ついに2025年3月31日、Runway社の最新モデル「Gen-4」にが登場しました!
「AIで動画を作ってみたけど、動きがカクカクする…」「キャラクターの顔が途中で変わってしまう…」「シーンが変わると雰囲気がバラバラになる…」なんて経験はありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、この「Gen-4」です。これまでのAI動画生成の最大の課題だった「キャラクターの一貫性」問題を見事に解決し、まるでプロが制作したような高品質な動画を簡単に作れるようになりました!
今回は、Gen-4の新機能や特徴、実際の使い方、そして他の動画生成AIとの比較までを徹底解説していきます。
- Runway Gen-4とは?
- Gen-4が実現した3つの新機能
- Gen-4の基本的な使い方
- 他のAI動画生成ツールとの比較
- 料金プランと利用条件
Runway Gen-4とは?

Runway Gen-4は、Runway社が開発した最新のAI動画生成モデルで、これまでのGen-3 Alphaから大幅に進化しています。
Gen-4の最大の特徴は、シーン全体で一貫したキャラクター、場所、オブジェクトを正確に生成できるようになった点です。これまでのAI動画生成では、シーンが変わるとキャラクターの顔が微妙に変化したり、背景要素が突然消えたりする問題がありましたよね。
これは各フレームが独立して処理されていたためですが、Gen-4では「ビジュアル要素の永続的なメモリ」とも言える機能を実装しています。一度キャラクターやオブジェクト、環境が確立されると、その核となる属性を維持しながら異なる角度からレンダリングできるようになったのです!
Runway Gen-4が実現した3つの新機能
Gen-4が実現した革新的な新しい機能を3つご紹介します!
理解度とダイナミックな動きの向上
Gen-4では、リアルで精細な表現が可能になり、被写体の動きがより自然で躍動的になりました。とくに実写系のクオリティが大幅に向上し、まるで本物のカメラで撮影したかのような映像が生成できるようになっています。
例えば、公開されているデモ映像では、炎の反射やカメラの揺れなど、細部にわたってリアルさが向上しているのが分かります。
整合性とプロンプト忠実度の向上
生成される動画の世界の整合性(ワールドコンシステンシー)が最高レベルになり、動画内で背景が急に変わったり、物が消えたりする現象が大幅に減少しました。
また、ユーザーの指示(プロンプト)に対する理解度と再現性も向上。「こんな動画を作って!」という指示により忠実な映像を作れるようになっています!
制御性と一貫性の向上
Gen-4の最大の特徴は、生成されるメディアをより細かくコントロールできるようになった点です。
特に、被写体はもちろん、オブジェクト、スタイル、場所など、映像の中のさまざまな要素の一貫性が格段に向上しました。例えば、同じキャラクターが異なるシーンでも同じ見た目や雰囲気を保ったまま登場できるようになりました。
これによって、ストーリー性のある動画制作がかなり容易になり、表現の幅が大きく広がっています!
Runway Gen-4の基本的な使い方
それでは実際にGen-4を使って動画を生成する基本的な方法を見ていきましょう!
①モデルを選択する
まず、Runwayのサイトにアクセスしてログイン(詳しい方法はこちら)し、Gen-4モデルを選択します。

②参照画像をアップロード
動画の最初のフレームとなる参照画像をアップロードします。Gen-4は必ず1枚以上の画像を必要とします。この画像が動画の基本的な見た目やスタイルの基準となります。
画像の解像度は高く、ノイズが少ないものを選ぶと良い結果が得られますよ!

③アスペクト比を選択
生成する動画のアスペクト比を選択します。以下のようなオプションがあります。
- 16:9 — 1280×768 px (横長・標準的な動画サイズ)
- 9:16 — 768×1280 px (縦長・スマホ向け)
- 1:1 — 960×960 px (正方形・SNS向け)
- 4:3 — 1104×832 px
- 3:4 — 832×1104 px
- 21:9 — 1584×672 px (ワイドスクリーン)

④プロンプトを入力
動画の内容を指示するプロンプト(テキスト)を入力します。プロンプトは必須ではありませんが、より思い通りの結果を得るために入力することをおすすめします。
- シンプルかつ明確な表現を心がける
- 動きの描写に集中し、画像自体の説明は最小限に
- 否定的表現を避け、肯定的な表現を使う
- 対象を「その対象」「彼女」「彼」など一般的な用語で表現
- カメラの動き(手持ち、固定、ドリー、パンなど)を指定する

