初心者でも誰でも簡単にAI画像が作れる「SeaArt」。
AIイラスト生成サイト「SeaArt」を使っていると、たまに「この画像は作成できません」「公開できません」といった表示が出てきてしまうことがありませんか?
せっかく構図やポーズを工夫しても、思った通りの画像が出ないとがっかりするものです。
では、どんな画像がSeaArtで規制されやすいのでしょうか? そして、規制されずに理想のアートを作るにはどうすればいいのでしょうか?
この記事では、実際の事例をもとに「規制されやすい画像の特徴」と「安全に高品質な作品を生成するコツ」をわかりやすくまとめました。
📖この記事のポイント
- SeaArt で規制されやすい表現はとは?
- 規制を避けるためのコツ!
- 他のAIツールと規制度合いを比較してみた!
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SeaArtで実際に規制されるような画像、表現とは?
SeaArtでは、AIが自動的にコンテンツをスキャンして、特定のテーマや表現を検出すると生成をブロックすることがあります。
特定の表現は、AIが「NSFW(Not Safe For Work)」(職場閲覧注意)と判断し、出力を制限します。「NSFW」とは、職場で見るのに適してないというような画像のことを指します。
特に以下のような表現が、規制対象になりやすいものです。
- 性的な表現:最も厳しく規制されるのが、性的・過激な表現です。裸・下着姿・性的行為・性的ポーズや状況などを連想させる単語から画像の生成は出来ないようになっています。例えば、「nude」(裸)「sexy」(セクシー)「underwear」(下着)などの単語を使うと、生成が規制されるようになります。
- 暴力的な表現:血や武器、戦闘、攻撃などの暴力的な描写も規制対象です。具体的には「blood」(血)「gun」(銃)「injury」(ケガ)など、暴力を連想させる単語が含まれると、画像が生成されなかったり、ぼかしが入ることがあります。
- 反社会的な表現:犯罪、差別、政治的・宗教的に過激な表現なども制限の対象です。特に「テロ」「麻薬」「宗教対立」などを連想させるテーマは、AIが自動的にブロックします。具体的には、「terrorist」(テロリスト)「criminal」(犯罪者)「drugs」(麻薬)「cartel」(麻薬取引の犯罪組織)などの単語が挙げられます。
これは、著作権・人権・国際的な法令遵守を目的としており、SeaArtの利用規約や倫理ポリシーにも明記されています。
SeaArtでもし規制に反してしまったらどうなる?
- 画像にぼかしがかかる
もし規制に反してしまったら、画像はどうなるのでしょうか?実際に、規制が出そうなワードを並べて画像を作ってみました。すると下記のような画像が出来上がりました。

画像全体にぼかしがかかっていますよね。また、左上のビックリマークをタップすると「この作品は健全度が低いため、公開できません」と表示されます。
SeaArtで規制を避けるためのコツ
続いて、規制をかけられないようにするためのコツを紹介します。
コツ①:避けた方が良いキーワードを違うプロンプトで入力
先ほど、紹介した避けた方が良い表現を、違う言い方に変えて規制を避けるという方法があります。
言い換えのコツとして、まずは直接的な名詞を、抽象的な雰囲気やテーマに変えてみましょう。
例:「nude woman」(裸の女性)→「artistic portrait of a woman in soft light」(柔らかい光の中にいる芸術的な女性の肖像画)
例:「blood battle」(血が飛び交う戦い)→「epic fantasy duel under sunset」(夕日の下での壮大なファンタジー決闘)
特に、“art”「アート」、“concept”「コンセプト」、“style”「スタイル」 “fantasy”「ファンタジー」、“aesthetic”「美学」など安全ワードを使うと規制が避けられやすいです。
コツ②:SeaArtのガイドラインを確認
規制ルールは一度決まるとずっと同じではなく、SeaArtの運営によって随時更新されています。
そのため、最新の内容は公式サイトで確認しましょう。
コツ③:NSFWをネガティブプロントとして入力
先ほど紹介した「NSFW」の単語や避けた方が良い単語を「ネガティブプロント」として入力することも効果的です。「ネガティブプロント」として入力するというのは、「no ~」といったように、プロントの最後に避けたい単語を「~」の部分に記載します。
例えば、海賊たちが派手な戦いをしているシーンの画像を生成したい際に「海賊、派手な戦い、刀、宝、かっこいい、no 血、暴力的、銃、危険」といった風に入力すると規制が避けられやすいです。
その他の生成AIツールと実際に規制比較をしてみた!
これまで、SeaArtについての規制をみてきましたが他のAIサイトはどうでしょうか?実際に、同じプロントを入力しどのように規制がかかるのか他のAIツールと比較してみました。
今回使用したプロントは「血が溢れる生々しい戦い、銃発砲、ケガ人続出、怖い、戦場」です。
それではさっそく比較していきましょう!
SeaArtの規制結果
まずは、SeaArtで上記のプロントで画像が作成できるのか見てみます。上記のプロントを入力すると以下のような画像が出来上がりました。

