Stable Diffusionで光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)集 | romptn Magazine

Stable Diffusionで光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)集

Stable Diffusion

Stable Diffusionで画像生成する際、光や明るさに関する呪文(プロンプト)を入力した事はありますか?

実は、光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)は画像全体の印象をガラリと変える効果を持っています。

本記事では、Stable Diffusionで使える光・ライティング・明るさにまつわる呪文(プロンプト)を具体例とセットで紹介しますので、画像の印象を変えたい場合など、ぜひ参考にしてください。

※「Stable Diffusion」をインストールする方法、立ち上げ方や使い方については、以下の記事を参考にしてください。

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【画像例付き】光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)

光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)は、大きく以下5種類に分けられます。

  • 自然の光に関する呪文(プロンプト)
  • 光源の方向・向きに関する呪文(プロンプト)
  • 光・ライティングの効果に関する呪文(プロンプト)
  • 光・ライティングの強さに関する呪文(プロンプト)
  • 明るさ調整に関する呪文(プロンプト)

これらの呪文(プロンプト)の具体例について、画像を用いながら紹介します。さまざまな呪文(プロンプト)を比較しやすくするため、顔や背景をある程度固定し画像を生成しました。(正面を向いたリアルな女性の顔)

使用するモデルによって、呪文(プロンプト)の反映されやすさや反映の仕方は変化します。今回の生成画像はあくまで一例として参考にしてください。

自然の光に関する呪文(プロンプト)

自然の光に関する呪文(プロンプト)として、bloom, sunlight, sunbeam, dappled sunlight, moonlight, darknessが挙げられます。効果は以下の通りです。

それぞれの呪文(プロンプト)を用いた画像を比較してみましょう。

それぞれの画像でわずかに違いが見られます。特に、「moonlight」や「darkness」は呪文(プロンプト)通り、夜の画像になっていますね!

光源の方向・向きに関する呪文(プロンプト)

光源の方向・向きに関する呪文(プロンプト)として、backlighting, spotlight, sidelighting, underlighting, stage lightsが挙げられます。効果は以下の通りです。

それぞれの呪文(プロンプト)を用いた画像を比較してみましょう。

backlighting」や「stage light」は、他の画像とは顕著に違いが表れてますね!

光・ライティングの効果に関する呪文(プロンプト)

光・ライティングの効果に関する呪文(プロンプト)として、volumetric lighting, cinematic lighting, rim lighting, dynamic lighting, dimly light, crepuscular rays, bokehが挙げられます。効果は以下の通りです。

それぞれの呪文(プロンプト)を用いた画像を比較してみましょう。

指定した呪文(プロンプト)によって、かなり画像の雰囲気が変化していますね。特に、「crepuscular rays(放射状の光線)」や「bokeh(背景をぼかす)」はうまく呪文(プロンプト)の効果を反映できています。

光・ライティングの強さに関する呪文(プロンプト)

光・ライティングの強さに関する呪文(プロンプト)として、strong light, light sparkles, faint lightが挙げられます。効果は以下の通りです。

それぞれ、うまく呪文(プロンプト)の効果が反映され、かなり雰囲気が変わっていますね。特に「faint light」では光源抑制されているのではないでしょうか。

明るさ調整に関する呪文(プロンプト)

明るさ調整に関する呪文(プロンプト)は、brightness(明度), saturation(彩度), contrast(コントラスト)の先頭にhigh/low/softを付けます。効果の説明と生成結果の画像について、一気に見てみましょう!

それぞれ効果の強さは、”high>soft>low”になっていますね。また、「brightness,」「saturation,」「contrast」の指定により、画像の雰囲気が変わっています。

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光の呪文と組み合わせると良い呪文(プロンプト)集

ここから、光の呪文と組み合わせると良い呪文(プロンプト)集を記事にまとめたものをご紹介します。これらのプロンプトと組み合わせることで、呪文(プロンプト)同士の相乗効果が期待できます。

ポーズ・構図に関する呪文(プロンプト)

表情に関する呪文(プロンプト)

髪型・髪色・髪質・髪飾りに関する呪文(プロンプト)

服装に関する呪文(プロンプト)

背景に関する呪文(プロンプト)

プロンプトジェネレーターで画像生成プロンプトの参考に!
  • Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
  • 画像生成が思ったようにできない
  • 色々なプロンプトを探したい
など、画像生成AIのプロンプトに関する疑問が解決するかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable Diffusionにおける光・ライティング・明るさの呪文(プロンプト)について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)は画像全体の印象をガラリと変える効果を持っている。
  • 光・ライティング・明るさを指定する呪文(プロンプト)として、自然の光、光源の方向、光の効果、光の強さ、明るさ調整に関する呪文(プロンプト)などが存在する。
  • 使用するモデルによって、呪文(プロンプト)の反映されやすさや反映の仕方は変化する。
  • 光の呪文と組み合わせると良い呪文(プロンプト)を用いると、呪文(プロンプト)同士の相乗効果が期待できる。

今回は実写系のモデルを用いて画像を比較しましたが、アニメ系のモデルなどを使用した際はまた違った効果が表れるはずです。

ぜひ、色々なモデルで試行錯誤してみてください!

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  • 画像生成が思ったようにできない
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