Canva AIは商用利用OK?生成画像・ロゴ・ナレーター全解説

画像生成

「Canva AIで生成した画像やロゴって、仕事で使っても大丈夫なの?」と不安に思っていませんか。

結論から言うと、Canva AIは無料版でも商用利用が可能です。ただし、AI機能ごとに細かいルールがあり、知らずに使うと規約違反になるケースもあります。

この記事では、Canva AIの商用利用について、利用規約の解説から、画像・ロゴ・動画・ナレーター・音楽など機能別の詳細ルール、外部AI連携の注意点まで、実務で必要な情報をすべてまとめました。

副業やフリーランスでCanva AIを使って収入を得たい方、クライアントワークで安心して使いたい方は、ぜひ最後までお読みください。

📖この記事のポイント

  • Canva AIで生成した画像・ロゴ・動画・ナレーター・音楽は、無料版でも有料版でも基本的に商用利用が可能
  • Canva AIでは生成したコンテンツの著作権ユーザーに付与される
  • AI生成コンテンツを使う際は、生成したものから編集・加工する、「AIで生成された」ことを明示するとより安心
  • 商用利用のルールについて学んだら、収益化のために次なる一歩を踏み出そう!
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Canva AIの商用利用は可能?結論を先に解説

Canva AIの商用利用について、結論をお伝えします。

Canva AIで生成したコンテンツは、無料版・有料版ともに基本的に商用利用が可能です。具体的には以下のような用途で使えます。

  • SNS投稿用の画像・動画
  • ブログやWebサイトのビジュアル素材
  • YouTubeサムネイルやチャンネルアート
  • 名刺やチラシなどの印刷物
  • プレゼン資料や提案書

無料版でも商用利用できるのは、副業やフリーランスにとって大きなメリットですね。一方で、事前に確認しておくべきルールも存在します。

Canva AIの利用規約を正しく理解しよう

まずはCanva AI全体の商用利用ルールと生成AIコンテンツの著作権について抑えましょう。

Canva AI全体の商用利用ルール

Canvaを活用するにあたって利用前に必ず見ておきたい規約は以下の2つです。

Canva AIでの禁止事項について

禁止
出典:AIサービスに関する利用規約

Canvaでは利用規約に加え、AI特有のルールとして上記の内容が禁止されています。これらは商用利用の可否以前に順守する必要があるものです。

Canva AIで生成したコンテンツの著作権

著作権
出典:AIサービスに関する利用規約

AI生成コンテンツの著作権については、世界的にもまだグレーゾーンが多い領域です。

Canvaの場合、生成したコンテンツの著作権は基本的にユーザーに付与されます。ただし、著作権法上の「著作物」として認められるかは各国の法律によります。

日本の著作権法では、AI生成物は原則として著作物と認められない傾向があります。著作物として認められるには、人間の創作的関与が必要とされるからです。実務上の注意点は以下の通りです。

  • AI生成コンテンツをさらに編集・加工することで、著作物性が高まる
  • AI使用をしたことを明らかにする
  • 商標やロゴなど重要な用途では、専門家のチェックを推奨

現時点では「商用利用は可能だが、法的保護は限定的」と理解しておくのが妥当です。重要なコンテンツについてはCanva以外のツールで制作するか、プロに依頼することをおすすめします。

Canva AI機能別の商用利用ルール一覧

続いて、Canva AIの文章作成、画像生成、画像編集、ロゴ生成、動画生成の5つの機能について、それぞれ商用利用の可否と注意点を見ていきましょう。

AI文章作成(マジック作文™)の商用利用

AI文章作成で生成されたテキストは商用利用可能です。

AI文章作成は、テキスト入力からコンテンツを自動生成するAIライティング機能です。無料版では月50回まで、有料版(Canva Pro)では無制限で利用できます。

注意点
  • 生成されたテキストをそのまま使うのではなく、必ず人間が確認・編集する
  • 事実確認は必須(AIは誤った情報を生成することがある)
  • クライアントワークでは、AI使用の有無を事前に伝える

AI画像生成(マジック生成™)の商用利用

テキストプロンプトから生成した画像は商用利用可能です。無料版では1ヶ月あたりの50回と制限がありますが、有料版(Canva Pro)では月に500回と大幅に利用回数が増加します。

注意点
  • 生成された画像が既存の著作物に酷似していないか確認
  • 人物画像を生成する場合、肖像権に配慮
  • 重要なプロジェクト(ロゴ、商標など)での使用は慎重に判断