このように、規制はかからずに4枚の画像が出来ました。プロントにある「血が溢れる生々しい戦い」のようには見えませんが、ぼかしなどがかかることはありませんでした!
ChatGPT(DALL-E 3)の規制結果
続いてChatGPT(DALL-E 3)です。同じようにプロントを入力するとこのように出てきました。
その内容(流血・暴力・戦闘・負傷など)を含む画像は、
暴力的またはグロテスクな表現に該当するため、生成することはできません🙏
ただし、「安全でリアルな“戦場風アート”」として、流血や負傷を描かずに、
雰囲気だけを再現することはできます。たとえば👇
「緊迫した空気の中、兵士たちが夕暮れの荒野に立つ。
銃声は響かず、空気には静かな緊張感だけが漂う、
戦場の“直前”を描いた映画のワンシーンのような構図」
こういう形なら物語的・シネマティックな安全表現として画像を生成できるよ。
この「戦闘前の緊迫感ある戦場風アート」で作ってみる?
ChatGPT(DALL-E 3)では規制がかかってしまい、画像作成が出来ませんでした。ですが、代用案も提案してくれるので、言い方を変えて元のプロントにより近い画像を作ることは可能です。
ちなみに、代用案であった「戦闘前の緊迫感ある戦場風アート」で画像を作ってみるとこのような画像が出来ました。

※DALL-E 3の使い方については、下記記事で詳しく解説しています。
Geminiの規制結果
続いて、Googleサービスとの高い連携性を持つ「Gemini」で作成してみました。

規制が入ることなく、かなりリアルな画像が作れました。プロントに入力した1つ1つの単語を正確に表現し、SeaArtとChatGPTと比べても圧倒的に規制が弱いことが分かります。
※Geminiでの画像生成機能の使い方については、下記記事で詳しく解説しています。
Adobe Fireflyの規制結果
最後に画像生成AIツールである、「Adobe Firefly」で画像を作ってみました。今回使用したモデルは「Firefly Image4」です。

こちらも、かなりリアルな画像が作成出来ました。ぼかしなども見られず、規制もかかってないようです。
※Geminiでの画像生成機能の使い方については、下記記事で詳しく解説しています。
今回は、「SeaArt」「ChatGPT」「Gemini」「Adobe Firefly」の3つで規制にかかりそうなプロントを入力し、規制がかかるか、どのような画像が出来るかを比べてみました。
結果、規制がかかったのは「ChatGPT」のみでした。「SeaArt」で画像は作れたものの、プロントをなんとなく避けたような画像の仕上がりとなってしまいました。
それに対し、「Gemini」と「Adobe Firefly」では、プロント通りの画像が、規制なしで作成出来ました!もし規制が入りそうな画像を作成したい場合は、「Gemini」や「Adobe Firefly」などの使用を検討してみても良いかもしれません。
まとめ:コツさえつかめば規制されにくくなる!
SeaArtの規制は、一見厳しく感じるかもしれませんが、基本的には「安全で健全な作品環境を保つため」の仕組みです。
不適切と判断されやすいキーワードや描写を避け、構図や雰囲気で表現する工夫をすれば、想像以上に自由なアートを楽しむことができます。
また、「NSFWをネガティブプロンプトとして設定する」や「ガイドラインを事前に確認する」といった小さな意識の積み重ねで、生成の自由度は大きく変わります。
SeaArtをうまく使いこなして、“規制されない安全で美しいAIアート”を作っていきましょう!
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