ChatGPTの新機能として「GPTs（ジーピーティーズ）」が発表され、大きな注目を集めています。
このGPTsを活用することで、ユーザーはChatGPTを自分のニーズに合わせてカスタマイズできるようになり、その可能性が注目されています。
では、ChatGPTの新機能GPTsをビジネスでどのように活用すればいいのでしょうか？
この記事では、
- GPTsの基本的な使い方
- GPTsの具体的な操作説明
- GPTsを使うメリット
について解説します。
※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました！以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPT 「GPTs」の検索方法
それでは、ChatGPTに新しく搭載されたGPTsの使い方を見ていきましょう。
①ChatGPTから「GPTを探す」をクリックする
②利用したいGPTsを検索する
こちらがGPT Storeのトップ画面になります。
「GPTを検索する」から利用したいGPTsを検索することができます！
また、検索欄の下からカテゴリ別にGPTsを探すことも可能です。
- 厳選：おすすめ・人気のGPTs
- ライティング：文章作成に特化したGPTs
- 生産性：効率を高めるGPTs
- 研究と分析：データの処理などに役立つGPTs
- 教育：学習効率をアップするためのGPTs
- ライフスタイル：生活におけるちょっと便利なGPTs
- プログラミング：コード生成などに特化したGPTs
このように便利なGPTsをまとめてくれていますので、カテゴリから探すのもおすすめですよ！
さらに、「トレンド」表示として人気順にGPTsを表示してくれたりもしています！
「GPTs」の使い方
続いては、GPTsの使い方のうちの「作り方」について触れていきます。
①「Create a GPT」を選択
まずは、「Create a GPT」を選択します。
すると、「GPT Builder」が起動します。
「Create」と「Configure」という2つのタブが表示されるので、「Create」をクリックします。
そうすると、以下のようなメッセージが表示されます。
Hi! ‘ll help you build a new GPT. You can say something like, “make a creative who helps generate visuals for new products” or “make a software engineer who helps format my code.”What would you like to make?
ChatGPT
要するに「どんなGPTモデルを作りたいですか？」と、問われています。
なので例えば、英作文の添削をして欲しい場合「英作文を添削してくれるチャットボットを作りたい」と書きます。
ちなみに、日本語で書いて問題ありません。
その後は、GPTsがチャット形式で必要な情報を質問してくるので、それに答えることでモデルの基本設定を行います。
②右側にプレビューが表示される。
「Create a GPT」を選択すると、すぐに画面の右側に「Preview」セクションが表示されます。
例えば、プレビューを通してモデルの応答やデータ処理能力を直接確認し、必要な調整を行うことができます。
③アイコンのデザインを決める
次に、表示されるアイコンの設定を行います。
提示されたアイコンで問題なければ、「問題ありません」と答えてください。
アイコンを変更したい場合は、アイコンのイメージを詳細に伝えましょう。
独自のブランドカラーやロゴ、スタイルを反映したカスタムアイコンを簡単に作成できます。
企業のブランドイメージを強化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。
④表現方法を決める
ChatGPTの新機能GPTsは、さまざまな表現方法に対応しています。
ここでは、AIがユーザーの問い合わせに対してどのように応答するか、そのスタイルを決定します。
画面上部の「Configure」をクリックし、「Instructions」に表現方法を記載します。
例えば、顧客が利用することを想定しているなら、「〜です。」「〜ます。」の口調で表示するように記載します。
⑤情報を読み取らせる
GPTsは、ファイルの内容を直接読み込むことで、回答の精度を向上させたり、ユーザー特有のニーズに合わせたカスタマイズされた回答を生成することが可能です。
「Configure」セクションから「Knowledge」を選び、「Upload files」を通じて必要なデータをアップロードします。
⑥アップロードする
「Upload Files」をクリックしたら、読み込ませたいファイルを選択します。
モデルの初期設定が完了したら、画面右下にあるチャット入力欄に特定のプロンプトを入力し、リアルタイムでテストできます。
どのように動作するかテストしてみてください。
ChatGPT 「GPTs」のメリット
ChatGPTの新機能GPTsをビジネスで活用する最大の利点は、「処理スピードの速さ」と「精度の高さ」です。
ChatGPTの新機能GPTsを活用することで、顧客対応や内部業務の効率化が実現できます。
メリット①：スピードが早い
ChatGPTの進化した新機能GPTsは、ビジネス環境における迅速な問題解決とプロセスの効率化を可能にします。
GPTsは、顧客からの複雑な問い合わせに迅速に対応し、大量のデータを素早く処理する能力を持っています。企業は顧客満足度の向上を図りつつ、オペレーションの効率化を実現できます。
特に顧客サポートの分野では、ChatGPTの「GPTs」機能が大きな役割を果たします。例えば、顧客からの問い合わせがピークの時にも、ChatGPTは待ち時間を大幅に削減し、迅速な対応を可能にします。これは顧客の満足度向上に直結し、長期的な顧客関係の構築につながります。
また、社内業務においても、GPTsは有効的です。従来、数時間を要していたレポート作成やデータ集計などのタスクが、ChatGPTを活用することで数分で完了することも可能になります。
このため、従業員はより創造的な業務に集中できるようになり、社内全体の生産性が向上します。
ChatGPTのGPTsは、ビジネスプロセスの高速化と効率化を実現するだけでなく、企業が顧客ニーズに迅速に対応し、市場での競争力を高めるための重要な要素となっています。
メリット②：精度が高い
ChatGPTの最新機能「GPTs」は、先端の自然言語処理技術を駆使し、顧客の質問や要望に対して高い精度で的確な応答を提供します。
また、製品に関する技術的な質問や特定のサービスに関する複雑な問い合わせに対しても、ChatGPTのGPTsは正確かつ詳細な情報を迅速に提供します。
他にも、GPTsの高精度なデータ分析能力は、マーケティング戦略や製品開発にも応用可能です。市場のニーズやトレンドを正確に把握することで、企業は顧客の期待に応え、より魅力的な製品やサービスを提供できます。
ChatGPT 「GPTs」の使い方のまとめ
この記事をまとめると、
- GPTsを使うために、まず「GPTを探す」→「作成」で基本設定をする
- 「構成」で表現方法などの詳細設定をする
- GPTsは「スピード」と「精度の高さ」が特に優れている
でした。
ChatGPTの新機能GPTsは業務効率化や売上向上に貢献してくれるので、ぜひ活用してみてください！
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ？
- おすすめのGPTsが知りたい
同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください！