⑤生成を実行
設定が完了したら、生成ボタンをクリックして動画の生成を開始します。生成にはしばらく時間がかかる場合があります。
基本的には、以下の仕様になっています!
- 解像度:720p
- フレームレート:24 FPS
- 生成できる長さ:5秒(60クレジット)または10秒(120クレジット)
- 文字数制限:1000文字
Gen-4で生成された作品例を紹介!
Gen-4の驚くべき機能は、公式から出されている素晴らしい作品として形になっています!いくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
①New York is a Zoo
超リアルな動物たちがニューヨークの映画のようなシーンに登場する、印象的な視覚効果の作品です。実在の動物の写真とニューヨークの実写写真を組み合わせて、各シーンを作成しています。Gen-4の表現力の高さがうかがえますね。
②The Herd
夜の牛の群れに追いかけられる若者を描いた短編映画です。Gen-4と画像リファレンスを使って、キャラクターと環境をリアルに構築しています。緊迫感あふれる映像が印象的です。
③The Retrieval
不思議な花を探す探検家グループを描いた短編アニメーション映画です。驚くべきことに、この作品はGen-4のみを使用して、わずか1週間以内に制作されました!従来の制作手法では考えられないスピード感ですね…。
これらの作品から分かるように、高度な技術や大規模な制作チームがなくても、クオリティの高い映像作品を短期間で制作できるようになったのです!
Runway Gen-4と他のAI動画生成ツールとの比較
Gen-4と他の人気AI動画生成ツールを比較してみましょう。
Gen-4 vs KLING
実写系動画の品質を比較すると、Gen-4の方がより細部の表現が優れています。例えば、街中のシーンで通行人の動きや表情がKlingでは時々崩れることがありますが、Gen-4ではより安定して自然に表現されています。
※KLINGについては、下記記事で詳しく解説しています!
Gen-4 vs OpenAIのSora
OpenAIのSoraも高品質な動画生成AIとして注目されていますが、Gen-4の特徴はキャラクター一貫性に特化している点です。物語性のある長めの動画制作においては、Gen-4の方が有利と言えるでしょう。
※Soraについては、下記記事で詳しく解説しています!
また、キャラクター系やアニメ系の動画生成については、「結構いいけど、ベストではない」という評価もあります。元画像の質感や使うプロンプトによって結果が大きく変わる傾向があるようです。
アニメーション風の動きを出すには、何度か試行錯誤が必要かもしれません。動きがリアルすぎて、逆にアニメっぽさが減ってしまうケースも報告されています。
Runway Gen-4の料金プラン
Gen-4は、Runwayの有料プランのユーザーに対して段階的に提供されています。

- スタンダードプラン:月額12ドル(約1,800円)
- プロプラン:月額28ドル(約4,200円)
- 無制限プラン:月額76ドル(約11,400円)
クレジット消費については、以下の通りです。
- 5秒の動画:60クレジット
- 10秒の動画:120クレジット
2025年4月2日現在、Gen-4の「Image-to-Video」機能は、すでに有料プランおよびエンタープライズ顧客向けに提供が開始されています。今後、参照機能が追加され、キャラクターやオブジェクト、シーンの一貫性がさらに向上する予定です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Runway Gen-4の新機能や使い方、他のAI動画生成ツールとの比較まで詳しくご紹介しました。
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- AI動画生成の最大の課題だった「キャラクター一貫性」問題をGen-4が解決
- シーン全体で一貫したキャラクター、場所、オブジェクトを正確に生成できるようになった
- 実写系の動画生成では特に高いクオリティを実現、キャラクター系やアニメ系も改善
- 効果的なプロンプトの書き方がGen-4の性能を最大限に引き出す鍵
- 有料プランでのみ利用可能で、5秒の動画は60クレジット、10秒の動画は120クレジット
これまで「AIで動画を作っても思ったようにならない…」と感じていた方や、より高品質な動画制作に挑戦したいという方に、とても役立つ情報だったのではないでしょうか?
ぜひ、皆さんも実際にRunway Gen-4を試してみてくださいね!