
Midjourneyでいい感じの画像を作って背景透過して、素材に使いたいんだけど…
こういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
Midjourneyで背景透過しやすい画像を生成するプロンプトのコツと、無料で使える外部ツールを組み合わせれば、誰でも簡単に背景透過画像を作ることができます!
今回は、アニメ系イラストやリアル系の画像それぞれに最適なプロンプトから、実際に背景透過した例まで詳しくご紹介していきますね。
📖この記事のポイント
- Midjourneyに背景を透明にする機能はない!でも、ある「呪文」をプロンプトに追加するだけで、後の作業がめちゃくちゃ楽になる裏ワザがある!
- 無料で登録もいらない神ツール「Clipdrop」にアップすれば、ワンクリックで驚くほどキレイに背景だけを消せる!
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無料特典を今すぐ受け取る※Midjourneyの基本的な使い方については、下記記事で詳しく解説しています。
Midjourneyに背景透過機能はない!でも方法はある
結論からお伝えすると、2025年現在、Midjourneyには画像を直接背景透過する機能は搭載されていません。
プロンプトに「transparent background」や「背景透過」と入力しても、残念ながら透明な背景の画像は生成されないんです…。
でも安心してください!背景透過画像は作れます
Midjourneyで背景透過画像を作るには、2つのステップを踏む必要があります。
- ステップ1:Midjourneyで背景透過しやすい画像を生成する
- ステップ2:外部の背景透過ツールで実際に透過処理をする
「え、2回も作業するの?面倒くさい…」と思うかもしれませんが、実はこの方法、めちゃくちゃ簡単なんです!
特にステップ1の「背景透過しやすい画像」を作る段階で、適切なプロンプトを使えば、後の透過処理がびっくりするくらいスムーズになります。
具体的には、背景を単色(白や緑)にする、背景をぼかすといったプロンプトの工夫をするだけで、外部ツールが被写体と背景をしっかり区別してくれるようになるんですね。
他のAI画像生成ツールは背景透過できる?
ちなみに、Stable DiffusionなどのオープンソースのAI画像生成ツールでは、拡張機能を使って生成段階から背景が透明な画像を作ることができます。
ただし、Midjourneyのような使いやすさや画像のクオリティを求めるなら、今回ご紹介する「Midjourney + 外部ツール」の組み合わせが一番おすすめです!
※Stable Diffusionでの背景透過方法については、下記記事で詳しく解説しています。
【プロンプト付】Midjourneyで背景透過しやすい画像を作る方法
背景透過処理をスムーズに進めるためには、被写体と背景の境界がはっきりした画像を生成することがとっても重要です!
具体的には、背景を単色にしたり、背景をぼかして被写体にピントを合わせたりすることで、外部ツールが「どこが被写体でどこが背景か」を正確に判断してくれるようになるんです。
ここからは、画像のタイプ別におすすめのプロンプトをご紹介していきますね。
アニメ系イラストは「白背景」で生成しよう
アニメ風のイラストやキャラクター画像を生成する場合は、白背景が一番おすすめです!
白背景だと被写体の輪郭がくっきり見えるので、背景透過ツールが被写体を認識しやすくなります。
プロンプト例:anime girl, beautiful eyes, flowing hair, white background --ar 1:1 --niji 6 このプロンプトで、こんな感じの画像が生成されます↓


背景をより単純にして、透過処理の精度を上げたい場合は、以下の表現を追加してみましょう。
blurred white background, focus on the character 訳:ぼやけた白背景、キャラクターに焦点を当てる
このプロンプトを追加することで、背景がぼやけて被写体にピントが合った状態になります。背景と被写体の境界がより明確になるので、透過処理がグッと楽になりますよ!


リアル系画像は「グリーンバック」がおすすめ
人物写真のようなリアル系の画像を生成する場合は、緑色の背景を使うのがベストです!
なぜ緑かというと、人間の肌の色(赤やオレンジ系)と補色の関係にあるため、被写体と背景がはっきり区別されやすいんです。これは映画やテレビの撮影現場でも使われている定番の技法なんですよ。
プロンプト例:portrait photo, Japanese woman, smile, green background --ar 2:3 --v 7


さらに透過しやすくするプロンプトも紹介します。
professional portrait, business person, confident expression, white shirt, simple green background, blurred background, studio lighting --ar 2:3 --v 7


