【テンプレつき】ChatGPT×読書感想文|AIをフル活用して書く方法!

ChatGPT

夏休みの宿題として定番の、読書感想文。本を読み、感想文の構成を考え、文章を書き…と、多くの時間と手間を必要とする読書感想文には、苦い思い出を持つ方もいるのではないでしょうか。

「読書感想文も、ChatGPTを使って書けば楽勝なのに…」と考えたことのある方も多いと思います。

実は、いくつかのコツを理解するだけで、バレずにChatGPTを活用しながら読書感想文を書くことができます。

この記事を読めば、読書感想文を書く際のChatGPTの活用方法が分かるようになります!ぜひ最後までお読みください。

📖この記事のポイント

  • ChatGPTを最強の補助ツールとして有効活用すれば、本や文章が苦手でも簡単に読書感想文が書ける!
  • 本のあらすじをChatGPTに尋ねるときは、内容の正しさに注意しつつ、「感想を抱きやすそうな場面」まで聞く!
  • ChatGPTからインタビューを受け、感想文の材料を揃える!
  • 体験談や普段の言葉づかいを入れて、自分らしい文章に整える!
  • 自分の作品に責任を持ちつつ、AIツールを便利に有効活用しよう!
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

読書感想文でChatGPTを最大限に活用する方法!

感想文とは、具体的なエピソードも交えながら、自分が感じたことを書くものです。そのため、感想文の執筆をChatGPTに丸投げしてしまうと、AIを使ったことが先生にバレてしまう可能性があります。ChatGPTには、あなたのエピソードや感じたことを書くことができないからです。

ですが、諦める必要はありません!ChatGPTをフル活用して読書感想文を最短で終わらせる方法はあります!それは、ChatGPTを「最強の補助ツール」として使う方法です。

読書感想文の執筆は、大きく分けて以下の3つのステップに分かれます。

①本の内容をもとに、感想文の材料を見つける

②構成を作り、文章を執筆する

③最後に自分の言葉に整える

このうち、①と②の工程では、バレずにChatGPTを積極的に活用することができます!

それでは、具体的な活用方法を見ていきましょう。

学校やコンクールの主催者がAIに関するルールを定めている場合は、しっかりと確認しておきましょう。AIの使用を明確に禁止している場合は、トラブル防止のためにChatGPTを使わないことも大切です。

ChatGPTを活用した論文作成やレポート作成については以下の記事で解説しているので、こちらもぜひご覧ください。

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読書が苦手でも作品のポイントを理解するには?

読書感想文の執筆に着手する前に、まずは本を1冊読み切る必要があります。課題図書が長編作品の場合、読了は非常に高いハードルとなります。

ですが、安心してください。ChatGPTを使って、作品の内容をあっという間に理解することができます!

特定の場面やセリフをピックアップする

読書感想文は、本全体の内容を全て踏まえて書く必要はありません。特に印象に残った場面やセリフがあれば、それについての感想文を完成させることができます。

本全体の感想をなんとなく書くよりも、とある1つの場面やセリフを深掘りした方が、評価が高くなることもあります!

途中まででも大丈夫なので、軽く本を読んでみて、気になった場面やセリフをピックアップしてみましょう。そのときの自分の感想もメモしておくと、このあとの作業に役立ちます。

ChatGPTにあらすじやポイントを質問する

自分で本を読んで気になったところをピックアップできなくても、ChatGPTの力を借りれば解決できます。

大切なのは、読書感想文に繋がる回答を得ることです。ただあらすじを理解するのではなく、「感想を抱きやすそうな場面」を見つけることを忘れないでくださいね。

ChatGPTは、作品の内容について誤った情報を出力するおそれがあります。本を全く読まずにChatGPTにあらすじを出力させることは避けて、自分の目で内容の正しさを確認するようにしてください。

ChatGPTへの質問にすぐに使えるテンプレートをご紹介!

