Affinityでカタログ・冊子作成!デザイン経験0でも簡単!

AIツール

仕事で簡単なカタログや冊子を作るときはAffinityがおすすめ!

実は、Affinityなら無料で商業印刷レベルのカタログ制作が可能。また、2024年にCanvaに統合されたことで、さまざまなデザイン機能が統括され、より使いやすく進化しました。

本記事では、新しいAffinityでデザイン経験がない方でもカタログ・冊子を作成できる具体的な手順を解説します。この記事で簡単なカタログ制作スキルを身につけ、ぜひ業務や副業で役立ててくださいね。

📖この記事のポイント

  • AffinityはInDesign級の機能が0円で使えて、カタログ制作のコストを削減できる
  • ベクタースタジオ(ロゴ・図形)、ピクセルスタジオ(写真編集)、レイアウトスタジオ(ページ組版)の3つを使い分ければ、素材作成から印刷入稿データの作成まで一貫して完結
  • 商業印刷にも対応できるが、データ結合機能や高度な自動化には制限がある
  • デザインツールを使いこなせるようになったら、次の一歩も!これからは「AIとデザインを組み合わせる」方法を知っておくことで差別化できる
  • たった2時間の無料セミナー会社に依存しない働き方&AIスキルを身につけられる!
  • 今すぐ申し込めば、すぐに月収10万円UPを目指すための超有料級の12大特典も無料でもらえる!

\ 累計受講者10万人突破 /

無料特典を今すぐ受け取る

※Affinityのダウンロード方法について詳しくはこちら

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

カタログ・冊子制作に必要なAffinityの機能一覧

Affinityでカタログ・冊子を制作する際は、3つのスタジオ機能を組み合わせて使用します。

2024年のCanva統合により、従来のDesigner、Photo、Publisherが1つのアプリケーション「Affinity」に統合され、タブの切り替えで全機能にアクセスできるようになりました。

ベクタースタジオ

ベクタースタジオは、ロゴやイラストなどのベクター素材を作成する機能です。

カタログに掲載する図形、アイコン、装飾要素などを自由に描画できます。拡大縮小しても画質が劣化しないベクター形式のため、印刷物でも鮮明な仕上がりを実現できます。

具体的には、商品説明用の矢印やフローチャート、装飾的な枠線、会社ロゴの配置などに活用します。ペンツールやシェイプツールを使い、思い通りのデザイン要素を作成可能です。

Illustratorの代替として十分な機能を備えており、ベクターデータの作成から編集まで一貫して行えます。

ピクセルスタジオ

ピクセルスタジオは、写真の編集や加工を行う機能です。

カタログに掲載する商品写真の色調補正、切り抜き、レタッチなどを実施できます。明るさやコントラストの調整、不要な背景の削除、画像の合成など、印刷用の高品質な画像処理が可能です。

実際の使用例として、商品写真の背景を白抜きにする、複数の商品画像を統一感のある色味に調整する、傷や汚れを修正するといった作業に対応します。

Photoshopに匹敵する画像編集機能を搭載しており、RAW現像やレイヤー編集も行えます。カタログ制作に必要な画像処理は、このスタジオで完結するでしょう。

レイアウトスタジオ

レイアウトスタジオは、ページ物のレイアウト設計を行う機能で、カタログ制作のメインとなります。

複数ページの構成、マスターページの設定、テキストフレームの配置など、冊子全体の設計を担当します。ページ番号の自動挿入や、見開きページの管理も可能です。

具体的には、表紙から裏表紙までのページ構成、各ページへの画像・テキスト配置、段組みレイアウト、PDF形式での書き出しなどを実行します。

InDesignの基本機能を網羅しており、商業印刷に対応したPDF形式での出力にも対応しています。

たった2時間の無料セミナーで
会社に依存しない働き方&AIスキル
を身につけられる!

今すぐ申し込めば、すぐに
月収10万円UPを目指すための
超有料級の12大特典も無料!

