AIを使った美女の生成などが話題になっているイラストの自動生成ですが、ChatGPTを使って絵を描くことはできるのでしょうか？
この記事では、ChatGPTをうまく活用して絵を描く方法を紹介していきます。
具体的な指示出しの仕方も紹介しながら解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください！
2025年2月現在、ChatGPT Plusという有料版に加入することで「DALL-E・3」という画像生成機能を利用することができます！
気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
※2025年1月31日にChatGPTの新しいLLM『o3-mini』が登場しました！下記記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPTで絵を描く①：実際に指示を出して検証
それではまず、ChatGPTで絵を描けるかどうかを
- ChatGPTに絵を描くように抽象的な指示を出す
- ChatGPTに絵を描くように具体的な指示を出す
上の2つの方針で指示を出していこうと思います。
ChatGPTに抽象的な指示を出して絵を描いてもらう
早速ですが、ChatGPTに下記のような指示を出してみました。
ChatGPTの回答
どうでしょうか？さすがにこれを「山を登る男の子」と表現するのは無理があるように感じます。
ChatGPTに具体的な指示を出して絵を描いてもらう
もう少し詳細な要素を付け加えて指示を出してみます。
ChatGPTに下記指示を出しました。
ChatGPT回答
こちらの絵も「15歳の男の子が、富士山を頑張って登っている」と表現するには無理があります。
このように、指示を具体的に書いてもChatGPTで絵を描くことはできません。
ちなみに、有料版で利用できる「DALL-E3」を使って”山を登る男の子”の絵を描いてもらうと、このようになりました。
とてもかわいらしいイラストを描いてくれます！
ChatGPTで絵を描く②：イラスト生成AIを使って絵を作成してみよう！
では、ChatGPTを使って絵を描くことはできないのでしょうか？
結論を言うと、ChatGPTとイラスト生成ツールと併用すること絵を描くことができます。
そこで使うツールは「Bing Image Creator」です。下記で詳しく解説していきます。
Bing Image Creatorの使い方
1.Bing Image Creatorにアクセスしてログインする
2.プロンプトを入力する
3.結果を確認する
いかがでしょうか？
抽象的な指示でもかなりクオリティーの高いイラストを作成してくれます。
ChatGPTを活用して理想的なイラストを生成する方法
ここでは、ChatGPTとの併用で「Bing Image Creator」を最大限活用する方法を解説していきます。
手順は下記通りです。
- ChatGPTに描きたい絵の描写を伝える
- ChatGPTから得た回答を英語で簡潔にまとめてもらう
- 回答をImage Createrに入力する
- 結果を確認する
1.ChatGPTに描きたい絵の描写を伝える
まずはChatGPTに抽象的で構いませんので、実際に描いて欲しいイラストのイメージを伝えます。
この際詳しく描きすぎても、最終的には要約した文章をプロンプトとして使うので簡単な指示だしで大丈夫です。
ChatGPT回答
2.ChatGPTから得た回答を英語で簡潔にまとめてもらう
次にもらった回答を英語で要約してもらいます。
日本語を英語に治す理由は、「mage Creator」と既に考え始めている。
3.回答をImage Createrに入力する
※「Bing Image Creator」のさらに詳しい使い方については、以下の記事で解説しています。
ChatGPTで絵を描く③：イラスト生成ツールをご紹介！
ここまではChatGPTを使って絵を描く方法についてご紹介してきましたが、他にもAIを活用しイラストを作成してくれるツールがあります。
- DALL·E3
- Midjourney
- Stable Diffusion
- ERNIE-ViLG
これらについてもう少し具体的に解説していきます。
イラスト生成ツール①：DALL·E3
DALL·E 3 （ダリスリー）とは、言語入力から画像やイメージを作成するAIツールです。
DALL·E 3の特徴は文章や要素が抽象的でまとまりのない内容でも、忠実にイラストを具現化してくれます。
作り出されるイラストのクオリティーもかなり高いです。
そのため、具体的なイメージは湧いていないけど、取り敢えずはクオリティーの高いイラストを作成した人におすすめです。
※DALL-E3の詳しい概要や使い方については、以下の記事で解説しています。
イラスト生成ツール②：Midjourney
MidjourneyはDiscordというチャットアプリを利用して画像を生成します。
Discordはアメリカのコミュニケーションツールで、アカウント登録は無料です。
1.まず、Discord にアクセスし、ログインします。
2.Midjourneyにアクセスします。
3.その後Discord、左上にMidjourney（ミッドジャーニー）と書かれていればOKです。
特徴としては、独自のアルゴリズムでとにかくリアルな画像を生成することができます。
※Midjourneyの詳しい概要や使い方については、以下の記事で解説しています。
イラスト生成ツール③：Stable Diffusion
Stable Diffusionで作られる画像は、「潜在拡散モデル」というアルゴリズムによって生成されています。
Stable Diffusionを手軽に試してみたい方は、下記3つのWEBサービスを活用してみましょう。
※Stable Diffusion の詳しい概要や使い方については、以下の記事で解説しています。
イラスト生成ツール④：ERNIE-ViLG
ERNIE-ViLGは、中国の検索エンジン大手Baiduが2022年8月に発表した大規模な画像生成モデルです。以下にその主な特徴をまとめました。
- テキストから高品質な画像を生成できる生成モデルで、Stable Diffusionなどと同様の機能を持つ。
- 1450億のパラメータを持つ大規模なモデルで、これはStable Diffusionの約10倍のサイズ。
- 中国語と英語の両方のテキストに対応しており、言語の壁を越えて画像生成が可能。
- Baiduは研究目的に限定して、ERNIE-ViLGのAPIを一般公開している。
- 技術的にはテキストエンコーダとイメージデコーダからなるTransformerベースのDiffusionモデルアーキテクチャを採用している。
ERNIE-ViLGはテキストから画像を生成する分野で新たな選択肢を提供し、特に中国語話者にとって利便性が高いモデルと言えます。
ただし倫理面などの課題もあり、技術のさらなる発展と平行して慎重な運用が求められるツールでもあります。
まとめ
この記事では、ChatGPTで絵は描けるのかについて検証してみました。
この記事をまとめると、
- 無料版ChatGPTだけでは絵は描けない
- 他のイラスト生成AIと掛け合わせることで理想の絵を描くことができる
- 有料版「ChatGPT Plus」に加入することで、DALL-E3という画像生成機能が利用可能に！
でした。
ぜひChatGPTを活用して高クオリティなイラストを生成しましょう！
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ？
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同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください！
