Ray-Ban Meta・Oakley Metaで何ができる?日本発売モデルと使えるAI機能を解説

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Ray-Ban MetaとOakley Metaが日本でも正式に発売され、AIグラスを実際に購入できるようになりました。

ただし、買う前に知っておきたいのは「AIグラス」という名前と、日本で今使える機能には差があることです。撮影・音楽・通話はすぐに価値を感じやすい一方で、日本語音声コマンドやライブAIには制限があります。

この記事では、Ray-Ban Meta・Oakley Metaでできること、モデルごとの違い、Meta AI機能の注意点、購入前のチェック項目までをまとめます。読み終えると、自分にはRay-Ban Meta、Oakley Meta HSTN、Oakley Meta Vanguardのどれが合うか判断しやすくなります。

内容をまとめると…

  • 撮影・音楽・通話はすぐ使いやすい一方、日本語音声とライブAIは制限あり

  • 税込価格は73,700円から96,580円まで、度付き対応や防水等級で差

  • Ray-Banは日常、HSTNは軽いアクティブ用途、Vanguardは本格スポーツ向け

  • 購入前にMeta AIアプリ、対応OS、撮影LED、防水範囲を要チェック

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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

まず結論:何ができる?

結論から言うと、Ray-Ban Meta・Oakley Metaは「スマホを出さずに撮る、聴く、話す」ためのAIグラスです。12MPの超広角カメラ、3K動画、オープンイヤースピーカー、通話やメッセージ通知までをメガネ型で使えます。

一方で、購入前に一番注意したいのはMeta AI機能です。日本発売モデルでも「Hey Meta」で使える操作はありますが、Ray-Ban公式FAQでは、2026年現在、音声コマンドの日本語は非対応とされています。ライブAIも日本国内の導入時期は未定です。

そのため、現時点では次のように考えると失敗しにくいです。

  • 日常の撮影・音楽・通話が目的なら、十分に検討対象
  • 日本語で自然にAIと会話したい人は、アップデート待ちも選択肢
  • スポーツ用途なら、Oakley MetaのHSTNとVanguardの違いを重視

この記事では、Metaの日本発表、Meta Store比較ページ、Ray-Ban公式FAQをもとに、できることと注意点を分けて見ていきます。

日本発売モデルと価格

日本で発売されたラインアップは、Ray-Ban Meta系とOakley Meta系に大きく分かれます。Ray-Ban Metaは日常使いとファッション性、Oakley Metaはスポーツやアクティブ用途を意識したモデルです。

Metaの日本向け発表では、Ray-Ban Meta (Gen 2)、Ray-Ban Meta Optics (Gen 2)、Oakley Meta HSTN、Oakley Meta Vanguardが案内されています。

価格はフレームやレンズ構成で変わります。まずは販売チャネルと開始価格を押さえて、自分が見に行くべきモデルを絞り込みましょう。

① 販売チャネル

MetaとEssilorLuxotticaは、Ray-Ban MetaとOakley Metaを2026年5月21日から日本で発売すると発表しました。販売先は、レイバンとオークリーの直営店、公式オンラインストア、全国の正規取扱店、Meta.comです。

また、Metaの認定小売店では6月4日からオンライン先行で販売開始予定とされています。店頭でレンズやフィット感を確認したい人は直営店や正規取扱店、オンラインで在庫を追いたい人は公式オンラインストアやMeta.comを確認する流れになります。

メガネとしての掛け心地やレンズ選びが関わる製品なので、特に度付きやフィット感が気になる人は、価格だけで即決しない方が安全です。

② 価格ラインアップ

公式発表で示された税込の開始価格は次の通りです。

モデル税込開始価格主な位置づけ
Ray-Ban Meta (Gen 2)73,700円から日常使い、撮影、音楽、通話
Ray-Ban Meta Optics (Gen 2)82,500円度付きレンズ利用者向け、レンズ別売り
Oakley Meta HSTN77,220円から日常から軽いアクティブ用途
Oakley Meta Vanguard96,580円からランニングやサイクリングなど本格スポーツ

