ChatGPTの画像生成機能が無料ユーザーにも開放されたことで、多くの人が利用できるようになりましたね。でも「何枚まで生成できるの?」「無料と有料の違いは?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ChatGPTの画像生成機能(DALL-E3/4o Image Generation)における回数制限や枚数上限について、無料プランと有料プランの違い、制限に達した場合の対処法まで詳しく解説します!
- ChatGPTの画像生成回数制限は?
- ChatGPTで一度に生成できる枚数制限や複数枚生成する方法
- ChatGPTの画像生成に関するその他の制限
- ChatGPTの画像生成ができない原因と対処法
※ChatGPTの画像生成機能の使い方については、下記記事で詳しく解説しています。
無料版ChatGPTの画像生成回数制限は?
ChatGPTの無料版でも画像生成機能を使うことができますが、利用回数には厳しい制限が設けられているんです。
無料プランのChatGPTでは、画像生成機能は1日あたり2枚までに制限されています。 この制限は2024年8月9日にOpenAIが無料ユーザー向けに画像生成機能を開放した際に設定されたものです。
制限に達すると、「画像作成の制限に達しました。ChatGPT Plusにアップグレードするか、24時間後にもう一度お試しください」というメッセージが表示されます。
この2枚の制限は、24時間経過後にリセットされます。つまり、最後に画像を生成してから24時間後に再び画像生成が可能になります。
一度制限に達した場合、サーバーの混雑状況によっては表示される待機時間よりも早く解除されることもありますが、基本的には24時間待つ必要があります。
有料版ChatGPTの画像生成回数制限はある?
有料版のChatGPT Plusや他のプランでは、画像生成の制限はかなり緩和されています。
ChatGPT Plus(月額20ドル、約3,000円)では、実質的に無制限に近い画像生成が可能ですが、短時間での大量生成に対しては「3時間に40回まで」という制限があります。
これを単純計算すると、理論上は1日に最大320枚(24時間÷3時間×40回)の画像を生成できることになります。
Teamプランでは1人あたり月額30ドル(約4,500円)で、複数人での利用が可能です。画像生成制限はPlus同様に3時間40回までですが、一度に処理できるテキスト量が増えるなどの特典があります。
ChatGPTで一度に生成できる枚数制限

ChatGPTでは以前、1回のリクエストで複数枚(2〜4枚程度)の画像を同時に生成できましたが、現在はサーバー負荷やリソース管理の観点から、1回のリクエストで生成できる画像は基本的に1枚に制限されています。
プロンプト中で枚数を指定しても、現在のChatGPTでは1枚しか生成されません。これはDALL-E 3/4o Image Generationの画像数を示すパラメータである「n」が無効化されているためです。
サーバー負荷の軽減や多くのユーザーへの公平なサービス提供のためと考えられます。
1枚制限を回避して複数枚を一度に生成する方法
制限があっても、工夫次第で複数枚の画像を一度に生成する方法もあるんです!
以下のようなプロンプトを使うことで、同じテーマで複数の画像を一度に生成することができます。
これによって、同じプロンプトから少しずつ違う5枚の画像を一度に生成できます。

ただ、上記結果のように自分でトリミングする必要があるのでそこは注意が必要です!
ChatGPTの画像生成に関するその他の制限
画像生成には回数以外にも、いくつかの制限があります。
①テキスト文字数の制限
無料プランでは、一度に処理できるテキストの量に制限があります。日本語で約5,000文字までのテキストしか一度に処理できません。
一方、有料プランでは2万文字以上のテキストでも問題なく処理できるため、長文の文字起こしなどにも対応できます。
※ChatGPTの文字数制限に関しては、下記記事で詳しく解説しています。
②画像アップロードの制限
無料アカウントでは、画像を3枚程度アップロードすると、それ以上のアップロードができなくなります。約15分ほど待てば、再びアップロードが可能になります。
画像アップロードの制限は、チャットの利用回数制限とは別に設けられています!
③PDFファイルのアップロード制限
PDFファイルのアップロードも、画像と同様に2~3個までは可能ですが、それ以上は制限に引っかかります。こちらも15分ほど待てば再びアップロードできるようになりますよ。
ChatGPTの画像生成ができない原因と対処法
画像生成機能が使えない場合、以下のような原因が考えられます。
- 1日の画像作成枚数の制限に達した→有料プランへのアップグレード
- ChatGPTのモデル選択を誤っている→GPT-4.5以外のモデルを選択しているか確認
- サーバーが混雑している→時間をおいて再度試
- プロンプトが利用規約に違反している→プロンプトを見直す
これらの原因でChatGPTでは画像生成が出来ないことが多いです。
※詳しくは、下記記事で解説していますので参考にしてみてください!代替サービスも紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ChatGPTの画像生成機能における回数制限や上限について詳しく解説しました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- 無料版ChatGPTでは1日あたり2枚までしか画像生成できない
- 有料版ChatGPT Plusでは3時間に40枚まで生成可能(理論上1日最大320枚)
- 画像生成できない場合は、制限到達・モデル選択ミス・サーバー混雑・規約違反などが原因
ChatGPTの画像生成機能を最大限に活用したい場合は、制限を把握した上で効率よく使うことが大切です。無料版の制限に不満がある場合は、有料プランへのアップグレードや代替サービスの利用も検討してみてください!