グリーンバックを使う時の注意点として、被写体に緑色の服やアクセサリーを指定しないことが大切です。被写体と背景が同じ色だと、透過処理の際に被写体の一部まで消えてしまう可能性があるんです…。
緑の服を着た人物を生成したい場合は、代わりに青背景やグレー背景を使いましょう!
その他の背景色を使うコツ
白背景やグリーンバック以外にも、状況に応じて使える背景色があります。
①グレー背景
商品撮影など、どんな色の被写体にも対応したい場合はグレー背景が便利です。
product photo, luxury watch, gray background --ar 1:1 --v 7


②黒背景
宝石やアクセサリーなど、光を反射する被写体には黒背景が映えます。
jewelry photo, diamond ring, pure black background --ar 1:1 --v 7


③プロンプトに追加すると効果的な表現
どの背景色を使う場合でも、以下の表現を追加するとより透過しやすい画像になります。
- simple background(シンプルな背景)
- clean background(綺麗な背景)
- no shadows on background(背景に影なし)
- high contrast(高コントラスト)
これらを組み合わせることで、背景透過ツールがスムーズに処理できる理想的な画像が生成できますよ!
無料で使える!おすすめ背景透過ツール3選
Midjourneyで背景透過しやすい画像を生成できたら、次は実際に背景を透明にしていきましょう!
ここでは、登録不要ですぐ使えるものから細かい調整ができる本格派まで、おすすめの背景透過ツールを3つご紹介します。
①Clipdrop:登録不要で使える神ツール【一番おすすめ!】

Clipdropは、登録なしで今すぐ使える背景透過ツールです。AIの精度がとても高く、複雑な輪郭の被写体でもきれいに切り抜いてくれるので、筆者が一番おすすめしているツールなんです!
- アカウント登録不要でサクッと使える
- ドラッグ&ドロップで画像をアップするだけ
- 数秒で自動処理が完了
- 髪の毛などの細かい部分もきれいに処理
無料版でも十分な品質で使えますが、高解像度の画像を処理したい場合は有料プランもあります。
※Clipdropの詳しい使い方については、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください!
②Remove.bg:ワンクリックで自動処理

Remove.bgは、背景透過ツールの定番として有名なサービスです。とにかくシンプルで使いやすいのが特徴で、初心者の方にもおすすめです!
- ワンクリックで背景透過が完了
- 人物画像の処理が得意
- APIも提供されているので自動化も可能
- 無料版は低解像度のプレビュー画像がダウンロード可能
高解像度の画像をダウンロードしたい場合は、クレジット購入または月額プランへの加入が必要です。
③PicWish:細かい調整も可能な本格派

PicWishは、自動処理に加えて手動での微調整もできる背景透過ツールです。「自動処理だけだと少し物足りない…」という方におすすめです!
- 被写体認識の精度が高い
- 手動調整ブラシで細かく修正できる
- 日本語インターフェースに対応
- バッチ処理で複数の画像を一度に処理可能
①PicWishの公式サイトにアクセス
②「AIツール」から「背景透過」をクリック

③「画像を選択」でアップロードする

④自動で背景が透過される

⑤必要に応じて「復元」ブラシや「消去」ブラシで微調整

⑤PNG形式でダウンロード


細かい髪の毛の処理や、複雑な形状の被写体でも、手動調整を使えばより完璧な仕上がりが期待できますよ!
※PicWishの安全性については、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください!
迷ったら、まずはClipdropを試してみるのがおすすめです!
登録不要ですぐ使えますし、精度も高いので、ほとんどの場合はこれで十分満足できる結果が得られます。
もし細かい調整が必要な場合はPicWish、とにかくシンプルに使いたい場合はRemove.bgという感じで使い分けるといいですね。
実際にMidjourneyで生成した画像を背景透過してみた!
それでは、先ほど紹介したプロンプトで実際に画像を生成して、背景透過処理をしてみましょう!
Clipdropを使って透過処理を行った結果をご紹介していきますね。
①白背景のアニメイラストを透過
まずは、白背景で生成したアニメ系イラストから試してみます。
anime girl, twin tail, beautiful detailed eyes, smile, white dress, blurred white background, focus on the character --ar 1:1 --v 6
背景が真っ白でシンプルなので、透過処理に最適な状態ですね!
透過後の画像がこちらです。

