2025年10月、OpenAIが満を持してリリースした動画生成AI「Sora 2」のAPIが、ついに一般公開されました!
テキストや画像から高品質な動画を生成できるSora 2ですが、「APIって難しそう…」「どうやって使えばいいの?」と戸惑っている方も多いのではないでしょうか?
実は、Sora 2のAPIを使えば、
- Webアプリ版にはないウォーターマークなしの動画生成
- 既存の動画を編集できるリミックス機能
- 画像を起点にした動画作成
- プログラムからの自動生成
など、アプリ版以上に柔軟で強力な動画制作ができるようになるんです!
さらに、Sora 2のAPIを組み込んだサードパーティのサービスも続々と登場しており、開発知識がなくても手軽に利用できる環境が整いつつあります。
この記事では、Sora 2 APIの基本から実装方法、料金体系、そして実際の活用事例まで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます!
📖この記事のポイント
- Sora 2 APIとは何か、アプリ版との違いや使うメリットを理解できる
- 料金体系を詳しく解説!Sora 2と2 Proの価格差や、お得に使えるサードパーティサービスも紹介
- APIの導入手順を初心者向けに丁寧に説明!認証からセットアップまで分かりやすく解説
- リミックス・画像参照機能など、API経由だからこそ使える便利機能の活用方法が分かる!
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無料AIセミナーを見てみるSora 2 APIとは?Web・アプリ版との違いを解説
まずは、Sora 2 APIがどんなサービスなのか、基本から押さえていきましょう!
Sora 2 APIの基本概要
Sora 2 APIは、OpenAIが2025年10月7日の「OpenAI DevDay 2025」で正式に発表した、プログラムから動画生成ができるAPIサービスです。
従来のSoraはWebアプリ版のみの提供でしたが、API公開によって開発者が自分のアプリケーションやサービスに動画生成機能を組み込めるようになりました!
Sora 2 APIの最大の特徴は、テキストや画像から音声付きの高品質な動画を生成できること。3D空間の理解やモーションの連続性、シーンの整合性まで考慮した、リアルで自然な動画を作り出してくれます。
また、APIは非同期処理に対応しているため、動画生成中も他の作業をブロックせずにアプリケーションを動かし続けられるのも嬉しいポイントですね。
2つのモデルが選べる
Sora 2 APIでは、用途に応じて2つのモデルから選択できます。
Sora 2 | ・速度と柔軟性を重視した標準モデル ・プロトタイピングやコンセプト検証に最適 ・解像度は720p(1280×720 / 720×1280) ・SNSコンテンツやラフカット制作向け |
Sora 2 Pro | ・高品質な出力が得られるプロフェッショナル版 ・映画品質の映像やマーケティング素材に最適 ・720pに加えて高解像度(1792×1024 / 1024×1792)にも対応 ・レンダリング時間は長めだが、より洗練された結果が得られる |
用途に応じてモデルを使い分けることで、コストと品質のバランスを取りながら効率的に動画制作ができますよ!
Web・アプリ版とAPI版の主な違い
「アプリ版とAPI版、何が違うの?」と疑問に思う方も多いですよね。ここでは、両者の具体的な違いを見ていきましょう!
①ウォーターマークの有無
最も大きな違いが、ウォーターマーク(透かし)の有無です。
- アプリ版:生成動画にSoraのウォーターマークが入る
- API版:ウォーターマークなしのクリーンな動画が生成される
商用利用やクライアントワークを考えている方にとって、この違いはとっても重要ですね!
②利用できる機能の幅
API版では、アプリ版にはない機能も利用できます。
機能 | アプリ版 | API版 |
---|---|---|
テキストから動画生成 | 〇 | 〇 |
画像参照での生成 | 〇 | 〇 |
リミックス機能 | △(制限あり) | 〇 |
Webhook通知 | ✖ | 〇 |
プログラムからの自動生成 | ✖ | 〇 |
ライブラリ管理API | ✖ | 〇 |
特にWebhook機能は、動画生成完了時に自動で通知を受け取れるため、大量の動画を効率的に処理したい場合に便利です。
③アクセス条件の違い
利用開始のハードルにも違いがあります。
アプリ版 | ・招待コード制(2025年10月時点) ・日本からもVPN不要でアクセス可能に |
API版 | ・OpenAI Platformでの課金が必須(Tier 1以上) ・Organization Verification(本人確認)が必要 ・最低5ドルの課金でTier 1にアップグレード |
API版は初期設定にやや手間がかかりますが、その分自由度の高い使い方ができるようになっています。
※Soraの招待コードの入手方法や使い方については、以下の記事で詳しく解説しています!
