ChatGPT4を無料で使う方法はある?無料で使えるサイト4選を紹介 | romptn Magazine

ChatGPT-4を無料で使う方法はある?無料で使えるサイト4選を紹介

ChatGPT

ChatGPTにはChatGPT Plusという有料プランがありますが、

  • 毎月2~3000円払うのはちょっと抵抗がある
  • ChatGPT4を無料で使う方法はない?
  • 課金するか悩んでるけど…

という方も多いのではないでしょうか。便利なのは分かっていても毎月払う額として決して安いとは言えない値段とも感じてしまいますよね。

この記事ではChatGPT4を無料で使う方法と、その使い方について解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!

そしてこのアップデートにより、無料ユーザーでもGPT-4が利用できるようになっています。利用範囲が広がっていますのでご注意ください。

以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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ChatGPT4とは?

https://openai.com/gpt-4

まず、GPTとはGenerative Pre-trained Transformerを略したもので、「人間のように自然な文章を生成することのできる言語モデル」です。4というのはバージョンのことを表しています。

2018年に初期のGPTが発表されてから学習量を大幅に増やし、2020年に発表されたGPT-3ではほとんどのタスク処理で人間と同等以上の能力を発揮し、ブレークスルーとなりました。

2022年11月に一般公開されてから急速にユーザーを増やし、2023年3月にChatGPT-4は有料版として公開されました。2024年5月現在ではこのChatGPT-4が最新のバージョンとなっています。

その精度はChatGPT-3.5とChatGPT-4にそれぞれアメリカの模擬司法試験を解かせたところ、ChatGPT-3.5は下位10%のスコアだったのに対し、ChatGPT-4は上位10%となり合格ラインを越えました。

ChatGPT-3.5からChatGPT-4になることで司法試験に合格するまでに精度を上げたのです。

ChatGPT-4のシリーズの中でも、2024年5月現在では「GPT-4o(オムニ)」というモデルが最新となっています!

ChatGPT4はいくらかかる?

先ほども少しお話ししましたが、ChatGPT-4はChatGPT Plusという有料版に加入している方のみ利用できます。

2024年5月現在では、月額20ドル(約3,012円)で利用できるようになっています。

しかし、月に3,000円払うとなるとちょっと高いなと思う方も多いですよね?年間に換算すると36,000円って考えるとやはり高い気もします。

そんなChatGPT-4を実は無料で使う方法があるんです!今からご紹介しますので、ChatGPT-4を無料で利用したい方は是非活用してみてください。

※ChatGPT Plusの詳しい情報や加入方法については、以下の記事で解説しています。

ChatGPT Plusとは?料金、無料版との違い、API利用についても解説
有料版のChatGPT Plusはどんな機能が使えるのでしょうか?この記事では、料金・支払方法の詳細、無料版ChatGPTとの機能面での違いやAPIがChatGPT Plusの特典ではないことなどの注意点を解説しています。

ChatGPT4を無料で使う方法

ここではChatGPT4を無料で使う方法を4つ紹介していきます。

ChatGPT4を無料で使う方法①:Microsoftの「Copilot(旧:Bing)」

Copilot(旧:Bing)は有名なので使ったことがある方もいるのではないでしょうか。

マイクロソフトが提供している検索エンジンのBingに搭載された「Copilot(旧:Bing)」には、ChatGPT4が使われています。検索用にカスタマイズしているため全く同じというわけではないですが、ChatGPTにはない機能などもあります

Copilot(旧:Bing)の使い方

スマホで使いたい場合はAndroid、iPhoneどちらにも公式アプリがあります。Androidの場合はPlayストアから、iPhoneの場合はApp Storeからインストールしてください。

PCの場合Chromeからも使うことはできますが、基本的には「Microsoft Edge」から使用することになります。

Windowsには標準で搭載されていますが、インストールされていない場合は下記のリンクからダウンロードしてください。

https://www.microsoft.com/ja-jp/edge?form=MA13FJ

またCopilot(旧:Bing)を利用するにはMicrosoftアカウントでログインする必要があります。アカウントを持っていない方は下記のリンクから新規作成(無料)することができます。

https://account.microsoft.com/account?lang=ja-jp

「Edge」を起動すると、上部バーに「Copilot(旧:Bing)」のアイコンがあるのでクリックします。

クリックすると「Copilot(旧:Bing)」の領域が現れます。

「何でも聞いてください…」と表示されているところからテキストを入力することができます。送信するときはエンターキーを押すか、文字を入力すると出てくる紙ひこうきのマークをクリックしてください。

また、左側の「新しいトピック」のマークをクリックすると現在会話している内容を消去して新しいトピックに移ることができます。Copilot(旧:Bing)は1つのトピックで会話できる回数に制限があるので、都度使うボタンになります。

このように答えが返ってきました!

