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「プレゼン資料を作るのが難しくて、時間もかかる」「デザインに自信がないんですが、もっと簡単にできないのでしょうか?」と思っている方も多いでしょう。
実は、パワーポイントの自動生成を助けてくれるAIツールがあるんです。これらのツールを使えば、効率的に早く負担を減らしてプレゼン資料を作ることができますよ。
パワポ自動生成AIとは?
パワーポイントに代表されるスライドを作成するソフトを使ってプレゼンテーションを作ることは時間がかかります。
パワポ自動生成AIを使えば、「〇〇のようなプレゼンテーションをつくりたい」といった短い文章で構成から内容作成、画像の設定まで7割~8割程度の完成度まで数十秒で簡単に提供してくれます。
パワポ自動生成AIを活用してプレゼンテーションを作成する時間を短縮することができます。
オススメのパワポ自動生成AI4選!使い方も徹底解説!
今回はオススメのパワポ自動生成が行えるAIサービス4選と具体的な使い方や料金を具体例を交えてお伝えします。
オススメのパワポ自動生成AI①:イルシル
はじめに紹介するのは、「イルシル」です。
操作は簡単で、スライドのテーマや内容を入力するだけです。あとはAIがデザインや構成を考えて、美しいスライドを作成してくれます。時間もコストも大幅に節約できる画期的なツールなんです。
イルシルの特徴
イルシルの主な特徴には、以下のものがあります。
- 無料トライアルを実施している:イルシルは、ユーザーが実際にサービスを体験し、その価値を理解できるよう、無料トライアルを提供しています。
これにより、事前にの機能を試すことができ、サービスが自分のニーズに合っているかどうかを確認できます。無料トライアル期間中は、一部の機能に制限がある場合がありますが、サービスの基本的な部分は十分に体験できるようになっています。 - デザインテンプレートが1000種類以上用意されている: ユーザーが簡単にプロフェッショナルなデザインのスライドを作成できるよう、1000種類以上のデザインテンプレートを用意しています。
これらのテンプレートは、様々な業界や用途に合わせて設計されており、ユーザーは自分のニーズに最も適したテンプレートを選ぶことができます。豊富なテンプレートのおかげで、ユーザーはゼロからデザインを作成する必要がなく、時間を節約しつつ高品質のスライドを作成できます。 - 特許登録を取得している:イルシルは独自の技術とアルゴリズムを使用してスライドの自動生成を行っています。この革新的な技術は、特許登録を取得しています。特許を取得しているということは、「イルシル」のサービスが独自性と新規性を持っていることを示しています。
また、特許により、他社が類似のサービスを提供することが難しくなるため、「イルシル」は競合他社に対する優位性を維持することができます。特許取得は、「イルシル」の技術力の高さと、サービスの信頼性を裏付けるものと言えるでしょう。
イルシルの使い方
イルシルは、以下の3つの利用方法があります。
- ①AIでスライドを生成する
- ②ユーザー自身でスライドを作成する
- ③テンプレートからスライドを作成する
今回の記事では、「①AIでスライドを生成する」方法について解説していきます。それでは見ていきましょう!
①「AIスライド生成」をクリック
②「キーワードからスライドを生成」をクリック
③スライドのタイトルを入力する
④スライドの内容をAIに指示する
⑤「CTRL+Enterキー」or「CTRL+Enterで送信」をクリックする
そうすると、AIがスライドの構成を生成してくれます。
このように、スライドの構成が生成されました!
左側に各ページのタイトル、右側に主な内容が表示されます。
もう少し内容を増やしたい場合は、ページを追加したい1つ前のタイトルにカーソルを持っていき、「Enterキー」を押すと新しいタイトルを追加できます。
⑥「スライド用のテキストを一括生成する」をクリックする
タイトルも入力して、「生成」をクリックしましょう。
すると、タイトルだけだった構成に、「メッセージ」「ヘッダー」「ボディ」の3つの要素が追加されます。
ここで内容を修正できるので、適宜修正しましょう。
⑦「スライド作成」をクリックする
これで、スライドが作成完了です!
※イルシルの詳しい使い方については、以下の記事で解説しています。
イルシルの料金体系
イルシルには、以下の3つのプランが用意されています。
それぞれのプランを比較しやすいように、表にまとめてみました!
