Midjourneyは、一定のペースでモデル(バージョン)がアップデートされています。
同じプロンプトでも、モデルが変わるだけで “仕上がりの雰囲気” や “細かい質感の出方” が大きく変わることもあります。
そのため「どれを選べばいいのか分からない」「とりあえず最新にすればいいの?」と迷ってしまう方はかなり多いです。
この記事では、2025年時点で使える主要なモデルの特徴と違いを整理しながら、目的別のおすすめモデルなどまとめて解説していきます。
今どきのMidjourneyは “モデル選び” で仕上がりがガラッと変わるので、ここで基準を作っておくと判断が一気にラクになります。
📖この記事のポイント
- 初心者はまずV7だけ覚えれば崩れない
- V7/Niji6/V5.2などそれぞれモデルで得意ジャンルが違うので、目的に合わせて選ぶと迷いが減る
- パラメータでもモデル指定できるので、WebでもDiscordでも使い分けがしやすい
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無料特典を今すぐ受け取るMidjourneyのモデルとは?
Midjourneyでいう「モデル(バージョン)」とは、画像を生成するための学習データやアルゴリズムのセットのことです。
モデルごとに学習した傾向が違うため、同じプロンプトでも「絵柄の癖」「光の解釈」「質感の出し方」が変わります。
これがバージョンによって生成結果が違う理由です。
だからこそ、目的に合わせてモデルを選ぶことが結果に直結します。
リアル写真寄りにしたいのか、イラスト寄りにしたいのか、原作の世界観を柔らかく伝えたいのか
まず“何を見せたいのか”を決め、その目的に合うモデルを選ぶことが、最短で「欲しい絵」に近づくコツです。
Midjourneyの主要モデル一覧【2025年最新版】
Midjourneyには複数のモデル(バージョン)が用意されています。
各バージョンは「得意な質感」「正確性」「表現のクセ」が異なり、同じプロンプトでも全く違う仕上がりになることがあります。
ここでは、主要モデルについて整理していきます。
最新バージョン V7の特徴
Midjourney V7は、2025年4月に公開された最新モデルです。
V6以前と比べて「細部の質感」「手触り感の自然さ」「プロンプト理解」が全体的に底上げされています。
とくに、肌・布地・髪の毛・金属などの表面情報が破綻しづらいので、リアル系の画像で差が出やすいモデルと言えます。
- 指示文の把握精度が向上 → あいまいな言い回しでも解釈がブレにくい
- 細部の描写がなめらか → 細かな凹凸や素材感の統一感が出やすい
- 空気感や奥行きの表現が強化 → “現場の空気っぽさ”が出しやすい
- 生成の安定度アップ → 乱れ・汚れ・異物が出にくい
この結果、同じプロンプトでも「説得力のある1枚」になりやすく、画像チェックの回数そのものが減りやすいモデルです。
写真っぽいリアル表現を狙うなら、現状はまずV7を試しておく価値が高いといえます。
V7以前のバージョンの特徴
| バージョン | 特徴 |
|---|---|
| V6 | リアル寄りだが “少しAIっぽさ” が残る。人物の造形が安定していて破綻しにくい |
| V5.2 | “作品感”や“映える質感”が得意。光や色が強めで雰囲気を出しやすい |
| V5.1 | バランス型。設定少なくても破綻しづらく、汎用で扱いやすい |
| V5 | 軽量で試作向き。まだAI感は残るが動作が軽く、案出しに向いている |
| V4 / V3以前 | 現在の基準だと画質は粗め。初期のMidjourneyらしい描写 |
Midjourneyモデルの各バージョンの比較表
| バージョン | 得意な表現スタイル | 画質・解像度 | プロンプト理解力 | 生成速度 | 特徴・強み |
|---|---|---|---|---|---|
| V7 | 写真寄り・自然光リアル | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 一番 “迷わない” 現役メイン。商品/人物/建築まで幅広く安定 |
| V6 | リアル寄り | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 透明感ある光の描写が綺麗で、人物の破綻が少ない |
| V5.2 | 芸術的・コントラスト強 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | “作品感” が出やすい。キラッとした世界観作りに向く |
| V5.1 | バランス型 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 設定少なくても破綻しにくい。迷ったらV5.1が昔は定番だった |
| V5 | ややAIっぽさ残るが軽い | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 動作軽く、案出しラフで回す時に向く |
| V4 | 初期高精細化の時代 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 今見ると粗いが “MJ進化の中間世代” |
| V3 | かなり粗い | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | “歴史資料” 的。現代用途ではほぼ非推奨 |
| バージョン | 得意な表現スタイル | 画質・解像度 | プロンプト理解力 | 生成速度 | 特徴・強み |
|---|---|---|---|---|---|
| Niji 6 | 最新のアニメ特化 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | “線・塗り・表情” の精度が一番自然。人物のキラ感が綺麗 |
| Niji 5 | やや粗いが雰囲気出る | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 色味が濃い。世界観重視系でまだ好まれることも |
| Niji 4 | 古め | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 精度的には現代用途では非推奨 |
【実例比較】同じプロンプトで各モデルを試してみた!
ここでは実際に“同じ文章”を入力して、V7 / V6 / V5.2の3つでどれくらい雰囲気が変わるのかを並べて比較してみました。
「どのバージョンが自分の目的に向いているか」を判断する前の参考として、ぜひ見比べてみてください。
V7、V6、V5.2での生成画像の違い
リアル系画像での比較
| V7 | V6 | V5.2 |
|---|---|---|
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A Japanese woman in her late 20s sitting at a cozy cafe by the window, holding a warm latte with both hands, soft afternoon sunlight filtering through, natural smile, casual beige sweater, bokeh background, photorealistic, warm atmosphereイラスト系画像での比較
| V7 | V6 | V5.2 |
|---|---|---|
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Anime girl with long flowing pink hair, wearing a school uniform with a red ribbon, standing in a cherry blossom garden during sunset, petals falling around her, magical atmosphere, soft pastel colors, detailed eyes, gentle smile, fantasy styleアニメ・イラスト特化!Nijiモデルとは?
Nijiモデルは「アニメ的な描き込み」を安定して再現できる、Midjourney専用のモデルです。
- アニメの線・色・目のハイライトなど、“2Dらしさ” を自然に表現できるモデルです。
- キャラの感情・可愛さ・世界観の表現が得意です。
- 髪の細かい毛束、瞳の光の粒、背景との馴染みなど細部の描写力がさらに上がりました。
- SNS用だけでなく、印刷・商用でも使いやすい品質です。
- V系は写真っぽいリアル向き。
- Nijiはアニメ・イラスト向き。
詳しくは以下の記事でも詳しく取り上げています!
Midjourneyのモデルを変更する方法
Midjourneyでは、Web画面からでもDiscordからでも、好きなモデルに切り替えて使うことができます。
ここでは「Web版」「Discord版」「パラメーター指定」の3つの方法を、順番に紹介します。
Web版での変更方法
- ステップ1Midjourneyを開く
- ステップ2設定を開き、モデル選択をする
プロンプト入力欄の右側にある設定ボタンをクリックし、設定画面左下の「Model」→「Version」を確認しましょう。

