ChatGPTにマインドマップを出力させる方法2選!プラグインとプロンプトを活用しよう! | romptn Magazine

ChatGPTにマインドマップを出力させる方法2選!プラグインとプロンプトを活用しよう!

ChatGPT

マインドマップとは、人の頭の中で考えていることを「見える化」する手法です。

ビジネスの場ではもちろんのこと、自己分析をしたり、目標を立てたりするときに活用するなど様々な場面で利用されます。

そんなマインドマップを、ChatGPTで作成することができるのをご存知でしょうか?

今回は、ChatGPTでマインドマップを作成する方法を2通り紹介します。

※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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ChatGPTでマインドマップを作成する方法①:外部URLを使う

ChatGPTでマインドマップを作成する方法の1つ目は、外部URLを使う方法です。

手順①:プロンプトでPlantUML形式のマインドマップを作成

あなたがマインドマップを作成したいものを、プロンプトに入力し、語尾に「PlantUMLで出力してください」と付け加えるだけで完成します。

まず、マインドマップを作成するためのプロンプトを作成しましょう。

プロンプトとは、ChatGPTと対話する際に使う指示文や質問文のこと。

今回は、仕事でのChatGPTの活用方法について、ChatGPTに聞いてみたいと思います。

プロンプトはこちら。

仕事でのChatGPTの活用方法についてマインドマップにまとめて、PlantUMLで出力してください。
プロンプトと出力結果

PlantUMLの出力結果はこちら。

@startmindmap
+ ChatGPTの活用方法
++ コンテンツ制作
+++ ブログ記事作成
+++ SNS投稿アイディア
+++ ニュースレター
+++ データ分析
+++ データのクエリ応答
+++ データの可視化提案
+++ 顧客サポート
+++ FAQ応答
+++ チャットボット
+++ チームコミュニケーション
+++ ミーティングの議題提案
+++ 問題解決のアイディア
++ 学習・研修
+++ 質問回答
+++ チュートリアル作成
@endmindmap

手順②:PlantUMLで図形式に変換

手順①で出た出力結果を、以下のURLにコピペします。

PlantUML Web Server
The PlantUML Web Server allows you to create and edit online UML diagrams using the PlantUML Language.

URLをクリックすると、以下の画面になります。

URLをクリックしたときの画面

「@enduml」の下に、手順①で出力されたPlantUMLをコピーし貼り付けます。

コピーしたコードを貼り付けた画面

しばらくすると自動で、以下の画像のようにマインドマップが作成されました。

出力されたマインドマップの画面

もし、マインドマップを作成されなかった場合は、四角の太枠の右下にある「Decord URL」をクリックしてください。

あっという間に、マインドマップを作成することができました。

ChatGPTでマインドマップを作成する方法②:「Show Me Diagrams」

ChatGPTでマインドマップを作成する方法の2つ目は、「Show Me Diagrams」というGPTs(旧プラグイン)を使う方法です。

2024年4月にChatGPTのプラグイン機能は廃止され、「GPTs」に移行しています。

手順①:「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」を準備する

Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」は、ChatGPT Plus(月額20ドル)に課金しないと利用することができません(2024年5月のアップデートにより、無料ユーザーでもGPTsが利用できるようになっています!)

「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」のGPTs(旧プラグイン)をダウンロードします。

チャット画面のGPT‐4の「No plugins enabled」の右側の「∨」をクリックし、「Plugin store」をクリックします。

Plugin storeの画面

検索フォームに「Diagrams:Show me」と入力して、「Install」をクリックします。

プラグイン検索、インストールの画面

これで、「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」のGPTs(旧プラグイン)を利用することができるようになります。

2024年5月現在、「Show Me Diagrams」ではなく、「Diagrams:Show me」にプラグイン名が変更されています。

※Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)については、以下の記事でも解説しています。

【作業効率化】ChatGPTプラグイン「Show Me Diagrams」の機能や使い方・メリットを詳しく解説-おすすめChatGPTプラグイン一覧
Show Me Diagramsは、ユーザーの要求に基づいて視覚的な図を生成し表示するプラグインです。

手順②:Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」でマインドマップ作成

実際に、GPTs(旧プラグイン)を使ってマインドマップを作成したいと思います。

チャット画面に戻り、GPT-4の「No plugins enabled」の右側の「∨」をクリックし、「Diagrams:Show me」をクリックします。

GPT-4の「Show Me Diagrams」をクリックする画面

2024年5月現在、「Show Me Diagrams」ではなく、「Diagrams:Show me」にプラグイン名が変更されています。

チャット画面に戻り、外部URLでも使った内容を指示したいと思います。

プロンプトはこちら。

仕事でのChatGPTの活用方法についてマインドマップにまとめてください。

すると出力結果はこちら。

出力結果

「このダイアグラムを新しいタブで表示する」をクリックすると、以下のように画像だけ表示されます。

「このダイアグラムを新しいタブで表示する」をクリック

作成したマインドマップの編集をしたいとき

作成したマインドマップの編集をしたいときは、「ダイアグラムをオンラインで編集する場合、こちらのリンクをクリックしてください。」をクリックします。

「ダイアグラムをオンラインで編集する場合、こちらのリンクをクリックしてください。」をクリック

実際に編集してみます。

Code内の12行目に「チャットボット」と追加したところ、右図のマインドマップもすぐに「チャットボット」が追加されました。

編集画面

このように、その場で編集を簡単に行うことができます。

もし、画像を保存したければ「Actions」をクリックすると、様々なファイル形式を選択することができます。

画像保存の場所

マインドマップの編集も数秒で終わりますし、画像保存も簡単に行うことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事をまとめると、

  • ChatGPTでマインドマップを作成する方法は2通りある
  • 1つ目は、プロンプトでPlantUML形式にすることを指示したあと、外部URLを使うことでマインドマップの作成ができる
  • 2つ目は、「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」というGPTs(旧プラグイン)を使ってマインドマップの作成ができる
    • 「Show Me Diagrams」は、ChatGPT Plus(月額20ドル)に課金しないと利用できない→【2024/05/22追記】現在は無料ユーザーでも利用できるように!
    • 「Show Me Diagrams」は現在、「Diagrams:Show me」という名前になっている
    • 「Show Me Diagrams」でChatGPTと対話すると、作成したマインドマップをオンライン上で編集することができる

でした。

どちらの方法も簡単にマインドマップの作成ができるので、ぜひ活用してみてください!

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