「Affinityの使い方を知りたいけど、Canvaと統合されて何が変わったの?」
「無料で使えるようになったって本当?」
そんな疑問を抱えていませんか?
2025年10月、デザインツール業界に激震が走りました。買い切り型で人気を集めていたAffinityが、Canvaに統合され「Affinity by Canva」として無料提供を開始したのです。
本記事では、Affinity by Canvaの基本的な使い方から、ダウンロード・インストールの方法、搭載された最新AI機能、CanvaとAffinityを組み合わせた実践的なワークフローまで初心者にもわかりやすく解説します。
📖この記事のポイント
- 2025年10月からAffinityがCanvaに統合され、従来は買い切りだったプロ向けデザインツールが完全無料で使えるようになった(AI機能のみCanvaの有料プランの課金が必要)
- Designer・Photo・Publisherの3製品が1つのアプリに統合され、タブ切り替えだけでベクター作成・写真編集・DTP作業が完結する
- 画像生成、背景削除、超解像など約12種類の最新AI機能が搭載されていて、初心者でもプロ級の仕上がりが数秒で実現
- Canvaで素早くラフデザインを作成してAffinityで高精度に仕上げる、または逆にAffinityで素材を作ってCanvaで量産展開するなど、両ツールを組み合わせた最強ワークフローが構築可能
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無料AIセミナーを見てみるAffinityとは|Adobe対抗のデザインツール
Affinityは、Adobe Creative Cloudに対抗する買い切り型のプロフェッショナル向けデザインツールとして、デザイナーやクリエイターから高い支持を得てきました。
従来は「Affinity Designer」(ベクターグラフィックス)、「Affinity Photo」(写真編集)、「Affinity Publisher」(DTP・レイアウト)という3つの独立したアプリケーションでしたが、2025年10月のCanvaとの統合により、Affinityは新たなステージへと進化を遂げています。
2025年10月からAffinity by Canvaとして提供
2025年10月、Canvaが提供する「Affinity by Canva」として、無料で利用できるようになりました。主な変更点は以下の3つです。
- 買い切り型から無料提供へ
従来は各アプリケーションを購入する必要がありましたが、現在はCanvaアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。AI機能のみCanvaの有料プランへの課金が必須です。 - Designer・Photo・Publisherの3製品が統合
別々のアプリだった3つの機能が、1つの統合アプリケーション内で「スタジオ」として切り替え可能になりました。 - Canvaの機能が使えるように
Canvaのテンプレートやアセットライブラリにアクセスでき、両ツールをシームレスに連携できるようになりました。
この変更により、初心者でもプロ級のデザインツールを無料で使える時代が到来したと、デザイン業界に激震が走ったのです。
対応デバイスと既存ユーザーへの影響
リリースした現在は、Affinity by Canvaが利用できるのはMacまたはWindows版のみです。iPad版の統合については、提供開始時期が未定となっています。
また、無料で使用できるのは多くのデザイナーにとって嬉しいニュースである一方で、既存版を購入したユーザーからは複雑な心境を訴える声が上がっています。
既存ユーザーへの影響もチェックしていきましょう。
- Affinity by Canvaの利用にはCanvaアカウントが必要
- 既に購入済みのライセンスは引き続き使用可能
- 過去のプロジェクトファイルは完全な互換性を保持
既存版で作成したプロジェクトは既存版または最新版のどちらで開くかを選択可能です。Affinity by Canvaは既存版と比較すると少し重くスピードが遅くなった、という意見もあります。既存版も残しておき、用途に合わせて活用できると良いですね。
Affinity by Canvaのダウンロード・インストール方法
Affinity by Canvaのインストールは非常にシンプル。以下の3ステップで完了します。
1.Affinity by Canvaの公式サイトを開く

まず、Affinity by Canvaの公式サイトにアクセスします。
トップページに表示される「macOS用をダウンロード」または「Windows用をダウンロード」のどちらかを選択してください。
2.指示に従いアプリをインストールする

ダウンロードが完了したら、インストーラーを起動し、画面の指示に従って進めます。
Macの場合:
- ダウンロードしたdmgファイルを開く
- Affinityアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップ
Windowsの場合:
- ダウンロードしたexeファイルを実行
- インストールウィザードの指示に従う
インストール時間は通常3〜5分程度です。
3.Canvaアカウントでログインする

