Stable Diffusion画像について調べているのと、「flat2」という言葉を目にしたことはないでしょうか?
でも、「flat2」って、具体的にどんなことができるのでしょうか?
そして、どうやって手軽に使い始めることができるのでしょうか?
この記事では、そんな疑問を解決するため、Stable DiffusionのLoRA「flat2」の導入方法や使い方をご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。新しい画像生成のワクワクする世界が広がっていますよ!
LoRA『flat2』の導入方法
「flat2」はHugging FaceのサイトやCivitaiでダウンロードすることができます。
その他にも、それぞれ特色のある「flat1」や「flatBG」といったバージョンも存在しますが、「flat2」が最も広く使われています。
ここでは「flat2」を例に導入方法を解説しましょう。
導入方法
- Hugging faceまたはCivitaiで「flat2.safetensors」を検索し、「flat2.safetensors」をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを保存している「stable-diffusion-webui」の中にある「models」フォルダに移動します。
- 「models」フォルダ内にある「Loraフォルダ」にダウンロードした「flat2.safetensors」を保存します。
- Stable Diffusion web UIを起動し、プロンプト入力欄の下にある「LoRA」を開き、「flat2」があれば導入成功。
「flat2」が導入された画面
以上で「flat2」の導入完了です。
LoRA『flat2』の使い方
それでは、ここからは使い方を解説しましょう。
使い方
「flat2」はプロンプト欄に以下の呪文(プロンプト)を入力します。
<lora:flat2:-1>
または、画像の赤枠をクリックしましょう。
すると、下の画像のようにプロンプトに反映されます。
「-1」という値は自分で設定することができます。
この設定値は「-2〜2」の範囲で変更可能です。
値は、画像の細かさやディテールの度合いを調整するためのものです。
値を大きくすると画像は単純化、逆に小さくするとディテールが複雑化します。
まとめると以下の通りです。
値の変化による影響
- 「flat2」の値を大きくすると、画像は単純化される。
- 「flat2」の値を小さくすると、画像は複雑化される。
階層別に適用することも可能!
通常、Stable DiffusionでLoRAを使用すると、その影響は画像全体に及びます。
例えば、「顔だけ」に効力を発揮したくても、できないことが多いです。
「flat2」も例外ではありません。
しかし、拡張機能「LoRA Block Weight」と組み合わせて使うことで、階層別に「flat2」を適用することが可能になります。
つまり、特定の部分に「flat2」の効果を適用することが可能になります。
- Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
- 画像生成が思ったようにできない
- 色々なプロンプトを探したい
LoRA『flat2』の画像生成例
それでは実際に「flat2」を使用した画像を見てみましょう。
画像生成に利用したプロンプトは以下の通り。
ポジティブプロンプト
masterpiece, beautiful, realistic, a woman, (white t-shirt:1.1), (curly black short hair:1.1), in the cafeteria, sitting on the chair,
ネガティブプロンプト
(worst quality:2), bad anatomy, bad face, (moles:2), out of focus, blurry, nsfw, nipples, EasyNegativeV2
画像は単純→複雑の順に並べています。「flat」の値の変化をお確かめください。
flat2:値2
flat2:値1
flat2:値なし(元画像)
flat2:値−1
flat2:値−2
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Stable DiffusionのLoRA『flat2』の導入方法・使い方について解説してきました。
今回のポイントをまとめると、以下のようになります。
- 「flat2」はHugging FaceのサイトやCivitaiでダウンロード可能。
- 「flat2」を使用することで、画像を単純化、または、複雑化することができる。
- 階層別に適用することも可能。
「flat2」の導入方法や使い方について、この記事を通じて理解を深めることができたでしょうか?
Stable Diffusionを使用する際の強力なツールとして、多くのクリエイターや研究者が「flat2」を利用しています。
「flat2」の魅力や効果を実際に体感するためには、実際に導入して使用してみることが一番です!
ぜひとも、今回学んだ知識を活かして、画像生成を楽しんでください。
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