参考画像にしたいものがあるんだけど、Midjourneyは画像アップロードができないのかな?
そんな方に朗報です!Midjourneyでは簡単に画像読み込み・アップロードをして、画像やプロンプトの生成に役立てることができます。
この記事では、その具体的な方法を、実際にアップロードしてみた例を通して解説していきます!
Midjourneyで画像読み込み・アップロードをする方法
Midjourneyで画像読み込みをするには、
- 特定のコマンドを入れてドラッグ&ドロップで画像をアップロード
- Discordに画像をアップロードし、その画像のリンクを使う
という二種類の方法があります。
それぞれ使える機能が違うので、さっそく画像アップロードでできることを見ていきましょう。
Midjourneyの画像読み込み:①画像からプロンプト(呪文)生成
こちらは「image2text」と呼ばれることもあります。
アップロードした画像の特徴を読み取り、それをプロンプト(呪文化)してくれるというものです。
Midjourneyが招待されたDiscordのチャット欄で
/describe
と入力すると、次のような画像アップロード欄が出てきます。
ここに画像をアップロードすれば、あとはMidjourneyが画像をプロンプト化してくれます。
今回はLeonard.AIで作成したこちらの画像をプロンプト化しました!
1つの画像につき4つのプロンプトを提案してくれます。プロンプト作成の参考にも役立つ機能ですね!
下部の数字ボタンを押すと、それぞれのプロンプトを使って新たに画像生成ができます。
今回は、2番のプロンプトで画像生成をしてみました。
ひまわり畑で帽子を被った女の子、という部分が反映されています。
似た雰囲気の、しかしMidjourneyのモデルっぽさのある画像が生成できました!
Midjourneyの画像読み込み:②参考画像をもとに新画像を生成
こちらは「image2image」と呼ばれることもあります。
アップロードした画像を参考にしながら、新しい画像を生成するというものです。
画像リンクをコピーを選択・URL指定する
まず、Midjourneyが招待されたDiscordのチャット欄に、普通に画像を送信しましょう。
+ボタンから選択するか、ドラッグ&ドロップで送信できます。
画像が送信できたら、画像を右クリックし、下の方にある「リンクをコピー」を選択します。
追加でプロンプトを入力
リンクがコピーできたら、普段の画像生成と同じように、
/imagine
でプロンプト入力欄を呼び出します。
呼び出しができたら、先程コピーした画像のリンクをペーストして貼り付けましょう。
後はその画像を参考にして、生成したい画像のプロンプトを入力するのみです!
今回は先程と同じ、ひまわり畑と女の子の画像を参考画像に設定してみます。
追加するプロンプトは、「女の子の手を引いている、男の子の後ろ姿」です。
追加したプロンプトはシンプルなものでしたが、参考画像があるため、なかなかいい具合に仕上がりました!
リンクをコピーできない時
以前Midjourneyで生成してから時間の経った画像を直接リンク化しようとすると、できないことがあるようです。
その場合は、もう一度Discordのチャット欄に画像を送信し、再度リンクのコピーを試してみてください。
Midjourneyの画像読み込み:③画像を混ぜて新画像を生成
こちらは2つの画像を組み合わせて、新しい画像を生成するというものです。
こちらの記事でご紹介したArtbreederの「Mixer」に近い機能ですね。
こちらも、Discordのチャット欄で
/blend
と入力すると、2つの画像のアップロード欄が出てきます。
ここに画像をアップロードすることでMidjourneyが画像を混ぜてくれます。
今回は、こちらの女の子と雪景色のお城の画像を混ぜてみました!
すると、以下の画像が生成されました。
今回は背景と主役、という配置を狙って混ぜてみたのですが完璧にできています。
他にも、画風を混ぜたり画像全体の色味を変えてみる、といった使い方もできそうです!
スマホから直接写真をアップロードすることも可能
MidjourneyはDiscord上で使うツールのため、スマホやタブレットでも全く同じように使うことができます。
そのため、スマホの画像を直接アップロードすることもできます。いちいちPCに送る必要がないので便利ですね!
Midjourneyのスマホでの画像読み込みについてはこちらの記事でも解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Midjourneyで画像読み込みをすると使える機能についてご紹介しました!
今回のポイントをまとめると以下の通りです。
- Midjourneyでは既存の画像を読み込むことが可能
- /describe を使うと画像のプロンプト化ができる(image2text)
- 参考画像のリンクをコピーして、それを元に画像生成ができる(image2image)
- /blend を使うと画像を混ぜることができる
ぜひMidjourneyの画像読み込み機能を、より良い作品作りに役立ててみてください!