Midjourney APIとは?公式APIがない今、使える代替サービスと料金を解説

Midjourney

最近話題のAI画像生成ツール「Midjourney」を使って、自動で画像を生成したいと思ったことはありませんか?

「プログラムからMidjourneyを使いたい」「アプリにMidjourneyの機能を組み込みたい」と考える方も多いですが、実はMidjourneyには公式のAPIが存在しません

でも安心してください!公式APIがなくても、代替手段はちゃんとあります。

  • Midjourney APIって本当にないの?
  • 代わりに何を使えばいいの?
  • 料金はどれくらいかかる?
  • 実際にどうやって使うの?

今回は、こんな疑問をサクッと解決していきます!Midjourneyの自動化を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

📖この記事のポイント

  • 公式APIは存在しないが代替手段あり:サードパーティAPIで自動化可能
  • APIFRAME・CometAPIが主要選択肢:安定性と機能面で2強
  • 料金は1枚2-15円の従量課金制:利用量に応じた柔軟な料金体系
  • セキュリティ対策と法的確認が重要:非公式サービス利用時の注意点
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※Midjourneyの基本的な使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています!

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Midjourney APIとは?公式APIが存在しない理由

Midjourney APIとは、プログラムからMidjourneyの画像生成機能を呼び出せるインターフェースのことです。APIがあれば、自分のWebサイトやアプリに直接Midjourneyの機能を組み込んで、自動で画像を生成できるようになります。

例えば、「商品説明文を入力すると自動で商品画像を生成する」なんてことも可能になるわけですね。

2025年現在、公式APIが存在しない

残念ながら、2025年現在もMidjourneyは公式APIを提供していません

Midjourneyの利用は、基本的にDiscord経由での手動操作に限られています。これは多くの開発者にとって大きな制約となっているようで、自動化や大量生成を行いたい場合には不便な状況が続いているんです…。

なぜ公式APIがないの?

Midjourneyが公式APIを提供しない理由として、以下が考えられます。

  • サーバー負荷の管理:大量のAPI利用でサーバーに過度な負荷がかかる
  • 品質管理:自動生成による低品質なコンテンツの大量生産を防ぐため
  • ビジネスモデル:Discord経由の現在の課金システムを維持したい

そこで登場するのが、サードパーティが提供する非公式のMidjourney APIというわけです。

これらの代替サービスは、Midjourneyの機能をAPI形式で利用できるように橋渡しをしてくれる便利なツールになっています。

Midjourney APIの代替サービス3選

公式APIがない中で、実際に使えるサードパーティのAPIサービスをご紹介します!それぞれに特徴があるので、用途に合わせて選んでみてくださいね。

①APIFRAME

APIFRAMEは、多くの開発者から「最も安定している」と評価されているサービスです。Midjourney v6にも対応しており、常に最新機能が使えるのも嬉しいポイントです。

同時生成数最大50件
対応言語JavaScript、Python、PHP、Java、C#など
サポート24時間体制
特徴高い安定性とスケーラビリティ

実際の利用者からは「1日中動作するAPIがようやく見つかった」という声も多く、業務利用にも適しています!

②CometAPI

CometAPIは、単純な画像生成だけでなく、様々な機能を一つのAPIで利用できる統合プラットフォームです。

主な機能
  • /imagine:テキストから画像生成
  • /describe:画像から説明文を生成
  • /blend:複数画像の合成
  • /button:アップスケールやバリエーション作成

特に初心者の方には、ドキュメントが充実していて使いやすいと好評です。RESTful APIの設計もシンプルで、すぐに実装を始められますよ!

③その他のサードパーティAPI

上記2つ以外にも、いくつかのサードパーティAPIがあります。

  • 専門特化型API:特定の用途に最適化されたもの
  • コミュニティ開発API:GitHub等で公開されているオープンソース版
  • 地域特化API:アジア圏向けにローカライズされたサービス

ただし、これらは安定性やサポート面で上記2つに劣る場合が多いので、まずはAPIFRAMEかCometAPIから始めることをおすすめします!

Midjourney APIの代替APIサービスの料金比較

気になる料金についても詳しく見ていきましょう!各サービスとも従量課金制を採用していて、使った分だけ支払う仕組みになっています。

CometAPIの料金体系

CometAPIは、生成速度に応じて3つのモードを用意しています。

  • ミックスモード:約0.015ドル/枚(最も安い)
  • ファストモード:約0.045ドル/枚(標準的な速度)
  • ターボモード:約0.10ドル/枚(最速生成)

日本円に換算すると、ファストモードで1枚あたり約7円程度ですね。大量生成する場合は、ミックスモードを使えばコストを大幅に抑えられます!