ここからは、ChatGPTへの質問に使えるテンプレートをご紹介します。コピペしてそのまま使えるので、テンプレート内の「○○」の部分を変えて使ってみてください。

①あらすじを説明してもらう

まずは、ChatGPTに簡単なあらすじを出力してもらいましょう。

これから読書感想文を書く必要があります。
私はまだこの本を読んでいません。

以下の本について、
・ネタバレは最小限
・感想につなげやすい形で
・〇歳でも分かる言葉で

あらすじを200字程度で説明してください。

【本の作者・タイトル】
〇〇〇〇『〇〇〇〇』

試しに、筆者もやってみます。作品は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』です。

読書感想文でのChatGPTの活用例①。あらすじの生成。

とても分かりやすいあらすじが生成されました。しかしこれだけでは感想を書くことはできないため、このあらすじを踏まえてもう一つ質問していきます。

②感想を書きやすそうなシーンを聞く

次に、感想文の中で取り上げる場面やセリフ選びも手伝ってもらいましょう。

この本の中で、
・感想を書きやすそうな場面を3つ
・それぞれ「どんな気持ちになりやすいか」
を簡単に教えてください。

この質問で、共感しやすい場面、疑問に思いやすい場面をピックアップすることができます。ChatGPTが回答した候補の中から、あなたのお好みで選んでみてください。

ここまでできれば、本を全部読んでいなくても、本の内容について「考えること」はできる状態になります!読書感想文を書くためには、実はこの状態になれれば十分です。

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ChatGPTと感想文を仕上げる2ステップ!

ChatGPTと感想文を仕上げる2つのステップ。ステップ1で質問を通じてネタを引き出し考えを整理、ステップ2で下書きを文章に整えて完成させるシンプルな流れの解説図解。

題材にする場面やセリフが決まったところで、次は、あなたが抱いた感想や自分の経験を織り交ぜていきましょう。オリジナルの読書感想文を完成させるための、とても大切な工程です。

感想文のネタを引き出してもらう

読書感想文の一番の関門は、「そもそも何を書けばいいか思いつかない」ことかもしれません。

そこで、ChatGPTにインタビュアーになってもらい、自分の感想や経験のネタを引き出してもらいましょう。

このテンプレートを使えば、ChatGPTが感想文の材料づくりを手伝ってくれるようになります。

読書感想文を書く必要がありますが、何を書けばいいか分かりません。
あなたは質問役になって、私から読書感想文の材料を引き出してください。

・質問は1回に1つずつ
・合計7問くらい
・私は短く答えます

最後に、私の回答を「感想文に使える材料」として箇条書きで整理してください。

【本のタイトル】〇〇〇〇
【学年】〇年生
【字数】〇〇字
【口調】ふだんの自分(例:少しくだけた感じ)
【印象に残った場面や一言】〇〇

ChatGPTからの質問に回答する際、長い文章で答える必要はありません。また、「よく分からない」「あらすじしか知らない」と言っても大丈夫です。そのときも、ChatGPTが上手に誘導してくれます。

試しに、中学2年生を想定して、『銀河鉄道の夜』の800字の感想文づくりのためのインタビューを受けてみました。

読書感想文でのChatGPTの活用例②。感想文の材料集め。

答えやすいような、シンプルな質問を投げかけてくれます。時々難しい質問が来ましたが、「分からない」と答えたらすぐに簡単な言葉に言い換えて質問を続けてくれたので、安心できました。

いくつかの質問に答えたあと、ChatGPTが感想文の材料を整理してくれました。それがこちらです。

感想文に使える材料(整理)