結果:完璧に透過できました!
白背景のおかげで、髪の毛の細かい部分まできれいに切り抜かれています。服の白い部分も被写体として認識されて、背景だけがしっかり透過されていますね。
②グリーンバックのリアル系画像を透過
続いて、グリーンバックで生成したリアル系の人物画像を透過してみます。
portrait photo, Japanese woman, smile, casual clothes, simple green background, focus on the person --ar 2:3 --v 7
背景がきれいな緑色なので、これも透過しやすそうです!
透過後の画像がこちらです。

結果:こちらも綺麗に透過できました!
人物の輪郭がくっきり切り抜かれて、髪の毛の細かい部分も自然な仕上がりになっています。グリーンバックと肌色のコントラストがしっかり効いているおかげですね。
背景透過がうまくいかない時の対処法
背景透過処理をしてみたけど、「なんか変…」「うまく切り抜けない…」ということもありますよね。
ここでは、よくあるトラブルとその解決方法をご紹介していきます!
①髪の毛や細かい部分が消えてしまう
背景透過をした時に一番よくある問題が、髪の毛の一部が透過されて消えてしまうことです。
特に細い髪の毛や、風になびいた髪の毛などは、背景と混ざってしまって正しく認識されないことがあるんですよね…。
- より高解像度の画像を使う:Midjourneyで画像を生成する際に、アップスケール機能を使って高解像度化してから透過処理を行いましょう。画像が大きいほど、AIが細かい部分まで正確に判断できるようになります。
- 背景と髪の毛のコントラストを強くする:プロンプトに「high contrast, backlit hair, sharp edges(訳:高コントラスト、逆光の髪、鋭いエッジ)」を追加してみてください。
- PicWishの手動調整機能を使う:Clipdropで消えてしまった部分は、PicWishの「復元」ブラシを使って手動で塗り直すことができます。細かい部分は拡大表示しながら丁寧に作業すると、きれいに仕上がりますよ!
②被写体の一部が透過されてしまう
「服の一部まで消えちゃった!」という経験はありませんか?
これは、被写体と背景の色が似ている時に起こりやすい問題です。
- 被写体と背景の色を離す:グリーンバックを使う場合は、緑色の服やアクセサリーを避けましょう。もし緑の服を着た人物を生成したい場合は、プロンプトで背景色を変更してください。
- ネガティブプロンプトを活用する:Midjourneyのv6以降では、–noパラメータで特定の要素を除外できます。
- 透過ツールの感度を調整する:PicWishなどの手動調整機能があるツールでは、透過の「許容範囲」を調整できます。感度を下げることで、被写体に近い色も保持されるようになりますよ。
※Midjourneyのネガティブプロンプトについては、下記記事で詳しく解説しています。
③エッジがギザギザになる
透過処理はできたけど、輪郭がギザギザ(ジャギー)になってしまうこともありますよね。
これは特に低解像度の画像や、急激な色の変化がある部分で発生しやすいです。
- 元画像の解像度を上げる:これが一番効果的です!Midjourneyで必ずアップスケール処理を実行してから、背景透過ツールに入力しましょう。解像度が高いほど、滑らかな境界線が生成されます。
- 背景をぼかすプロンプトを使う:プロンプトに「blurred background, soft focus, depth of field(訳:ぼやけた背景、ソフトフォーカス、被写界深度)」を追加することで、境界が自然になります。
- 画像編集ソフトでエッジを滑らかにする:どうしてもギザギザが気になる場合は、透過後の画像をPhotoshopなどの編集ソフトで開いて、わずかに「ぼかし」をかけることで改善できます。ぼかしの半径を1〜2ピクセル程度に設定すると、自然な仕上がりになりますよ!
※Midjourneyのアップスケール機能については、下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Midjourneyで生成した画像を背景透過する方法について、プロンプトの工夫から実際の透過処理、トラブル対処法までご紹介しました。
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- Midjourneyには背景透過機能はないが、工夫次第で透過画像を作れる
- アニメ系イラストは「白背景+ぼかし」のプロンプトが効果的
- リアル系画像は「グリーンバック」で被写体と背景を明確に分離
- Clipdropなら登録不要で高精度な背景透過が可能
- うまくいかない時は、高解像度化や背景色の変更で対処できる
Midjourneyで素敵な画像を生成したけど背景透過の方法がわからなかった方や、透過処理に失敗して困っていた方に、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?
ぜひ、今回ご紹介したプロンプトと外部ツールを組み合わせて、あなたのプロジェクトにぴったりな背景透過画像を作成してみてくださいね!
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