【無料】ChatGPTでペットを擬人化するやり方!プロンプト例も紹介

ChatGPT

SNSで大流行中の「ペット擬人化」をご存知でしょうか?

ChatGPTを使えば、愛犬や愛猫を人間の姿に変身させることができるんです!2025年3月のChatGPT画像生成機能のアップデートによって、高品質な擬人化AI画像が誰でも簡単に作れるようになりました。

本記事では、ChatGPTを使ったペット擬人化の方法を初心者にもわかりやすく解説します。写真選びのコツからプロンプト例、エラーの対処法などすべてを網羅した情報をお届けします!

今回の記事で分かること
  • ペット擬人化をChatGPTで作る方法と実例
  • プロンプト例やコツ

※ChatGPTの「4o Image Generator」の使い方に関しては、下記記事で詳しく解説しています!

ChatGPTでペット擬人化が人気の理由

生成例

ChatGPTのペット擬人化がSNSで話題になっている背景には、OpenAIが2025年3月25日にリリースした画像生成機能の大幅アップデートがあります。従来の「DALL-E」から「GPT-4o」ベースのエンジン(4o Image Generation)に変更されたことで、生成される画像のクオリティが飛躍的に向上しました!

上記画像を見るとわかるように、ペットの特徴や表情を人間に変換する能力が格段にアップし、専門知識がなくても数分で高品質な擬人化画像が作れるようになったことが、この爆発的なトレンドの大きな原動力となっているだろうと言われています。

特にX(旧Twitter)やTikTokでは、小型犬を中年おじさん風に擬人化したり、子猫を可愛らしい少女として表現した画像が数万件ものリポストやいいねを集めています。「ペット擬人化」というハッシュタグで検索すると、いろいろな作品が見つかりますよ!

ChatGPTでペットを擬人化するやり方

では早速、ChatGPTでペットを擬人化させた画像を生成する方法をご紹介していきます!

①元となる画像を選ぶ

ペットを上手に擬人化するためには、適切な写真選びが重要です。以下のポイントに注意して写真を選びましょう。

  • 表情がよくわかる写真:目や口元など、表情がハッキリ写っているとAIが特徴を捉えやすくなります
  • 全身または特徴的なパーツが写っている:耳やしっぽ、模様など、ペットの個性が見える写真を選びましょう
  • 明るくて鮮明な画質:ブレていたり暗すぎる写真は避け、はっきり見える写真を選びましょう
  • 背景がシンプルで他の動物が写っていない:余計なものが少ない方が、AIがペットだけをしっかり認識できます

②ChatGPTの画像生成機能の利用準備(すでに準備OKの方は一部飛ばしてください!)

まずはChatGPTにアクセスしてログインします。Googleアカウントなどを使って簡単にログインできます。2025年4月1日からは無料版ユーザーでも画像生成機能が利用可能になりました(ただし利用回数に制限あり)。

ChatGPTを開けたら、画面上部のモデル選択メニューから「GPT-4o」を選択します。

チャットウィンドウから「画像を作成する」を選択します

③効果的なプロンプトを入力する

擬人化したいペットの写真をアップロードしたら、プロンプト(指示文)を入力します。プロンプトの書き方によって生成される画像の質が大きく変わるため、ここが最も重要です!

基本的なプロンプト例は以下のとおりです。

この[動物種]を擬人化してください [スタイル] [品質指定]

例えば、以下のように入力しましょう。

  • 「この犬を擬人化してください 写真 高画質」
  • 「この猫を日本人女性に擬人化してください アニメ風 高画質」
  • 「この犬を中年男性に擬人化してください 写真風 自然な表情」

もっと詳しく指定したい場合は、以下のような要素を追加できます。

  • 年齢:「20代の若い女性に」「渋い中年のおじさんに」
  • 職業:「会社員風に」「探検家として」「カフェのオーナーとして」
  • 雰囲気:「優しい笑顔の」「クールな表情の」「おっとりした」

④画像を生成する

プロンプトを送信すると、ChatGPTは約1分程度で画像を生成します。

最初の結果が思い通りでない場合は、以下のように調整を指示しましょう。

  • 「もう少し笑顔にしてください」
  • 「もっと[ペットの特徴]を強調してください」
  • 「年齢をもっと若く/年配にしてください」
  • 「服装を[具体的なスタイル]にしてください」

同じペットでも異なるバリエーションを作りたい場合は、画風を変えてみましょう。「写真風」「アニメ風」「水彩画風」「油絵風」など様々なスタイルを試すことで、全く違う印象の擬人化画像が作れますよ!

⑤画像の保存

気に入った擬人化画像ができたら、画像右上のダウンロードボタンから保存しましょう。

また、SNSでシェアする際のポイントは以下の通りです。

  • 元のペット写真と生成画像を並べて投稿すると、ビフォーアフターの効果で反応が良くなります
  • 「#ペット擬人化」「#ChatGPT」などのハッシュタグを付けると、同じ趣味の人に見つけてもらいやすくなります

完成した画像は、SNSのプロフィール画像やスマホの壁紙、オリジナルグッズの作成など、さまざまな用途に活用できます。

ChatGPTでペット擬人化画像を作る際のプロンプトのコツ3選

ここでは、ChatGPTでペット擬人化画像を作る際のコツを、3つほどご紹介していきます!