  • 主人公ジョバンニが、周りからからかわれ孤独を感じている姿に共感した
  • 特に、子どもなのに仕事を手伝い、家族が病気でそばにいない状況がつらそうで「かわいそうだ」と感じた
  • カムパネルラが「幸せとは何か」を問いかける場面が強く印象に残った
  • 幸せは大人でも簡単に答えを出せない、難しいものなのかもしれないと思った
  • 自分にとっての幸せは、健康やお金、周りの応援があって「やりたいことをちゃんとやれること」だと考えた
  • 読後、友だちを見る目が少し変わり、周りに合わせていても本当は優しい人がいるかもしれないと感じるようになった
  • これから読む人には、物語後半、銀河鉄道から人がだんだんいなくなるクライマックスを特に読んでほしいと思った

一人で進めると大変な作業も、ChatGPTと一緒に進めることで一気にやりやすくなりました。

材料を感想文の形にする

感想文の材料が揃ったところで、いよいよ文章の執筆へ移りましょう。

とはいえ、ChatGPTにいきなり完成文を出させると、失敗のリスクも高まります。まずは短い骨組みを作ることがおすすめです。

このようなプロンプトを送りましょう。

これまでの内容を使って、読書感想文の構成を作ってください。
構成は次の3つでお願いします。

① 心が動いた場面(あらすじは短く)
② なぜそう思ったか(理由)
③ 自分の経験や考え(具体例1つ)

まずは各段落2〜3文の短い下書きで書いてください。

出力された下書きを確認し、内容がズレているところや不自然なところがなく、納得できる文章かどうかを確認したら、文章に整えてもらいましょう。

この下書きを、内容を増やしすぎずに〇〇字に整えてください。

こうしてできた読書感想文は、ChatGPTに丸投げした文章ではなく、あなたの経験や感情をもとにして作られた「あなたの読書感想文」になっているはずです。完成まであと少しです!

「AIっぽい文章」から卒業するチェックリスト

AI作成の読書感想文を自然にする3つのポイント。接続詞を整理して硬い表現を減らす、言葉を自分流の言い回しに変える、自分の体験談を足して肉付けする、のチェックリスト。

ChatGPTに文章の生成をさせると、どうしてもAI特有の無機質な文になってしまいます。「この文章、AIっぽいな」と思った経験がある方もいるかもしれません。

読書感想文も、最後に自分の目で文章を「推敲」することで、感想文を完全に自分のものにすることができます。それではポイントを見ていきましょう。

難しい接続詞を減らす

AIは「しかしながら」「さらに」「したがって」のような、硬い接続詞を使うことがあります。年齢にもよりますが、読者の皆さんの中でこのような言葉を日常的に使っている方は、多くはないでしょう。

学生の読書感想文でこのような接続詞を使うと、「機械っぽさ」が出てしまい、不自然に見えてしまうのです。

難しい接続詞は、「ですが」「だから」などの日頃よく使う接続詞に変えてみましょう

Before:「したがって、私は主人公の勇気に感銘を受けました。」

After: 「だから、主人公の勇気はすごいなと思いました。」

学生らしい言葉遣いに直す

AIは文章力に富んでいて語彙も豊富です。時には、ほとんどの学生が使わないような言葉も生成します。

それを、あなたがよく使う言葉に直すだけで、自分らしさのある文章に変わります

読書感想文でのChatGPTの活用例③。実際に生成された感想文。

こちらは、ChatGPTが出力した文章例です。あなたが普段は使わない言い回しが、いくつ見つかるでしょうか。

私は、第二段落の初めの「私がこの場面に強く反応した理由は、」という部分に違和感を覚えました。この言葉を、次のように改善しようと思います。

Before:「私がこの場面に強く反応した理由は、」

After:「なぜこの場面が気になったかというと、」

特定の段落の言い回しを丸ごと変えたい場合は、ChatGPTに相談するのもいいでしょう。このようなプロンプトを送ると、ChatGPTはすぐに別の文章を提案してくれます。