インストールが完了したら、アプリケーションを起動します。
初回起動時には、Canvaアカウントでのログインを求められます。既にCanvaを使用している方は、同じアカウント情報でログインしてください。Canvaアカウントを持っていない場合はCanvaの公式サイトからアカウント登録を行いましょう。無料でも登録可能です。
ログイン後、初回起動時には利用規約への同意や簡単なチュートリアルが表示されることがあるので、指示に従い進めます。これでAffinity by Canvaを使い始める準備が整いました!
ダウンロード・インストールできないときの原因と解決法
インストール時によくあるトラブルと解決法も紹介します。
- システム要件を満たしていない
古いOSバージョンでは動作しないことがあります。OSのバージョンを確認し、最新になっていない場合は更新して再度試しましょう。 - ストレージ容量が不足している
ダウンロードには空き容量が必要です。不要なファイルを削除するか、外部ストレージへ移動してください。 - セキュリティソフトがブロックしている
一時的にセキュリティソフトを無効化するか、Affinityを例外リストに追加してください。 - インターネット接続が不安定
ダウンロードが途中で止まる場合は、ネットの接続の問題の可能性があります。安定したWi-Fi環境で再度ダウンロードしてください。
Affinity by Canvaの4つの基本操作【初心者向け】
続いて、基本操作についてです。Affinity by CanvaはAdobe製品と基本操作が似ているため、Photoshopや Illustratorを使った経験がある方ならスムーズに使いこなせます。
初心者が最初に覚えるべき4つの基本操作を解説します。
3つのスタジオ(Designer/Photo/Publisher)の切り替え方
Affinity by Canvaの最大の特徴は、1つのアプリ内で3つの「スタジオ」を切り替えて使用できる点です。Affinity by Canvaでは名称が変更されています。
- ベクタースタジオ(元Designer):ベクターグラフィックス作成(ロゴ、イラスト)
- ピクセルスタジオ(元Photo):写真編集・レタッチ
- レイアウトスタジオ(元Publisher): レイアウト・DTP(チラシ、雑誌)
Canva有料版を契約している方は同じ列にあるAI機能「Canva AI」も使用できます。
切り替え方法:

画面左上または上部のタブに表示されている「ベクター」「ピクセル」「レイアウト」のアイコンをクリックするだけで、瞬時に切り替わります。
例えば、Photoペルソナで写真を補正した後、そのままDesignerペルソナに切り替えてロゴやテキストを追加する、といったシームレスなワークフローも実現。この機能により、複数のアプリケーション間でファイルを行き来する手間が大幅に削減されます。
ワークスペースの使い方
Affinity by Canvaのワークスペースは、Adobe製品に慣れている方にとって直感的に理解しやすい構造になっています。
基本的なワークスペース構成:
- 左側: ツールパネル(選択、描画、変形などのツール)
- 中央: キャンバス(実際の作業領域)
- 右側: コンテキストパネル(レイヤー、カラー、エフェクトなど)
- 上部: メニューバー・切り替えタブ
Adobe同様カスタマイズもできるので、自分の作業スタイルに合わせて設定してくださいね。
ファイルの保存・書き出し設定

作成したデザインの保存も簡単です。右上の「XXXをエクスポート」というボタンをクリックし、保存または書き出しの形式を選択します。
保存形式の種類:
PNG/JPEG/GIF/PDF/SVG/Affinity形式(.afdesign, .afphoto, .afpub)/PSDなど
また、データはCanvaに保存することも可能です。スクロールすると一番下に「Canvaデザイン」とあるので、こちらを選択しましょう。
Affinity by Canvaに搭載されたAI機能の使い方
Affinity by Canvaには、作業効率を向上させる最新のAI機能が豊富に搭載されています(Canva AIを使用するには、Canvaの有料プランへの加入が必要)。これらのAI機能を活用することで、初心者でもプロ級の仕上がりを短時間が実現!
主なAI機能は以下の通りです。
画像・ベクター生成

テキストプロンプトから画像やベクターグラフィックを自動生成できる機能です。
使い方:
- 「画像を生成」にプロンプトを入力する(例:カフェで休憩している日本人)
日本語で入力すると自動で英語に変換して生成をしてくれます - 画像orベクター、スタイル、縦横比などの設定を調整する
映画風、イラスト、ストック写真などさまざまなスタイルの選択が可能です - 「生成」ボタンをクリックする
比較的自然な画像を複数パターン提案してくれるので、ぜひさまざま試してみてくださいね。
背景削除・主題選択・深度マップ作成

写真から背景を自動的に削除したり、主要な被写体を瞬時に選択できる機能です。
背景削除:
- ワンクリックで人物や商品の背景を透明化
- 髪の毛などの細かい部分も高精度で処理
主題選択:
- 複雑な形状の被写体も自動認識
- 手動で選択範囲を調整する手間を大幅削減
深度マップ作成:
- 写真の奥行き情報を自動解析
- 背景ぼかしやフォーカス効果に活用
これらの機能により、従来は専門知識が必要だった高度な画像編集が数秒で完了します。
生成展開ツール