API版を使うメリット・デメリット
最後に、API版のメリット・デメリットを整理してみましょう。
- ウォーターマークなしで利用できる:商用プロジェクトでも安心して使えるクリーンな動画が手に入ります。
- 自動化・大量生成が可能:プログラムから呼び出せるため、バッチ処理や自動生成の仕組みが構築できます。
- 既存サービスに組み込める:自社アプリやWebサービスに動画生成機能を追加できます。
- 細かい制御ができる:解像度、秒数、モデル選択など、パラメータを柔軟に調整可能です。
- サードパーティサービスでも利用可能:Higgsfield AIやKREA AIなど、Sora 2 APIを組み込んだサービスも登場しており、開発知識がなくても使えます。
- 初期設定のハードルが高い:APIキー取得、課金、本人確認など、使い始めるまでの手順が多めです。
- 開発知識が必要(直接利用の場合):PythonやJavaScriptなどのプログラミング知識が求められます。
- コストが従量課金:使った分だけ課金されるため、大量生成する場合はコスト管理が必要です。
- アプリ版より制限が多い場合も:解像度の選択肢など、一部の機能ではアプリ版の方が柔軟な場合があります。
とはいえ、サードパーティサービスを使えば開発知識がなくてもAPI版の恩恵を受けられるので、「プログラミングはちょっと…」という方も安心してくださいね!
Sora 2 APIの料金体系を徹底比較!
Sora 2 APIを使ってみたいけど、「料金がいくらかかるのか分からなくて不安…」という方も多いですよね。
ここでは、Sora 2とSora 2 Proの料金プランを分かりやすく解説していきます!
Sora 2の料金プラン
まずは標準モデルのSora 2から見ていきましょう。
Sora 2は1秒あたり0.10ドルという料金設定になっています。解像度は720p(1280×720 / 720×1280)のみの提供です。例えば、こんな感じです。(※1ドル=150円で計算)
- 4秒の動画: 0.40ドル(約60円)
- 8秒の動画: 0.80ドル(約120円)
- 12秒の動画: 1.20ドル(約180円)
短い動画であれば100円前後で生成できるので、気軽に試しやすい価格設定ですね!
ちなみに、テキストから動画を生成する場合でも、画像を起点にした生成(Image to Video)でも料金は同じです。どちらを使っても追加料金はかからないので安心してください。
Sora 2 Proの料金プラン
続いて、高品質版のSora 2 Proを見てみましょう。Sora 2 Proは解像度によって料金が変わる仕組みになっています!
標準画質(720p)の場合
解像度720p(1280×720 / 720×1280)では、1秒あたり0.30ドルです。例えば、こんな感じです。(※1ドル=150円で計算)
- 4秒の動画: 1.20ドル(約180円)
- 8秒の動画: 2.40ドル(約360円)
- 12秒の動画: 3.60ドル(約540円)
無印版の3倍の価格になりますが、その分より洗練された高品質な動画が生成されます。
高解像度(1080p相当)の場合
解像度1024×1792 / 1792×1024では、1秒あたり0.50ドルとさらに高くなります。例えば、こんな感じです。(※1ドル=150円で計算)
- 4秒の動画: 2.00ドル(約300円)
- 8秒の動画: 4.00ドル(約600円)
- 12秒の動画: 6.00ドル(約900円)
映画品質のクリエイティブ制作やマーケティング用の本格的な動画を作りたい場合は、この高解像度版がおすすめです!
料金表で一目瞭然!コスト比較してみた
ここまでの料金をまとめた比較表がこちらです。
モデル | 解像度 | 1秒あたり | 4秒 | 8秒 | 12秒 |
---|---|---|---|---|---|
Sora 2 | 720p | $0.10 | $0.40 | $0.80 | $1.20 |
Sora 2 Pro | 720p | $0.30 | $1.20 | $2.40 | $3.60 |
Sora 2 Pro | 1024×1792 | $0.50 | $2.00 | $4.00 | $6.00 |
料金を抑えつつ効率的に動画制作するなら、以下のような使い分けがおすすめです!