最安はRay-Ban Meta (Gen 2)ですが、単純に安いモデルを選べばよいわけではありません。度付き対応、防水等級、スポーツ連携、レンズの選択肢で向き不向きが変わります。

価格はレンズやカスタマイズで変わるため、購入前は必ず公式ストアの表示価格を確認してください。

使える基本機能

AIグラスと聞くとAIとの会話を想像しがちですが、まず押さえるべき価値は基本機能です。Ray-Ban Meta・Oakley Metaは、視界に近い目線で写真や動画を撮り、音楽を聴き、通話し、スマホ通知を受け取れるウェアラブルです。

特に強いのは、スマホを取り出さずに行えることです。旅行、子どもやペットとの時間、ランニング中の景色、作業中のちょっとした記録など、両手を空けたまま残したい場面に向いています。

ここから先は、日常機能とAI機能を分けて見ていきます。購入判断では、この2つを混ぜないことが重要です。

① 撮影とシェア

Ray-Ban Meta (Gen 2)とOakley Metaは、12MPの超広角カメラを搭載しています。Metaの発表では、Ray-Ban Meta (Gen 2)で高解像度写真と3K Ultra HD動画に対応すると説明されています。

撮影した写真や動画はMeta AIアプリにインポートし、スマートフォンのギャラリーやSNS共有へつなげられます。初期設定では動画の撮影時間に制限がありますが、アプリ内で録画時間を変更できます。

注意したいのは、撮影中に周囲へ知らせるLEDです。Ray-Ban公式FAQでは、カメラ起動中や録画中のLED通知は消せないと説明されています。目線に近い映像を撮れる便利さがある分、周囲への配慮もセットで考えましょう。

② 音楽と通話

スピーカーは耳をふさがないオープンイヤー型です。音楽やポッドキャストを聴きながら、周囲の音もある程度聞き取れるため、移動中や散歩中に使いやすい設計です。

通話では内蔵マイクを使い、スマホを手に持たずに会話できます。Meta Store比較ページでは、Ray-Ban Meta系は5マイクのアコースティックアレイ、Oakley Meta Vanguardは風切り音を抑える5マイクアレイと説明されています。

ただし、完全ワイヤレスイヤホンのような密閉感やノイズ遮断を期待する製品ではありません。音楽に没入するより、周囲を把握しながら軽く聴く使い方に向いています。

③ 通知と音声操作

英語の音声コマンドを使うと、写真撮影、動画撮影、動画停止、通話、バッテリー確認、音量操作などを声で呼び出せます。たとえば「Hey Meta, take a photo.」のようなコマンドです。

Meta AIアプリでMessenger、WhatsApp、Instagramなどをリンクすると、通話やメッセージ送信、通知の読み上げにもつなげられます。右テンプルのタッチパッドでも、再生、一時停止、曲送り、音量調整などを操作できます。

ここで大切なのは、これは「日本語でAIと自由会話できる」という意味ではないことです。基本操作は便利ですが、日本語音声対応やライブAIとは別の話として見てください。

Meta AI機能の注意点

Meta AI機能は、グラスの音声操作、Meta AIアプリ内のチャット、見ているものに答えるライブAIのような機能に分けて考えると分かりやすくなります。

Meta AIの公式ページでは、視覚理解やリアルタイム回答、会話型の音声モードなどが紹介されています。ただし、グローバルで紹介されている機能が、日本発売モデルで同じタイミング・同じ言語で使えるとは限りません。

購入前は「AIグラスだから全部できる」と考えるのではなく、「日本で今使える操作」「英語なら使える可能性がある機能」「日本での提供時期が未定の機能」に分けて判断しましょう。