フリープラン | パーソナルプラン | ビジネスプラン | |
---|---|---|---|
料金(月額) | 無料 | 1.680円(税込) | 2,980円(税込) |
外部データの出力 | × | 〇 | 〇 |
スライドショー時のイルシルロゴ表示 | 〇 | × | × |
メンバーの招待 | × | × | 〇 |
作成可能ドキュメント数 | 3個まで | 無制限 | 無制限 |
同時編集機能 | × | × | 〇 |
マイフォルダ&制限付きフォルダ機能 | × | × | 〇 |
構成AI生成で入力可能な文字数 | 1,600文字 | 3,000文字 | 10,000文字 |
自社テンプレート登録 | × | 別途料金が必要 | 別途料金が必要 |
カスタマーサポート | × | × | 別途料金が必要 (トライアル期間は無料) |
支払方法 | × | クレジットカード | クレジットカード/請求書支払い |
トライアル期間 | × | 2週間 | 2週間 |
無料プランでは、作成したスライドをダウンロードして保存することができないため利用を考えている方はどちらにしろ課金が必要、ということになります。
どちらの課金プランも2週間の無料トライアル期間が設けられていますので、上記の表を参考にしながら自分のニーズに合ったプランを選ぶと良いでしょう!
オススメのパワポ自動生成AI ②:Slides GPT
Slides GPTは登録不要でパワポ自動生成ができるサービスです。
特定の大企業が運営しているのではなく、個人のTwitter(X)アカウントが問い合わせ先になっています。
機能の裏側を少し説明すると、Slides GPTはChatGPTのAPIを利用してスライドを作成しています。
Slides GPTの特徴
特徴としては簡単な文章のみでスライドを作ることができるサイトです。
ダウンロードや、メールアドレスの登録などがいらないので気軽にAIによるスライド生成を体験することができます。
ChatGPTのAPIを使っているのでChatGPTの能力を活かした生成ができ、質の高い構成になったスライドが生成できます。
ただしPDFなどのデータとしてダウンロードをする際に料金がかかります。スライドを生成してウェブ上でデータを共有することは無料です。また無料では生成したあとのスライドの文章修正ができないことが難点です。
有料版ではパワーポイントやグーグルスライドで編集できる形式でダウンロードすることができます。
Slides GPTの使い方
使い方はとても簡単です。Slides GPTのサイト行きます。
上の画像のような画面が表示されるため「I want a slide deck about the future of AI…」という部分に自分の作りたいスライドのテーマを入力します。
今回はすでに入力されている例文そのままを日本語に直して入力しました。
英語のままですと、英語のスライドが出力されます。日本語で入力すると日本語のスライドが出力されます。
私はAIの未来についてスライドを作成してほしいです。
Themeで色を白か紫を選んで「Create deck」のボタンを押すと生成が開始します。
ハムスターが回し車を動かしている画像がでてきます。
できました。
14ページのスライドが生成されました。
アジェンダはこのように生成されました。
本文や最適な画像や画像の出典元も記載されています。
今回生成したスライドはこちらです。
Slides GPTの料金体系
Slides GPTの料金体系はこのようになっています。
プラン | 価格 | 詳細 |
フリープラン Free Plan | 0円 | 無制限にプレゼンテーション作成 プレゼンテーションを簡単に共有 基本的なデザインテンプレートへのアクセス |
ダウンロードごと の支払い Pay-Per-Download | 2.5ドル (1ダウンロード) (約375円) | +フリープランに加えて プレゼンテーションのダウンロード 高品質、編集可能なフォーマット – PowerPoint 高品質、編集可能なフォーマット – Googleスライド オフライン編集および印刷に最適 |
エンタープライズ (企業むけ) Enterprise | 500ドル (1ヶ月) (約75,000円) 0.5ドル (1ダウンロード) (約37.5円) | カスタムコーポレートデザインテンプレート PDF、DOCX、またはリンクからの情報のインポート APIを通じた自動作成 ダウンロードごとの支払いプランの全ての機能 |
計算すると1ヶ月に250回以上ダウンロードする場合はエンタープライズ版がお得になります。ちょっと価格差が大きいです。
有料で使ってもいいという方は、まずは1ダウンロードごとの課金で試してみることをおすすめします。
※「Slides GPT」を利用する際は、ぜひ下記記事もチェックしましょう!
