Midjourneyで自由自在にポーズ指定する方法!プロンプト例付きで詳しく紹介

Midjourney

Midjourneyを使って人物やキャラクターのポーズを思い通りに指定したいのに、なかなか理想の形にならず困ったことはありませんか。

「立ち姿を自然にしたい」「手の形が崩れる」「特定のアクションポーズが出ない」など、ポーズ指定は一見シンプルに見えて意外と奥深い作業です。

しかし、Midjourneyの最新版では、キャラクターリファレンス(–cref)、seed値など多彩な機能が使え以前よりもはるかに精密なポーズ生成が可能になりました。

この記事では、初心者でも再現しやすい基本の指定方法から、ポーズ精度を高めるコツ、応用テクニック、よくある失敗の対処法まで、実例つきでわかりやすく紹介します。

今日からあなたも「ポーズの自由度が一気に上がる」Midjourney活用ができるようになります。

📖この記事のポイント

  • ポーズ指定は「standing」「arms crossed」など英語キーワードで行うのが基本
  • Midjourneyのポーズ指定は「英語プロンプト」「参考画像」「–cref/seed値」の3本柱で考える
  • 参考画像は背景がシンプルでポーズがはっきり分かるものを選ぶと結果が安定する
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Midjourneyでポーズを指定する3つの基本方法

Midjourneyでは、ポーズを指定するために使える手段が3つあります。

目的や再現したい精度によって使い分けると、狙った姿勢をより確実に再現できます。

  • プロンプトで直接指定する方法
    最も手軽でスピードも速い基本の方法です。standing や arms crossed など、英語の動作キーワードを使って姿勢を細かく調整できます。
  • 参考画像をアップロードする方法
    自分で撮影した写真やフリー素材を使って「このポーズを真似して」と指示する方法です。複雑な腕の動きやヨガポーズなど、プロンプトだけでは難しい姿勢に有効です。
  • キャラクターリファレンス機能を使う方法
    –cref パラメータを使って、キャラクターの外見を維持したままポーズだけ変更する高度な手法です。同じキャラクターで複数のアクションポーズを作りたい時に最適です。

【基本編】プロンプトでポーズを指定する方法

ポーズ指定の基本は、英語の動作キーワードを組み合わせて書くことです。

Midjourneyは日本語でもプロンプトを理解しますが、特にポーズや動作の指定は英語キーワードの方がより正確に反映されやすい傾向があります。

よく使う基本ポーズのプロンプト一覧

以下にカテゴリ別の代表的なポーズプロンプトと、その意味を一覧でまとめました。

カテゴリ英語キーワード日本語訳
立ち・座り系standing立つ
sitting座る
kneelingひざまずく
crouchingしゃがむ
lying down横になる
腕・手の動作系arms crossed腕を組む
hands in pocketsポケットに手を入れる
waving手を振る
pointing指をさす
hands on lap手をひざに置く
動作・アクション系walking歩く
running走る
jumping跳ぶ
dancing踊る
stretchingストレッチする
表情・視線系looking up上を見る
looking down下を見る
looking sideways横を見る
head tilted頭をかしげる
smiling微笑む
a young woman, standing confidently, arms crossed, modern office background, professional lighting, photorealistic --ar 2:3
a cute cat character, sitting on a cushion, hands on lap, cozy room interior, soft warm lighting, illustration style --ar 1:1
a businessman, walking forward with purpose, carrying briefcase, city street background, dynamic angle, realistic --ar 16:9

ポーズ指定を成功させるコツ

ポーズの再現性を高めるには、以下の4つのテクニックを取り入れるのが効果的です。

  • 複数の動作を組み合わせる
    standing + arms crossed + looking sideways のように、姿勢・手の動き・視線をセットで指定すると自然な構図になります。
  • アスペクト比を縦長にする
    –ar 2:3 や –ar 3:4 を使うと、全身をフレーム内に収めやすくなり、ポーズが途切れにくくなります。
  • カメラアングルを指定する
    from below(下から)、bird’s eye view(俯瞰視点)などを使うと、ポーズに動きや迫力を加えられます。
  • 具体的な状況を加える
    sitting on a chair よりも sitting on a wooden chair in a cafe のように、場所や背景を補足するとより自然になります。
a young woman, standing, arms crossed, looking sideways confidently, studio portrait, dramatic lighting --ar 2:3
a fantasy warrior, full body shot, dynamic fighting stance, holding sword, epic battlefield background --ar 2:3