APIFRAMEの料金体系

APIFRAMEも同様に従量課金制ですが、具体的な料金は公式サイトで確認する必要があります。一般的には、こちらの価格で利用できます。

  • スタンダード生成:1枚あたり0.02~0.05ドル程度
  • 高速生成:1枚あたり0.08~0.12ドル程度

※正確な料金は、APIFRAMEの料金ページで最新情報をチェックしてください。

MidjourneyAPI代替サービスのコスト比較

料金を比較する際は、以下の点も考慮しましょう。

まず、急ぎでなければ安いモードで十分だと思います。そして、商用利用する場合なら多少高くても高速モードが便利です!

月額利用量の目安
  • 個人利用:月100枚程度なら月額500〜1,000円
  • 小規模ビジネス:月1,000枚程度なら月額5,000〜8,000円
  • 大規模利用:ボリュームディスカウントがある場合も

無料トライアルを提供しているサービスも多いので、まずは少量から試してみるのがおすすめです!

Midjourney APIの基本的な使い方

実際にAPIを使って画像を生成する手順を見ていきましょう!今回は、比較的使いやすいCometAPIを例に説明します。

ステップ1:APIキーの取得

まず、選択したサービスの公式サイトでアカウントを作成し、APIキーを取得します。

CometAPIの公式サイトにアクセス

②アカウント登録を行う

③ダッシュボードからAPIキーを生成

④APIキーを安全な場所に保存

APIキーは他人に見られないよう、環境変数などで管理することが大切です。

ステップ2:基本的なリクエスト方法

JavaScriptでの基本的な実装例がこちらです!

const axios = require('axios');

const data = {
  "prompt": "a beautiful sunset over the ocean",
  "mode": "fast"
};

const config = {
  method: 'post',
  url: 'https://api.cometapi.com/v1/imagine',
  headers: { 
    'Content-Type': 'application/json', 
    'Authorization': 'Bearer YOUR_API_KEY'
  },
  data: data
};

axios.request(config)
  .then(response => {
    console.log(response.data);
  })
  .catch(error => {
    console.log(error);
  });

ステップ3:結果の取得

APIリクエストを送信すると、まずジョブIDが返されます。

  1. ジョブ送信: プロンプトを送信してジョブIDを取得
  2. ステータス確認: ジョブIDで生成状況をチェック
  3. 画像取得: 生成完了後、画像URLを受け取り

生成には通常1〜3分程度かかるので、定期的にステータスを確認する仕組みが必要です。

※より効果的なプロンプトの書き方については、こちらの記事も参考にしてください!

Midjourney APIの代替APIを使う際の注意点

サードパーティのAPIを使う際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。事前に知っておくことで、トラブルを回避できますよ!

APIキーの管理は厳重に

非公式APIを利用する際は、セキュリティ対策が特に重要です。

  • APIキーをコード内に直接書かない
  • 環境変数や設定ファイルで管理
  • 定期的なAPIキーの更新を検討
  • アクセスログの監視

公式サービスではないため、セキュリティ基準が異なる場合があることも頭に入れておきましょう!

サービス停止のリスクを考慮

サードパーティAPIには以下のようなリスクがあります。

  • 突然のサービス停止があることも
  • Midjourneyの利用規約変更による影響
  • サーバーダウンや不安定な動作

重要な業務で利用する場合は、複数のAPIサービスを併用するなどの対策を検討してください!

生成画像の権利関係を確認

  • 商用利用の可否を事前に確認
  • Midjourneyの利用規約への準拠
  • 生成画像の著作権の所在

特にビジネス利用の場合は、法的なリスクを避けるため、利用規約をしっかり読んでおくことをおすすめします!


これらのリスクを踏まえて、以下を必ずチェックしてみてください!

  • 小規模から開始:まずは少量で動作確認
  • 複数サービスの検討:メインとバックアップの併用
  • 定期的な見直し:サービス状況の継続チェック

Midjourney APIは非公式サービスだからこそ、慎重に使い始めることが大切ですね。

※Midjourneyを使用する際の全般的なリスクについては、こちらでも詳しく解説しています!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Midjourney APIの現状から代替サービスの選び方、料金比較、実際の使い方、さらに注意点まで幅広くご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • Midjourneyには公式APIが存在せず、サードパーティAPIが代替手段
  • 代替サービスではAPIFRAME(安定性重視)とCometAPI(機能豊富)が主要選択肢
  • 料金は従量課金制で、1枚あたり約2〜15円程度(モードにより変動)
  • 実装は比較的簡単だが、APIキー管理とセキュリティ対策が重要
  • 非公式サービスのため、安定性や法的リスクを考慮した利用が必要

Midjourneyの自動化を検討している方や、アプリに画像生成機能を組み込みたいと考えている方にとって、参考になる情報だったのではないでしょうか?

公式APIの登場が待たれるところですが、現時点では代替サービスを活用することで、十分実用的な画像生成の自動化が可能です。

ぜひ、まずは小規模から試してみて、あなたのプロジェクトに最適なサービスを見つけてくださいね!

※Midjourney自体の料金プランについて知りたい方は、こちらもご覧ください。

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