Affinityでカタログ・冊子を作成する手順5ステップ

Affinityでのカタログは、たった5つのステップで制作できます。初めての方でも順を追って進めれば大丈夫。一緒に画面を動かしながら作業してみましょう!

Step1:ドキュメント設定

最初に、印刷仕様に合わせたドキュメント設定を行います。

まずはレイアウトスタジオを開き、「ファイル」→「新規」から新規ドキュメントを作成します。

ページサイズはA4やB5など、希望する仕上がりサイズを設定。解像度は350dpi、裁ち落としは通常3mm(印刷会社の指定を確認)、カラーモードはCMYK(RGB対応の印刷所の場合はRGB)を選択してください。見開きページを使用する場合は「見開きページ」にチェックを入れます。

画像の配置は、「埋め込みを優先」にしておきましょう。

Step2:グリッド・ガイドラインの表示

次に、配置がしやすいようグリッドやガイドラインを表示します。

「表示」→「グリッド」または「ガイド」にチェックを入れるだけでOK。グリッド間隔を変更したい場合は、「表示」→「グリッドとスナップ軸」で数値を調整してください。

Step3:マスターページの作成

続いて、全ページ共通の要素を設定するマスターページを作成します。

画面左のページパネルからマスターページの編集が可能です。ページ番号、ヘッダー、フッター、ロゴなど、全ページに表示したい要素を配置しましょう。

ページ番号は「テキスト」→「フィールドを挿入」→「ページ番号」で自動挿入できます。マスターページで設定しておけば、すべてのページに自動的に適用され、手動で入力する手間が省けます。

Step4:画像とテキストを配置

マスターページ設定後、各ページに実際のコンテンツを配置します。

画像は「ファイル」→「配置」から読み込み、適切な位置に配置。テキストはテキストフレームツールでテキスト領域を作成し、商品説明や見出しを入力します。

ベクタースタジオやピクセルスタジオで作成・編集した素材も、レイアウトスタジオ内で配置できます。画像の縦横比を保ちながらサイズ調整する場合は、Shiftキーを押しながらドラッグしましょう。

※ベクター・画像編集の方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています!

Step5:書き出しと入稿データの確認

最後に、印刷会社への入稿データを書き出します。

画面右上の「PNGをエクスポート」を選択し、任意の形式を選びます。書き出し後、PDFをAdobe Acrobat ReaderやPDF確認ソフトで開き、ページ数、画像の配置、文字化けがないかを必ず確認します。印刷会社のチェックリストがあれば、それに従って最終確認を行いましょう。

たった2時間のChatGPT完全入門無料セミナーで ChatGPTをフル活用するためのAIスキルを身につけられる!

今すぐ申し込めば、すぐに
ChatGPTをマスターするための
超有料級の12大特典も無料!

カタログ・冊子作成に使えるAffinityテクニック

Affinityでカタログや冊子を作成するときに知っておくと便利なテクニックもご紹介します。これらを使いこなせるようになると、より効率的にプロっぽい見た目に仕上げられますよ。

写真を切り抜く方法

商品写真の背景を削除する際は、選択ブラシツールとマスクレイヤー機能を使用します。

ピクセルスタジオに切り替え、切り抜きたい画像を開きます。左側のツールバーから「選択ブラシツール」を選択し、残したい対象物をなぞって選択範囲を作成します。細かい部分は拡大表示しながら丁寧に選択してください。

選択範囲を作成したら、画面右下のレイヤーパネルで「マスクレイヤー」をクリック。これにより、選択した部分だけが表示され、背景が透明になります。

イラストを作成する方法

オリジナルイラストは、トレース機能またはペンツールで作成できます。

手書きのスケッチをデジタル化する場合は、ベクタースタジオでトレース機能を使用します。スケッチ画像を配置後、「ベクター」→「画像トレース」を選択すると、自動的にベクターデータに変換されます。