①「写真風」と「アニメ風」の使い分け

ChatGPTでの擬人化では、生成する画像のスタイルを指定することで、全く違う雰囲気の作品を作ることができます!

写真風は、リアルな質感や自然な陰影、写実的な表現が特徴で、まるで本当に存在する人物のような擬人化画像が生成されます。大型犬や特徴的な毛並み・模様を持つペットに適しています。

この犬を日本人男性に擬人化してください。写真風の高画質で。
元画像
擬人化画像

アニメ風 は、カラフルで誇張された特徴表現、シンプルな線、スタイライズされた表現が特徴です。小型犬や猫、表情豊かなペットに向いています。

この猫を優雅な女性に擬人化してください。アニメ風の高画質で。
元画像
擬人化画像

②ペットの特徴を最大限に活かすプロンプトを使う

ペットの擬人化で最も重要なのは、そのペット固有の特徴を人間の姿に効果的に反映させることです。具体的なプロンプト例を見てみましょう。

黒い毛並みのシュナウザー犬の場合

この黒いシュナウザーを50代の渋い日本人男性に擬人化してください。髭が特徴的で、黒いスーツを着た姿で。写真風の高画質で。

三毛猫の場合

この三毛猫を20代前半の女性に擬人化してください。白、黒、茶色のカラフルな服装で、好奇心旺盛な表情の日本人女性。アニメ風の高画質で。

ゴールデンレトリバーの場合

このゴールデンレトリバーを30代の明るい性格の男性に擬人化してください。フレンドリーな笑顔で、ゴールド系の髪色と暖かみのある表情の日本人男性。写真風の高画質で。

③複数のペットを同時に擬人化するテクニック

2匹以上のペットを同時に擬人化したい場合は、ペット同士の関係性をはっきり指示することが重要です。

犬と猫がいる場合

この犬と猫の画像を、仲の良い兄妹として擬人化してください。犬は頼りになる兄として、猫は活発な妹として。写真風の高画質で。

同じ種類のペットが複数いる場合

この2匹の猫を日本人の親子として擬人化してください。大きい方を優しい父親、小さい方を好奇心旺盛な子供として。アニメ風の高画質で。

ChatGPTで画像を生成する際によくあるトラブルと対処法

①エラーが出る場合の対処法

ChatGPTでペット擬人化を試す際、以下のようなエラーが発生することがあります。

  1. 「回数制限に達しました」エラー:無料版の場合、1日の利用回数制限に達するとこのエラーが表示されます。対処法は時間をおいて翌日に再挑戦するか、ChatGPT Plusにアップグレードすることです。
  2. アップロードに失敗する:ファイルサイズが大きすぎる場合に発生します。画像のリサイズや圧縮をしてから再度アップロードしてみましょう。
  3. 処理が途中で止まる:サーバー負荷の高い時間帯に起こりがちです。時間帯をずらして再試行するか、深夜〜朝などの比較的空いている時間帯に試してみましょう。

※詳しくは、下記記事を参考にしてみてください!

②思い通りの結果にならない場合

意図した通りの擬人化画像が生成されない場合は、以下の方法を試してみましょう。

  1. プロンプトをより具体的に:「日本人」「20代」「笑顔」など、具体的な指示を追加します。
  2. ペットの特徴を言語化:「三毛猫の特徴を活かして」「耳の形を人間の特徴として取り入れて」など、明確に指示します。
  3. 写真を変更する:別の角度から撮った写真や、表情がよりはっきり見える写真を選びます。
  4. スタイルを指定する:「写真風」「アニメ風」など、生成したい画風を明示します。

※詳しくは、下記記事も参考にしてみてください!

ChatGPTの擬人化画像と著作権について

OpenAIの利用規約によれば、ChatGPTで生成された画像の所有権はユーザーに帰属し、商用利用も認められています。公式の規約には「アウトプットについての権利を有する」と明記されています。

ただし、商用利用時には以下の点に注意が必要です。

  1. 著作権侵害のリスク:生成された画像が既存の著作物と類似している場合、著作権侵害となる可能性があります。特に、有名なキャラクターやブランドロゴに似た画像の使用には注意が必要です。
  2. 不適切なコンテンツの生成:暴力的、差別的、性的な内容など、社会的に不適切とされる表現が含まれる画像は避けましょう。
  3. 利用規約の定期確認:OpenAIの利用規約やコンテンツポリシーは更新される可能性があるため、定期的な確認が推奨されます。

※詳しくは、下記記事も参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ChatGPTを使ってペットを擬人化する方法から、効果的なプロンプト例、注意点まで詳しく解説しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • ペット擬人化はChatGPTの画像生成機能を使って簡単に実現できる
  • 無料版でも高品質な画像生成が可能ですが、回数制限がある
  • 「写真風」「アニメ風」など、好みのスタイルを指定できる
  • 生成された画像は個人利用だけでなく、商用利用も可能(ただし注意点あり)

SNSで大流行のペット擬人化、あなたも愛犬や愛猫を人間の姿にしてみたくなったのではないでしょうか?ぜひ自分だけの最高の一枚を作り出してみてくださいね!