ChatGPTでのビックリマンチョコシール風イラストの作り方!著作権についても解説

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最近、懐かしのビックリマンシールが再び注目を集めているのをご存知でしょうか?

80年代・90年代に子どもたちを熱狂させた「ビックリマンチョコ」のおまけシールを、今度はChatGPTの画像生成機能で簡単に作れるようになりました!自分の顔写真やペットの写真をアップロードするだけで、あの懐かしいキラキラ背景のビックリマンシール風にアレンジできちゃうんです!

この記事では、ChatGPTを使ったビックリマンシール風イラストの作り方を初心者にもわかりやすく解説します。

今回の記事で分かること
  • ChatGPTでビックリマンシール風画像が作れる理由
  • ChatGPTでビックリマン風イラストを作る方法
  • ChatGPTでビックリマン風イラストを作る際の注意点

ChatGPTでビックリマンシール風画像が作れる理由

ChatGPTの画像生成機能「DALLE-3」は2023年のアップデートで大幅に性能が向上し、ユーザーの細かいプロンプトに忠実な画像を生成できるようになりました。特に昭和レトロな雰囲気や特徴的なデザインの再現が得意で、ビックリマンシールのようなレトロなスタイルも上手に表現できます!

プロンプト(指示文)の書き方さえ工夫すれば、驚くほど本物そっくりのビックリマン風シールを生成することが可能です。しかも操作は簡単で、特別なデザインスキルがなくても作れるのが魅力です!

※DALL-E3の使い方については、下記記事で詳しく解説しています!

ChatGPTでビックリマンシール風イラストを作るために必要なもの

ビックリマン風イラストを作るために必要なものは以下の通りです。

  • ChatGPTのアカウント(※有料プランがおすすめ)
  • 加工したい画像(自分やペットの写真など)
  • 基本的なプロンプト作成の知識

特に注意したいのは、現時点(2025年4月)では無料会員だと画像生成機能に制限があるため、有料プラン(ChatGPT Plus)がおすすめです。有料プランなら高品質な画像生成ができ、より多くの画像を作成できます。

※ChatGPTのアカウント登録方法については、下記記事で詳しく解説しています!

ChatGPTでビックリマン風イラスト・シールを作る方法

ChatGPTを使ってビックリマン風のイラストやシールを作る方法を具体的に解説します!

①ChatGPTにアクセスしてログインする

まずはChatGPTの公式サイト(https://chat.openai.com/)にアクセスし、アカウントにログインします。画像生成機能を使うには、トップ画面から「ChatGPT-4o」モデルを選択してください。

②画像をアップロードする

会話画面下部の「画像をアップロード」ボタンをクリックして、ビックリマン風に加工したい画像をアップロードします。人物写真やペットの写真など、メインとなる被写体がはっきり映っている画像が適しています。

③プロンプトを入力する

画像をアップロードしたら、以下のようなプロンプトを入力します。

この写真をアニメ化して、ビックリマンシール風にデザインしてください。背景はキラキラホログラム調にして、下部に「○○○(好きな名前やキャラクター名)」という文字を入れてください。シールの縁には金色の縁取りを付けてください。

これで「↑」ボタンを押せば画像が生成されます!

④生成された画像を確認・保存する

ChatGPTが画像を生成したら、まずはクオリティを確認しましょう!満足できない場合は、プロンプトを少し変更して再生成を試みましょう。気に入った画像ができたら、右クリックから「名前を付けて画像を保存」を選び、パソコンに保存します。

今回は、AIで作成したアイドルの画像をビックリマンチョコシール風にしてみました!

とても可愛く出来ました、、!衣装もポーズも髪型も忠実に再現されていて素晴らしいです。

ビックリマン風シールを作る際のプロンプトのコツ

魅力的なビックリマン風シールを作るためのプロンプトの書き方には、いくつかのコツがあります!

アートスタイルの指定は、再現性の高いビックリマン風デザインを作るうえでとても重要です。プロンプトでは以下の4つの要素を詳しく入力するとよいでしょう。

  1. 主題(メインキャラクターとテーマ)
  2. 背景装飾(背景デザインと装飾要素)
  3. 構成(キャラクターの配置やポーズ)
  4. アートスタイル(技法、素材、色彩、質感)