直接描画する場合は、ペンツールやシェイプツールを使用します。ペンツールでアンカーポイントを打ちながら曲線を描き、複雑な形状も自由に作成可能です。

文字を装飾する方法

見出しやキャッチコピーを目立たせるには、文字装飾機能を活用します。

テキストを選択後、フォント、サイズ、カラーを調整しましょう。右側のパネルでは、境界線やシャドウ、スタイルなどの装飾が選択できます。

さらに、テキストをカーブに沿わせたい場合は、ペンツールやシェイプツールを使って最初に形を作成し、テキストツールでスタート位置にカーソルを合わせると円形やS字などの配置も簡単です。

※AI(有料)やCanvaを活用すると、さらに作業が便利になります!

🎁 完全無料・オンライン開催

今すぐ無料参加!
AI活用の最前線を学べる
限定セミナー

AIの波に乗り遅れていませんか?
多くの企業がAI導入で業績を伸ばす中、何も行動しなければ確実に取り残されます。

実践的なAI活用法
プロから直接指導
12大特典プレゼント
完全無料で参加可能

\ 今すぐ無料で参加する /

無料AIセミナーを詳しく見る →

※席数限定のため、お早めにお申し込みください

AffinityとInDesignの機能比較

Affinityとよく比較されるのがAdobeのInDesignです。最後に、カタログ制作に関連する機能を中心に、両者の違いを明確にします。

Affinityでできること

Affinityは、カタログ制作に必要な基本機能をすべて搭載しています。

まず、マスターページ機能により、ページ番号やヘッダー・フッターを全ページに自動適用できます。段落スタイルと文字スタイルも使用でき、テキストの一括管理が可能です。画像の配置とリンク管理も問題なく、高解像度画像を扱えます。

具体的な機能は以下の通りです。

  • マスターページの作成と管理
  • 段落スタイル、文字スタイルの設定
  • 画像配置とリンク管理
  • カラーマネジメント(CMYK対応)
  • 印刷所対応の書き出し
  • トンボ、裁ち落とし設定
  • 表の作成と編集

これらの機能により、一般的なカタログや冊子の制作は十分に可能です。InDesignからの移行でも、基本的なワークフローは維持できます。

Affinityで制限があること

一方、高度な自動化機能や大規模プロジェクト向けの機能には制約があります。

最も大きな違いは、データ結合に対応していない点です。InDesignでは、Excelデータと連動して異なる内容のページを自動生成できますが、Affinityでは手動配置が必要です。

また、プラグイン拡張の自由度もInDesignに劣ります。そのため、ページ数が100を超える大規模カタログや、頻繁な更新が必要な案件では、作業効率がInDesignに劣る可能性があります。

※AffinityとAdobeの比較について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

本記事では、Affinityでカタログや冊子を制作する手順について解説しました。ポイントは下記の通りです。

  • ベクタースタジオ、ピクセルスタジオ、レイアウトスタジオの3つを使い分けることで、素材作成から印刷入稿データまで一貫して制作できる
  • InDesignと比較すると基本的なカタログ制作機能は十分に揃っているが、データ結合や高度な自動化には制限がある
  • すべて無料で運用できるため、副業や小規模事業でのカタログ制作には最適な選択肢

本記事を参考に、まずはツールを触ってみるところから始めてみましょう!直感的に使えるため、誰でも高品質なカタログや冊子作りができますよ。

romptn ai厳選のおすすめ無料AIセミナーでは、AIの勉強法に不安を感じている方に向けた内容でオンラインセミナーを開催しています。

AIを使った副業の始め方や、収入を得るまでのロードマップについて解説しているほか、受講者の方には、ここでしか手に入らないおすすめのプロンプト集などの特典もプレゼント中です。

AIについて効率的に学ぶ方法や、業務での活用に関心がある方は、ぜひご参加ください。

\累計受講者10万人突破/