Stable Diffusionの拡張機能『Dynamic-Thresholding(CFG Scale Fix)』の使い方!

Stable Diffusion

プロンプトでの指示がうまく反映されないため、CFG Scaleの数値をあげたら画像が崩れてしまった経験はありませんか?

今回は、Stable Diffusionの拡張機能『Dynamic-Thresholding(CFG Scale Fix)』を使用して、画像が破綻することなく鮮明なイラストが生成できる方法をご紹介します。

  • Dynamic-Thresholding(CFG Scale Fix)って何?どんな機能?
  • どうやって使うの?
  • 導入方法が知りたい

こんなお悩みにお答えします。

この記事を最後まで読んでいただくと、CFG Scaleの数値を大きくしても画像が崩れることなく思い通りの画像へ近づけることが出来ます。

※Stable Diffusionの立ち上げ方・使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

内容をまとめると…

  • Dynamic Thresholding(CFG Scale Fix)はCFG Scaleを大きくしても画像が破綻しなくなるStable Diffusionの拡張機能

  • CFG Scaleはプロンプトへの忠実度を示す値で、通常は高くしすぎると画像が崩れるがこの拡張機能で抑制できる

  • CFG Scale Fixを有効にすると色彩が薄くなることがあるため、Mimic CFG Scaleの値で色味を補正する

  • チェックを入れるだけで使えるため導入・操作が簡単で、プロンプトに忠実な画像を目指す場面で役立つ

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監修者_SD
監修者プロフィール
沖@AI画像生成
Xで5万人のフォロワーをかかえる、画像生成クリエイター。Stable Diffusionを中心に、様々な画像生成AIや動画生成AIを駆使し、コンテンツを制作。画像生成に関連する講演会なども多数こなす。AI画像制作の仕事も募集中。

拡張機能「Dynamic Thresholding (CFG Scale Fix)」とは

(右)CFG Scale7 (左)CFG Scale25

この画像のように、CGF Scaleの数値のみ大きくしてしまうと画像が崩れてしまいます。

そこで、Dynamic Thresholding (CFG Scale Fix)の機能を使うことで、CFG Scaleを大きくしても画像が破綻することなく綺麗に生成されます。

CFG Scale とは、プロンプトが生成画像に与える影響力を示す数値の事です。

この数値が大きいほどプロンプトに忠実な画像を生成してくれ、数値が小さいほど生成画像に自由度が増すそうです。

※CFG Scaleのデフォルトは7になっています。

※「CFG Scale」については、以下の記事で詳しく解説しています。

拡張機能「Dynamic Thresholding」の導入方法

①WebUIを開きます。

②「Install from URL」タブを開き、URL for extension’s git repositoryに下記のURLを入力し、「Install」ボタンをクリックします。

GitHub - mcmonkeyprojects/sd-dynamic-thresholding: Dynamic Thresholding (CFG Scale Fix) for Stable Diffusion (SwarmUI, ComfyUI, and Auto WebUI)
Dynamic Thresholding (CFG Scale Fix) for Stable Diffusion (SwarmUI, ComfyUI, and Auto WebUI) - mcmonkeyprojects/sd-dynam...

または、「Extensions」タブ→「Available」タブを開き、「Thresholding」と検索します。

すると、「Dynamic Thresholding manipulations」というのが出てくるので、右側にあるInstallボタンを押してインストールします。

③「Installed」タブを開き、「Apply and restart UI」ボタンをクリックします。

以上で、Dynamic Thresholdingの導入は完了です。

※Stable Diffusionの拡張機能の詳しいインストール方法は、下記の記事をご覧ください。

拡張機能「Dynamic Thresholding」の使い方

ここからは、Dynamic Thresholdingの使い方について説明します。

txt2img かimg2imgを使用することが出来ますが、今回は「txt2img」を使用します。

①txt2imgのタブを開きます。

②プロンプトとネガティブプロンプトを入力する。

③「Enable Dynamic Thresholding(CFG Scale Fix)」にチェックを入れてください。

⑤「Generate」ボタンをクリックして画像を生成します。

(右)CFG Scale Fix無し  (右)CFG Scale Fix有(CFG Scale 25)

CFG Scale Fixを使用することで、画像が崩れることなく綺麗に生成されましたが、色彩が薄くなりました。

色彩の崩れを直すためには、Mimi CFG Scaleを調整してください。

下記の画像がMimicを調整した画像できれいに仕上がっています。

CFG Scale 25、CFG Scale Fix有、Mimic CFG 15

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable Diffusionの拡張機能Dynamic-Thresholding(CFG Scale Fix)について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • Dynamic-Thresholding(CFG Scale Fix)は、CFGの数値を増やしても画像が破綻することなく画像を生成してくれる拡張機能。
  • 簡単にDynamic-Thresholdingの使用できる
  • 色彩の破綻は、Mimic CFG Scaleで調整する。

CFGScaleの数値を大きくしてプロンプトにより忠実な画像を生成したい方は、CFG Scale Fixと併用することで画像が崩れることなく生成できるので、是非試してみてください。

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