① 日本語音声

Ray-Ban公式FAQでは、2026年現在、音声コマンドの日本語は非対応で、順次更新予定とされています。つまり「Hey Meta」と呼びかける操作はあっても、日本語で自然に話しかけて何でも操作できる状態ではありません。

現時点では、写真を撮る、動画を撮る、バッテリーを確認する、といったコマンドは英語で使う前提になります。英語コマンドに抵抗がある人は、キャプチャーボタンやタッチパッド、Meta AIアプリでの操作が中心になります。

日本語音声を重視して買う場合は、公式FAQやアプリ更新情報を確認してから判断するのがおすすめです。

② ライブAI

ライブAIは、見ているものについてリアルタイムに回答を得る体験です。Meta AI公式ページでも、視界の情報を使ってその場で答える機能が紹介されています。

ただし、Ray-Ban公式FAQでは、ライブAIは英語での利用が可能で、米国とカナダから段階的に導入され、日本国内は現在未定とされています。日本発売モデルを買っても、購入直後から日本語でライブAIを使えるとは考えない方が安全です。

この点は、AIグラスの期待値を大きく左右します。ライブAI目的で購入する人は、提供地域と言語の更新を待つか、まずは撮影・音楽・通話を主目的に置けるかを考えてください。

③ アプリ内チャット

より踏み込んだAI活用をしたい場合は、Meta AIアプリ内チャットも選択肢になります。Ray-Ban公式FAQでも、AIグラスとのやりとりを英語で行うか、Meta AIアプリ内チャットを活用する案内があります。

ただし、アプリ内チャットはグラスの完全な代替ではありません。手を使わずに視界の情報へその場で答えてもらう体験とは違い、スマホ側でチャットする使い方です。

現実的には、グラスは撮影や音声操作、アプリは詳しい質問や後からの相談、と役割を分けると使いやすくなります。

モデル別の選び方

モデル選びは、ブランド名よりも使う場面で決めると分かりやすいです。ざっくり分けると、日常向けはRay-Ban Meta、軽いアクティブ用途はOakley Meta HSTN、本格スポーツはOakley Meta Vanguardです。

使い方第一候補理由
普段使い、街歩き、旅行Ray-Ban Meta見た目が自然で、度付き対応の選択肢もある
軽い運動、アウトドア、Oakleyらしい見た目Oakley Meta HSTNIPX4とPRIZMレンズ採用モデルがある
ランニング、サイクリング、データ連携Oakley Meta VanguardIP67、122度視野角、Garminなどの連携が強い

どれもAI機能の地域・言語制限は別途考える必要があります。まずはメガネとして毎日かけられるか、次に撮影やスポーツ機能が自分の用途に合うかを見てください。

① Ray-Ban Meta

Ray-Ban Metaは、日常使いのしやすさを重視する人に向いています。Wayfarer、Skyler、Headlinerなどのサングラスモデルに加え、Optics系のフレームも展開され、度付きレンズを考える人にも選択肢があります。

Meta Store比較ページでは、Ray-Ban Meta Wayfarer (Gen 2)は12MP超広角カメラ、100度の視野、最大8時間のバッテリー、充電ケースでさらに48時間とされています。街歩き、旅行、家族との時間、SNS向けの視点撮影には扱いやすいモデルです。

一方で、激しいスポーツや強い雨を想定するなら、Oakley Meta Vanguardの方が目的に合う可能性があります。

② Oakley Meta HSTN

Oakley Meta HSTNは、Oakleyらしいデザインと日常的なアクティブ用途を両立したい人向けです。Metaの日本発表では、12MPカメラ、オープンイヤースピーカー、IPX4の防水性能、モデルによってPRIZMレンズを搭載すると説明されています。

IPX4は、汗や小雨のような軽い水濡れには対応しやすい一方、水に浸けたり長時間濡らしたりする前提ではありません。スポーツ寄りの見た目が欲しいが、Vanguardほど本格的でなくてよい人に合います。