- まずはSora 2でプロトタイプを作成:ラフな段階では安価な無印版で方向性を確認
- 気に入ったらSora 2 Proで本番生成:完成形だけを高品質モデルで生成すれば無駄なコストを削減
- 短い動画から試す:4秒や8秒の短尺動画で効果を確認してから12秒に挑戦
- リミックス機能を活用:一度生成した動画を編集する方が、ゼロから作るよりコスト効率が良い場合も
※Sora 2とSora 2 Proの詳しい違いや選び方については、以下の記事も参考にしてください!
Sora 2 APIで何ができる?主要機能を紹介
料金が分かったところで、「実際にどんなことができるの?」という疑問が湧いてきますよね。
ここでは、Sora 2 APIで使える便利な機能を一つずつ紹介していきます!
テキストから動画を生成
最も基本的な機能が、テキストプロンプトから動画を生成する機能です。
例えば「夜の街をバイクで走るクールな猫の動画」と入力するだけで、AIがそのシーンを映像化してくれます!プロンプトの書き方次第で、カメラアングルや照明、動きの細かいニュアンスまで指定できるんです。
効果的なプロンプトを書くコツは、以下の要素を盛り込むことです。
- ショットタイプ(ワイドショット、クローズアップなど)
- 被写体と動作(何が、どう動くか)
- 設定と背景(場所、時間帯)
- 照明条件(朝の光、ネオンライトなど)
- プロンプト例:「草原の公園で赤い凧を飛ばす子供のワイドショット。ゴールデンアワーの太陽光。カメラはゆっくり上方にパンする」
このように具体的に書くほど、イメージ通りの動画が生成されやすくなりますよ!
画像を起点にした動画作成(Image to Video)
静止画を動画の最初のフレームとして指定できる機能です。
この機能が便利なのは、ブランドロゴやキャラクター、特定の背景など「絶対に変えたくない要素」を固定できる点。例えば、商品写真を起点にして、その商品が動き出すような動画を作ることもできちゃいます!
- 画像の解像度は生成する動画のサイズパラメータと一致させる必要がある
- 対応フォーマット:JPEG、PNG、WebP
- 現在、人間の顔を含む画像は使用できない(2025年10月時点)
画像をアップロードした後は、「彼女は振り返って微笑み、ゆっくりとフレームから歩き去る」といったプロンプトで動きを指示すればOKです!

動画のリミックス機能
既に生成した動画を部分的に編集できるのがリミックス機能です。
例えば、すでに作った動画に対して、「背景を星空の夜に変更して」といった指示を出すだけで、元の構図や動きの流れを保ちながら調整してくれます!
- ゼロから作り直すよりもコスト効率が良い
- 元の動画の良い部分はそのまま活かせる
- 細かい調整を段階的に重ねられる
一度に大きな変更をするよりも、1つずつ明確な修正を加えていく方が、より安定した結果が得られますよ。
生成動画のダウンロード(MP4形式)
生成が完了した動画は、MP4形式でダウンロードできます。ダウンロードURLは生成後24時間有効なので、長期保存したい場合は早めに自分のストレージに保存しておきましょう!
さらに便利なのが、動画本体だけでなく以下のファイルも同時に取得できることです。
- サムネイル(WebP形式):プレビュー表示に便利
- スプライトシート(JPG形式):動画の各コマを並べた画像
これらはカタログ表示やスクラバー機能の実装に活用できるので、Webサービスに組み込む際に重宝しますね!
動画ライブラリの管理
API経由で生成した動画は、一覧表示や削除もプログラムから操作できます。
- 一覧取得:過去に生成した動画をリスト表示
- ページネーション:大量の動画を効率的に表示
- 並べ替え:作成日時などで並び替え
- 削除:不要な動画をストレージから削除
特に大量の動画を扱う場合、手動で管理するのは大変なので、API経由で自動化できるのは嬉しいポイントです!