「最後の段落の表現が硬い気がするので、もう少しくだけた表現に変えてください。」

どのように改善すればいいか分からないときは、あなたが以前書いた作文などと見比べてみてもいいかもしれません。

具体的な自分のエピソードを入れる

読書感想文の中に自分の体験談を入れることで、一気に「自分の感想文」になります。しかし、ChatGPTには、あなたの人生経験は語れません。あなた自身で肉付けをすることが必要です。

感想文で、共感したところや自分なりに考えたことを書く場合には、「なぜそう思ったのか」を裏付ける自分のエピソードを加えてみましょう。例えば、このようなものです。

「○○な場面を読んで、強く勇気づけられました。私も、部活動の大会で負けそうなとき、友達に励まされたことで最後まで諦めずに踏ん張り、逆転できたことがあるので、主人公にすごく共感しました。

本の内容とは無関係のエピソードでも全く問題ありません。具体的で自分らしい体験談を加えることで、オリジナリティが高まります。

最終確認!バレやすさが出る3つの落とし穴

AIで作成した感想文の最終確認チェックポイント。内容ミスを防ぐ「あらすじ確認」、普段の書き方との違和感をなくす「文章の差」、自分の意見を反映させる「丸投げ防止」の3つの落とし穴を解説。

読書感想文でAIを使ったことがバレてしまう可能性は、ゼロではありません。しかし、AIを使ったことがバレてしまう感想文には、次のような共通点があります。

ここまでの手順で作成した感想文がバレやすい文章になっていないか、ここで最終確認しましょう!

ChatGPTが回答した本のあらすじが間違っている

ChatGPTに本のあらすじを尋ねた方は、内容が正しいかどうかもう一度確認してください。

ChatGPTは本の中身を記憶しているわけではなく、文脈的に正しそうな言葉を繋げているだけなのです。そのため、たまに間違った内容の文章を出力することがあります。

間違ったあらすじをそのまま書いたり、そのあらすじをもとに感想を書いたりすれば、「その本を読まずに感想文を書いている」ことがバレバレになってしまうので、気を付けましょう。

あなたの普段の文章とのギャップが生まれている

学校の先生やコンクールの審査員は、今までに何枚もの読書感想文をチェックしてきた「プロ」です

また、担任の先生や国語の強化担当の先生ならなおさら、あなたが普段書いている日記や小テストの記述、連絡帳などの「生身の文章」を知っています。

生徒の文章には、語彙の偏り、助詞の誤りなどがつきものです。しかしAIが作る文章は妙に大人びてしまうので、そこには日頃の文章との「ギャップ」が生まれます。

ChatGPTで作った文章も、自分らしい言葉遣いに直していない場合には、ギャップを怪しまれ、バレることに繋がるでしょう。

推敲段階で、丁寧に言葉遣いを改善するようにしてください。

丸投げの痕跡が残っている

中身の薄い、うわべだけの感想文は、AIへの丸投げを疑われてしまいます。

体験談が入っていない文章は、誰にでも書けてしまいます。また、本の具体的なシーンについて掘り下げていないような文章は、本を読まなくても書けます。このような読書感想文は、オリジナリティに欠ける、「AIっぽい」文章と思われてしまいます。

ChatGPTに丸投げせず、自分で考えて書いた痕跡を散りばめましょう。その作業を行うかどうかで、読書感想文の質が明らかに変わります。

まとめ

ここまで、ChatGPTを活用して読書感想文を書く方法について解説してきました。いかがだったでしょうか?

この記事をまとめると、次のようになります。

  • ChatGPTを有効活用すれば、本のあらすじの理解や感想文の構成作りなど、多くの作業が簡単になる
  • 自分の言葉に直したり、自分のエピソードを加えたりすることで、「あなたにしか書けない読書感想文」になる
  • AIを使ったことがバレないように、内容ミスや文章の不自然さがないかしっかりと確認することが大切

ChatGPTを使ったとしても、完成した読書感想文はあなたの作品です。損をすることがないように、しっかりと責任を持つことを忘れず、ChatGPTを活用していきましょう!

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