ChatGPTを使った自己PR・志望動機の書き方を徹底解説 | romptn Magazine

ChatGPTを使った自己PR・志望動機の書き方を徹底解説

ChatGPT

あなたは志望動機を書き上げるのに何分ぐらいかかりますか?

たった数百字程度の文章なのに、1,2時間かかりますよね。

実は、ChatGPTを使えばものの数分で志望動機を書き上げることができます。

実際に私が就活時に活用していた事例をもとに、ChatGPTを使って誰でも簡単に志望動機が書ける方法を教えます。

転職や就活をしている方は、ぜひESや履歴書作成時に参考にしてください。

※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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そもそもChatGPTで志望動機を書いてもバレないのか?

結論から言うと、バレないでしょう。

ChatGPTはインターネットのコピペではなく、完全にオリジナルなものを作ってくれるからです。

そのため、面接官はAIが書いたか人間が書いたか区別することはできないと言えます。

ただしうまく活用しないと、機械的な文章になったり、自分の欲しい文章を得ることができません。

プロンプトという命令文を細かく指定することで、理想的な志望動機や履歴書を書けるようになります。

私が実際に使用していたプロンプトも公開しますので、参考にしてみてください。

実際にChatGPTで志望動機を作成してみた!

では、実際にChatGPTを活用して志望動機を作成して見ましょう。

今回は、コカコーラ社の営業職の志望動機を書いてみます。

Step.1プロンプト(命令文)を指定する。

先ほどもお話しした通り、ChatGPTに文章を書いてもらうためにはその条件を決めなくてはなりません。

どういった聞き方でもいいですが、今回は以下のプロンプトとしました。

プロンプト例1

あなたは優秀なライターです。
条件に沿って志望動機を作成してください。
#前提条件
口調は「ですます調」で統一してください。
難しすぎる言葉は使わないでください
#条件
・応募する企業 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
・400文字程度でまとめてください
・希望する職種 営業
・パターン数 3パターン

返答として帰ってきたのは、以下となります。(GPT-4oを使用)

それなりの文章が送られてきたかなと思います。さすがGPT-4oです、パターンがさらに2つ出てきました!

もし自分が思っていたものと違う場合は、さらにプロンプトを追加する必要があります。

プロンプト例2

あなたは優秀なライターです。
条件に沿って志望動機を作成してください。
#前提条件
口調は「ですます調」で統一してください。
難しすぎる言葉は使わないでください
#条件
・応募する企業 コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス
・400文字程度でまとめてください
・希望する職種 営業
・パターン数 3パターン
・志望する理由 成長環境
・他社との比較についても書いてください。
・経歴 ドラックストアでアルバイト

自身の経歴や志望理由などを細かく指定することで、あなただけのオリジナルな志望動機を作成することができます。

他に以下のような情報をChatGPTに与えることでより具体的な志望動機を作成してくれます。

私の性格 
どんな仕事がしたいか
希望する役職

step.2 ChatGPTを使って、添削をする。

ChatGPTは添削として利用することもできます。

添削の時には、私は以下のようなプロンプトを使います。

以上の章を条件に従って、修正してください。
条件
1文章の誤字・脱字を修正してください。
2数字の表記のばらつきがあった場合は統一してください。
3主語と述語の組み合わせが間違っている場合は修正してください。
4文末は全て「です、ます」口調に統一してください。

実際に出た回答が以下になります。

修正点
えいぎょうしょく→営業職
考える→考えています
ブランド緑→ブランド力

このように、詳細なプロンプトを設定することで修正を行ってくれました。

うまく活用することで、志望動機の質を高めることができるでしょう。

ChatGPTで志望動機を書くポイント

ChatGPTで志望動機を作成する際に注意してほしいポイントがいくつかあるので紹介します。

①プロンプトを細かくする

理想的な文章をChatGPTに書いてもらうには、詳細なプロンプトを作成する必要があります。

過去の体験やなぜその会社に入りたいかといった要素を加えることで、その人のオリジナルな志望動機が作成できます。

プロンプトの作り方も簡単なので、自分なりのプロンプトを作るのもいいかもしれません。

②文字数が必ずしも正確ではない

ChatGPTは優秀ですが、文字数が全くあっていないこともあります。

例えばプロンプト2で、400字の文章を3パターン指定しましたが、実際に作成されたものは250字から300字でした・

文字数を短くするようなプロンプトを送ることができますが、文章の構成がおかしくなる場合があるので注意しましょう。

ChatGPTで文字数を指定する方法に関しては以下の記事に載せてますので、参考にしてください。

③最終的には自分の目で確認しよう

ChatGPTは詳細なプロンプトを設定することで、理想的な文章を作ることができますが、文字数や文章の構成など誤っていることも多くあります。

また、ChatGPTが作成する文章はどうしても具体性を持たないことがあります。なので最終的に自分の目で確認し、自身の経験を盛り込むことでクオリティの高い志望動機を作成することが必要になってきます。

ChatGPTのAPI利用のサービス「就活AI」

就活支援を行うジェイック株式会社は自己PR、志望動機添削等6つのサポートが無料で受けられる就活AIをChatGPTのAPIを使用して開発しました。

ChatGPTのように会話形式で志望動機を作成できるわけではありませんが、プロンプトなども必要なく、より簡単に操作できるのが良いと思います。

まとめ:ChatGPTを使えば、志望動機を書くことができる!

今回はChatGPTを使った志望動機の書き方について、解説しましたがいかがだったでしょうか?

この記事をまとめると

・ChatGPTを使って志望動機や履歴書を書いてもバレない。

・ChatGPTは添削としても、使うことができる。

・理想的な記事を書いてもらうにはプロンプト(命令文)を細かくする必要がある。

・文字数が正確でない場合があるので、注意すべき。

・就活AIというChatGPTのAPIを利用した志望動機作成サービスもある。

このように、ChatGPTを活用すればすぐに志望動機、履歴書を作成することができます。

ただし、必ずしも完璧な文章とはならないので、参考程度に活用することをおすすめします。

Romptnでは他にもAIに関する記事を執筆していますので、ぜひご覧ください。

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