「sd_katanukiの使い方がわからない」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
こういった疑問にお答えするため、この記事では、sd_katanukiの導入方法や使い方について解説していきます。
この記事を最後まで読むと、sd_katanukiの使用方法が分かって、実際に利用できるようになるはずです!
※Stable Diffusionの立ち上げ方・使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
拡張機能「sd_katanuki」とは?
「sd_katanuki」は、生成した画像の背景を処理する拡張機能です。背景を透過にしたり、白一色にできます。
拡張機能「sd_katanuki」の導入方法
- 「Extension」→「Install from URL」と進む
- ”https://github.com/aka7774/sd_katanuki.git”をコピペ
- 「Install」をクリック
- 「installed」のタブに移動し、「Apply and restart UI」をクリック
まずStable Diffusionを開いて、「Extension」→「Install from URL」と進んでください。
「URL for extension’s git repository」に、以下のURLをコピペしてください。
https://github.com/aka7774/sd_katanuki.git
コピペしたら「Install」をクリックして、「installed」のタブに移動しましょう。「Apply and restart UI」をクリックしたら、Stable Diffusionが再起動されて、導入完了です。
今回紹介しているsd_katanuki以外にも優秀な拡張機能があるので、興味ある方は以下の記事を参考にしてください。
- Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
- 画像生成が思ったようにできない
- 色々なプロンプトを探したい
拡張機能「sd_katanuki」の使い方
sd_katanukiを使う場合、まず上部にある「Ktanuki」のタブを開きます。
画像の処理には、以下3つのパターンがあります。
- Transparent:背景を透過する
- White:背景を白くする
- Mask:背景を黒、人物を白くする
画像の目的に合わせて変更してください。Noneは処理を行わないので、基本使用しません。
「Use FP32(for 16X0)」は、使用しているグラフィックボードがRTX16X0の場合のみチェックを入れてください。
最初からチェックが入っている「Alt mode」は、そのままでOKです。背景を変換した時に、おかしな結果になったらチェックを外してください。
①画像を処理する
画像を処理する場合、「Single Imege」のタブを開きます。
処理したい画像をアップロードすればOKです。
②画像を複数枚処理する
「Directory」のタブなら、同時に複数枚の画像を処理できます。
「Input directory」に素材画像を保存したフォルダのパス「output directory」に背景を処理した画像の出力先フォルダのパスを入力します。
パスを入力したら、下の「RUN」のボタンを押せばOKです。
③「Layer」タブ
「Layer」のタブでは、2枚の画像を合成できます。しかし現在ではエラーで利用できません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は拡張機能「sd_katanuk」について解説してきました。
今回のポイントをまとめると、以下のようになります。
- sd_katanukは背景を透過または真っ白に処理する拡張機能
- LoRAの追加学習用の素材を作るときに有効
- シャイ系を処理したい画像をアップロードすればOK
以下の記事で、背景を透過する別の拡張機能「ABG Remover」を紹介しているので、参考にしてみてください。
- Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
- 画像生成が思ったようにできない
- 色々なプロンプトを探したい