オススメのパワポ自動生成AI ③:Gamma AI
続いては、Gamma AIです。2022年8月にローンチされたサービスで運営会社はアメリカのサンフランシスコにある会社です。
Gamma AIの特徴
ソフトのインストール等の必要がなく生成AIを活用したスライドを作成できます。
生成したスライドを編集したり、ダウンロードすることもできます。
Notionとの親和性が高いためNotionユーザーは違和感なく扱えます。
チームでの共同作業も可能です。
Gamma AIの使い方
まずはこちらからGammaのページに飛びます。
会員登録が必要ですのでサインアップを押して会員登録してください。
スライドをつくるためのスタート画面です。
言語を選択して、どんなスライドを作りたいか記入します。
天体物理学の最近の発見に関する会議での義演
今回は「試してみる」にあるこちらの例でスライドを生成しました。
このように、作りたいものを入力し、アウトラインの作成に進みます。
アウトラインができました。アウトラインの時点で変更したい場所があれば修正可能です。
また、画像に関してどのようなソースやライセンスを選択するか、テキストの量などを指定できます。
今回はそのまま進めます。
テーマのプレビューが表示されました。
どんな雰囲気や色合いになるのかを確認して気に入ったものを選びます。
テーマが決まれば右上の生成を押します。
できました。
中身はこのようになっており、編集も可能です。
右上にある「共有」ボタンで共有するためのURLの取得やダウンロードができます。
エクスポートのタブを開くと、ダウンロードできる画面が表示されます。
PDFやパワーポイント形式で出力することができます。
Gamma AIの料金体系
Gamma AIの料金体系は大きく月額課金と年額課金があります。
月契約
年契約
プラン | 月額 | 内容 |
無料 | 0ドル | 会員登録とすると400クレジットが作れ400クレジット分無料 PDFで出力 パワーポイントで出力 7日間の変更履歴保存 ベーシックな分析が可能 |
プラス | 10ドル/月 (1500円) 96ドル/年 (14,400円) | 月に400クレジット分が使える 資料から「Made with Gamma」バッジの削除 PDFで出力 パワーポイントで出力 30日間の変更履歴保存 無制限のフォルダ作成が可能 |
プロ | 20ドル/月 (約3000円) 96ドル/年 (27,000円) | 無制限にAIで生成できる 進化版のAIモデルを使用できる 資料から「Made with Gamma」バッジの削除 優先的なサポートを受けられる カスタムフォントを利用できる 無制限の変更履歴を保存できる 詳細な分析が可能 |
まずは無料版で試してみることをおすすめします。
※「Gamma AI」を利用する際は、下記記事もチェックしましょう!
オススメのパワポ自動生成AI ④:Tome
3番目はTomeです。
TomeはChatGPTとDAll-Eを活用したプロレベルに見えるプレゼンテーションを作ることができるサービスです。
運営会社はMagical Tome, Inc.という会社でアメリカのサンフランシスコにあります。
InstagramとMessengerのプロダクトリーダーだった2人によって2020年に設立された会社です。
Tomeの特徴
こちらもソフトのインストール等の必要がなく生成AIを活用したスライドを作成できます。
生成したスライドを編集したり、ダウンロードすることができます。
今回のテストで4枚分を生成して100クレジットを使ったため無料で生成できるのは同じページ数だとして5つ程度が限界と推測しています。
チームでの共同作業も可能です。
Tomeの使い方
まずはこちらからTomeのページに飛びます。
会員登録が必要ですのでサインアップを押して会員登録してください。
ログインしてワークススペースを指定するとこちらのようなテーマを選ぶページに飛びます
右上の「作成」ボタンを押すことで新しいスライドを作成できます。
今回もAIの未来を紹介したプレゼンテーションを作るよう指示しました。
アウトラインの生成のボタンを押し、生成します。
アウトラインが生成されました。変更があればここで修正できます。
今回はこのままレイアウトを選択します。
1枚目のレイアウトが表示されました。
下にレイアウトの候補がでてくるので自分のイメージ通りのレイアウトを指定しましょう。
最後のページまでレイアウトを選べば完成です。
右上の「共有」を押すと、共有URLを取得できます。「…」マークにPDFでダウンロードする項目がありますがこちらは無料版では利用できない機能です。
Tomeの料金体系
Tomeの料金体系はこちらのようになっています。
プラン | 月額 | 内容 |
無料 | 0ドル | 会員登録とすると500クレジットが作れ500クレジット分無料 |
プロ | 20ドル/月 (3000円) ドル/年 (28,800円) | クレジットは無制限に使える PDFで出力 カスタムフォントが利用可能 Tomeブランディングの削除 優先サポート |
エンタープライズ | 問い合わせ | 詳細は問い合わせください |
※「Tome」を利用する際は、下記記事もチェックしましょう!
パワポを自動生成するオススメAIのまとめ
今日は生成AIをつかってパワーポイントのようなスライドを作ることができる4つのサービスをご紹介しました。
今回の記事をまとめると
- AIで簡単にパワーポイントなどのスライドを生成することができるようになっている
- Slides GPTは無料で無制限に生成できるが、内容を編集する場合は有料となる
- Gamma AIは無料会員であれば上限があるため、無料はお試し期間という位置づけ
- Tomeはダウンロードする際には有料版が必要、また無料版ではクレジット上限あり
- イルシルは2週間の無料トライアルが用意されている
- 無料で生成できるサイトもあるが、有料への切り替えの条件に注意
でした。生成AIを活用して作ることができると時間短縮になり、効率化ができるかもしれません。
これからもますます使いやすくなることが予想されますのでどんなサービスがあるのか試してみることをおすすめします。