画像の周囲を自然に拡張し、構図を調整できるAI機能です。
使い方:
- 拡張したい画像を開く
- 「生成展開」ツールを選択する
- ハンドルをドラッグして任意のサイズまで広げる
撮影時には気づかなかった構図の問題を、後から簡単に修正できる画期的な機能です。
生成塗りつぶしツール

選択した領域を、周囲に自然に馴染む内容でAIが自動的に塗りつぶす機能です。
使い方:
- 写真から不要な物体を選択する
- 置き換える要素をプロンプト入力欄に入力する
日本語ではエラーが出てしまうため、英語に翻訳してから入力しましょう - 「適用」ボタンをクリックする
写真のレタッチ作業が驚くほど簡単になり、プロのフォトグラファーでなくても高品質な仕上がりを実現できます。
生成編集ツール

テキスト指示で画像の特定部分を編集・変更できるAI機能です。
使い方:
- プロンプト入力欄に編集したい要素を入力する
- 「編集」ボタンをクリックする
従来は複雑な手作業が必要だった編集を、言葉で指示するだけで完了できるようになりました。
縦向きぼかしツール

遠近感や奥行きを表現するため、縦方向にグラデーションぼかしを適用する機能です。焦点距離や滑らかさなどが選択でき、スマートフォンの写真でも一眼レフカメラのような本格的なぼかし効果を追加できますよ。
縦向き照明ツール

画像に自然な照明効果を縦方向に適用し、雰囲気を変化させる機能です。写真全体の雰囲気を劇的に変化させることができ、プロダクト写真やポートレートの仕上げに効果的です。
色付けツール

写真の色調を変更する機能で、彩度や温度を調整します。直感的に操作でき、調整が完了したら「適用」しましょう。一方で、上の画像のように一部だけ変わってしまう場合もあるので確認しながら進めるのがおすすめです。
超解像ツール

低解像度の画像を高解像度に変換し、ディテールを復元するAI機能です。スマートフォンで撮影した写真を大判ポスターに使用するなどが実現可能になります。
サンプル深度ツール

画像の焦点範囲に基づいてピクセル選択範囲を作成します。調整レイヤーを適用する前にサンプル深度を選択すると、あらかじめ設定した領域に基づき調整できます。
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CanvaとAffinityを連携させた最強ワークフロー3パターン
Canvaの手軽さとAffinityの高度な機能を組み合わせることで、デザイン制作の可能性が大きく広がります。最後に、実務で活用できる3つの連携パターンを紹介します。
①Canvaでラフデザイン→Affinityで高精度編集
このワークフローは、アイデア出しから完成まで効率的に進めたい方に最適です。デザイン案を複数パターン素早く作り、クライアントの反応を見てから精密な作り込みを行うというアプローチが可能になります。
手順:
- Canvaで豊富なテンプレートからベースを選択
- 素早くレイアウトや色配置を決定
- ファイルをエクスポート&Affinity by Canvaで読み込み
- 細部の調整、高度なエフェクト、タイポグラフィの洗練
②Affinityで素材作成→Canvaで量産・展開
このパターンは、ブランディングやマーケティングキャンペーンで威力を発揮します。副業でデザインサービスを提供している方は、このワークフローで生産性が大幅に向上するでしょう。
手順:
- Affinity by Canvaでオリジナルのロゴ、イラスト、アイコンを作成
- ファイルをエクスポート&Canvaにアップロード
- Canvaのテンプレート機能で多様な媒体に展開(SNS投稿、プレゼン資料、チラシ)
③AI生成素材(Canva)×プロ仕上げ(Affinity)の組み合わせ
AIffinity内のAIは無料版では使えませんが、Canva内のAIであれば制限はあるものの基本機能は活用可能です。課金をしなくてもAIの生成スピードとプロツールの表現力を組み合わせることで、短時間で高品質なオリジナルコンテンツが作成できます。
手順:
- Canvaの生成AIでベース画像やイラストを作成
- ファイルをエクスポート&Affinity by Canvaで読み込み
- レタッチ、合成、エフェクト追加
まとめ
本記事では、Affinity by Canvaの使い方を解説しました。ポイントは以下の通りです。
- Affinity by Canvaは、プロフェッショナルなデザインツールが無料で使える画期的なサービス
- 2025年10月から無料提供開始、3製品が統合されタブの切り替えだけでシームレスな作業を実現
- MacとWindowsに対応(iPad版は未定)
- 画像生成、背景削除など約12種類のAI機能を搭載
- CanvaとAffinityを連携させると効率的なワークフローが構築可能
デザインは、副業や収入アップに直結する実践的なスキルです。まずはAffinity by Canvaをダウンロードし、本記事で紹介した基本操作とAI機能を実際に試してみてくださいね。
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