【最新】nano bananaでフィギュア化する方法!プロンプトのコツから活用術まで徹底解説

Gemini

最近、TwitterやInstagramで「#nanobananaフィギュア化」というハッシュタグとともに、驚くほどリアルなフィギュア画像が次々と投稿されているのをご存知でしょうか?

これらは全て、Google AI StudioのGemini 2.5 Flash Image(通称:nano banana)という革新的なAIツールで生成されたものなんです!

この記事では、nano bananaを使ったフィギュア化の具体的な方法から、実際に試して分かったプロンプトのコツ、よくある失敗パターンとその対処法まで、編集部の検証結果を踏まえて詳しくご紹介します。

SNSで話題になっているからこそ、しっかりとした使い方を覚えて、あなたのお気に入りのイラストを魅力的なフィギュアに変身させてみましょう!

📖この記事のポイント

  • nano bananaは完全無料で本格的なフィギュア化が可能な最新AIツール
  • シンプルなベタ塗りイラストなら数秒で一発成功、複雑なイラストも線画変換で対応
  • 基本プロンプトから段階的にカスタマイズすることで安定した結果が得られる
  • 著作権に配慮しながら、SNSシェアやデジタルコレクションとして幅広く活用できる
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

nano bananaとは?

nano bananaは、Google AI StudioのGemini 2.5 Flash Image Preview(正式名称)の通称で、2025年8月に突如登場して話題沸騰中のAI画像生成モデルです。最初はGoogleから正式発表がないまま謎のモデルとしてSNSを賑わせ、後に正式にリリースされたという経緯があります。

※Geminiの画像生成機能全般について知りたい方はこちらもご覧ください!

無料で使える高性能フィギュア化機能

このツールの最大の魅力は、完全無料でプロレベルのフィギュア化ができることです!Google AI Studioを通じて、1分間に15回、1日あたり1,500回まで利用可能で、個人のクリエイティブ活動には十分すぎる回数が設定されています。従来の有料ツールに匹敵する品質を無料で体験できるのは、クリエイターにとって大きなメリットですね!

※他の画像生成AIも試してみたい方は、Stable Diffusionの基本的な使い方もチェックしてみてください!

nano bananと他のAIツールとの違い

nano bananaが注目される理由は、キャラクターの一貫性を保ったまま立体化できる精度の高さにあります。従来のAIツールでは背景だけが実写化してキャラクターがアニメ調のまま残ってしまうことが多かったのですが、nano bananaは元イラストの特徴を完璧に捉えながら、本物のPVC製フィギュアのような質感と立体感を表現してくれるんです!

生成速度も驚くほど速くて、複雑なプロンプトでも数秒から数十秒で高品質な画像が完成するため、試行錯誤しながらでも最適です。ただし、どんなイラストでも同じように成功するわけではなく、イラストの特徴やプロンプトの工夫によって結果が大きく左右されるのも事実です…。

【検証】フィギュア化しやすいイラストの特徴

早速ですが、実際に様々なイラストを使って検証したところ、nano bananaでのフィギュア化にははっきりとした「成功パターン」と「難しいパターン」があることが分かりました!

nano bananaで一発で成功しやすいイラスト

シンプルなベタ塗りイラストが圧倒的に成功しやすく、特にねんどろいど風のデフォルメキャラクターは数秒で完璧にフィギュア化されました。検証した結果、以下の特徴を持つイラストは高い確率で一発成功しました。

  • 明確な輪郭線があるイラスト
  • 色の境界がはっきりしているベタ塗り
  • 背景がシンプルまたは透明なもの
  • ポーズが分かりやすいキャラクター

このタイプのイラストなら「この画像をPVC素材のフィギュアにして」という基本プロンプトだけで、まるで本物の商品のような仕上がりになるんです!

nano bananaで工夫が必要な難しいイラスト

一方で、複雑なグラデーションや細かいディテールが多いイラストは、そのまま変換すると背景だけ実写化してキャラクターがアニメ調のまま残ってしまうことが多いです。特にLive2D用にパーツ分けされたイラストや水彩調の塗りは要注意※

難しいイラストをフィギュア化するコツ

難しいイラストでも、一度線画に変換してからフィギュア化する方法がとっても効果的でした!筆者の検証では、nano banana自体に「線画化して」と指示することで、複雑なイラストも見事にフィギュア化できることを確認しています。

ただし、ベールを髪と誤認識したり、特殊な衣装パーツが省略されたりする場合があるため、「頭部の後ろにあるのは髪ではなくベールです」といった具体的な補足説明をプロンプトに追加することが重要です!

