「このキャラ、ほぼ完璧なんだけど髪色だけ変えたい」「背景だけ季節違いで何パターンか欲しい」
Midjourneyを使っていると、こうした“惜しい”瞬間がよくありますよね。
ゼロから同じ構図を再現しようとするとプロンプト調整が大変ですし、せっかく出た当たり画像を失ってしまうのももったいないものです。
そんなときに便利なのが、Midjourneyの「Remix mode」です。
Remix modeを使うと、すでに生成した画像の構図や雰囲気はそのままに、プロンプトや一部パラメータだけを変更して、別バージョンの画像を量産できます。
キャラクターの服装違い、背景やシチュエーションの差分、アートスタイルだけを変えたパターンなどを、少ない手間でどんどん作っていけるのが魅力です。
この記事では、Remix modeの基本的な仕組みから、Discord版・Web版それぞれでの設定方法、実際の具体的な使い方、活用事例、そしてトラブルの対処法までまとめて解説します。
読み終わるころには、「とりあえずこの画像、Remixしてみよう」と気軽に試せる状態になっているはずです。
📖この記事のポイント
- Remix modeは「構図や雰囲気はそのままに、プロンプトだけを変更して再生成できる機能」
- 使用にはRemix modeの有効化が必要
- キャラクターの衣装差分、表情変更、背景・アートスタイルの切り替えなどに活用できる
- 外部画像やアップロード画像もリミックスできる
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無料特典を今すぐ受け取るMidjourneyのRemix modeとは?基本を理解しよう
Midjourneyで一度生成した画像を「そのまま活かして、ちょっとだけ変えたい」
そんなときに活躍するのがRemix mode(リミックスモード)です。
まずは、Remix modeの基本から見ていきましょう。
Remix modeでできること
Remix modeは、すでに生成した画像をベースに「構図や全体の雰囲気はそのまま」「プロンプトやパラメータだけ編集して再生成」できる機能です。
一度いい感じの画像が出たあとも、その画像を軸に少しずつ条件を変えていけるので、ゼロから何度もプロンプトを書く手間を大きく減らせます。
具体的には、次のようなことができます。
- キャラクターの服装・髪色・表情だけを変えた差分を作る
- 背景やシチュエーション(季節・時間帯・場所)だけを変更する
- アニメ風/水彩画風/油絵風など、アートスタイルだけを入れ替える
- Vary(Region)やEditorと組み合わせて、画像の一部分だけを差し替える
- 過去の生成画像やアップロード画像を、最新のプロンプトでリメイクする
「ベースは気に入っているけれど、あと少しだけ変えたい」という場面で、まず試したいモードがRemix modeです。
Remix modeとVary(Strong/Subtle)の違い
Remix modeとよくセットで登場するのが、Vary(Strong/Subtle)です。
どちらも「元画像のバリエーションを作る」という点では同じですが、役割は少し異なります。
Vary (Subtle):
元画像にかなり近い、小さな変化だけを加えたバリエーションを自動生成するモードです。
細部のニュアンスだけ変えたいとき向きです。
Vary (Strong):
構図や色合い、雰囲気をやや大きく変えたバリエーションを自動生成します。
テーマは保ちつつ「別カット」や「大胆なアレンジ」を試したいときに便利です。
- おまかせで近いパターンを増やしたい → Vary(Strong/Subtle)
- 自分でテキストをいじりながら段階的に調整したい → Remix modeをオンにしてVary系ボタンを使う
MidjourneyのRemix modeの設定方法と有効化手順
Remix modeを使いこなすには、まず「どこでONにするのか」「今ONになっているのか」をきちんと把握しておくことが大事です。
ここでは、Discord版MidjourneyとWeb版Midjourneyそれぞれで、Remix modeを有効化する具体的な手順と、つまずきやすい注意点をまとめて解説します。
実際にRemixを試す前に、まずはこの設定をサクッと済ませてしまいましょう。
Discord版Midjourneyでの設定方法
方法1: /settingsコマンドを使う

- Midjourneyボットが使えるチャンネルで「/settings」と入力
- 表示された設定パネルの中から「Remix mode」を探す
- ボタンがグレーならクリックしてON(色が付いた状態)にする
- 以降、VariationやVary、Panなどを押したときにRemix用のプロンプト編集ウィンドウが表示されるようになる
方法2: /prefer remixコマンドを使う


