コピペするだけで簡単!Geminiで「きのこ犬」画像を生成する方法とプロンプト集

Gemini

最近、SNSを中心に、AIでペットの写真にきのこの着ぐるみを着せた「きのこ犬」の画像を作るのが流行しています。

ただし、プロンプト(AIへの指示文)があいまいだと、脚が消えたり、着ぐるみが変だったりと、不自然な仕上がりになりがちです。

この記事では、Geminiの画像生成機能を使って「きのこ犬」画像を作る手順やコピペで使えるプロンプト例、失敗したときの対処法までわかりやすくまとめます。

犬はもちろん、猫などほかのペットでも応用可能です。ぜひ最後までご覧ください。

📖この記事のポイント

  • Geminiで「きのこ犬」を作る手順は簡単4ステップ。
  • 犬以外(猫など)にも応用OK!
  • コピペで使えるプロンプトを4種類ご紹介。(なめこ・しめじ・エリンギ・まいたけ)
  • 失敗したときは、チャットでどこをどう直したいかを具体的に指示することが重要。それでも修正できないときは、新しいチャットで再生成。
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

超簡単!Geminiで「きのこ犬」の画像を作る方法

ここでは、Geminiで「きのこ犬」の画像を作る基本手順を解説します。操作は画像をアップロードして指示文を送るだけで、無料でできます。初めてでも迷いにくいよう、4ステップでまとめました。

Geminiで「きのこ犬」を作る方法
  • STEP1
    Geminiを開く

    GeminiのWeb版またはアプリ版を開きます。着ぐるみを着せたいペットの写真が入っている端末(スマホ/PC)で作業するとスムーズです。

  • STEP2
    画像生成モードに切り替えて、元画像をアップロードする

    Geminiを開いたら、画面中央の「ツール」→「画像を生成」を選択します。

    Geminiの操作画面

    続いて「+」→「ファイルをアップロード」から、着ぐるみを着せたいペットの写真を選びます。

    画像はできるだけ以下のようなものがおすすめです。

    • 全身/脚が写る
    • 顔が正面寄り
    • 背景がシンプル
    • 暗すぎない
    • 被写体が小さすぎない
    ファイルアップロード画面
  • STEP3
    プロンプトを入力して生成を開始する

    チャット欄にプロンプト(指示文)を入力し、右下の紙飛行機アイコンで送信すると生成が始まります。

    可能であれば、画面右下のモデル/モード設定から「Pro」や「思考モード」などを選ぶと、指示が通りやすくなり出力が安定しやすいです。

    プロンプト入力画面

    プロンプトは次の章で種類別に紹介します。作りたいイメージに近いものを選んで、そのままコピペして試してみてください。

  • STEP4
    生成された画像を確認して保存する

    数十秒〜数分ほどで画像が生成されます。仕上がりを確認し、良いものが出たら保存しましょう。もし不自然な結果になった場合は、同じチャットで追加指示を出すか、新しいチャットで再生成すると改善しやすいです。

    生成された画像

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コピペするだけ!「きのこ犬」画像を生成するおすすめプロンプト集

ここからは、コピペしてすぐ使える「きのこ着ぐるみ」プロンプトを種類別に紹介します。基本は英語のまま貼り付ければOKです。イメージに合わせて調整したい方は、下の和訳を参考に、色・質感・形状などを少しずつ変えてみてください。

なお、元写真の雰囲気を保ちたい場合は、プロンプト末尾に「元画像の背景・光・ポーズを維持して」といった指示を足すと安定しやすくなります(例:keep the original background, lighting, and pose)。

なめこの着ぐるみバージョン

つるんとした丸い傘が特徴のなめこ風に仕上げたいときのプロンプトです。シンプルな形なので破綻しにくく、初めての「きのこ犬」作りにも向いています。

ポイントは、傘の質感(glossy / matte)と、胴体だけを覆う設計(legs and paws fully visible)をはっきり指定すること。脚が消えたり、全身が別物に変わるのを防ぎやすくなります。

An ultra-detailed, photorealistic photograph of a dog wearing a high-quality plush mushroom costume resembling a 'nameko'. The head features a large, smooth, glossy, rounded brown mushroom cap with a velvety texture. The thick, cream-colored plush stalk section with distinct vertical ridge textures mimicking mushroom gills covers only the dog's torso. There are natural openings for its legs, allowing the dog's paws and lower limbs to be freely visible outside the costume. The dog's face peeks out snugly from the front opening. 8k resolution, incredibly tactile fabric details.
和訳

「なめこ」をモチーフにした高品質なぬいぐるみ素材の着ぐるみを着た犬を写した、超精細でフォトリアルな写真。頭には、滑らかで丸みのある茶色い傘(つや感のある質感)があり、胴体はクリーム色の太い“茎”パーツで覆われている。茎部分には、キノコのひだのような縦の凹凸テクスチャが入っている。

脚を通す開口部が自然に設計され、足先や脚は着ぐるみの外にしっかり見えている。顔は正面の開口部からぴったり覗いている。8K解像度で、布の触感が伝わるような細部まで描写する。

