【2025年9月】Midjourneyの商用利用完全ガイド!条件・料金・著作権を徹底解説

Midjourney

最近話題の画像生成AI「Midjourney」ですが、ビジネスで活用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

実際に、Midjourneyで生成した高品質な画像を商用利用したいけれど、「本当に商用利用して大丈夫?」「どんな条件があるの?」「著作権は大丈夫?」といった疑問を抱えている方がほとんどだと思います。

そんな方のお悩みを解決するため、この記事では以下のポイントについて詳しく解説していきます!

  • Midjourneyの商用利用の可否と最新の利用条件
  • 料金プラン別の商用利用範囲
  • 著作権や法的リスクへの対策方法
  • 実際の商用利用事例と活用のコツ
  • V7での商用利用に関する変更点

2025年現在の最新情報をもとに、Midjourneyを安心してビジネス活用するためのノウハウをお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

📖この記事のポイント

  • Midjourneyは有料プランなら商用利用OK!ただし条件をしっかり確認
  • 年間売上100万ドル以上の企業はProプラン以上が必須条件
  • 生成画像の著作権は作成者にあるが、リスク管理は自己責任
  • V7で機能大幅向上!テキスト生成やプロンプト精度が商用レベルに
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※Midjourneyの基本的な使い方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Midjourneyとは?2025年現在の最新状況

Midjourney(ミッドジャーニー)は、2022年にリリースされた画像生成AIサービスです。開発したのは、元Leap Motion社の共同創設者であるDavid Holz氏が率いる研究チームで、現在では世界中のクリエイターから注目を集めています。

Midjourneyの特徴

Midjourneyの最大の特徴は、誰でも簡単に高品質な画像を生成できることです。テキストでの指示(プロンプト)を入力するだけで、イラストから写実的な画像、アート作品まで幅広いスタイルの画像を作成できます。

以前はDiscord上でのみ利用できましたが、2024年8月からはWeb版もリリースされ、よりアクセスしやすくなりました。Web版では、Discordアカウントに加えてGoogleアカウントでの登録も可能になっています。

最新バージョン「Midjourney v7」の進化

2025年現在の最新バージョンは「V7」で、これまでのバージョンから大幅に進化しています。

特に注目のアップデート点は以下の通りです。

  • プロンプトの理解精度が大幅向上:より複雑で細かい指示にも対応
  • 人物描写の精度向上:肌のテクスチャや表情がよりリアルに
  • テキスト生成機能の強化:引用符(” “)で囲んだ文字を画像内に正確に描写可能
  • 「Omni Reference」機能:同じ被写体で別の画像を生成できる新機能

これらのアップデートにより、以前は必要だった「4k」「8k」「Photorealistic」などの高画質プロンプトが不要になりました。

※詳しくは、こちらの記事も参考にしてください!

無料版Midjourney廃止の背景

以前は無料版も提供されていましたが、2023年3月から無料版は廃止されています。この背景には、利用者急増によるサーバー負荷や、フェイク画像の悪用といった問題がありました。

2024年8月頃にはWeb版リリースに伴って一時的に無料トライアルが復活しましたが、現在は再び停止されており、すべて有料プランでの提供となっています。

現在Midjourneyを利用するには、月額10ドルからの有料プランへの加入が必要です。この料金体系の変更は、サービス品質の維持と悪用防止を目的としています。

※詳しくは、こちらの記事も参考にしてください!

【結論】Midjourneyは商用利用できる?できない?

結論から言うと、Midjourneyは商用利用が可能です!

ただし、「誰でも自由に使える」というわけではなく、いくつかの条件をクリアする必要があります。まずは商用利用について簡単におさらいしておきましょう。

商用利用とは?

商用利用とは、何らかの形で金銭的な利益を得る目的で使用することを指します。具体的には以下のような活用方法が該当します。

  • 企業の広告やプロモーション活動での使用
  • YouTubeやTikTokなどの収益化されたコンテンツ
  • 商品パッケージやWebサイトのデザイン
  • NFTとして販売する作品
  • 印刷物やグッズの制作・販売
  • ブログやSNSでの収益化目的での投稿

Midjourneyの商用利用が認められる根拠

Midjourneyの利用規約には、以下のように明記されています。

「お客様は、適用法の下で可能な限り、本サービスを利用して作成したすべての資産を所有するものとします」

https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32083055291277-Terms-of-Service

つまり、利用規約に従って生成した画像の所有権は、作成者(あなた)にあるということです。所有権があるということは、その画像を商用目的で活用することも認められているということになります。

ただし、商用利用には必須条件があります!

