マインドマップとは、人の頭の中で考えていることを「見える化」する手法です。
ビジネスの場ではもちろんのこと、自己分析をしたり、目標を立てたりするときに活用するなど様々な場面で利用されます。
そんなマインドマップを、ChatGPTで作成することができるのをご存知でしょうか?
今回は、ChatGPTでマインドマップを作成する方法を2通り紹介します。
ChatGPTでマインドマップを作成する方法①:外部URLを使う
ChatGPTでマインドマップを作成する方法の1つ目は、外部URLを使う方法です。
手順①:プロンプトでPlantUML形式のマインドマップを作成
あなたがマインドマップを作成したいものを、プロンプトに入力し、語尾に「PlantUMLで出力してください」と付け加えるだけで完成します。
まず、マインドマップを作成するためのプロンプトを作成しましょう。
今回は、仕事でのChatGPTの活用方法について、ChatGPTに聞いてみたいと思います。
プロンプトはこちら。
仕事でのChatGPTの活用方法についてマインドマップにまとめて、PlantUMLで出力してください。
PlantUMLの出力結果はこちら。
@startmindmap
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+++ チュートリアル作成
@endmindmap
手順②:PlantUMLで図形式に変換
手順①で出た出力結果を、以下のURLにコピペします。
URLをクリックすると、以下の画面になります。
「@enduml」の下に、手順①で出力されたPlantUMLをコピーし貼り付けます。
しばらくすると自動で、以下の画像のようにマインドマップが作成されました。
あっという間に、マインドマップを作成することができました。
ChatGPTでマインドマップを作成する方法②:「Show Me Diagrams」
ChatGPTでマインドマップを作成する方法の2つ目は、「Show Me Diagrams」というGPTs(旧プラグイン)を使う方法です。
手順①:「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」を準備する
「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」は、ChatGPT Plus(月額20ドル)に課金しないと利用することができません。(2024年5月のアップデートにより、無料ユーザーでもGPTsが利用できるようになっています!)
「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」のGPTs(旧プラグイン)をダウンロードします。
チャット画面のGPT‐4の「No plugins enabled」の右側の「∨」をクリックし、「Plugin store」をクリックします。
検索フォームに「Diagrams:Show me」と入力して、「Install」をクリックします。
これで、「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」のGPTs(旧プラグイン)を利用することができるようになります。
※Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)については、以下の記事でも解説しています。
手順②:Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」でマインドマップ作成
実際に、GPTs(旧プラグイン)を使ってマインドマップを作成したいと思います。
チャット画面に戻り、GPT-4の「No plugins enabled」の右側の「∨」をクリックし、「Diagrams:Show me」をクリックします。
チャット画面に戻り、外部URLでも使った内容を指示したいと思います。
プロンプトはこちら。
仕事でのChatGPTの活用方法についてマインドマップにまとめてください。
すると出力結果はこちら。
「このダイアグラムを新しいタブで表示する」をクリックすると、以下のように画像だけ表示されます。
作成したマインドマップの編集をしたいとき
作成したマインドマップの編集をしたいときは、「ダイアグラムをオンラインで編集する場合、こちらのリンクをクリックしてください。」をクリックします。
実際に編集してみます。
Code内の12行目に「チャットボット」と追加したところ、右図のマインドマップもすぐに「チャットボット」が追加されました。
このように、その場で編集を簡単に行うことができます。
もし、画像を保存したければ「Actions」をクリックすると、様々なファイル形式を選択することができます。
マインドマップの編集も数秒で終わりますし、画像保存も簡単に行うことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめると、
- ChatGPTでマインドマップを作成する方法は2通りある
- 1つ目は、プロンプトでPlantUML形式にすることを指示したあと、外部URLを使うことでマインドマップの作成ができる
- 2つ目は、「Diagrams:Show me(旧Show Me Diagrams)」というGPTs(旧プラグイン)を使ってマインドマップの作成ができる
- 「Show Me Diagrams」は、ChatGPT Plus(月額20ドル)に課金しないと利用できない→【2024/05/22追記】現在は無料ユーザーでも利用できるように!
- 「Show Me Diagrams」は現在、「Diagrams:Show me」という名前になっている
- 「Show Me Diagrams」でChatGPTと対話すると、作成したマインドマップをオンライン上で編集することができる
でした。
どちらの方法も簡単にマインドマップの作成ができるので、ぜひ活用してみてください!
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