もともとの画像
なめこの着ぐるみを着ている犬の画像

しめじの着ぐるみバージョン

複数のキノコが株になっている、ブナシメジ風の着ぐるみを作りたいときのプロンプトです。頭まわりにボリュームが出やすいので、かわいさ重視の仕上がりに向いています。

しめじ系は、AIが細長い形状をえのきと誤解しやすいことがあります。そのため、このプロンプトでは「えのきのように細すぎない」と明記して、適度に太い茎を指定しているのがポイントです。

An ultra-detailed, photorealistic photograph of a dog wearing an elaborate plush mushroom costume specifically resembling 'Buna-shimeji' (brown beech mushrooms). The headpiece is a distinct cluster of multiple individual mushrooms with rounded, light-brown caps and moderately thick, cream-colored stems (explicitly NOT thin like enoki stems). The stems are gathered at the base around the dog's face. The textured stalk fabric covers the dog's torso like a vest, leaving its legs and paws fully exposed and visible outside the costume. Macro details, lifelike textures.
和訳

ブナシメジ(brown beech mushroom)を明確にモチーフにした、精巧なぬいぐるみ着ぐるみを着た犬のフォトリアル写真。頭部は、丸い薄茶色の傘を持つ複数のキノコが集まった“株”になっており、茎はクリーム色で適度な太さ(えのきのように極細にはしない)。

株の根元が犬の顔まわりに集まっていて、顔は正面から自然に見える。胴体はベストのように茎の布地で覆い、脚と足先は着ぐるみの外にしっかり露出している。マクロ級の細部と、生き物らしい質感を強調する。

もともとの犬の画像
しめじの着ぐるみを着ている犬の画像

エリンギの着ぐるみバージョン

どっしりした太い茎と平たい傘が特徴のエリンギ(king oyster mushroom)風プロンプトです。胴体のボリュームがしっかり出るので、着ぐるみ感を強めたいときにおすすめです。

エリンギは、茎の肉厚さが重要です。細くなったり、別のキノコ形状になったりする場合は、「very thick」「substantial」などの強い表現を足すと安定します。

An ultra-detailed, photorealistic photograph of a dog wearing a plush costume resembling an 'eryngii' (king oyster mushroom). A large, flattened mushroom cap with a slightly depressed center, colored in a pale light brown or tan hue with a matte texture, sits high above the dog's head. The thick, substantial, cream-colored plush stalk section wrapping around the dog's torso shows only subtle, faint vertical longitudinal lines and a dense, meaty texture. The dog's legs and feet extend freely from underneath this stalk portion, visible outside the costume. Photorealistic 3D depth.
和訳

エリンギ(king oyster mushroom)風のぬいぐるみ着ぐるみを着た犬の、超精細でフォトリアルな写真。頭上には、中央が少しへこんだ平たい傘があり、淡い薄茶色でマットな質感。

胴体を包む茎パーツは非常に太く、クリーム色で、肉厚で密度のある質感を表現する。縦筋は“はっきり入れる”のではなく、かすかに見える程度に抑える。脚と足先は茎の下から自然に出ていて、着ぐるみの外に見えている。フォトリアルな3Dの奥行きも強調する。

もともとの犬の画像
エリンギの着ぐるみを着ている犬の画像

まいたけの着ぐるみバージョン

ひらひらしたフリル状のひだが特徴の、まいたけ(hen-of-the-woods)風プロンプトです。層が重なる分、陰影が出やすく、立体感のある仕上がりになりやすいのが魅力です。

ただし形状が複雑なぶん、顔まわりが隠れたり、背景が崩れたりすることもあります。そんなときは「顔は正面の開口部から見える(The dog’s face peeks out from the front opening.)」「元画像の背景とライティングを維持(Keep the original background and lighting from the input image.)」といった一文を足して調整してみてください。

An ultra-detailed, photorealistic photograph of a dog wearing a complex plush mushroom costume resembling 'maitake' (hen-of-the-woods). The headpiece is a sophisticated multi-layered structure of overlapping, wavy, ruffle-like brown fabric folds, intricately mimicking the fronds of a maitake mushroom. The thick, textured cream-colored stalk part covers the dog's main body, but includes openings that allow its legs and paws to be clearly visible outside the costume. Realistic shadows created by the complex layers and detailed fabric fiber textures are emphasized. Hyper-detailed, artistic texture.
和訳

まいたけ(hen-of-the-woods)風の複雑な造形をした、ぬいぐるみ着ぐるみを着た犬のフォトリアル写真。頭部は、波打つフリルのような茶色い布が何層にも重なった構造で、まいたけ特有のひだ(房)を精緻に再現する。

胴体は厚手で質感のあるクリーム色の“茎”パーツで覆うが、脚と足先が着ぐるみの外にしっかり見えるよう開口部を設ける。複雑な層が生むリアルな陰影と、布繊維の細かな質感を強調し、ハイディテールで芸術的なテクスチャに仕上げる。