  1. 有料プランへの加入が必要(現在無料プランは提供されていません)
  2. 年間売上100万ドル以上の企業は特別なプランが必要
  3. コミュニティガイドラインを遵守すること

これらの条件を満たしていない場合、たとえ画像を生成できたとしても商用利用はできませんので注意が必要です。

Midjourneyを商用利用するための3つの条件

Midjourneyで生成した画像を商用利用するには、以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。どれか一つでも欠けると商用利用はできませんので、しっかりと確認しておきましょう!

条件①:有料プランへの加入が必須

まず大前提として、有料プランへの加入が必要です。

Midjourneyの利用規約では、「有料メンバーではない場合、作成した資産を所有することはできません」と明記されています。つまり、無料プランや無料トライアルで生成した画像には、商用利用する権利がないということです。

現在は無料プランが提供されていないため、Midjourneyを利用するには必然的に有料プランに加入することになりますが、過去に無料版を利用していた方は要注意です。無料版で生成した画像は、後から有料プランに加入したとしても商用利用できません

条件②:年間売上100万ドル以上の企業はProプラン以上が必要

個人利用や小規模事業者の場合は最安のBasicプランでも商用利用できますが、年間売上が100万ドル(約1億5000万円)以上の企業の場合は特別な条件があります。

利用規約では以下のように定められています。

年間100万ドル以上の売上を持つ企業またはその従業員である場合、資産を所有するには『Pro』または『Mega』プランに加入する必要があります

https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32083055291277-Terms-of-Service

つまり、大企業での利用には月額60ドル以上のProプラン以上への加入が必須ということです。これは、企業規模に応じた公平な料金体系を維持するための措置ですね。

条件③:コミュニティガイドラインの遵守

最後に、Midjourneyのコミュニティガイドラインを遵守することが必要です。

以下のような内容を含む画像の生成・商用利用は禁止されています!

  • 攻撃的・憎悪的・虐待的な内容
  • アダルトコンテンツや暴力的な描写
  • 政治キャンペーンや選挙に影響を与える目的の画像
  • 他人を欺いたり詐取する目的の画像
  • 著名なキャラクターや実在人物の無断利用

これらに違反すると、サービス自体から追放される可能性もあります。商用利用の前に、生成した画像がガイドラインに適合しているか必ず確認しましょう。

その他の重要な注意点

また、他のユーザーが生成した画像をアップスケール(高画質化)して使用することも禁止されています。アップスケールした画像の所有権は元の作成者にあるため、商用利用はできません。

これらの条件をすべてクリアしていれば、安心してMidjourneyの画像を商用利用できますよ!

Midjourneyの料金プラン比較【2025年最新版】

2025年現在、Midjourneyには4つの有料プランが用意されています。無料プランは提供されておらず、すべて有料での利用となります。

各プランの料金と機能を詳しく見ていきましょう!

Basic Plan(月額10ドル)

料金月額10ドル / 年額96ドル(月額換算8ドル)
主な機能・Fast GPU Time:月3.3時間(約200枚生成可能)
・Relax GPU Time:利用不可
・最大同時ジョブ数:3件
・ステルスモード:利用不可

初めてMidjourneyを試したい方や、月に少しだけ画像生成をしたい方に最適です。商用利用も可能ですが、生成枚数に制限があるため、本格的なビジネス利用には少し物足りないかもしれません…。

Standard Plan(月額30ドル)

料金月額30ドル / 年額288ドル(月額換算24ドル)
主な機能・Fast GPU Time:月15時間(約900枚生成可能)
・Relax GPU Time:無制限(生成速度は遅くなります)
・最大同時ジョブ数:3件
・ステルスモード:利用不可

フリーランスや小規模ビジネスで定期的に画像を生成する方にぴったり。Relax GPU Timeが無制限なので、時間に余裕があるときにたくさんの画像を作成できます。

Pro Plan(月額60ドル)

料金月額60ドル / 年額576ドル(月額換算48ドル)
主な機能・Fast GPU Time:月30時間(約1,800枚生成可能)
・Relax GPU Time:無制限
・最大同時ジョブ数:Fast GPU最大12件、Relax GPU最大3件
・ステルスモード:利用可能

