angle | ハイアングル | シーン全体の状況を把握しやすく、戦場感の演出にも効果的 |
| close-up | クローズアップ(接写) | 表情や緊張感の演出に向いている |

a martial artist in fighting stance, ready to strike, dynamic angle, dojo background, dramatic lighting --ar 2:3
a superhero landing pose, kneeling with fist on ground, dramatic impact, city background, cinematic lighting --ar 16:9
a samurai in mid-sword slash motion, dynamic action, motion blur, cherry blossoms flying, dramatic composition --ar 2:3Midjourneyでのポーズ指定でよくある失敗と解決策
Midjourneyでポーズを指定する際、「思った通りの構図にならない」「一部が欠ける」「手だけ変になる」といったトラブルは珍しくありません。
しかし、それぞれの原因には共通のパターンがあり、プロンプトの調整や機能の使い分けでしっかり対処できます。
ここでは、よくある3つの失敗パターンと、それに対する具体的な対処法を紹介します。
思った通りのポーズにならない時の対処法
ポーズがうまく再現されない原因は、プロンプトの書き方や要素の整理不足にあることが多いです。
以下のポイントを見直すことで、改善が期待できます。
- プロンプトが曖昧すぎる → より具体的な単語を使う
たとえば「動いている」ではなく「jumping」や「walking」と明確な動作で指定すると、意図が伝わりやすくなります。 - 複数の要素が矛盾している → プロンプトを整理する
ポーズや表情、背景などを詰め込みすぎると、AIが処理しきれず破綻することがあります。重要なキーワードに絞るのがコツです。 - キャラクターの向きが思ったのと違う → カメラアングルを併用する
「from below(下から)」「side view(横から)」などの視点指定を加えることで、構図をコントロールしやすくなります。 - 何度生成しても理想に近づかない → 参考画像を使う方法に切り替える
プロンプトだけでは再現が難しい場合、ポーズを写した画像をアップロードし、それをもとに生成する方が正確です。
全身が切れてしまう場合の対処法
Midjourneyでは、特に人物のポーズを縦構図で指定する際に、体の一部がフレーム外に切れてしまうことがあります。
以下の方法で回避しやすくなります。
- “full body shot” キーワードを入れる
全身をきちんと写すよう促すためには、プロンプトに「full body shot」や「full figure」などを含めるのが効果的です。 - アスペクト比を縦長に設定する(–ar 2:3 や –ar 3:4)
縦に長い構図を指定することで、足元までしっかり写る余白が確保されます。 - “wide shot” などの補助キーワードを追加する
やや引き気味の構図を促すことで、全身をカメラに収めやすくなります。 - ズームアウト機能を使って後処理する
画像生成後に「Zoom Out(2xや1.5x)」を使うことで、切れていた部分を補完できる場合があります。

a ballet dancer, full body shot, elegant pose on tiptoes, white background, wide shot --ar 2:3以下の記事でも詳しく取り上げています!
手や指のポーズがおかしくなる問題
Midjourneyでは、特に手や指の描写が崩れやすく、「指の本数がおかしい」「関節が不自然」などの問題がよく発生します。
以下の方法でトラブルを避けたり修正したりできます。
- 手を目立たせないポーズを選ぶ
手が目立たないように「ポケットに手を入れる」「後ろ手にする」などのポーズを指定すれば、崩れを回避しやすくなります。 - エディター機能で手の部分だけ修正する
Midjourney Web版の「Vary (Region)」機能を使えば、画像全体はそのままで手の部分だけを選んで再生成できます。 - Vary(Region)で再生成する
違和感のある手だけを選択して再描画することで、他のパーツは維持しつつ自然な形に近づけられます。
まとめ
Midjourneyでは、英語のポーズキーワード・参考画像・–cref/seed値を組み合わせることで、かなり自由にポーズをコントロールできます。
この記事のプロンプト例やコツをそのまま試しつつ、自分の作りたいシーンに合わせて少しずつカスタマイズしてみてください!
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