Discord版での変更方法
- ステップ1Discordを開く
- ステップ2設定コマンドを入力
チャット欄にコマンドを入力して送信
/settings - ステップ3設定画面で変更

パラメーター「–v」を使った指定方法
以下のようにプロンプトの文末にパロメーターとして入力することでも設定ができます。
A Japanese woman in her late 20s sitting at a cozy cafe by the window, holding a warm latte with both hands, soft afternoon sunlight filtering through, natural smile, casual beige sweater, bokeh background, photorealistic, warm atmosphere --v 7パラメーターについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして下さい!
モデル選びのポイント!目的別おすすめバージョン
Midjourneyは、バージョンごとに得意な表現が少しずつ違います。
ここでは「どんな仕上がりを目指すか」に合わせて、適したモデルを簡単に選べるように、目的別のおすすめをまとめました。
「どれを使えば良いか迷う…」という時は、まずはここを目安に選んでみてください。
写実的な画像を作りたい時

V7は、Midjourneyの中でももっとも“写真っぽさ”が出やすいモデルです。
光の回り方・肌の質感・陰影のまとまりが自然で、人物写真やリアル建築などにも向いています。
実写寄りの表現を狙いたい時は、まずV7を選ぶのが一番迷いがありません。
アニメ・イラスト風の画像を作りたい時

Niji 6 は “線” や “塗り” の表現が得意なアニメ特化モデルです。
人物の目のキラっとした表情、背景の色彩の強さ、漫画的な遠近感などが自然に出ます。
キャラ中心の世界観を作りたい時は通常モデルよりNiji 6のほうが安定します。
プロンプトに忠実な画像が欲しい時

a product photo of three skincare bottles placed side by side on a clean solid white background, front facing, left bottle is fully transparent, middle bottle is dark amber brown, right bottle is milky semi translucent white, each bottle the same height, soft neutral studio lighting, no props, clinical documentation style --v 7 --style raw同じV7でも “–style raw” をつけることで、指示文のニュアンスがよりそのまま反映されやすくなります。
余計な “味付け” をなるべく排除し、こちらの意図をストレートに反映したい時に使いやすい設定です。
資料用カンプや“指示通り比較”が必要な画像に向いています。
芸術的・抽象的な画像を作りたい時

V5.2は“雰囲気 / 画としての面白さ”が残りやすい傾向があります。
ディテールはやや少ない反面、色づかいやフィルム感のノイズが“作品ぽい味”として出ることがあり、抽象寄りのビジュアル・世界観重視の時に相性がいいです。
初心者におすすめのバージョン
はじめてMidjourneyを触る場合は、最初はV7でOKです。
設定に癖がなく、どんなジャンルでも破綻しにくいので “差し替え” “使い回し” もやりやすいです。
まずV7を基準にして、そこからNijiやV5.2に分岐する、と覚えると迷いません。
まとめ
Midjourneyは「どのモデルでも同じ」ではありません。
作りたい方向に合ったモデルを選べるか で、“出てくる絵のまとまり” が変わります。
リアル/アニメ/忠実/雰囲気重視…まずは「目的 → モデル」の順で考えると、結果の仕上がりがわかりやすくなります。
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