AI画像編集機能(マジックスタジオ)の商用利用

AIによる背景削除や画像編集機能は商用利用可能です。背景削除は無料版でも限定的に利用可能ですが、有料版では無制限に使えます。

注意点
  • 自分が権利を持たない画像を編集して商用利用することは著作権侵害
  • Canvaの素材を編集する場合も、その素材のライセンス条件に従う
  • クライアントから提供された画像を編集する場合は、使用許諾を確認

AIロゴ生成(AIロゴジェネレーター)の商用利用

AI生成ロゴは商用利用可能ですが、条件付きです。

生成されたロゴはビジネスで使用できますが、そのまま商標登録することは推奨されません。理由は、AI生成ロゴは他のユーザーも似たデザインを生成できるため、独自性が低いからです。大幅にカスタマイズすることで、独自性を高めることが重要です。

注意点
  • 既存の有名ブランドに類似したロゴが生成されないよう注意
  • ロゴとして使用する場合は、必ず独自性を加える編集を行う
  • 商標登録を予定している場合は、専門デザイナーに依頼することを推奨

AI動画生成(マジック生成™)の商用利用

Canva AIで生成した動画は商用利用可能です。無料版では1ヶ月あたりの5回、有料版(Canva Pro)では月に50回まで生成できます。

注意点
  • 動画に追加で使用する音楽や素材のライセンスは個別確認が必須
  • 既存の著作物やブランドを模倣した動画生成は避ける
  • YouTube収益化などで使う場合は、すべての要素が商用利用可能か確認

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外部AI連携(Murf AI・SOUNDRAW等)の商用利用条件

Canvaは外部のAIツールと連携できる機能があり、特に音声生成や音楽生成で便利です。

ただし、これらの外部ツールは、Canvaとは別の利用規約が適用されるため注意しましょう。ここでは、Murf AIとSOUNDRAWを中心に、外部AI連携時の商用利用条件を解説します。

AI音声・ナレーター生成(Murf AI)の商用利用

Murf AIは、テキストを入力するだけで自然な人間の声でナレーションを生成できるAIツールです。

無料版(Free)では商用利用は基本的に不可で、個人利用・テスト用途のみとなっています。有料版(Basic/Pro/Enterprise)では商用利用が可能で、クレジット表記は基本的に不要です。

Canva内でMurf AIを使う場合のは、Canvaの利用規約とMurf AIの利用規約、両方に従う必要があることに注意しましょう。

AI作曲(SOUNDRAW)の商用利用

SOUNDRAWは、AIが自動でオリジナルのBGMを生成してくれるサービスです。14日間のトライアル期間があり、その後も使用したい場合は課金しなくてはなりません。

有料版でもクリエイタープラン(月額$19.99)は商用利用が不可となっており、アーティストスタータープラン(月額$39.99)から収益化可能です。

外部AI連携時のライセンス確認方法

外部AIツールを使う際は、ライセンス確認を徹底してください。ライセンス確認の3ステップは以下の通りです。

AIで生成したコンテンツを商用利用する3ステップ
  • ステップ1
    利用規約の確認

    各サービスの利用規約を確認します。Canvaの規約だけでなく、連携ツールの規約も読みこみましょう。

  • ステップ2
    プラン選択

    用途に応じた適切なプランを選択します。個人利用のみなら無料版でOKな場合が多いですが、YouTubeの収益化などは有料版が必須なケースが多いです。

  • ステップ3
    サポートへの問い合わせ

    必要に応じてサポートに問い合わせます。「この用途で使っても問題ないか?」を具体的に質問し、メールでの回答を保存しておくと後で証拠になります。

利用規約は変更になる場合があるため、スクリーンショットを保存しておいたり、定期的(半年〜1年ごと)に規約の更新をチェックしたりしましょう。

まとめ

本記事ではCanva AIの商用利用について解説しました。ポイントをまとめると以下の通りです。

  • Canva AIは無料版でも商用利用が可能
  • SNS投稿、広告バナー、YouTubeサムネイル、プレゼン資料など、ビジネス目的での利用が認められている
  • 生成したコンテンツの著作権は基本的にユーザーに付与される
  • AIを使用した際は事前に伝えておくことが大切
  • 利用規約は変更になる場合があるため、スクリーンショットを保存しておく、定期的(半年〜1年ごと)に規約の更新をチェックすることが大切

正しいルールを理解して使えば、Canva AIは副業やフリーランスで収入を得るための強力なツールです。この記事で解説した内容を参考に、ぜひCanvaを存分に活用してください。

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