中規模〜大規模ビジネスでの利用や、年間売上100万ドル以上の企業は必須のプランです。ステルスモードで生成画像を非公開にできるため、機密性の高いプロジェクトにも対応できます。

Mega Plan(月額120ドル)

料金月額120ドル / 年額1,152ドル(月額換算96ドル)
主な機能・Fast GPU Time:月60時間(約3,600枚生成可能)
・Relax GPU Time:無制限
・最大同時ジョブ数:Fast GPU最大12件、Relax GPU最大3件
・ステルスモード:利用可能

大量の画像生成が必要な大企業や、AIを使ったクリエイティブ制作を本格的に行いたいチームに最適です。

Midjourneyの料金プラン選びのポイント

年額払いがお得:どのプランも年額払いを選択すると20%オフになります。長期利用を考えている方は年額払いがおすすめです。

②追加GPU Time:すべてのプランで、追加のGPU Timeを1時間4ドルで購入可能です。月の途中で足りなくなった場合でも安心ですね。

商用利用での選び方

  • 個人・小規模事業者:Basic〜Standardがおすすめ
  • 中規模企業:ProまたはMega
  • 年間売上100万ドル以上の企業:ProまたはMega(必須)

自分の利用頻度と予算を考慮して、最適なプランを選んでくださいね!

※Midjourneyの料金プランについては、こちらで詳しく解説しています。

Midjourneyの著作権と法的リスクについて

Midjourneyを商用利用する際に最も気になるのが、著作権の問題ですよね。

ここでは、生成した画像の著作権がどうなるのか、そして潜在的な法的リスクについて詳しく解説します!

生成画像の著作権は誰にある?

Midjourneyの利用規約によると、適切な条件下で生成した画像の著作権は作成者(あなた)にあるとされています。

具体的には以下のように明記されています。

「お客様は、適用法の下で可能な限り、本サービスを利用して作成したすべての資産を所有するものとします」

https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32083055291277-Terms-of-Service

つまり、有料プランに加入し、ガイドラインを遵守して生成した画像については、あなたが所有権を持つということです。プランを解約した後も、この所有権は継続します。

著作権侵害のリスクと対策方法

しかし、画像生成AIと著作権の問題はとっても複雑で、いくつかのリスクがあることも事実です。

主なリスクとしては以下が挙げられます。

  1. 既存作品との類似性: 生成された画像が既存のアート作品や写真と酷似してしまう可能性
  2. 学習データの問題: Midjourneyの学習データに含まれる画像の著作権者からの訴訟リスク
  3. キャラクターや人物の権利: 著名なキャラクターや実在人物を生成した場合の肖像権・著作権侵害

これらのリスクの対策方法としては、

  • 具体的なキャラクター名や作品名をプロンプトに含めない
  • 既存作品に類似した画像が生成された場合は使用を避ける
  • 商用利用前に類似画像検索で確認する

このようなものがあります。著作権については、訴訟など大問題になり兼ねないので特に慎重にチェックするようにしましょう!

実際の訴訟事例と注意点

実際に、Midjourneyは著作権に関する集団訴訟を起こされた経緯があります。

訴訟の概要2023年1月、米国の漫画家サラ・アンダーセン氏ら3名のアーティストが、Stability AI、Midjourney、DeviantARTを相手取り、「自分たちの作品が無断で学習データに使用された」として集団訴訟を提起しました。
2023年10月の判決結果同年10月にカリフォルニア州連邦地方裁判所のウィリアム・オリック判事は、原告側の訴えを概ね棄却する裁定を下しました。

棄却の主な理由は以下の通りです。

  1. 手続き上の不備:原告のうち2名が米国著作権局に作品を登録していなかった
  2. 類似作品の不存在:Midjourneyが生成した画像の中に、原告の作品と酷似したものが存在しなかった
  3. 保守的な法解釈:「著作権侵害とは他人の作品を無断で複製・配布することであり、それ以上でも以下でもない」という従来の法解釈を適用

この判決は、現在の法制度下では画像生成AIによる著作権侵害を立証することがとても難しいことを示していますね。

法的グレーゾーンへの対処法

現時点では、画像生成AIで作成した画像に対して全面的に著作権を認める法律は世界的にも確立されていません

安全に利用するためのポイントとして、以下の4点はマストで押さえておきましょう!