HSTNは比較ページで細部が十分に出ない場合があるため、購入時は公式ストアの商品ページや店頭でレンズ、サイズ、防水表記を確認しましょう。

③ Oakley Meta Vanguard

Oakley Meta Vanguardは、ランニングやサイクリングなど、運動中の利用を強く意識したモデルです。Metaの日本発表では、122度の視野角を持つ12MPカメラ、風切り音を低減する高音量のオープンイヤースピーカー、IP67の防塵・防水性能が案内されています。

Metaのモデルガイドでは、Garmin、Strava、Apple Health、Health Connect by Androidとの連携により、動画へのメトリクス重ね合わせや、運動後のサマリーに触れています。

価格は最も高い部類ですが、スポーツ中の視点撮影やデータ連携を重視するなら、Ray-Ban MetaやHSTNよりVanguardを優先して検討する理由があります。

購入前のチェック項目

最後に、買う前に次の項目を確認しておきましょう。

チェック項目見るポイント
スマホ環境Ray-Ban公式FAQではAndroid 10以降、iOS 15.2以降、位置情報有効が前提
アカウント有効なMetaアカウントとMeta AIアプリが必要
バッテリーRay-Ban Meta (Gen 2)は最大約8時間、ケース併用で最大約48時間分の追加充電
防水Ray-Ban MetaやHSTNはIPX4相当、VanguardはIP67。充電ケースの扱いにも注意
撮影LED撮影中や録画中の通知は消せない
充電ケーブルUSB-C充電ケーブルは同梱されない案内あり
AI機能日本語音声とライブAIの提供状況を公式FAQで確認

AIグラスは、スマホやイヤホンより周囲の人に見えやすいデバイスです。撮影できる便利さだけでなく、相手にどう見えるかも考えて使うと、日常に取り入れやすくなります。

よくある質問

Q
日本語でHey Metaを使えますか?
A

2026年現在、Ray-Ban公式FAQでは音声コマンドの日本語は非対応と案内されています。写真撮影や動画撮影などの音声操作は、英語コマンドを前提に考えるのが安全です。

Q
ライブAIは日本で使えますか?
A

Ray-Ban公式FAQでは、ライブAIは英語で利用可能としつつ、米国とカナダから段階的に導入、日本国内は現在未定とされています。日本での提供開始日は公式発表待ちです。

Q
度付きレンズで使えるモデルはありますか?
A

Ray-Ban Meta Optics (Gen 2)が度付きレンズ利用者向けに展開されています。Meta Store比較ページでは、Ray-Ban Meta系の度数範囲が示されていますが、レンズ条件は購入先で必ず確認してください。

Q
撮影中のLEDは消せますか?
A

消せません。Ray-Ban公式FAQでは、カメラ起動中や動画撮影中にLEDが作動し、周囲に使用を知らせる通知は消せないと説明されています。

Q
Ray-Ban MetaとOakley Metaはどちらがおすすめですか?
A

普段使いと見た目の自然さを重視するならRay-Ban Meta、軽い運動やOakleyらしいデザインならHSTN、本格スポーツやGarmin連携を重視するならVanguardが選びやすいです。

まとめ

Ray-Ban Meta・Oakley Metaは、日本でも正式に買えるようになったことで、AIグラスを現実的な選択肢にしました。特に、目線に近い撮影、音楽、通話、通知をメガネ型で使える点は分かりやすい魅力です。

ただし、Meta AI機能は「日本発売=日本語で全機能が使える」ではありません。2026年5月時点では、日本語音声コマンドは非対応、ライブAIの日本国内導入は未定と案内されています。

日常で自然に使いたいならRay-Ban Meta、軽いアクティブ用途ならOakley Meta HSTN、本格スポーツやデータ連携ならOakley Meta Vanguardが有力です。AI機能を主目的にする場合は、購入直前に公式FAQとストア表示を確認してから判断しましょう。

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