結論として、シンプルなイラストから始めて、慣れてきたら複雑なものにチャレンジする段階的なアプローチがおすすめです。

nano bananaでフィギュア化する方法

では、実際にnano bananaを使ってフィギュア化する具体的な方法を、初心者の方でも迷わないように順番に解説していきます!

ステップ1:Google AI Studioにアクセス

まずはGoogle AI Studioにアクセスし、Googleアカウントでログインします。初回利用時は利用規約への同意が必要ですが、特別な設定は不要で、すぐに使い始められます。

ログイン後、画面上部の「Generate media」から「Try Nano Banana」をクリックしましょう。モデルは「Gemini 2.5 Flash」が自動的に選択されているので、そのまま進めて大丈夫です。

ステップ2:画像のアップロードとプロンプト入力

プロジェクトが開いたら、まずフィギュア化したいイラストをアップロードします。(ここで生成しても大丈夫です!)

画面左側の「+」マークまたは「Upload」ボタンをクリックして、画像を選択してください。

今回はこちらの画像をフィギュア化してみます!

画像がアップロードできたら、テキスト入力欄に以下の基本プロンプトを入力します。

This image is made into a PVC figure

この画像をPVC素材のフィギュアにして

日本語でも十分ですが、より詳細な指示をしたい場合は英語プロンプトがおすすめです!

ステップ3:生成実行と結果確認

プロンプトを入力したら、画面右下の「Run」ボタンをクリックして生成を開始します。

処理時間は通常10〜30秒程度で、生成が完了すると画像が表示されます。

結果に満足できない場合は、同じプロンプトで再生成するか、プロンプトを調整して再度試すことができます。nano bananaは同じプロンプトでも毎回少し違った結果を出すため、何度か試してベストな結果を選ぶのがコツです!

完成した画像は、画像右下のダウンロードボタンから保存できます。

思っていたより簡単で、初回でも数分あれば本格的なフィギュア画像が作成できるのが魅力ですね!

nano bananaですぐに使える!フィギュア化プロンプト集

続いては、筆者が検証を重ねて効果が確認できた、実用的なプロンプトを厳選してご紹介します。初心者の方はシンプル版から始めて、慣れてきたら応用版に挑戦してみてくださいね!

プロンプト例①:【基本】まずはこれから始めよう

最もシンプルで成功率の高い基本プロンプトです!

この画像をPVC素材のフィギュアにして

日本語で十分機能しますが、より詳細な指定をしたい場合は以下の英語版がおすすめです。

Transform this illustration into a photorealistic PVC anime figure. Keep the original character's design, pose, and colors exactly the same. Place the figure on a simple round display base with professional studio lighting.

プロンプト例②:【パッケージ付き版】商品らしさを演出

フィギュアと一緒にパッケージも表示したい場合は、基本プロンプトに以下を追加:

With its packaging box visible in the background, a plastic blister pack.

このプロンプトを使うと実在メーカーのロゴが表示される場合があります。その際は画像編集で削除するようにしてください!

プロンプト例③:【質感カスタム版】より本格的な仕上がりに

質感や照明にこだわりたい場合のプロンプトは、こちらです。

Convert into photorealistic PVC figure with glossy highlights on hair and clothing, matte finish on skin, and visible seam lines. Professional catalog photography with shallow depth of field.

プロンプト例④:【文字・ロゴ入れ版】オリジナルパッケージを作成

パッケージにオリジナルの文字やロゴを入れたい場合は、こちらです。

基本プロンプト + The packaging box should clearly display the printed text: "YOUR_TITLE" and display the second uploaded image as a printed graphic.

この場合、1枚目にキャラクター画像、2枚目にロゴ画像をアップロードします。

nano bananaでのプロンプト入力のコツ

筆者の検証で分かった成功のポイントは、以下の3つです!

  • 具体的な指示を追加:「頭部の後ろにあるのは髪ではなくベールです」など
  • 再生成を活用:同じプロンプトでも結果が変わるため、納得いくまで試す
  • 段階的にカスタム:基本版で成功してから要素を追加していく

これらのプロンプトをベースに、あなたのイラストに合わせて微調整してみてくださいね。

※プロンプト作成のヒントを得たい方は、Midjourneyのプロンプト集も参考になります!

※プロンプト作成に困ったら、romptnのプロンプトジェネレーターも活用してみてください

画像生成AIに使えるromptnのプロンプトジェネレーター
Stable DiffusionやMidjourneyなどの画像生成AIに使えるプロンプトを簡単に作成することができるプロンプト作成ツールです。

nano bananaでフィギュア化する際によくある失敗

nano bananaでのフィギュア化には特有の失敗パターンもあるんです。これらを事前に知っておくことで、トラブルを回避して効率よくフィギュア化できるようになりますよ!