プロンプトだけでは難しいポーズもある

Midjourneyではプロンプトだけでさまざまなポーズが指定できますが、以下のような複雑なポーズはうまく再現されにくいことがあります。

  • 複雑な手のポーズ(特定の指の形など)
    ピースサインや指を1本だけ立てるなど、細かい指の動きは崩れやすく、正確に描写されないことがよくあります。
  • 特殊なヨガポーズや体操の動き
    身体を大きくねじる、片足でバランスを取るといった複雑な動きは、プロンプトだけでは不自然な形になりやすいです。
  • 複数人の絡んだポーズ
    2人以上の人物が接触するポーズ(握手、抱き合う、向かい合ってポーズを取るなど)は関係性のバランスが崩れがちです。
  • 細かい角度調整が必要なポーズ
    微妙に顔の向きを変える、体の傾きを調整するなど、繊細な角度操作が必要な構図も難度が高くなります。

【応用編】参考画像を使ってポーズを指定する方法

参考画像を使ったポーズ指定は、プロンプトだけでは再現しにくい姿勢を細かくコントロールしたいときに便利な方法です。

ここでは、自分で撮影した写真やフリー素材、以前Midjourneyで生成した画像などを使って、参考画像をアップロードするまでの基本手順を順番に紹介します。

参考画像をアップロードする基本手順

参考画像を使ったポーズ指定は、プロンプトだけでは再現しにくい姿勢をコントロールしたいときに便利です。

まずは希望するポーズの参考画像を用意します。

自分で撮影した写真はもちろん、フリー素材サイトや、以前Midjourneyで生成した画像を再利用してもOKです。

画像のアップロード方法は2つあり、以下の通りです。

ドラッグ&ドロップ、アップロードボタンから追加
  1. プロンプト横にある「+」アイコン①をクリックする
  2. 「Images」タブ②を選ぶ
  3. 下のアップロードエリア③に画像をドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選択する
画像URLをコピーしてプロンプトに含める

使用したい画像を選択すると上記のような画面が表示されます。

  1. URLを取得したい画像の右上にある「≡」アイコン①をクリックする
  2. メニューから「Copy」を選択②する
  3. 表示された項目の中から「Image URL」をクリック③して、画像URLをコピーする
  4. 以下のプロンプトのようにペーストする
[画像URL] a young woman in the same pose, wearing modern casual clothes, urban cafe background --ar 2:3

画像の影響を強くしたい場合は、プロンプトの末尾に「–iw 1.5」のように –iw パラメーターを追加します。

値を上げるほど参考画像のポーズに近づき、下げるほどテキストプロンプトの指示が優先されます。

参考画像の選び方とポイント

どんな画像でも参考にできるわけではなく、「ポーズが読み取りやすい画像」を選ぶほど結果が安定します。

迷ったときは次のポイントを意識してみてください。

  • 背景がシンプルな画像を選ぶ
    無地の壁やボケた背景など、人物のシルエットがくっきり見える画像の方が、ポーズを正確に読み取ってもらいやすくなります。
  • ポーズがはっきり分かる画像を選ぶ
    腕や足の位置、体のひねりが一目で分かる写真を選びます。逆光や暗すぎる写真、被写体が小さすぎる画像は避けるのが無難です。
  • 必要に応じて複数の参考画像を使う
    1枚で理想のポーズが表現できないときは、「上半身用」「足元用」など役割を分けて複数の画像を用意するとイメージを伝えやすくなります。
  • 著作権に問題のない画像だけを使う
    他人の作品を無断で参考画像に使うのは避け、自分で撮影した写真や、利用が許可されているフリー素材など、権利面がクリアな画像だけを使うようにしましょう。

クローズアップから広げる高度テクニック

いきなり全身ポーズを決めようとすると、バランスが崩れたり、どこか不自然な印象になってしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、耳や足先、あごのラインなど「見せたいパーツ」のクローズアップから作り始めて、少しずつ構図を広げていく方法です。