特にアートスタイルについては、「2Dデフォルメキャラクター」「太い輪郭線」「キラキラした効果」「金色の縁取り」などのプロンプトが効果的です。

以下は、実際に高品質なビックリマン風シールを生成できるプロンプト例です。

この写真をビックリマンシール風にアレンジしてください。

- 昭和レトロな2Dイラストスタイル
- 大きな目と小さな頭身のデフォルメキャラクター
- 背景はホログラム効果のあるキラキラしたグラデーション
- シールの縁は金色の太い輪郭線
- 下部に「○○○」という名前を入れる(フォントは角ゴシック体で、白い文字に黒の縁取り)
- 全体的に明るく鮮やかな色使い

実際に使う際は、「○○○」の部分に好きな名前やキャラクター名を入れましょう。

生成された画像が理想と少し違う場合は、以下のようなプロンプトで微調整できます。

  • 「右手にハサミ、左手に〇〇を持たせてください」
  • 「背景のキラキラ感をもっと強調してください」
  • 「文字の色を赤から青に変更してください」
  • 「キャラクターの表情をもっと笑顔にしてください」

具体的に変更したい部分を指摘することで、より理想に近づけることができますよ!

実際にChatGPTでビックリマンシール風イラストを作ってみた!

実際にChatGPTで作成したビックリマン風シールの画像生成例をいくつか紹介します。

例1:ペットの犬をビックリマン風に

愛犬の写真をアップロードし、「この犬をビックリマンシール風にして、名前を『忠犬ポチ丸』として金色の縁取りと星のエフェクトを追加」というプロンプトで生成しました。

愛らしいデフォルメキャラクターに変身していることがわかります。

例2:顔写真をヒーロー風に

自撮り風写真をアップロードし、「この写真を勇者キャラクターとしてビックリマンシール風にアレンジ。剣と盾を持たせて、名前を『光の勇者』として下部に追加」というプロンプトで生成。

リアルな写真から漫画風のキャラクターに変換されています。

ChatGPTでビックリマン風イラストを作る際の注意点

オリジナルのビックリマンシールは株式会社ロッテの商標・著作物です。ChatGPTで作成したビックリマン「風」イラストも、以下の点に注意が必要です。

  • 個人で楽しむ分には問題が少ないですが、商用利用は避けるべき
  • SNSなどで公開する際は「ビックリマン」「〇〇」など、オリジナルではないことを明記する
  • 実際のビックリマンキャラクターの名前や特徴的なデザインの真似は避ける
  • オリジナルキャラクターとして作成する

AIで生成した画像の著作権については、現時点では明確な法整備がされていない部分もあります。基本的には「作成者に帰属する」とされていますが、商用利用については特に慎重に判断する必要があります。

※ビックリマンシール風画像を生成していると、ポリシー違反の表示が出ることもあります。そんなときの対処法は、下記記事で解説しています!

【FAQ】ChatGPTでビックリマンシール風イラストを作る際によくある質問

Q
写真をアップロードせずにゼロからイラストを作ることもできますか?
A

はい、可能です。「ビックリマン風の戦士キャラクターを描いて」など、具体的なプロンプトを入力することで、写真なしでもイラストを生成できます。

Q
作成した画像の解像度はどれくらいですか?
A

ChatGPT Plusの場合、基本的に1024×1024ピクセルの正方形画像が生成されます。印刷する場合は小〜中サイズのシールなら十分な解像度です。

Q
ビックリマン風以外のレトロなシールデザインも作れますか?
A

はい、「ドラゴンボールZ風カード」「ポケモンカード風」など、他の懐かしいデザインも指定できます。プロンプトでスタイルを具体的に指示することがポイントです。

Q
文字の入れ方がうまくいきません。どうしたらいいですか?
A

AIによる文字生成は時々不自然になることがあります。そのような場合は、画像編集ソフト(PowerPointでも可)で文字を後から追加する方法が確実です。文字フォントは「HGS創英角ポップ体」などが近い印象になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ChatGPTを使ったビックリマン風イラスト・シールの作り方から、プロンプトのコツ、実際の画像生成例まで詳しくご紹介しました!

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • ChatGPTの画像生成機能を使えば、簡単にビックリマン風イラストが作れる
  • 効果的なプロンプトには「アートスタイル」の細かい指定が重要
  • 自分やペットの写真をアップロードするだけで簡単に変換できる
  • 著作権に配慮して、個人利用を中心に楽しむべき

80年代・90年代の懐かしさを感じるビックリマン風シールを、最新のAI技術で気軽に作れる時代になりました。チャレンジしてみたい方は、ぜひこの記事を参考に、オリジナルのビックリマンシールづくりを楽しんでみてくださいね!

※似たような画像生成で「ジブリ風」も話題になっています。気になる方は、下記記事も参考にしてみてください!