生成完了通知機能(Webhook)
動画生成は数分かかることもあるため、Webhookで自動通知を受け取れる機能が用意されています。
通常は定期的にステータスを確認する「ポーリング」という方法を使いますが、Webhookを設定しておけば、生成が完了したら自動で通知が届くようになります!
video.completed
:動画生成完了video.failed
:動画生成失敗
大量生成や自動化を考えているなら、Webhookの活用は必須と言えますね!
サムネイル・スプライトシートの取得
先ほど少し触れましたが、動画本体以外にも補助ファイルが取得できます。
サムネイル(thumbnail) | ・動画の代表的な1フレームを抽出した画像 ・一覧表示やプレビューに最適 ・WebP形式で軽量 |
スプライトシート(spritesheet) | ・動画を複数のコマに分割した画像 ・動画プレーヤーのシークバーに使える ・JPG形式 |
これらは動画よりもファイルサイズが小さいので、Webサイトでの表示速度改善にも役立ちますよ!
ここまで見てきたように、Sora 2 APIはただ動画を作るだけでなく、編集・管理・通知まで一通りの機能が揃っています。
Sora 2 APIの導入手順を初心者向けに解説!
「機能は分かったけど、実際にどうやって使い始めればいいの?」という疑問にお答えします!
ここでは、Sora 2 APIを使えるようになるまでの手順を、初心者の方にも分かりやすく解説していきますね。
事前準備:必要なものリスト
まずは、導入に必要なものを確認しておきましょう。
必須アイテム | ・クレジットカード(課金用) ・スマートフォン(本人確認用) ・身分証明書(運転免許証やパスポートなど) ・OpenAIアカウント |
あると便利なもの | ・Pythonの基礎知識(直接APIを叩く場合) ・コードエディタ(VS Codeなど) |
開発経験がない方でも、後ほど紹介するサードパーティサービスを使えば簡単に利用できるので安心してくださいね!
OpenAI APIキーの取得方法
それでは、実際の手順を見ていきましょう!
- STEP1OpenAI Platformにアクセス
OpenAI Platformにアクセスし、アカウントを作成またはログインします。
- STEP2APIキーを生成
①ダッシュボード右上のメニューから「API keys」を選択
②「Create new secret key」ボタンをクリック
③キーに分かりやすい名前を付ける(例:「Sora動画生成用」)
④生成されたAPIキーをコピーして安全な場所に保存
また、APIキーは絶対に他人に見せたり、GitHubなどに公開したりしないでください。悪用されて高額請求が来る可能性があります…!
Tier 1へのアップグレード
APIキーを取得しただけでは、実はまだSora 2は使えません。Tier 1以上の課金ユーザーになる必要があるんです。
課金していない状態でAPIを叩くと、以下のようなエラーが出ます。
Error code: 400 - Billing hard limit has been reached.
これは「課金していないから使えないよ」というメッセージです。焦らず課金設定を進めましょう!
- STEP1ダッシュボードの「Settings」→「Billing」を開く
- STEP2「Add payment details」をクリック
- STEP3最低5ドルをチャージ
- STEP4クレジットカード情報を登録
5ドルをチャージすると、自動的に「Free Tier」から「Tier 1」にアップグレードされます!
Organization Verification(本人確認)の手順
課金が完了しても、まだもう一つハードルがあります。それがOrganization Verification(組織認証・本人確認)です!
以下のようなエラーが表示されたら、本人確認が必要です。
Error code: 403 - Your organization must be verified to use the model 'sora-2'.
- STEP1「Verify Organization」ボタンをクリック
- STEP2スマートフォンで専用ページが開く
- STEP3画面の指示に従って以下を撮影
身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
自分の顔(リアルタイム撮影)
- STEP4審査完了を待つ
本人確認が完了しても、すぐにはAPIを使えません!システムへの反映に最大15分かかることがあるので、少し待ちましょう。
認証が完了すると、Organization設定ページのステータスが「Verified」に変わります。これで準備完了です!
環境構築:Pythonでの実装例
ここからは、実際にプログラムからAPIを使う方法を見ていきます。(開発知識がない方は、この章は読み飛ばしてもOKです!)