まずは部分アップで質感や角度をしっかり作り込み、その後エディター機能で周囲の体や背景を足していくことで、自然な流れを持った全身ポーズに発展させることができます。

横顔、ジャンプ、見上げポーズなど、視線の方向や動きが重要なカットほど、このテクニックが活きてきます。

extreme close-up of human ear, side view, realistic skin texture, soft lighting --ar 1:1
close-up of feet in mid-air, jumping motion, athletic shoes, dynamic angle --ar 1:1
close-up of chin and neck, looking upward, natural skin, soft dramatic lighting --ar 1:1

同じキャラクターで異なるポーズを作る方法

同じキャラクターでさまざまなポーズを作りたい場合は、「–cref」「seed値」「Multi poses」などの機能を使うと便利です。

ここではそれぞれの使い方と違いをわかりやすく紹介します。

キャラクターリファレンス機能(–cref)を使う方法

–cref は、ある画像のキャラクターをベースにして、別のポーズやシーンで同じキャラを再現するための機能です。

使い方はかんたんで、画像のURLをコピーして --cref [画像URL] をプロンプトの最後につけるか、アップロードするだけです。

この機能を使えば、髪型や服装などのキャラクーターの特徴は同じで、“ポーズだけ変える”ことができます。

また、–cwを使えば“どれくらい似せるか”を調整できます。

–cw は、キャラの特徴をどのくらい強く反映させるかを決めるパラメータです。

--cw 100 にすれば元のキャラにかなり近くなり、--cw 50 にすると少し似てるくらいに調整できます。

便利な機能ですが、毎回まったく同じ顔や雰囲気になるわけではありません。
何度か生成したり、一部だけ修正する必要があります。

基本キャラ

a cheerful anime girl with blue eyes and long pink hair, wearing a white dress, standing, full body --ar 2:3 --niji 6

座らせる

[基本キャラのURL] the same character, sitting on a bench, relaxed pose --cref [基本キャラのURL] --ar 2:3 --niji 6

ジャンプ

[基本キャラのURL] the same character, jumping happily, dynamic pose --cref [基本キャラのURL] --ar 2:3 --niji 6

詳しいキャラクターリファレンス機能(–cref)については、以下の記事を参考にしてください。

seed値を活用して似たキャラクターを作る

同じようなキャラクターを何度も再現したい場合は、「seed値(シード値)」を使うのが便利です。

これは画像生成の元になる“数値のタネ”のようなもので、同じseedを使えば、見た目や雰囲気が似たキャラクターを再び生成できます。

seed値の取得方法(Web版 Midjourney)
  1. 使用したい画像の右にある「≡(三本線)」アイコンをクリック
  2. 表示されたメニューから「Copy(コピー)」を選択
  3. 「Seed」をクリックすると、seed値がコピーできます

コピーしたseed値は、プロンプトの最後に --seed 数値 をつけるだけで簡単に再利用できます。

seed値を使うと、見た目や雰囲気が似たキャラクターを再生成できますが、ポーズは自由に変更できます。

外見はそのままで、動きや構図だけを変えたいときにとても便利な方法です。

立つ

a friendly robot character, standing, full body, sci-fi setting --seed [ ] --ar 2:3

座る

a friendly robot character, sitting and reading, cozy library --seed [] --ar 2:3

手を振る

a friendly robot character, waving hello, cheerful expression --seed [] --ar 2:3

以下の記事では、Discord版のseed値取得方法について説明していますので、参考にしてください。

「Multi poses and expressions」で一度に複数パターンを作る

「Multi poses and expressions」は、1回の生成で複数のポーズや表情を同時に出力できる便利なテクニックです。

時間効率が良く、キャラクターシートや設定資料に最適です。

プロンプトでは、「standing」「sitting」「jumping」「smiling」など複数の動作や表情を英語で列挙することで、それぞれのバリエーションがまとめて生成されます。

完成した画像からは、必要に応じて個別のカットを切り出して使うことも可能です。

画像シートから個別カットを切り出す方法
  1. 画像編集ソフトを使う
     Canva や Photoshop、無料の Photopea などを使って画像を開きます。
  2. 必要な部分を選択
     切り出したいキャラクターやポーズ部分を選択ツールで囲みます。
  3. トリミングして保存
     選択範囲をコピーして新規ファイルとして保存するか、そのままトリミングして1枚の画像として保存します。
character sheet, a young wizard boy, multiple poses and expressions, standing, sitting, jumping, smiling, surprised face, full body, white background, illustration style --ar 16:9 --niji 6
character turnaround, a cyberpunk girl character, various angles and poses, front view, side view, back view, action poses, character design --ar 16:9