失敗例①:キャラクターがアニメ調のまま残る

背景や台座だけが実写化されて、肝心のキャラクターがアニメ絵のまま変わらないということがたまに起こりますが、これは複雑なグラデーションや細かいディテールが多いイラストであることが原因です。

解決策
  • より具体的なプロンプト指定:「PVC素材のフィギュア」を「photorealistic PVC anime figure」に変更
  • 線画変換の活用:「まず線画化して、その後フィギュア化して」の2段階アプローチ
  • プロンプトに材質指定を追加:「glossy finish」「matte skin texture」など

失敗例②:キャラクターの特徴が正しく認識されない

先ほども少しお話ししましたが、ベールを髪の毛と間違えたり、特殊な衣装パーツが省略されることがあります。これは、AIがイラストの細部を誤って解釈していることが原因です。

解決策
  • 具体的な補足説明をプロンプトに追加
  • 例:「頭部の後ろにあるのは髪ではなくベールです」
  • 重要なパーツは色分けして強調する

失敗例③:実在メーカーのロゴが表示される

こちらも先ほど少し触れましたが、パッケージ付きで生成すると意図しないブランドロゴが生成されてしまうことがあります。これは、AIの学習データに含まれる実在商品の影響によるものです。

解決策
  • オリジナルロゴを2枚目の画像として追加
  • プロンプトに「generic packaging」「no brand logos」を追加
  • 生成後に画像編集で除去する

nano bananaでの成功率を上げるためのコツ

筆者の検証から、以下の準備をしておくと失敗を大幅に減らせます!

  • 画像の前処理:コントラストを調整し、輪郭を明確にしておく
  • 段階的アプローチ:まず基本プロンプトで試してから要素を追加
  • 複数回生成:同じプロンプトでも結果が変わるため、ベストな結果が出るまで試行

失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返すことで、あなたのイラストに最適なフィギュア化方法が見つかるはずです!

nano bananaで作成したフィギュア画像の活用方法

筆者が調査した、nano bananaで作ったフィギュア画像の活用方法をご紹介します!

活用例①:SNSでの効果的な共有方法

#nanobananaフィギュア化#AIフィギュアといったハッシュタグを使って投稿すると、同じ趣味を持つユーザーとの交流が生まれやすくなります!筆者がXを確認したところ、ビフォーアフターの比較画像を紹介する投稿が特に注目を集めていました。

投稿時のコツとして、元のイラスト作者がいる場合は必ずクレジット表記を忘れずに。「Original illustration by @username」のような形で明記することで、健全なクリエイティブコミュニティの維持に貢献できます!

活用例②:デジタルコレクションとしての楽しみ方

作成したフィギュア画像をテーマ別に整理して、バーチャル展示室として楽しむ方法も人気です。Google PhotosやPinterestを活用してコレクションボードを作成し、季節ごとに展示を入れ替えることで、実物のフィギュア収集のような満足感が得られます。

物理的なスペースや予算の制約なく、理想のコレクションを構築できるのが大きなメリットですね!

活用例③:クリエイティブな二次創作に展開する

フィギュア化した画像をさらなる創作の起点として活用する方法も注目されています!

  • ジオラマ風画像の作成:複数キャラクターを組み合わせたオリジナルシーン
  • ストーリー漫画の素材:フィギュア写真風の4コマ漫画やショート動画
  • グッズデザインの参考:ステッカーやアクリルキーホルダーのデザイン案

著作権への配慮を忘れずに!

活用する際の重要な注意点として、他者が作成したイラストを無断でフィギュア化して公開・販売することは著作権侵害の可能性があります。必ず自作のイラストか、使用許可を得た素材を使用しましょう!

個人的な楽しみの範囲であっても、創作者への敬意を持って利用することが、健全なAIクリエイティブコミュニティの維持につながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

nano bananaを使ったフィギュア化の基本的な方法から、編集部で検証した成功のコツ、よくある失敗パターンと対処法、さらに作成した画像の活用方法までご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • nano bananaは無料で利用できる高性能なAIフィギュア化ツール
  • シンプルなベタ塗りイラストが最も成功しやすく、複雑なイラストは線画変換が効果的
  • 基本プロンプトから始めて、段階的にカスタマイズしていくことが重要
  • キャラクターの特徴が認識されない場合は、具体的な補足説明をプロンプトに追加
  • 著作権に配慮し、自作イラストまたは使用許可を得た素材のみを使用する

お気に入りのイラストをフィギュア化したいと思っている方や、AIツールを使った新しい創作活動に興味がある方に、実践的な情報をお届けできたのではないでしょうか?

ぜひ今回ご紹介したプロンプトやコツを参考に、nano bananaであなたのイラストを魅力的なフィギュアに変身させてみてください。きっと想像以上の仕上がりに驚かれることと思います!

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