- STEP1Pythonライブラリのインストール
ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下を実行
pip install openai
- STEP2環境変数の設定
セキュリティのため、APIキーは環境変数に設定しましょう。
Mac/Linuxの場合
export OPENAI_API_KEY='sk-proj-xxxxxxxxxx'
Windowsの場合(PowerShell)
$env:OPENAI_API_KEY='sk-proj-xxxxxxxxxx'
または、
.env
ファイルを作成して管理する方法もあります!OPENAI_API_KEY=sk-proj-xxxxxxxxxx
Pythonコード内で読み込む
from openai import OpenAI from dotenv import load_dotenv load_dotenv() # .envファイルを読み込み client = OpenAI() # 環境変数から自動取得
APIを使った動画生成方法:サンプルコード付き
それでは、実際に動画を生成してみましょう!基本的な生成コードは、こちらです。
from openai import OpenAI
import time
# クライアント初期化
client = OpenAI()
# 動画生成リクエスト
print("🎬 動画生成を開始します...")
video = client.videos.create(
model="sora-2",
prompt="草原を走る柴犬の動画",
size="1280x720",
seconds="4" # "4", "8", "12"のいずれか
)
print(f"✅ ジョブID: {video.id}")
print(f"📊 初期ステータス: {video.status}")
# ステータス確認(ポーリング)
while video.status in ("queued", "in_progress"):
time.sleep(10) # 10秒待機
video = client.videos.retrieve(video.id)
print(f"⏳ 生成中... ステータス: {video.status}")
# 生成完了チェック
if video.status == "completed":
print("🎉 動画生成が完了しました!")
# MP4ダウンロード
content = client.videos.download_content(video.id)
with open("output.mp4", "wb") as f:
f.write(content.read())
print("💾 output.mp4 として保存しました!")
else:
print(f"❌ エラーが発生: {video.error}")
うまくいくと、こんな感じでログが流れます。
🎬 動画生成を開始します...
✅ ジョブID: video_abc123...
📊 初期ステータス: queued
⏳ 生成中... ステータス: in_progress
⏳ 生成中... ステータス: in_progress
🎉 動画生成が完了しました!
💾 output.mp4 として保存しました!
生成には数十秒から数分かかることがあるので、気長に待ちましょう!
ここまでの手順を踏めば、Sora 2 APIを使った動画生成ができるようになります。「プログラミングは難しそう…」という方も、次の章で紹介するサードパーティサービスなら簡単に使えるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Sora 2 APIを使えるサードパーティサービス
「プログラミングはちょっと難しそう…」「もっと手軽にSora 2を使いたい!」という方に朗報です!Sora 2のAPIを組み込んだサードパーティサービスが続々と登場しているんです。
ここでは、開発知識がなくても簡単にSora 2を使えるおすすめサービスを紹介していきます!
Higgsfield AI

Higgsfield AIは、画像・動画生成に特化した生成AIプラットフォームです。
2025年10月2日、Higgsfield AIが全プランの全ユーザーを対象に、人気AIモデルへの無制限アクセスを可能にする超太っ腹なキャンペーンを発表しました!
キャンペーン期間: 〜10月10日まで
なんと、月額9ドルのベーシックプランでも無制限なんです!これは試さない手はないですね。
それでは、実際にHiggsfield AIでSora 2を使う手順を見ていきましょう!
※Higgsfieldの詳しい使い方については、下記記事で詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。
- STEP1ダッシュボードメニューから「Sora 2」を選択
- STEP2プロンプトを入力
例: 「夕暮れの海辺を散歩する犬のワイドショット」(英語:Wide shot of a dog walking along the beach at sunset)
お好みで、設定も調整してください。
- STEP3「Generate」ボタンをクリック
完了したら自動でプレビュー表示されます。
このキャンペーンを使えば、Sora 2を含む人気モデルが使い放題!「APIの設定は面倒…」という方でも、ブラウザからすぐに試せるので、ぜひこの機会に体験してみてくださいね。
KREA AI

KREA AIは、業界最速レベルの処理速度が自慢のサービスです。
- 手書き入力からリアルタイムで画像・動画を生成
- 今週限定(〜10/13)でProおよびMaxユーザーが無制限利用可能
- 瞬時にプレビューが見られる直感的なUI
スピード重視の方や、プロトタイプをサクサク作りたい方におすすめです!
