ChatGPTでDALL-E3を使った画像生成では、簡単に綺麗な画質の画像が生成できます。
しかし、画像サイズを変更したり、さらに高画質の画像を作ることはできるのでしょうか?
今回は、ChatGPT(DALL-E3)で画像生成する際の、画質と画像サイズについて解説していきます!
ChatGPT(DALL-E3)で生成できる画像サイズは3種類のみ
ChatGPTで使える画像生成AI、DALL-E3では現在、以下の3種類のサイズで画像が生成できます。
正方形(アスペクト比1:1、1024×1024ピクセル)
横長(アスペクト比16:9、1792×1024ピクセル)
縦長(アスペクト比9:16、1024×1792ピクセル)
指定できるのはこの3種類のみで、Stable Diffusionのように、細かくピクセル数やアスペクト比の調整をすることはできません。
しかし、HD・ハイビジョンと呼ばれる画像が1280×720ピクセルであることを考えると、そこそこの画質であるとも言えます。
他の画像生成AIで高画質にする手段はあまり意味がない
Stable Diffusionなど他の画像生成AIでは、画像をくっきり鮮明にさせるために「VAE」と呼ばれる補助ツールを導入したり、プロンプトに「4K」などの単語を入れたりします。
しかし、ChatGPTで使えるDALL-E3は機能がシンプルなため、補助ツールの導入はできません。
また、画像の質を上げようとするプロンプトも意味がないようです。
試しに、同じSeedを使って「4K, high resolution」という単語だけ追加して生成した画像との比較を行いましたが、違いは見られませんでした。全く同じ画像です。
※DALL-E3で使えるプロンプトのコツを以下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
さらに高画質にしたい場合は外部ツールを使おう
それでもさらに高画質の画像が欲しい!という場合には、外部ツールの使用がおすすめです。
こちらで紹介しているBig jpgというAI画像拡大ツールを使うと、簡単に解像度の上がった画像が生成できます。
左が解像度を上げる前、右が解像度を上げた後の画像になります。
画像がかなり滑らかな印象になっていいますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ChatGPT(DALL-E3)で生成した画像の画質や画像サイズ、高画質にする方法について解説してきました。
今回のポイントをまとめると以下のようになります!
- ChatGPT(DALL-E3)で生成できる画像サイズは3種類のみ
- 他の画像生成AIで使われている高画質にする方法は使えない
- さらに高画質にしたい場合は外部ツールの使用がおすすめ
お好みのサイズ調整をしながら、ChatGPT(DALL-E3)で画像生成をしてみてください!
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ?
- おすすめのGPTsが知りたい
同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください!