ChatGPTの人気プラグイン「WebPilot」はおすすめ?最新の情報を取得できる? | romptn Magazine

最新情報が取得できる?ChatGPTの人気プラグイン「WebPilot」を実際に使ってみた!

ChatGPT

ChatGPTのPlugin storeでChatGPTのプラグインを探していると、Popularというページの中で「Browse & QA Webpage/PDF/Data. Generate articles, from one or more URLs.」と説明されているプラグインがありました。このプラグインは業務に使えるかもと思ったので実際にインストールして使ってみました。

どうやらこのプラグインを使用すれば、最新情報が取得できるらしいです。これはかなり期待できそうですね。

今回は人気プラグイン「WebPilot」について解説していきます!

こちらの記事は2023年6月現在の情報です。

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ChatGPTのプラグイン「WebPilot」はどんなプラグイン?

WebPilotは、Webページから内容を取得して、その内容をカスタマイズできるプラグインです。

このプラグイン「WebPilot」についてChatGPTに使い方を聞いてみました。

編集部
編集部

ChatGPTのプラグイン「WebPilot」の使い方を教えて!

ChatGPT
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もちろんです、WebPilotプラグインの使い方を説明します。

WebPilotは、特定のウェブページを訪れてその内容を取得するためのツールです。これにより、ユーザーは特定のウェブページから情報を抽出したり、その内容を翻訳したり、リライトしたりすることができます。

以下に、WebPilotの基本的な使用方法を示します。

ウェブページを訪れる: これは最も基本的な操作で、特定のウェブページを訪れてその内容を取得します。以下にその例を示します。

web_pilot.visitWebPage({
  link: "https://www.example.com",
  user_has_request: false
})

このコードは、”https://www.example.com”というURLのウェブページを訪れ、その内容を取得します。`user_has_request`パラメータが`false`に設定されているため、特定のリクエストはありません。

特定のリクエストを持つウェブページを訪れる: ユーザーが特定のリクエストを持っている場合(例えば、特定の情報を抽出したい、ウェブページの内容を翻訳したい、など)、user_has_requestパラメータをtrueに設定します。その後、具体的なリクエストを私(ChatGPT)に指示します。

web_pilot.visitWebPage({
  link: "https://www.example.com",
  user_has_request: true
})

このコードは、”https://www.example.com”というURLのウェブページを訪れ、その内容を取得します。しかし、`user_has_request`パラメータが`true`に設定されているため、ユーザーは具体的なリクエストを持っています。そのリクエストは、私(ChatGPT)に直接指示することができます。

以上が、WebPilotプラグインの基本的な使い方です。具体的なリクエストについては、ユーザーのニーズに応じて私(ChatGPT)が対応します。

とのことです。

実際に使ってみましょう!

WebPilotの使い方

以下の説明は、全てChatGPT Plus(有料版)に加入している方向けのものです。2023年現在、無料版ではプラグインを使うことはできませんのでご注意ください。

まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。

ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。

まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。

すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。

するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。

その中で「WebPilot」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。

この画像では「AskYourPDF」をダウンロードしています。

WebPilotの使い方① ウェブページを訪れる

まずは、ウェブページを訪れる機能を使ってみます。

今回は以下の記事を使ってWebPilotのウェブページを訪れる機能を使ってみました。

入力したプロンプトは以下です。

web_pilot.visitWebPage({
  link: "https://romptn.com/article/453",
  user_has_request: false
})

結果は以下ようになりました。

かなり正しく記事の内容が要約されており、正直驚きました。しかもしっかりと日本語で返してくれました。

これは長いウェブページを調べる時にはかなり便利なのではないでしょうか。記事の要点が簡潔にまとめられています。

SEOライティングを考えた記事の執筆などにかなり役に立ちそうです!

他の記事でも試してみましょう。以下の記事で試してみます。

入力したプロンプトは以下です。

web_pilot.visitWebPage({
  link: "https://romptn.com/article/491",
  user_has_request: false
})

結果は以下ようになりました。

おおまかな内容に関しては、正しく要約されていそうです。実際に業務に使用する際にも問題ない確かさなのではないでしょうか。

WebPilotはどのデータを取得しているの?

このWebPilotプラグインはどのようなデータを取得しているのでしょうか。

実際に確認してみたとろこ、このプラグインは metaタグ・タイトル・記事の内容 を取得しているだけでした。記事をまとめたり要約しているのはChatGPTだという認識が正しいのかもしれません。

要約の正確性などを考えると、ChatGPTの凄さが再確認できますね。

WebPilotの使い方② 特定のリクエストを持つウェブページを訪れる

次に、リクエストを設定できる機能を使ってみました。今回も先ほど使用した記事を参考にしてみます。

入力したプロンプトは以下です。

web_pilot.visitWebPage({
  link: "https://romptn.com/article/453",
  user_has_request: true
})

するとChatGPTからリクエストの内容を聞いてくれました。

ChatGPT
ChatGPT

了解しました。具体的にどのようなリクエストがありますか?例えば、特定の情報の抽出、内容の翻訳、リライトなどが可能です。そのリクエストに基づいて、私がウェブページの内容を処理します。

ChatGPTが情報の抽出や内容の翻訳をしれくれるらしいです。

今回は例としておすすめのプラグインの情報を教えてもらいます。

ChatGPTの回答は、先ほどの

user_has_request: false

としたときとまったく同じ内容でした。

うまくChatGPTにリクエストが伝わっていないのでしょうか。

改めてChatGPTに聞いてみるとしっかりと対応してくれました!

WebPilotを使って最新情報を取得してみる

ここまでは、ChatGPTに教えてもらったWebPilotの使い方でプラグインを使ってみました。しかし調べてみると実際にURLを指定しなくても、ChatGPTに入力した内容から自動でブラウザするWebページを判定して、情報を取得してくれるらしいです。

実際に本日2023年6月16日のニュースをWebPilotプラグインを使ってChatGPTに聞いてみました。

すると自動でNHKのニュースサイトをブラウザして情報を取得し、要約してくれました。

他の情報で試してみましょう。ちょうど昨日(6月15日)にサッカー日本代表の試合があったので、試合結果を聞いてみます。

うまく取得できなかったようですが、情報の取得に使用したURLはサッカー日本代表の公式ページの最新ニュース一覧でした。情報の取得元のWebページは正しそうですね。

昨日(6月15日)の日本プロ野球の試合結果についてもChatGPTに聞いてみました。

うまくいきませんでした。WebPilotのリクエストの中身を見てみると、情報を取得しようとしたページのURLは以下でした。

https://baseball.yahoo.co.jp/npb/schedule/?date=20230615

Yahoo!のスポーツナビから取得しようとしていることがわかります。ただ、今回に関してはURLのパラメーターに問題がありそうでした。実際にスポーツナビの6月15日の日本プロ野球の試合結果のページを調べ見てみると以下のURLが正しそうです。

プロ野球 日程・結果 - スポーツナビ
プロ野球の日程スケジュール・結果をお届けします。スポーツ総合サイト、スポーツナビ(スポナビ)のページです。

かなり惜しいですね。改めてURLを指定すると正しい結果を取得してくれました。取得したページ内容について情報を質問すると正しい情報を返答してくれます。

プラグインを使える状態にしておくと、URLをいれただけでWebページをブラウザしてくれる

ChatGPTに教えてもらった使い方に記載されていたリクエスト方法を使わずとも、「このURLの内容について教えて」とコメントすると、自動でWebPilotのプラグインが使用され、内容を要約してくれました。

ChatGPTはリアルタイムの情報を扱うことが基本的に難しく、Webページをリアルタイムでブラウザして調査してもらうことはできません。

しかし、このプラグインを使ってWebページをブラウザしてもらいながら情報を求めると最新の情報を得ることができそうですね!

最新の情報についてChatGPTを利用したい場合は、WebPilotプラグインを使って最新情報が記載されているWebページをブラウザしてもらいながらChatGPTにいろいろお願いしてみましょう。

ChatGPTプラグイン「WebPilot」の使い方まとめ

こちらの記事では、ChatGPTのプラグインである、WebPilotについて解説してきました。

この記事をまとめると

  • WebPilotはURLからWebページをブラウザし、内容を取得・要約してくれる。
  • URLを入れるだけでブラウザしてくれるので、プラグインをオンにしておけばいつでも最新の情報を取得できる
  • 欲しい内容をChatGPTにお願いすれば自動でURLを判定してWebページから情報を取得してくれるので、最新情報なども扱える

でした。

Webページをブラウザして情報を取得してくれるのはかなり便利です。情報が古いことがデメリットだったChatGPTですが、このプラグインを使えば最新の情報も取得することができます。

GPT-4を使用している人は、プラグインをインストールすることをおすすめします!

有用な使い方やプロンプトをご存知の方はぜひ教えていただけると幸いです。

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