Freepik

Freepikは、生成AIとストック素材が一緒に使える「オールインワンAIクリエイティブスイート」です。
- Premium+以上で画像生成AIが無制限
- ストック写真・イラスト・動画素材も豊富
- Sora 2も利用可能(記事執筆時点で無制限キャンペーンはなし)
💡 お得情報:たまに割引クーポンが配布されるので、そのタイミングで契約するのがおすすめです!
どのサービスを選ぶか迷ったら、以下のポイントで判断するといいですよ。
無制限キャンペーン重視なら→ Higgsfield AI、KREA AI
コスパ重視なら→Freepik(ストック素材も使える)
自分の使い方に合ったサービスを選んで、快適なSora 2ライフを楽しみましょうね♪
Sora 2 APIの著作権・商用利用について
「生成した動画を商用で使いたいけど、著作権は大丈夫?」「クライアントワークで使っても問題ない?」こんな疑問をお持ちの方も多いですよね。
ここでは、Sora 2で生成した動画の権利関係について、しっかり解説していきます!
生成動画の著作権は誰のもの?
結論から言うと、Sora 2 APIで生成した動画の権利は、あなた(利用者)に帰属します!
OpenAIの利用規約では、以下のように明記されています。
「出力したものについての権利はすべて作成者に帰属する」
OpenAI Usage Policies
つまり、あなたが生成した動画はあなたの著作物として扱われるということです。これは他のOpenAI製品(ChatGPTなど)と同じルールですね。
ただし、権利があなたに帰属するとはいえ、以下の点には注意が必要です。
- プロンプトに含めた内容が他者の著作権を侵害していないか
- 例: 「ピカチュウが走る動画」→ ポケモンの著作権侵害の可能性
- 例: 「ディズニー風のお城」→ グレーゾーン
- 学習データに含まれる可能性
- 生成した動画は、OpenAIのモデル改善に使われる可能性があります
- 機密情報を含むプロンプトは避けましょう
※Soraの著作権についてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください!
商用利用は可能?
Sora 2 APIで生成した動画は商用利用が可能です!
クライアントワーク、広告制作、SNS投稿、YouTube動画など、幅広い用途で使えます。これは大きなメリットですね。
ただし、以下の点は必ず守りましょう※
- コンテンツポリシーを遵守する
- 暴力的・性的なコンテンツはNG
- 誤情報や詐欺的な内容もNG
- 第三者の権利を侵害しない
- 有名人やブランドロゴやキャラクター
- 楽曲の著作権
- クライアントへの説明:商用案件では、AI生成であることをクライアントに伝えておくと安心
※Soraの商用利用についてさらに詳しくは、以下の記事をご覧ください!
著作権や商用利用のルールをしっかり理解しておけば、安心してSora 2を活用できますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Sora 2 APIの料金体系から導入方法、実際の使い方、そしてサードパーティサービスの活用法まで、幅広くご紹介してきました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- Sora 2 APIは2つのモデルを用途に応じて使い分けられる(速度重視のSora 2、品質重視のSora 2 Pro)
- 料金は1秒単位の従量課金制で、Sora 2は$0.10/秒、Sora 2 Proは$0.30〜$0.50/秒
- API版はウォーターマークなしで商用利用も可能
- Higgsfield AIなどのサードパーティサービスを使えば開発知識不要で利用できる
- 生成した動画の著作権は利用者に帰属するが、コンテンツポリシーは遵守する必要がある
「動画生成AIを使ってみたいけど難しそう…」と思っていた方や、「Soraを商用で活用したい!」という方に、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?
ぜひ、この記事で学んだ知識を活かして、Sora 2 APIで素晴らしい動画作品を生み出してみてくださいね♪
※Sora 2の基本的な使い方については、以下の記事も参考にしてください!
※Soraの制限事項についてさらに詳しく知りたい方は、こちらもチェック!
romptn aiが提携する「SHIFT AI」では、AIの勉強法に不安を感じている方に向けて無料オンラインセミナーを開催しています。
AIを使った副業の始め方や、収入を得るまでのロードマップについて解説しているほか、受講者の方には、ここでしか手に入らないおすすめのプロンプト集などの特典もプレゼント中です。
AIについて効率的に学ぶ方法や、業務での活用に関心がある方は、ぜひご参加ください。
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