Stable Diffusionでウマ娘のモデルを使って画像を生成する方法!おすすめモデルも紹介 | romptn Magazine

Stable Diffusionでウマ娘のモデルを使って画像を生成する方法!おすすめモデルも紹介

LoRA

アニメや漫画を見て、好きなキャラのこういう画像が見てみたい!という願望を抱いたことがある人は多いのではないでしょうか?

様々な服装や、日常の一コマなども下記の方法を試せば自身で描くことも可能に!

ぜひ最後まで読んでみてください。

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モデルの探し方・導入方法

Stable Diffusionでは様々を使用して絵を描くため、自分の描きたい絵柄に合わせたモデルを選ぶ必要があります。

今回であればウマ娘の絵を描きたいのに、リアル系のモデルで描いてしまうと写真集のようになってしまうこともあります。

そのため自分の絵柄に合わせたモデル探しは重要ですが、重要すぎてここで簡単に説明するのは難しいので、下記の記事をご覧ください。

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ウマ娘のおすすめモデル・LoRAを紹介!

すでにStable Diffusionで絵を描いている人であれば、ウマ娘の絵を生成するのに必用な準備はモデルとLoraの学習ファイルの2つになります。

前述したようにモデルの選定はとても重要な要素なのですが、それだけでは情報が多すぎて、ウマ娘の絵にフォーカスして絵を描くことが難しいです。

そのためウマ娘の絵柄を学習させたLoraが必要になります。

プロンプトでウマ耳などのウマ娘に関する命令した時に、モデルだけではウマ娘の絵が描ける可能性がほぼ0%なのに対して、Loraを使用すればそれだけで可能性が上がるということです。

Loraに関しての記事は下記にまとめて居るのでそちらをご覧ください。

モデルとLoraのダウンロード

これから紹介するモデルとLoraは両方ともcivitaiというサイトからダウンロード可能です。

・使用モデル

【Checkpoint】YesMix

ウマ娘はアニメ絵なので、それに伴うモデルを選定します。

ただしアニメ絵といっても、絵本のように水彩画風や、独特な絵柄のあるアニメ絵もあるので、どのモデルを使用するかは色々試してみる必要がありますが、今回は上記の「【Checkpoint】YesMix」さんのモデルを使用します。

使用Lora

Kitasan Black キタサンブラック / Umamusume

使用するLoraは当然ウマ娘の絵柄を学習しているものである必要があるため、上記の「Kitasan Black キタサンブラック / Umamusume」を使用します。

Loraを使用するときは、Trigger Wordsを入れることでより自分の描きたい絵が描けるようになります。今回はダウンロードボタンの下に記載されているTrigger Wordsを使用していきます。

aakitasan, animal ears, short hair, streaked hair, hair ornament, medium breasts, horse tail, cleavage, clothing cutout, detached sleeves, shimenawa, skirt, black thighhighs

Loraを検索するときは、ウマ娘ならば「Umamusume」のように、英語やローマ字で入力すると様々な種類が出てきます。

プロンプトジェネレーターで画像生成プロンプトの参考に!
  • Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
  • 画像生成が思ったようにできない
  • 色々なプロンプトを探したい
など、画像生成AIのプロンプトに関する疑問が解決するかもしれません。

実際にウマ娘のモデルで画像を生成してみた!

ここからは、実際にLoRAを使って画像を生成してみます!

キタサンブラック

まずは上記のLoraで学習したキタサンブラックを表示してみたいと思います。

プロンプトには画質などのほかに、ウマ娘らしく疾走感や動きのある絵を描きたかったので、走るに関係した命令を追加しています。

またダウンロード画面にLoraをどれぐらいの強度で入れると良いかの基準が書いてあるので、それを適用していきます。

今回は「weight 0.7 is best」とあったので強度を0.7と命令します。

プロンプト

(best quality, masterpiece, 16k, ultra detailed, beautiful skin, professional lighting)
,(foot trace, sprinting, run, running:1.1)
,young ,aakitasan, animal ears, short hair,streaked hair, hair ornament, medium breasts, horse tail, cleavage, clothing cutout, detached sleeves, shimenawa, skirt, black thighhighs 
<lora:kitasan_black_v1:0.7>

ネガティブプロンプト

worst quality, low quality, blurry,
flat color, flat shading, retro style, poor quality, bad face,
bad anatomy, bad hands, missing arms, text error, missing fingers, jpeg artifacts, long neck, signature, watermark, blurry, fisheye lens, animal, deformed mutated disfigured, mutated hands, missing hands, extra hands, liquid hands, poorly drawn hands, mutated fingers, bad fingers, extra fingers, liquid fingers, poorly drawn fingers, bad legs, missing legs, extra legs, bad arms, extra arms, long torso, thick thighs, partial head, bad face, partial face, bad eyebrows,
ugly, disfigured

シンボリルドルフ

同様の方法でシンボリルドルフのLoraをダウロードして、実行してみます。

プロンプトは先ほど同様に「走る」などの命令を追加します。

プロンプト

 (best quality, masterpiece, 16k, ultra detailed, beautiful skin, professional lighting)
,(foot trace, sprinting, run, running:1.1)
hmsymbo, 1girl, animal ears, streaked hair, horse tail, white gloves, black thighhighs, white ascot, red cape, single epaulette, long sleeves, green jacket, frills, medal, jewelry, green skirt, buttons
<lora:symboli rudolf_v3:0.7>

ネガティブプロンプトは同様なので省略します。

シンボリルドルフの方が疾走感のある絵を描くことが出来ました。

同じ単語を使用しても印象が大きく変わったので、もう一人追加して確認してみます。

今回はツインターボのLoraをダウロードして、実行してみます。

ツインターボ

ツインターボは独特の幼さがあるので、プロンプトに「very young」と「child」という幼なさを出すための命令を追加しています。

プロンプト

 (best quality, masterpiece, 16k, ultra detailed, beautiful skin, professional lighting)
,(foot trace, sprinting, run, running:1.1),(very young, child:1.1)
,aatwin, 1girl, multicolored hair, twintails, long hair, hair ribbon, horse tail, sharp teeth, stuffed toy, stuffed animal, hood, (asymmetrical sleeves:1.2), hoodie, black pantyhose
 <lora:twin_turbo_v1-1:0.75>

幼さの強度は結構難しく、今回は1.1でしたが、画像の構図によってはもっと強い方が良さそうな場合もあったので自身の思い描いたツインターボになるように調整してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable Diffusionでウマ娘のモデルを使って画像を生成する方法について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • Loraをしようすることで簡単にウマ娘の画像生成が可能となる
  • Loraに合わせたモデルを選ぶことが重要
  • Loraの学習結果を十分に使用するためにプロンプトにはTriggerWordsを入れる必要がある

画像生成でLora学習してあるものであれば、簡単に自分好みの絵を作る方法について紹介しました。

アニメや漫画を見て、このキャラのこういう画像が見てみたい!という願望を抱いていた人にとってはとても良い参考になったのではないでしょうか?

二次創作だからこそ、キャラたちが絶対しないような画像を描くのも楽しいかもしれませんね。

ただしあくまで二次創作なので、自身で楽しむレベルにとどめて置いてください

もしSNSなどに上げる場合は、著作権の確認絵師さんのことを考えてからあげるようにしてください。

プロンプトジェネレーターで画像生成プロンプトの参考に!
  • Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
  • 画像生成が思ったようにできない
  • 色々なプロンプトを探したい
など、画像生成AIのプロンプトに関する疑問が解決するかもしれません。