  1. 取引先への事前告知: ビジネスで利用する際は、AI生成画像であることを事前に伝える
  2. 保守的な運用: 疑問がある場合は使用を控える
  3. 定期的な情報収集: 法的環境の変化を継続的に確認する
  4. 専門家への相談: 重要なプロジェクトでは法務の専門家に相談する

Midjourneyの商用利用は可能ですが、著作権については「自己責任」の部分が大きいのが現状です。リスクを理解した上で、慎重に活用していくことが大切ですね。

※Midjourneyの危険性やリスクについてより詳しく知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。

商用利用時の注意点とトラブル回避法

Midjourneyの商用利用は可能ですが、トラブルを避けるためにはいくつかの注意点があります。

実際のビジネスシーンで安心して活用するためのポイントを詳しく見ていきましょう!

注意点①:他人の画像を使用してはいけない理由

まず絶対に守らなければならないのが、他のユーザーが生成した画像を無断で使用しないことです。

Midjourneyの利用規約では以下のように明記されています。

「他人の画像をアップスケールする場合、これらの画像は元のクリエイターに所有権があります」

https://docs.midjourney.com/hc/en-us/articles/32083055291277-Terms-of-Service

つまり、Discord上やWeb版で他の人が生成した画像を見つけても、それをダウンロードして商用利用することはできません。たとえ高画質化(アップスケール)したとしても、所有権は元の作成者にあるためです。

また、他人のプロンプトを「まるパクリ」することも避けましょう。プロンプトが詳細であればあるほど、似たような画像が生成される可能性が高く、後々トラブルの原因となる可能性があります。

注意点②:有名キャラクターや実在人物の生成リスク

先ほども少しお話ししましたが、具体的なキャラクター名や実在人物名をプロンプトに含めることはかなりリスキーです。

以下のような内容は避けるべきです。

  • 「ミッキーマウス」「ピカチュウ」などの著名キャラクター
  • 「スパイダーマン」「ドラえもん」などの版権キャラクター
  • 有名俳優や歌手の実名
  • 特定の映画やアニメ作品のタイトル

これらを含むプロンプトで生成された画像を商用利用すると、著作権や肖像権の侵害で訴訟リスクが発生する可能性があります※

注意点③:取引先への事前告知の重要性

ビジネスでMidjourneyの画像を使用する際は、必ず取引先やクライアントにAI生成画像であることを事前に伝えることが重要です。

後から「実はAIで作った画像でした」と告白すると、以下のようなトラブルが起こる可能性があるんです。

  • 契約違反として損害賠償を請求される
  • 信頼関係が損なわれ、今後の取引に影響する
  • プロジェクト全体の見直しを迫られる

透明性を保つことで、こうしたリスクを回避できます!

注意点④:プラットフォームの利用規約も要チェック

Midjourneyが商用利用OKでも、利用するプラットフォームがAI生成画像を禁止している場合があります。NFTマーケットプレイスや印刷・出版業界の一部、SNS広告の審査などです。

各プラットフォームの利用規約を事前に確認し、AI生成画像の取り扱いについて調べておきましょう。

商用利用後のトラブル発生時の対処法

もし商用利用後に問題が発生した場合は、以下のように対応しましょう!

  1. 即座に使用を停止する
  2. 専門家(弁護士)に相談する
  3. 関係者に状況を報告し、透明性を保つ
  4. 代替案を迅速に用意する

事前の注意深い運用と、万が一の際の迅速な対応が、Midjourneyを安全に商用利用するための鍵となります🔑

これらの注意点を守ることで、Midjourneyの素晴らしい機能を安心してビジネスに活用できるようになります!

Midjourneyの商用利用事例5選

実際にMidjourneyがどのようなビジネスシーンで活用されているのか、具体的な事例をご紹介します。これらの事例を参考に、あなたのビジネスでも活用のヒントを見つけてみてくださいね!