- Midjourneyボットのチャンネルで「/prefer remix」と入力
- コマンドを実行すると、Remix modeのON/OFFがトグルで切り替わる
- もう一度同じコマンドを入力すればOFFにも戻せる
作業中に「Remix Promptが出てこなくなった」と感じたら、/settingsか/prefer remixで現在の状態を確認しておくと安心です。
Web版Midjourneyでの設定方法
Web版では、Discordのように一括でON/OFFを切り替えるスイッチはありません。
画像ごとにRemix機能を呼び出すイメージで使います。

- midjourney.comにログインし、「Create」や「Organize」から対象画像をクリック
- 画像右側(または下部)に表示される「Creation Actions」パネルを開く
- 右上の「More options」をクリック
- 表示させたいアクションの一覧の中に「Remix」があるので、チェックを入れる
- Creation Actionsの中に「Remix Subtle / Remix Strong」ボタンが追加される
- ブラウザをリロードしたり、別タブで開き直した場合は、Remixの状態がリセットされることがあります
- 長時間作業する場合は、こまめに操作ボタンが「Remix」付きになっているか確認するとトラブルを避けやすいです
MidjourneyのRemix modeの基本的な使い方
Remix modeの設定ができたら、いよいよ実際の操作です。
ここからは、新しく作った画像をリミックスする方法や、アップスケール後の画像を調整する手順など、Remix modeの基本的な使い方を順番に説明していきます。
新規生成した画像をリミックスする手順
まずは、通常どおりベースになる画像を作ります。

今回は以下のプロンプトで生成した画像を使用します。
anime girl, blue hair, school uniform --ar 1:1 --niji 6- リミックスしたい画像をクリックして詳細画面を開く
- 画像の右側または下にある「Creation Actions」から「Remix(Subtle / Strong)」ボタンを選択
- 画面下部のImagineバーに、元のプロンプトが読み込まれるので、変更したい部分だけ書き換える
例:「blue hair」を「pink hair」に変更
Discord版Midjourneyでは、Remix modeを使ってプロンプトを編集するには、必ずアップスケールが必要です。
詳しい手順はこのあとにて説明しています。

アップスケール後の画像をリミックスする方法
気に入った画像は、アップスケールしてからさらにRemixすることもできます。
Discord版ではこちらの手順が基本的な使い方としてよく使われています。
Web版アップスケール後の画像をリミックスする方法
Web版のアップスケールは、使用したい画像の右側(または下部)に表示される「Creation Actions」パネルから選択できます。

Discord版アップスケール後の画像をリミックスする方法
生成された画像下に表示される以下の画面の「U」からアップスケールができます。

次にVary(Strong)またはVary(Subtle)をクリックすると、Remixウィンドウが表示されるので、プロンプトを編集し、生成を開始します。

パラメータの変更も可能
Remix modeでは、プロンプトだけでなく一部のパラメータも一緒に変更できます。
| パラメータ | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| –ar | 画像のアスペクト比(縦横比)を変更 | 1:1、4:3、16:9 など |
| –stylize / –s | Midjourneyらしい装飾・作風の強さを調整 | 数値を上げるとデザインが強調 |
| –chaos | 結果のばらつき度を調整(高いほどランダム) | –chaos 0〜100 |
| –v | 使用するモデルのバージョンを指定 | –v 6、–v 7 |
| –niji | アニメ系のNijiモデルを指定 | –niji 5、–niji 6 |
既存画像・アップロード画像をリミックスする方法
Remix modeの基本操作に慣れてきたら、次は実際の活用パターンを見ていきましょう。
ここでは、キャラクターデザインの微調整や背景の変更、画風の切り替えなど、実際の生成プロンプトを例にしながら、Remix modeでできるバリエーション展開の活用例をご紹介します。
過去に生成した画像をリミックスする手順
一度生成した画像の構図や雰囲気を活かしながら、一部だけを調整したい場合にもRemix modeは活躍します。
基本的には上記で説明してきた手順と同じです。
- 画像ギャラリーからリミックスしたい画像を選択
- 「Vary」または「Remix」オプションをクリック
- Remix Prompt画面で、プロンプトの一部を修正して送信
外部画像(アップロード画像)をリミックスする方法
Discord版では、まず画像のURLを取得する必要があります。

入力欄の左にある「+」マークから「ファイルをアップロード」を選択し、使用したい写真をアップロードします。

アップロードができると右上の「…」から「リンクをコピー」を選択し、取得ができます。
コピーしたURLをプロンプトの冒頭に貼り付け、Remix modeを使って微調整ができます。
Web版では、プロンプトの左にある画像のマークからアップロードができます。

