2024年4月15日、Adobeから最新のアップデート情報が発表されました!
主な発表は以下の2つです。
- Adobeで動画生成AIが可能に!
- Adobe Premiere ProにAdobe Fireflyが実装予定
この新機能は、動画編集のワークフローを大幅に強化し、オブジェクトの追加や削除、既存クリップの拡張など、これまでにない柔軟性をもたらすと期待されています。
本記事では、こちらのトピックについて詳しく解説していきます!
Adobeで動画生成が可能に!
まず1つ目のトピックは、Adobeでついに動画生成が出来るようになります!
2024年7月12日時点で分かっていることをまとめると、以下の通りです。
- Adobe Premiere Proで動画生成AI「Sora/Runway/Pika」が利用可能になる
- Soraは現在未リリースのため、いつから導入されるかも未定
- 主な機能としては、「テキストから動画を生成」「動画内のオブジェクトを追加or削除」「尺を伸ばす」がある
Premiere Pro上での生成が可能になるとのことで、動画編集がどんどん捗るようになりますね!
Adobe Fireflyが動画編集ソフト「Premiere Pro」に実装予定
先ほどのトピックと似通った内容にはなりますが、画像生成ツール「Adobe Firefly」が動画編集ソフト「Premiere Pro」に実装予定とのことです。
画像生成AI「Adobe Firefly」とは?
Adobe Fireflyは、グラフィック処理に強みを持つソフトメーカー、Adobeによって開発されたAIを利用した画像編集ツールです。
著作権に配慮されたツールであり、クリエイターが安心して使えるシステムを持つことが最大の特徴です。また、日本語を含む100以上の言語でのプロンプト入力に対応しています。
Adobe Fireflyの魅力
先ほども少しお話ししましたが、Adobe Fireflyの最大の特徴は、生成された画像の商用利用が許諾されていることです。多くのAIイメージ生成ツールでは、生成された画像をビジネスに活用することが制限されていますが、Adobe Fireflyではそのような制約がありません。つまり、Adobe Fireflyで作成した画像を、自社の広告やWebサイト、製品パッケージなどに自由に使用できるのです。
また、Adobe FireflyはAdobe Creative Cloudと連携しているため、PhotoshopやIllustratorなどの他のAdobe製品とシームレスに統合できます。これにより、Adobe Fireflyで生成した画像を、従来のグラフィックデザインワークフローに簡単に組み込むことも可能です!
これらの特徴から、Adobe Fireflyは、マーケティングや広告、デザインなどの分野で、大きな注目を集めています。特に、コストを抑えつつ、オリジナリティの高い視覚コンテンツを大量に制作する必要のある中小企業や個人事業主にとって、Fireflyは画期的なソリューションとなる可能性を秘めているのです。
※Adobe Fireflyの基本的な使い方については、以下の記事で解説しています!
Adobe Fireflyが実装されることによって、前述した「テキストから動画を生成」「動画内のオブジェクトを追加or削除」「尺を伸ばす」の機能に加えて、画像生成などの他生成ツールも直接利用できるようになります!
動画編集をしながら適宜AIを利用できるのは便利すぎます。利用できる日が待ち遠しいですね…!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Adobe FireflyがPremiere Proに実装され、動画生成AIが利用可能になるというトピックについてご紹介してきました!
実装予定時期は2024年内と言われていますが、具体的なことはまだ不明瞭ですので、情報が入り次第随時追記していきます!
Adobe Fireflyは、動画制作における生成AIの活用を大きく前進させること間違いなしのツールですので、ぜひチェックしておきましょう!