事例①:広告・マーケティング活用事例

話題になったのが、マッチングアプリ「オタ恋」のMidjourney活用事例です。この企業は、WebサイトからSNS広告まで、ほぼすべての画像をMidjourneyで生成しています。

特に注目されたのは、AI特有の「少し不自然な質感」を逆手に取った広告戦略。半分人間、半分キャラクターのような独特な男性キャラクターと美少女の組み合わせで、強烈なインパクトを与えることに成功しました。

事例②:SNS・YouTube活用事例

複数の生成AIを組み合わせて本格的なCMを制作する事例が増えています。Midjourneyで基となる画像を生成し、Luma LabsAIで動画化、Suno AIで楽曲を作成することで、完全なCMを制作する手法です。

事例③:ロゴ・デザイン制作事例

Midjourneyは、ロゴ制作の初期段階でとっても便利なんです。プロンプトを工夫することで、以下のようなバリエーションを短時間で制作できます。

  • 1文字だけのシンプルなロゴ
  • キャラクターを組み込んだロゴ
  • 様々なスタイル(モダン、クラシック、ポップなど)での提案
  • 色違いや線の太さの異なるバリエーション

事例④:建築パース・プレゼン資料事例

建築パースや空間デザインの分野でもMidjourneyが活躍しています。完璧な設計図ではなくても、コンセプトやイメージを視覚化する際にとっても便利です。

事例⑤:NFT・デジタルアート販売事例

Midjourneyで生成した画像をNFTとして販売したり、塗り絵として商品化する事例も増えています。

NFT販売事例
  • OpenSeaなどのマーケットプレイスでの販売
  • 限定シリーズでのコレクション展開
  • アート作品としてのデジタルギャラリー出展

これらの事例から学べる成功のポイントは以下の通りです。

  1. AI特有の表現を活かす:完璧を求めすぎず、AI独特の魅力を活用
  2. 大量制作のメリットを活かす:バリエーション豊富なコンテンツ制作
  3. 他のツールとの組み合わせ:動画生成AIや音楽生成AIとの連携
  4. ターゲット層との相性:利用する業界・分野との親和性を考慮

これらの事例を参考に、あなたのビジネスでもMidjourneyの新しい活用方法を見つけてみてください!

【FAQ】Midjourneyの商用利用についてよくある質問

Midjourneyの商用利用について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。疑問や不安を解消して、安心して活用してくださいね!

Q
解約後も生成した画像の著作権は残りますか?
A

はい、残ります。Midjourneyの利用規約では「作成した資産の所有権は、その後の月にメンバーシップをダウングレードまたはキャンセルした場合でも存続します」と明記されています。

つまり、有料プラン利用中に適切に生成した画像は、解約後も商用利用が可能です。

Q
無料版や無料トライアルで作った画像は商用利用できますか?
A

できません。過去に無料版を利用していた方や、2024年8月頃の無料トライアル期間中に生成した画像は、後から有料プランに加入したとしても商用利用できません

商用利用したい場合は、有料プラン加入後に新たに画像を生成する必要があります。

Q
他人のプロンプトをそのまま使っても大丈夫ですか?
A

法的には問題ありませんが、推奨しません。

プロンプトそのものに著作権はありませんが、詳細なプロンプトを完全にコピーすると、元画像に酷似した画像が生成される可能性があります。トラブル回避のため、参考程度に留めて自分なりにアレンジすることをおすすめします。

Q
年間売上100万ドルの条件は、個人事業主も対象ですか?
A

個人事業主でも対象となる可能性があります。

利用規約では「年間100万ドル以上の売上がある企業またはその従業員」と記載されているため、個人事業主であっても年間売上が100万ドル(約1億5000万円)を超える場合は、ProまたはMegaプランへの加入が必要です。

Q
生成した画像が既存作品に似てしまった場合はどうすればいいですか?
A

商用利用は避けましょう

2023年の判決では、完全に同一または酷似した画像でなければ著作権侵害にはならないとされましたが、リスク回避のため類似性が高い画像の商用利用は控えることをおすすめします。事前に類似画像検索を行い、疑問がある場合は使用を避けるのが安全です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Midjourneyの商用利用について、基本的な条件から料金プラン、著作権問題、実際の活用事例まで詳しくご紹介しました。

この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。

  • Midjourneyは有料プランであれば基本的に商用利用が可能
  • 年間売上100万ドル以上の企業はProプラン以上への加入が必須
  • 生成画像の著作権は作成者にあるが、著作権侵害のリスクには注意が必要
  • V7では機能向上により商用利用の幅が大きく拡大した
  • 他人の画像の無断使用や有名キャラクターの生成は避けるべき
  • 取引先への事前告知など、透明性を保った運用が重要

Midjourneyを商用利用したいけれどルールがよく分からず困っていた方や、安心してビジネスに活用したいと考えていた方にとって、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?

ぜひ、今回ご紹介した条件や注意点を守りながら、Midjourneyの素晴らしい機能をあなたのビジネスに活用してみてくださいね!

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