ドラッグ&ドロップでも画像を追加可能です。
MidjourneyのRemix modeの活用事例
MidjourneyのRemix modeは、ただの微調整にとどまらず、完成した画像を「ベース」として使い、さまざまなバリエーションを生み出せるのが大きな魅力です。
ここでは、Remix modeを活用してキャラクターデザインや背景、アートスタイルを柔軟に展開する具体例をご紹介します。
例①:キャラクターデザインのバリエーション作成
まずは、同じキャラクターをベースにした「衣装」「表情」「ポーズ」などのバリエーション展開です。
Remix modeを使えば、構図や雰囲気はそのままに、一部の要素だけをピンポイントで変更できます。
キャラクター設定に一貫性を持たせつつ、複数パターンを簡単に生成したいときに便利です。
ベース

anime character girl, white shirt and jeans, neutral expression, full body, character design sheet --niji 6夏服ver

anime character girl, summer dress and hat, smiling, full body, character design sheet --niji 6冬服ver

anime character girl, winter coat and scarf, warm smile, full body, character design sheet --niji 6例②:背景やシチュエーションの変更
次は、キャラクターはそのままに、背景やシチュエーションのみを変更したパターンです。
Remix modeを使えば、場所や時間帯、雰囲気だけを切り替えることができます。
カフェ

anime girl, sitting, cozy cafe interior, warm lighting, detailed background --niji 6公園

anime girl, sitting on bench, beautiful park, cherry blossoms, sunny day, detailed background --niji 6画風・アートスタイルの変更
最後は、同じ構図のままアートスタイルだけを切り替えるパターンです。
アニメ調、水彩画風、油絵タッチなど、表現方法を変えるだけで作品の印象が大きく変わります。
Remix modeを使えば、ベースとなる構図やテーマはそのままに、テイストだけを差し替えることができるため、用途や媒体に合わせて柔軟に使い分けることが可能です。
アニメ風

mountain landscape, anime art style, vibrant colors --niji 6水彩画風

mountain landscape, watercolor painting style, soft colors油絵風

mountain landscape, oil painting style, impressionist, rich texturesRemix modeが動かない?よくあるトラブルと対処法
Remix modeは便利な反面、「あれ、さっきまで出ていたウィンドウが出ない」「プロンプトを変えたのに、ほとんど同じ画像が出てくる」といった小さなトラブルが起きやすい機能でもあります。
ここでは、よくある症状とチェックすべきポイントをまとめました。
Remix Promptウィンドウが表示されない
| 原因 | 内容 | 対処法 |
|---|---|---|
| Remix modeがOFF | Remix modeが無効になっている | /settings または /prefer remix を実行し、Remix mode をONにする |
| ブラウザのキャッシュ問題(Web版) | キャッシュやCookieが影響している | ページをリロード/別ブラウザでログインし直す/キャッシュをクリア |
| Discordアプリの不具合 | アプリ側の読み込み不具合 | アプリを再起動/アップデートを確認/Web版Discordで同じ操作を試す |
Remixボタンを押しても何も起きないときは、まずこの3点を順番にチェックしてみてください。
プロンプトを変更しても反映されない
| 原因 | 内容 | 対処法 |
|---|---|---|
| 変更内容があいまい | 抽象的すぎる表現だとAIが意図を汲み取りにくい | より具体的な英語キーワードに置き換える例:「違う雰囲気」→ dark atmosphere, moody lighting |
| 変更量が少なすぎる | 単語1〜2語程度では変更と認識されづらい | 重要な単語を2〜3個まとめて変える(背景・服装・時間帯など) |
| AIが苦手な文構造 | 長文翻訳や比喩が多いと意味が伝わりにくい | シンプルな英語フレーズをカンマ区切りで列挙する |
画像が崩れる・意図しない変化が起きる
| 原因 | 内容 | 対処法 |
|---|---|---|
| アスペクト比を一気に変えた | 極端な比率変更で構図が崩れやすい | 段階的に変更する(例:1:1 → 4:3 → 16:9) |
| 変更項目が多すぎる | 多項目を一度に変えるとAIが再生成モードに入る | 1回のRemixで変える要素は2〜3個までに絞る |
| プロンプト内の指示が矛盾 | 同時に入れた要素が競合し不安定になる | 最優先したい要素を1つ決め、他の要素を削ることで安定化 |
まとめ
Remix modeを使えば、「構図はそのままに、細部だけ変えたい」というシーンでとても便利に使えます。
キャラクターの衣装差分を作ったり、背景や雰囲気を少し変えたりと、クリエイティブの幅がグッと広がります。
ちょっとした調整から大きな変化まで幅広く対応できるので、ぜひRemix modeを活用して、自分だけの理想の一枚を追求してみてください!
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