もともとの犬の画像
まいたけの着ぐるみを着ている犬の画像

4種類の着ぐるみ犬を1枚のコラージュに

最後に、ここまで紹介した4種類(なめこ・ブナシメジ・エリンギ・まいたけ)を、1枚のコラージュ画像(2×2)にまとめて出力するプロンプトを紹介します。

コラージュは情報量が多いぶん、犬の個体差が出たり、背景が揃わなかったりすることがあります。まずは単体プロンプトで成功させてから、このコラージュ版を試すと失敗が減ります。

A single square collage photograph composed of four separate images arranged in a precise 2x2 grid layout. All four distinct panels show the same dog wearing different high-quality plush "mushroom torso costumes," with its legs and paws fully visible outside. Professional lighting emphasizes the texture in all frames.

[Top-Left Panel]: 'Nameko' style. A large, smooth, rounded brown mushroom cap with a **matte texture (no gloss)** is on the head, and a thick, cream-colored plush stalk section with vertical ridges covers the torso.
[Top-Right Panel]: 'Buna-shimeji' style. A dense cluster of multiple mushrooms with rounded light-brown caps and moderately thick cream stems (not thin like enoki) is around the head, with textured stalk fabric covering the torso like a vest.
[Bottom-Left Panel]: 'Eryngii' style. A flattened, pale light brown cap with a slightly depressed center sits high above the head, with a very thick, substantial cream-colored plush stalk showing only subtle faint vertical lines wrapping around the torso.
[Bottom-Right Panel]: 'Maitake' style. A complex, multi-layered structure of overlapping, wavy, ruffle-like brown fabric folds is the headpiece, with a thick, textured cream-colored stalk part covering the torso.

The entire image is a square photograph with 8k resolution and hyper-realistic texture details.
和訳

1枚の正方形コラージュ写真。画像は正確に2×2のグリッドで4分割され、4つのパネルすべてに「同じ犬」が写っている。どのパネルでも、脚と足先が外に出る“きのこ胴体着ぐるみ”を着用している。プロのライティングで、各パネルのテクスチャがはっきり見えるようにする。

[左上]: なめこ風。光沢のないマットな茶色い丸い傘を頭にのせ、縦の凹凸があるクリーム色の太い茎パーツで胴体を覆う。
[右上]: ブナシメジ風。丸い薄茶色の傘と適度な太さのクリーム色の茎(えのきのように細くしない)が密集した株を頭部に配置し、胴体は茎の布地でベストのように覆う。
[左下]: エリンギ風。中央が少しへこんだ淡い薄茶色の平たい傘を頭上に配置し、非常に太くどっしりした茎(かすかな縦線のみ)で胴体を包む。
[右下]: まいたけ風。波打つフリル状の茶色い布が重なる多層ヘッドピースを作り、厚手で質感のあるクリーム色の茎パーツで胴体を覆う。

全体は8K解像度で、ハイパーリアルな質感表現を重視した正方形画像として出力する。

もともとの犬の画像
今までの4種類の画像を一枚にまとめた画像

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よくある失敗例と対処法

最後に、生成時によく起きる失敗と、すぐ直せる対処法を紹介します。ポイントは、どこをどう直したいかを具体的に言葉で指定することです。

質感が不自然

質感が不自然なときは、直したい箇所をピンポイントで伝えるのが一番早いです。たとえば「左上(なめこ風)の傘の光沢を消して、マットな質感にして」のように、部位+質感(光沢/マット、毛足、布の織りなど)をセットで指示すると改善しやすくなります。

一度で完璧を狙うより、まず出力→気になる点を1つずつ直す、の流れのほうが安定します。

〇修正前

修正前の画像

〇修正後

修正後の画像
犬の姿勢やアングルが変わってしまう

着ぐるみを合成する過程で、犬の姿勢や視線、カメラアングルが変わってしまうことがあります。そんなときは、元画像の状態を説明して戻すのが効果的です。

例:「犬はこちらを向かず、横方向に歩いている姿勢のままにして」「カメラは横から、全身が写る構図を維持して」など、向き・動き・構図を具体的に指示すると修正が通りやすくなります。

修正後の画像
キノコの種類が違う

プロンプト通りに指定しても、まれにキノコの種類が混ざったり、別の形状になったりすることがあります。そういうときは、同じチャットで粘るより、新しいチャットで作り直すほうが早く改善するケースが多いです。

また、種名は「Buna-shimeji(brown beech mushroom)」のように日本語+英語(または英語+補足)で書くと誤認識が減りやすいので、必要に応じて追記してみてください。

まとめ

この記事では、Geminiで「きのこ犬」画像を作る手順と、コピペで使えるプロンプト例(なめこ・ブナシメジ・エリンギ・まいたけ)を紹介しました。

うまくいかないときは、質感や構図の直したい箇所を具体的に言葉で指示するのが近道です。ぜひお気に入りの1枚ができるまで、少しずつ調整しながら遊んでみてください。

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