Midjourneyでの特殊なポーズの指定方法

ポーズ指定に慣れてくると、「もっとユニークな構図も作ってみたい」「Tポーズや戦闘ポーズなど、特定の姿勢をしっかり再現したい」と感じる方も多いはずです。

Midjourneyでは、基本ポーズだけでなく、Tポーズやヨガ、戦闘中のアクションなど、少し複雑なポーズもプロンプトでしっかり表現できます。

ここでは、そうした特殊なポーズをMidjourneyで指定する具体的な方法を、カテゴリ別に紹介します。

Tポーズを作る方法

3Dモデリングの基準ポーズとしてよく使われる「Tポーズ」は、Midjourneyでも再現可能です。

腕を真横に広げたこの姿勢は、キャラクターの全体構造を確認するために役立ちます。

“T-pose” や “arms spread horizontally” などのキーワードを使用すると精度が上がります。

背景を白に指定(white background)することで、キャラ単体で使いやすくなります。

資料用途では、ポーズの対称性やディテールを確認しながらプロンプトを調整しましょう。

3Dモデルの参考に使う場合は、人体の構造が正確でないこともあるため、あくまで雰囲気や構図の目安として活用してください。
また、商用利用時はMidjourneyの利用規約に従いましょう。

a male character in T-pose, arms spread horizontally, standing straight, full body, white background, neutral expression, character reference --ar 2:3
a fantasy knight in T-pose, full armor, arms extended, white background, front view, character turnaround reference --ar 2:3

ヨガ・ストレッチポーズを作る

ヨガやストレッチのポーズは、身体のバランスや柔軟性を強調できる構図です。

ヨガのポーズで使えるプロンプト例は以下の通りです。

英語プロンプト日本語訳
lotus position蓮華座(座禅)
warrior pose戦士のポーズ
downward dog下向きの犬のポーズ
tree pose木のポーズ

服装(yoga wear)や表情(relaxed face)、背景(outdoor nature setting, yoga studio)などを組み合わせると、雰囲気のある仕上がりになります。

また「soft natural lighting」や「sunlight through window」などの光の演出を加えると、より自然な空気感が生まれます。

a woman in lotus position yoga pose, meditation, peaceful expression, yoga studio, soft natural lighting --ar 2:3
a person in warrior pose, yoga mat, outdoor nature setting, sunrise lighting, athletic wear --ar 2:3

アクション・戦闘ポーズを作る

戦闘中のポーズやアクションシーンは、ダイナミックで迫力のある表現が求められます。

以下に、よく使われるアクション・戦闘系のポーズを英語プロンプトと日本語訳で一覧にまとめました。

シーンに応じて使い分けてみましょう。

英語プロンプト日本語訳
fighting stance戦闘ポーズ(構え)
superhero landingスーパーヒーロー着地ポーズ
punchingパンチ動作
sword slash motion剣で斬る動き
jumping attackジャンプ攻撃
dodging回避動作
kickingキック動作
dual wield pose二刀流の構え
charging forward突進動作

アクションポーズをより印象的に見せたいときは、動きや緊張感を演出するキーワードを追加するのが効果的です。

以下に、よく使われる「躍動感を加えるための演出プロンプト」とその日本語訳を一覧でまとめました。

英語プロンプト日本語訳
dynamic angleダイナミックなアングル(斜め構図)
motion blur動きのブレ(モーションブラー)
speed linesスピード線(動きを強調する線)
debris flying飛び散る破片
epic battlefield壮大な戦場
dramatic lightingドラマチックな照明
tense expression緊張感のある表情
dust particles舞い上がるホコリ
from below下からの視点