「Copilotについて教えて」と送信すると検索しながら答えを回答してくれます!これはCopilotの強みで、質問に対して自分で検索をしてくれます。

そのため、ChatGPTよりも最新の情報についての質問に対応してくれます。徐々にChatGPTにも検索機能は実装されていくと思います。

ChatGPTとCopilot(旧:Bing)の特徴を簡単にまとめると、

ChatGPT
  • ChatGPT4シリーズの一部を使うには有料プランに入る必要がある
  • 回答の回数に制限がない
  • 有料プランならプラグインに対応している
  • 画像や動画などを含むやり取りには基本対応していない
Copilot(旧:Bing)
  • ChatGPT4を無料で使うことができる
  • 1つのトピックに対し、回答の回数に制限がある
  • プラグインに対応していない
  • 画像や動画を含むやり取りに対応している

このようにそれぞれに強みと弱みがあるので上手に使い分けをするのが大事になってきます。

ChatGPT4を無料で使う方法②:Hugging Face

もう一つはHugging Faceというサイトで使うことができます。下記のリンクからChatGPT4を使うことができるページに飛ぶことができます。

特にアカウントを作る必要もないので、手軽なのも良いですね。

Hugging Faceの使い方

リンクから飛ぶとこの画面が表示され、赤枠で囲われた「Hi There!」の部分にテキストを打ち込むことができます。

テキストを打ち込んだらEnterキーを押すか、「Run」と書かれたボタンを押すと送信されます。

少し使ってみましたが、エラーになることが多そうです。エラーが出るとRunの横に「Error」と表示されます。

ChatGPTと同じように、利用者が多い時間帯ではエラーが出やすいなどの理由もあると思います。もしエラーが出て使えないときは少し時間を置いてからもう一度試してみてください。

ChatGPT4を無料で使う方法③:Poe.com

Poe.comは、Quora(クォーラ)という月間ユニークビジター数4億人を超える世界最大級の知識共有プラットフォームを運営するアメリカの企業が提供しています。

このサービスでは、無料プランのユーザーでも毎日1回、GPT-4を体験することが可能です。

携帯電話やGoogle、Appleのアカウントがあれば簡単に利用できるようになっています。

Poe.comの使い方

①「Poe」のウェブサイトにアクセスする

こちらからアクセスできます。

②利用したいログイン方法を選択する(携帯電話、Google、Apple)

今回はGoogleアカウントを使ってログインしてみます。

③ログイン後、AIとのチャットを開始する

たったこれだけの簡単操作です!このように、Poeは使いやすく設計されており、AIとの会話を通じて新しい知識を得たり、アイデアを探したりすることを助けてくれます。

※「Poe.com」の詳しい概要や使い方は、以下の記事で解説しています。

【チャットボット】AIツール「Poe.com」の機能や使い方・メリットを詳しく解説-おすすめAIツール一覧
「Poe」は迅速で役立つAIチャットツールです。

ChatGPT4を無料で使う方法④:リートン(wrtn)

リートン(wrtn)は、韓国の生成AIに関する企業Wrtn Technologies, Inc.(リートン・テクノロジーズ株式会社)が運営しているサイトで、GPT-4 TurboやGPT-4のような進化した生成AIモデルを一括して無償で提供する、個人ユーザー向けの生成AIプラットフォームです。

リートン(wrtn)の使い方

会員登録については、後ほど解説する記事で紹介していますのでそちらを是非ご覧ください!

まず、左上にある「新しいチャットを始める」を選択し、チャット画面を出します。

そして、中央下部の「リートンになんでも聞いてください」という部分に質問したいことを記載します。

今回は、「現在の日本の総理大臣は誰?」という質問を投げかけて見ました。

そうすると下記のように回答が返ってきます。

回答は完全に間違えていますが、一応質問の回答は返ってきていますね。このように使い方はChatGPTと同じなので直感的にできるかと思います。

しかしながら、上記の回答のように情報がかなり古い、もしくは間違っていることが多いので使い方は考えたほうがよさそうです。

※リートン(wrtn)の詳しい概要や使い方については、以下の記事で解説しています。

無料で使えるChatGPT4のメリット・デメリット

以上を踏まえたうえで、最後に無料版ChatGPT4のメリットデメリットを整理していきましょう。

無料で使えるChatGPT4のメリット

無料で使えるChatGPT4のメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • コスパが最強:やはり無料でChatGPT4を利用できることは、何よりのメリットと言えるでしょう。
  • 使いやすい:先ほどご紹介したように、HuggingFaceはアカウントを作成する必要がないため、誰でも簡単にChatGPT4を利用することができます。
  • 情報の幅が広い:ChatGPT4は2023年4月までの情報が学習されているため、より幅広い質問により正確に回答することができます。

無料で使えるChatGPT4のデメリット

一方で、無料で使えるChatGPT4には少なからずデメリットもあります。

  • 処理時間が遅い:処理速度が遅いため、Plus版のChatGPT4に比べて返答に少し時間がかかってしまいます。
  • 制約が多い:ChatGPT Plus版のGPT-4に比べると、プロンプトを細かく分けて読み取る能力が低いことや使用回数に制限がある場合もあります。
  • アカウントを作成する必要がある:Copilot(旧:Bing)の場合だと、Microsoftのアカウントを作成してログインしなければならないのが難点と言えます。

上記のデメリットも考慮しつつ、ChatGPT Plusに加入するか無料版のChatGPT4を利用するか検討しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

ChatGPT4を無料で使う方法を4つ紹介してきました。いきなり有料プランに課金するのはちょっと抵抗があるという方にも、まずは無料版と合わせてChatGPT4が使えるサイトを利用するというのはおすすめです。

まとめると、

  • ChatGPT4を無料で使う方法には、以下の4つの方法がある
    • Copilot
    • HuggingFace
    • Poe.com
    • リートン(wrtn)
  • Copilot(旧:Bing)の場合、PCでは「Edge」から使える

でした。

できるだけ無料でいろいろ使いたい方も、課金するか悩んでいる方もぜひ紹介した方法でChatGPT4を無料で使ってみてください!

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