また、カメラアングルの指定も非常に効果的です。

以下に、よく使われるカメラアングルのプロンプトをまとめました。

英語プロンプト日本語訳効果・使いどころ
dynamic angleダイナミックアングル動きの勢いや迫力を強調。アクション全般で汎用的に使える
from below下からの視点キャラに迫力・威圧感を与える
bird’s eye view俯瞰視点全体の動きを広く見せてスピード感を演出
over the shoulder肩越し視点一人称的な臨場感を加える
low angleローアングルアクションの勢いや跳躍を強調
high angleハイアングルシーン全体の状況を把握しやすく、戦場感の演出にも効果的
close-upクローズアップ(接写)表情や緊張感の演出に向いている
a martial artist in fighting stance, ready to strike, dynamic angle, dojo background, dramatic lighting --ar 2:3
a superhero landing pose, kneeling with fist on ground, dramatic impact, city background, cinematic lighting --ar 16:9
a samurai in mid-sword slash motion, dynamic action, motion blur, cherry blossoms flying, dramatic composition --ar 2:3

Midjourneyでのポーズ指定でよくある失敗と解決策

Midjourneyでポーズを指定する際、「思った通りの構図にならない」「一部が欠ける」「手だけ変になる」といったトラブルは珍しくありません。

しかし、それぞれの原因には共通のパターンがあり、プロンプトの調整や機能の使い分けでしっかり対処できます。

ここでは、よくある3つの失敗パターンと、それに対する具体的な対処法を紹介します。

思った通りのポーズにならない時の対処法

ポーズがうまく再現されない原因は、プロンプトの書き方や要素の整理不足にあることが多いです。

以下のポイントを見直すことで、改善が期待できます。

  • プロンプトが曖昧すぎる → より具体的な単語を使う
    たとえば「動いている」ではなく「jumping」や「walking」と明確な動作で指定すると、意図が伝わりやすくなります。
  • 複数の要素が矛盾している → プロンプトを整理する
    ポーズや表情、背景などを詰め込みすぎると、AIが処理しきれず破綻することがあります。重要なキーワードに絞るのがコツです。
  • キャラクターの向きが思ったのと違う → カメラアングルを併用する
    「from below(下から)」「side view(横から)」などの視点指定を加えることで、構図をコントロールしやすくなります。
  • 何度生成しても理想に近づかない → 参考画像を使う方法に切り替える
    プロンプトだけでは再現が難しい場合、ポーズを写した画像をアップロードし、それをもとに生成する方が正確です。

全身が切れてしまう場合の対処法

Midjourneyでは、特に人物のポーズを縦構図で指定する際に、体の一部がフレーム外に切れてしまうことがあります。

以下の方法で回避しやすくなります。

  • “full body shot” キーワードを入れる
    全身をきちんと写すよう促すためには、プロンプトに「full body shot」や「full figure」などを含めるのが効果的です。
  • アスペクト比を縦長に設定する(–ar 2:3 や –ar 3:4)
    縦に長い構図を指定することで、足元までしっかり写る余白が確保されます。
  • “wide shot” などの補助キーワードを追加する
    やや引き気味の構図を促すことで、全身をカメラに収めやすくなります。
  • ズームアウト機能を使って後処理する
    画像生成後に「Zoom Out(2xや1.5x)」を使うことで、切れていた部分を補完できる場合があります。
a ballet dancer, full body shot, elegant pose on tiptoes, white background, wide shot --ar 2:3

以下の記事でも詳しく取り上げています!

手や指のポーズがおかしくなる問題

Midjourneyでは、特に手や指の描写が崩れやすく、「指の本数がおかしい」「関節が不自然」などの問題がよく発生します。

以下の方法でトラブルを避けたり修正したりできます。

  • 手を目立たせないポーズを選ぶ
    手が目立たないように「ポケットに手を入れる」「後ろ手にする」などのポーズを指定すれば、崩れを回避しやすくなります。
  • エディター機能で手の部分だけ修正する
    Midjourney Web版の「Vary (Region)」機能を使えば、画像全体はそのままで手の部分だけを選んで再生成できます。
  • Vary(Region)で再生成する
    違和感のある手だけを選択して再描画することで、他のパーツは維持しつつ自然な形に近づけられます。

まとめ

Midjourneyでは、英語のポーズキーワード・参考画像・–cref/seed値を組み合わせることで、かなり自由にポーズをコントロールできます。

この記事のプロンプト例やコツをそのまま試しつつ、自分の作りたいシーンに合わせて少しずつカスタマイズしてみてください!

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